西別岳 摩周岳 摩周第一展望台


- GPS
- 07:30
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,538m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
折角だから、中標津町 養老温泉に行きましょう。私の行った「藤や」さんは日帰り入浴 500円。がつんと熱い!! |
写真
感想
私の好きな画家・農民運動家の坂本直行さんは何枚か摩周岳(カムイヌプリ)の絵を描いている。
その絵が好きだったのでいつか行って迫力ある姿を身近に見たいと思っていた。
季節的に平日お休み組となる臆病な私は一人で沢に行く気にもならないので西別岳から摩周岳・摩周湖第一展望台という前から狙っていたルートに8月19日に単独で行くことにした。
誰もいなければ西別小屋の山荘に泊まらせて戴くつもりだったが、一台ワゴン車が止まっている。
さすがに深夜1時半では迷惑なのでテントをそーっと張って寝袋に潜り込んだ。
朝は4時半に起床。午前5時15分にテント撤収。すぐに登山口に進む。
標茶山岳会と環境省の整備宜しく極めて歩きやすい山道を登る。途中、低木の白樺のトンネルがおしゃれ。
リスケ山に寄って摩周湖を拝む。西別岳もばっちりと見える。何より下界の酪農地帯らしい真っ平らな牧草畑が遠く太平洋の向こうまで広がっていて見事。
西別岳には稜線をつないであっさりと到着。すぐに摩周岳に向かって行くがほぼ並行異動だし、ここも万全の山道整備がなされていてハイキング並みの快適さ。ありがとう!標茶山岳会と環境省。
摩周岳の分岐でカルデラ湖の稜線に出るが、油断していたが獣くさい。「ありゃ、こんなところにもヒグマの可能性?」と肝を冷やしながらホイッスルを吹いて様子を見る。
と思ったらガサゴソと笹原を揺らす音が近くでしたが、エゾシカだなと判断した。
摩周岳の登山道では暑さにもがいたが、頂上に近づくと湖面から涼しい風が私を優しく迎えてくれた。
摩周岳頂上では当初眼下に広大な摩周湖が広がっているだろうと予想したら、すっきりと見えるのは北側だけなのね・・・・
それでも美しい湖面を眺めて頂上独り占め。
今度は第一展望台に向かうがほぼ平行移動でただ長いだけのハイキング。ただ、摩周湖のビューポイントは何カ所かあってすてき。
また、暑さの中に時々湖面から涼しい風がほほをなでてくれてありがたかった。
第一展望台に近づくと摩周岳の左側の奥にちょうど斜里岳が座っている構図となり、見とれていた。
第一展望台は多くの観光客がおり、山行中にソフトクリームを食べる贅沢を初めて味わう。
後は来た道をひたすら戻るだけ。誰もしゃべる相手もなくなんか我慢大会。日高だってもっと人がいる気がする。
西別岳登山口1キロ手前の斜面でなんかこのまま下山するのがもったいなく、ぼーっと眼下に広がる牧草地を見ていた。
晴れれば本当に眺望にすぐれた山だと太鼓判を押せる。
摩周湖から西別岳に行こうとしましたが途中で断念しました。
来年に同じコースを計画しています。
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