〜2024年登り納め〜 檜洞丸 (青ヶ岳山荘一泊 西丹沢V.C.より反時計回り周回)


- GPS
- 28:40
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 3:39
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 5:39
- 山行
- 1:59
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 2:48
【1日目】
07:26 [07:00] 西丹沢V.C.
07:40 [07:15] 箒沢公園橋 ※休憩 3分 [無し]
09:12 [09:15] 板小屋沢ノ頭 ※休憩 5分 [20分]
10:11 [10:25] 県民の森分岐 (石棚山) ※休憩 20分 [10分]
11:14 [11:55] 同角山稜分岐 ※休憩 3分 [20分]
11:28 [12:35] 石棚山稜分岐 ※休憩 3分 [無し]
11:46 [12:55] 檜洞丸 ※休憩 75分 [60分]
13:05 [13:59] 青ヶ岳山荘 ■青ヶ岳山荘にて一泊
18:15頃 夕食
19:30頃 就寝
休憩時間 … 1.8時間 [1.8時間]
行動時間 … 3.9時間 [5.2時間] ※計画の75%
合計 … 5.7時間 [7.0時間]
【2日目】
05:00頃 起床
08:30頃 朝食
09:19 [08:30] 青ヶ岳山荘
09:22 [08:35] 檜洞丸 ※休憩 26分 [無し]
09:56 [08:50] 石棚山稜分岐
10:35 [09:30] 展望園地 ※休憩 6分 [20分]
11:10 [10:30] ゴーラ沢出合 ※休憩 12分 [10分]
11:55 [11:20] ツツジ新道入口 ※休憩 4分 [無し]
12:05 [11:30] 西丹沢V.C.
休憩時間 … 0.8時間 [0.5時間]
行動時間 … 2.0時間 [2.5時間] ※計画の80%
合計 … 2.8時間 [3.0時間]
※[ ]は計画タイム
★コース定数 … 31 (体重 58Kg / 荷物重量 20Kg)
予想消費カロリー/水分量 … 2480kcal/mL
※山と溪谷社公表の計算式より
天候 | 1日目 快晴 2日目 快晴のち晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
舗装された駐車場で所有のガイドブックによると10台程度駐車出来るようです。 道路の向かい側にも未舗装の駐車スペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備されていて歩きやすい登山道でした。丹沢名物(?)の木道も勿論あります。ただ、往路・復路共に沢沿いの徒渉を要す箇所が有り、大雨などでの増水時に注意が必要なのと、谷側が切れ落ちた箇所や桟道が設置されている箇所も有り滑落にも注意が必要だと思います。 今回の往路である石棚山稜ルートは大石キャンプ場を過ぎて直ぐに板小屋沢の徒渉箇所があります。また、標高680mの尾根取り付き迄は沢沿いの道で、場所により登山道が崩れており、迂回用のロープが設置されていました。 板小屋沢の頭〜ヤブ沢の頭間でも谷側が切れ落ちた箇所がありました。特に板小屋沢の頭を過ぎた直ぐ先の下りでは前のめりで転倒してしまうと谷に真っ逆さまなので 特に注意が必要かな感じました。 復路のツツジ新道は檜洞丸へのメインルートでもある為、木道をはじめかなり整備が行き届いていて歩きやすかったです。ただ、悪天候時のゴーラ沢出合での徒渉やツツジ新道入口付近での道幅が狭い箇所での滑落など注意が必要かなと感じました。 軽アイゼンを持って行きましたが出番はありませんでした。但し、今後の天候や気温次第という事もあるのでお守りという意味でもチェーンスパイクくらいは持っていたほうが安心だと思います。 |
その他周辺情報 | 1日目は檜洞丸山頂東側直下に建つ「青ヶ岳山荘」にて一泊しました。 1泊2食付き ¥8,800でした。(利用料金は下山後に指定の口座へ銀行振り込みです) 数年前から土日を除き小屋番さんは不在、但し事前予約で小屋の貸し出し & 食事・宿泊が出来るシステムを採用しているそうです。今回は平日利用だった為、小屋番さんは不在でした。ただ、事前に電話 & SMSで細かい利用方法や注意点を教えて貰えるので特に困った事はありませんでした。 入口より入って直ぐの大広間が宿泊者の休憩スペース兼食堂、その奥にザック置き場兼更衣室、さらに奥が自炊室、小屋の2Fが寝室となります。トイレは小屋の外にあります。 大広間に灯油ストーブが置いてあるので自由に使用可能です。但し、直ぐに灯油が無くなってしまうので微少火力で使用願うとの事でした。また、点火機構がイマイチ調子悪く、ストーブ中央の燃焼筒を持ち上げて中の芯材に直接火を付けないと点火しませんでした。(チャッカマンはストーブの横に架かっています) 夕食はレトルトカレー、朝食はレトルト中華丼でした。(朝食は普段はおでんとの事でしたが今回は在庫切れで中華丼でした) 階段横にガスコンロと暖め用の鍋と水、各レトルト食品とサトウのご飯が宿泊者人数分まとめてあるので、それを各自で暖めて食べるシステムです。 寝室の布団を最近新しくしたとの事で、フカフカでとても暖かく快適に寝る事が出来ました。 --------------------------------------------------------------------------------------- 下山後は丹沢湖へ向かう途中の県道76号線沿いにある「山北町立 中川温泉ぶなの湯」にて入浴しました。(2018年5月の加入道山・大室山登山でも利用しました) 西丹沢V.C.から7分ほど (約5Km) 大人一人2時間料金 ¥750でした。2Fに広い休憩室も併設されています。 泉質はアルカリ性単純温泉との事で、胃腸病や切り傷の回復の効用の他、美肌効果もあるそうです。脱衣所や洗い場も広く、綺麗に管理された良い温泉でした。 --------------------------------------------------------------------------------------- 入浴後は山北駅近くの「haz」にて晩ご飯としました。 ぶなの湯から25分ほど (約16Km) ※山北駅とお店周辺には駐車場が無いので、徒歩で7分ほど(約500m)離れた場所にある観光客用臨時駐車場に駐車しました。駐車場の詳細は以下のリンクに記載されています。 https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000005590.html 小さな商店のような地味な外観の為、ぱっと見営業しているのか、そもそも目的のお店で合っているのか少々不安になりますが、店内は意外と広くゆっくりとくつろげるソファやテーブル席もあるおしゃれな店舗です。 営業時間は公式SNS (facebookとInstagram)に記載されています。 https://www.facebook.com/profile.php?id=100064697901981&ref=page_internal# https://www.instagram.com/haz.yamakita 「マッサマンカレー(カレー2種)」 ¥2,310を頂きました。 麻炭を混ぜた雑穀ご飯と本格的なスパイスカレーに柔らかく煮込まれたチキンがとても美味でした! 食後のデザートに「ケーキセット2種 本日のおすすめ+濃厚ガトーショコラ」 ¥800と「コーヒー」¥400も頂きましたが、こちらも美味でした。 |
写真
装備
個人装備 |
ARC'TERYX Beta AR Jacket Men’s (レインジャケット)
mont・bell Storm Cruiser Pants Men’s (レインパンツ)
ARC'TERYX Atom SL Hoody Men’s (化繊インサレーション)
ARC'TERYX Kyanite Hoody Men’s (フリース)
mont・bell Light Alpine Down Jacket Men’s (中厚ダウンジャケット)
mont・bell Light Alpine Down Pants Men’s (中厚ダウンパンツ)
finetrack STORMGORGE ALPINE PANTS (厚手ロングパンツ)
HOSHINO V-System タビ形状2本指ソックス
mont・bell Merino Wool Trekking 5 Toe Socks ※主にテント場や山小屋での休憩着
mont・bell ZEO-LINE LW Brief Men’s (ブリーフ)
CW-X GENERATOR MODEL 2.0 (サポートタイツ)
Mizuno ブレスサーモアンダーウエアEXロングタイツ (厚手ロングタイツ)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Tights Men’s (極厚ロングタイツ)
MILEET DRYNAMIC MESH 3/4 Sleeve Crew (七分丈ドライレイヤー)
Mizuno ブレスサーモミドルウエイトクルーネック長袖シャツ (厚手ロングベースレイヤー)
mont・bell Super Merino Wool Expedition Round Neck Shirt Men’s (極厚ロングベースレイヤー)
mont・bell WINDSTOPPER Thermal Gloves Men’s (中厚手グローブ)
mont・bell Down Booties (ダウンフットウォーマー)
MILEET CASTOR WOOL ZIP LS (長袖ジップシャツ)
Gregory KATMAI 55 (50L バックパック)
SEA TO SUMMIT ULTRA-SIL DAYPACK (20L サブザック)
mont・bell U.L. MONO Pouch S (貴重品用ショルダー)
Sirio P.F.630 (トレッキングシューズ)
GARMIN fēnix 8 Sapphire Dual Power 51mm Ti Carbon Gray DLC (GPSウォッチ)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-465 (調光レンズ眼鏡)
眼鏡市場 i-ATHLETE IA-440 (通常眼鏡)
PETZL ACTIK CORE (ヘッドライト)
アライテント ビバークツェルト ソロ (ツェルト)
東京ベル BEAR BELL 森の鈴 (熊鈴)
FOX 40 MICRO (ホイッスル)
LEATHERMAN SQUIRT PS4 BLACK (マルチツール)
mont・bell スノースパイク 6 (6本爪軽アイゼン)
SOTO SLIDE GAS TORCH ST-487 (ライター)
JETBOIL MicroMo (小型バーナー)
Camelbak Peak Fitness Chill 0.75L (750mLボトル 清涼飲料水)
Thermos 山専用ボトル 900mL (お湯)
nalgene 32oz Wide Mouth Tritan Water Bottle + capCAP Plus 1.1L (水)
mont・bell Clear Bottle 0.5L (行動食のナッツ・柿の種 等)
TOAKS TITANIUM 375mL CUP (マグカップ)
MSR Spork V2 (スポーク)
PENTAX K-1 Mark II J limited 01 (フルサイズデジタル一眼)
PENTAX K-3 Mark III (APS-Cデジタル一眼)
HD PENTAX-D FA 21mmF2.4ED Limited DC WR (21mm広角単焦点レンズ)
HD PENTAX-D FA 70-210mmF4ED SDM WR (70-210mmズームレンズ)
HD PENTAX-DA★16-50mmF2.8ED PLM AW (16-50mm標準ズームレンズ)
HD PENTAX-DA★11-18mmF2.8ED DC AW (11-18mm広角ズームレンズ)
Velbon UTC-63 (カーボン三脚)
PENTAX O-GPS2 (カメラ用GPSユニット)
HAKUBA GW-PRO フォトグローブ プロ PL M (カメラ用厚手グローブ)
Manfrotto Advanced ホルスター S III (トップローディングカメラバッグ)
TENBA Axis V2 4L Top Loader MultiCam Black (トップローディングカメラバッグ)
|
---|---|
備考 | 今回の荷物重量 21.4Kg。 昨年の経験からトレッキングポールは持参しなかったが、標準コースタイムの約8割で歩き通す事が出来た。(今回は標準コースタイム×1.0倍にて計画した) |
感想
昨年12月末の山行記録となります。※久しく山行記録更新をサボっていたので…(汗)
年末の恒例行事となった丹沢登山にて2024年の登り納めを兼ね、今年は西丹沢の檜洞丸山頂直下にある青ヶ岳山荘にて山小屋泊登山へ行ってきました。
「その他周辺情報」にも記載の通り、青ヶ岳山荘では数年前より土日を除き小屋番さんは不在で寝具と調理器具(ガスコンロ+水)&レトルト食品のみ提供という独自のスタイルを取っているとの事。但し、小屋番さんから事前に電話 & ショートメールで丁寧に説明を頂いた為、不安無く宿泊をする事が出来ました。
当日の宿泊者は僕だけということで、「避難小屋泊まりの予行練習みたいな感覚で一人のクリスマスイブを満喫しよう!」と若干自虐的に身構えていたところ、山行前日に若い男性一名宿泊との連絡があり、「人生初となる山小屋で一人で過ごすクリスマスイブ」はお預けとなりました(笑)
今回も初日は快晴、翌日も下山開始後に若干雲が広がってしまう程度で大きな天気の崩れも無く、檜洞丸山頂からは綺麗な夕日や朝日に照らされる富士山・南アルプスの山々、青ヶ岳山荘からも都心の夜景を望む事が出来ました。
昨年の蛭ヶ岳登山とほぼ同じザック重量(約22Kg)でしたがトレッキングポール不使用で二日間を通して計画の80%程度で歩き通せた事から自分自身のさらなる成長を感じる事が出来ました。また、山小屋では前述の同泊のお兄さんと山の話題で盛り上がり楽しい時間を過ごす事が出来た事、更に今回は下山後のグルメも楽しめて最高の登り納めとなった山行でした!
毎年毎年繰り返しとなっていますが、来年も「段取り八分、早出早着、安全第一、家に帰るまでが遠足(登山)」の基本を徹底し登山を楽しんでいきたいと思います!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する