栗駒山〜東栗駒山からの稜線歩き〜


- GPS
- 05:45
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 503m
- 下り
- 501m
コースタイム
10:50 新湯沢徒渉点
11:15 絆の鐘
11:27 東栗駒山山頂
休憩おやつタイム
11:50 東栗駒山出発
栗駒草原
13:10 栗駒山山頂
お昼休憩
13:55 下山〜中央コースへ
15:15 イワカガミ平
天候 | 曇りときどき晴れ 気温24℃(麓気温) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
イワカガミ平から行けるのは東栗駒コースと中央コース。 東栗駒コースは入ってすぐ沢があり、岩ごろごろの滑りやすい道になっております。 前日雨が降ったせいか樹木の露が残っていて草や葉っぱに擦れながら結構濡れてしまいます。 道はどろどろの個所もあり。スパッツは必要です。 新湯沢徒渉点は両岸とも沢伝いに歩きやすい、気持ちの良い滑沢。 温泉:ハイルザーム栗駒、近辺の民宿など営業中 (この日は入りませんでしたが結構車が止まっていました。) |
写真
感想
約1か月ぶりの山歩き。
猛暑による体力低下、体力不足の状態。(でも山に行けば元気になれる!)
以前から、山に行こうと言っていた仕事仲間二人とビギナーさんでも行けるコースを選んで栗駒に行きました。
本格的な山歩きは初めての方と
昨年からハイキング程度に山歩きをしてきた方と
イワカガミ平からの登山は初めての私と
このコースに慣れないメンバーが集まっての山歩き。
コースは前もって地図を準備し、ヤマレコの山行記録を拾い、
それなりに予習もして、あとは天気次第でしたが前日までの猛暑は去り、曇りがかった涼しい朝。
雨の確率も低く、ピーカンでもなく天候はいい感じ。
何とかなるでしょう〜といつものお気楽な気分で出発。
07:20 富谷のイオンで集合、車一台に乗り込む。
東北道大和I.C〜築館I.C経由〜イワカガミ平へ
途中、地震の爪痕がうかがえる大規模な崩落現場を見ては
今地震が来たら・・・なんて考えてしまう。
09:15 イワカガミ平着。
頂上は雲がかかった状態。晴れてくれたらいいんだけどなぁ。
準備体操、トイレ、装備確認。
ここでアサギマダラが飛んでいるのを見かける。
最近、山行くたびにこの蝶を見かける。何かいいことありそうな〜(*^_^*)
09:30 東栗駒コース登山口から出発
友人二人「えっ!ここから?」とびっくり。あははは(^_^;)
「大丈夫、行けるから」と先導。
結構岩場が続き、虎ロープのかかった個所もあり、地面も濡れた状態。確かにここは下りだと滑りやすい。
雲が低く風が無く蒸し暑い。早く汗ダラダラびしょぬれ状態。
10:50 新湯沢徒渉点
沢の音が心地よい。今までの暑さも消え、涼しい。
友人二人「えっ!ここ渡るの?」とびっくり。あははは(^_^;)
一人は楽しそうに左岸を軽く登っていき
私ともう一人は右岸に渡り大きい岩をよじ登り超えながら上流で合流。
なかなかいい沢だ。展望も開けているしとっても心地よい。
山道に入っていき、あとは低灌木帯を進む。
11:15 絆の鐘
鳴らしてみたところ、友人一人お経を唱えました(笑)
ハイマツやミネカエデ、ナナカマドなどの中を歩きリンドウの蕾やノリウツギの花、アキノキリンソウ等々、もう秋の気配が来ているね。
11:27 東栗駒山頂
ここでおやつ休憩。相変わらず雲は取れなくて次々とガスが来ては去っていく。
でも、ここから栗駒山頂に至る展望の道はすごくいい!
山歩きと言えば整備された登山道を登り頂上に立ちまた来た道を引き返す、のが通常の認識かもしれない。
でも、こういう稜線歩きこそ山歩きの醍醐味があると思う。
この楽しさを味わってほしくてこのコース選んだけれどビギナーさんにはきついかな〜。
しばらく展望の良い開けた尾根歩き。火山岩の立派なオブジェを通り過ぎ、草原が広がる。
ここがまた目にも涼しい個所で草原が風になびき心地よい。
終わりかけのキンコウカ、今盛りのイワショウブなどなど。
途中分岐点に差し掛かり、裏掛コースは大崩落のため立ち入り禁止のロープが張られていた。
ちょっと拝見と少しだけ入ったところに熊の足跡発見。
(地震にめげず熊も必死に生きているんだ。)
「あともう少し」とバテ気味の二人を騙し励まし、急な階段を登り・・・
13:10 栗駒山頂。先客2パーティほど。
ガスのため眺望ゼロ、何も見えな〜い!風はあるけど雲を飛ばしてくれない。
お二人さん、非常にバテたようで疲労困憊の様子。
お昼のおにぎりを食べて気力体力回復。下りに備えて気を入れなおし。
13:55 中央コース下りへ。
須川コースから上ってきた女性が話しかけてきてそのいで立ちがお見事。
長靴、顔を覆い日焼け対策にしっかりガード。軽装だけどちょっと登ってみたような感じ。
「雲かかっててもだいたい山頂は晴れてたんだけど今日はだめだわね〜。」蔵王や花の話をちょこっとしてお別れし、さあ、下山!
勾配のきつい階段状を下り、コンクリートや石で固めた道をひたすらまっすぐ下りてゆく。
だんだんと展望もなくなってきて、つまらない。。。
雲の形が面白くて重力に引っ張られるように漏斗状になっている部分がある。
私たちも重力に引っ張られてひたすら下りてゆく。
15:15 1時間15分で下山終了。下りるときはあっという間でつまらないね〜。
車に乗り込み帰宅へ。仲間二人は疲れ切って眠ってしまっていた。(笑)
栗駒山は10年以上も前、秋田に住んでいたときに須川コースから登った事があります。
そのときも眺望はなくて夏なのにすごく寒かったのを覚えています。
今回のコースは、東栗駒山までの登山コースの面白さ、沢越え、稜線歩きなど
秋の紅葉の時期の山歩きの楽しさも予感させるもので私はとっても気に入ってしまいました。仲間二人はどう思ったか? 私はまた行きたいな♪
※今回の山行については、kiyoshiさんやokaoka554さんの記録を参考にさせていただきました。
新湯沢、ちょっと遡上してから登山道にあがるところ、登りでも下りでもクールダウンできて、気持だけ沢登りですよね。東栗駒の遮るもののない稜線も素晴らしいです。晴れていれば、栗駒山が一番美しく見える場所なので、紅葉の時に是非訪れてくださいね。
また、須川側からは3コースありますが、一番のお勧めは、秣岳周回を下りで使うところ。ここが栗駒?!という程、予想外の風景に出会えますよ。いずれにせよ、栗駒の白眉の御沢コース(表掛け)、早い開通を期待したいところですね。
眺望は全然でしたが、稜線歩きは楽しかったです。
10年前の話、須川コースは沢を超えながら登り、昭和湖を経て下ってきたと思います。
そのときも頂上はガスで覆われていて一メートル先も見えない濃いガスがかかってきて稜線下りが怖かったかな〜。半袖、綿パン、スニーカーのハイキング姿の軽装で。(笑)
秣岳方面にもしろがね草原があって展望が楽しめそうですね。
一つの山でいろんなコースをオリジナルに組んで登れるので栗駒山はお気に入りです。秋が楽しみだな〜♪
また、他のコースを行くことがあれば是非ヤマレコにアップして紹介してくださいね〜。
栗駒山(東栗駒コースからの登り)お疲れ様でした。
レポにもチラッと書いてありましたが、ここにも熊の痕跡があったんですか。怖くなかったですか?
本当に今年はあちらこちらで熊の目撃情報が多いですよね。今後も万全の熊対策で山に臨みましょうね。
それにしてもmeikenさんの山レポ、いつも面白いです。次回のレポも楽しみにしています
熊の足跡結構大きいですね。
熊さんの足跡は立ち入り禁止の裏掛けコースに入った場所にありました。大崩落と書いてあったので、ちょっと見てみようと入ってすぐの泥道にくっきりと。そこですぐ引き返して休んでいる二人を急かして山頂に向かったので大丈夫でした。
熊さんは人の気配があると近寄らないし、ペットボトル潰して音鳴らせば熊が逃げていくという専門家の話をテレビでやっていたので、いざとなればその手を使おう!
こちらは三人というのが、単独行より気持ちが強いです。
夏山のシーズンなのに暑さと気力ダウンでほとんど山に行っていませんが、
kajyukiさんはいろいろと廻られていますね〜。
レポ楽しんで読んでます。
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