谷川岳 初雪の西黒尾根から天神尾根(24.11/9の記録)


- GPS
- 08:09
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,624m
コースタイム
- 山行
- 6:02
- 休憩
- 2:02
- 合計
- 8:04
天候 | 快晴。谷川ブルー日和。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
深夜に来たので1Fはまだ空いていた。朝7時前に係員が駐車代請求の紙をフロントワイパーの所に貼り付けに来る。 ロープウェイ:往復3000円 片道1800円 https://tanigawadake-joch.com/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
※谷川岳ベースプラザ〜一の倉沢の舗装路は、11/11で完全封鎖されるので徒歩でも行けなくなります。 登山届はベースプラザ6Fにあり。 日本三大急登の一つなんて名前が付けられているが、自分の所感的に、正直翌日に登った武尊山の剣ヶ峰山ルートの急登の方が圧倒的にやばく感じた。 有名ルートなので道の崩壊や整備不良はありませんが、積雪で上部は何が何だか分からなくなっています。それでも先行者のトレースがあるので迷うこともない。 チェーンスパイクは持ってきていたが、今回は使わなかった。でも使った方がもっと楽に進めたと思う。チェンスパを使うかは人それぞれで。 □西黒尾根登山口から樹林帯〜西黒尾根岩場 前半は樹林帯の中の湿ったガレ道。石も濡れていて土も黒い粘土っぽい道で滑りやすい。腰の高さぐらいのキツい段差もかなりある。今回はほぼ乾いていたのと季節的に落ち葉の道と化しています。 だいたい1300m付近から雪が現れ始め、段々と雪道になっていく。途中から完全に雪道の登りになるのでチェーンスパイクを使うならここから。 後半は樹林帯を抜けてすぐに岩場ゾーンになり、トマの耳直下まで雪道の岩場の急登早変わり。抜けてすぐにある岩場は日当たりが良いので雪が解けていて休憩場所に最適。 ラクダのコルまでの鎖場は、日当たりもよく雪も少ないが、そこから先は完全に雪が積もっていたり、凍っている所ばかりになる。元々のルートも雪で分からなくなっている所もあるが、先行者のトレースがあるのでそれを目印にして登れば問題ない。 多数ある鎖場も、凍っていたり雪に埋もれて使えなくなっている所もある。 □谷川岳肩の小屋分岐付近から山頂(オキの耳) トマの耳までは問題ないが、そこからオキの耳までは完全に凍ってたりするので下る時が特に危険。特にトマの耳直下の下り。 □肩の小屋から天神尾根〜避難小屋 登った今日は小屋締め日だったようで、中には入れるが売っているものはなし。 日当たりが良いのかほぼ雪が溶けていて、雪解け水と一緒に下ることになり別の意味で滑りやすくなっている。泥ぐちゃの所も多数。 避難小屋までほぼガレ道なのですが、登山者の多い歴史からくる、ソールで磨かれた黒光りを通り越して青光ツルツルの岩だらけで、滑って転ばないよう要注意。 鎖場も多数あるが特に使わなくても行ける。 □避難小屋からロープウェイ 本来はずっと木道を歩くことになるが日陰なせいもあり、踏み固められた雪道をずっと歩くことになる。チェーンスパイク必須。 |
その他周辺情報 | ・湯テルメ・谷川岳 車で10分程の谷川温泉郷にある町営日帰り温泉施設。 大人650円(2時間) レンタルバスタオルあり。 複数の源泉あり掛け流し(内湯は循環併用) 露天風呂がかなり大きくてゆったり入れます。 洗面のドライヤーは有料のダイソンドライヤーのみ。5分100円。 https://mizunofurusato.com/yuterume/ ・谷川岳ドライブイン 谷川岳ベースプラザからすぐ近くのお土産屋 16時には閉まるので注意 ・谷川岳温泉 湯吹の湯 谷川岳ベースプラザからすぐ近くの日帰り温泉 レンタルバスタオルはなし |
写真
感想
そろそろ今年の登山シーズンが終わりも近いので、今年の登山で中で不完全に終わった山を潰す為にここを選択。
事前に、雪が降っていたのは知っていたので、いろいろ情報を得ていたが、まさかここまで積もっていたとは思っていなかった。
時期的にチェーンスパイクを持ってきていましたが、登りは不要と判断して使いませんでした。結局使わずに、最後まで行ったけど、正直付けていればかなり楽出来ていただろうとは思った。途中から付け外しが大変だし復路の天神尾根はほとんど溶けていたのも大きい。
前回はオキの耳まで行く体力が無かったので、今回もそのリベンジも兼ねてまた西黒尾根から登ることにしました。
今回は終始、天気が良く雪が降った後とは思えない暖かさだった。とても素晴らしい谷川ブルーだった。
前回は西黒尾根で大苦戦してしまったが、今回は快調にあっさり稜線に到着。雪道も先行者のトレースがあるので何の問題も無く行けた。正直、雪があった方が楽に感じたが。
今回で一番危ないと感じたのはトマの耳からオキの耳の稜線。踏み固められた雪道になって、傾斜もあったのもあり渋滞にもなっていた。
天神尾根は日当たりが良いのもあり、ほぼ溶けていたがそのせいもあり雪解け水とともに降りることになった。
最後の難関は避難小屋から天神平の木道だと思う。
ほぼ日陰なのもありここだけでもチェーンスパイクを付けるべきだと思った。
下山後に、一の倉沢という存在を知り、行っておくべきだったと今更だけど思ったが、また来年チャンスがあったら三段紅葉を見に行きたいと思う。
今回は素晴らしい谷川ブルーと雪山を堪能出来たので大満足な1日だった。
そして2日目の武尊山に続く。
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