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Yamareco

記録ID: 7428893
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
金剛山・岩湧山

葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】 十字峠から行者杉、大澤越

2016年12月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県 和歌山県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:02
距離
15.9km
登り
683m
下り
804m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:39
休憩
1:23
合計
7:02
距離 15.9km 登り 683m 下り 804m
8:07
87
スタート地点
9:34
9:48
78
11:06
11:07
3
11:10
11:14
6
11:20
11:44
14
11:58
21
12:19
12:38
41
13:19
13:40
89
15:09
ゴール地点
 冬至も近いので思い切りショートコースにした。
 葛城二十八宿経塚巡行で、タンボ山から岩瀬 の経塚山(岩瀬山とも)に向かう尾根道を歩いてみたい。今回は島谷から十字峠、P740、と登りコースにした。あとはダイトレでタンボ山、行者杉。ここからキリサコ尾で大澤寺に降りる。この道は行者さんも通った道だと思うので、未踏で放っておくのは寝覚めも悪い。
 結果は、どうということもなくコースを繋げるだけに終ったが、江戸時代以前は第18番経塚は柱本にあり、紀見峠からいったん柱本に降り、柱本道で尾根に上がって西ノ行者堂に向かったというので、柱本道は歩いておくべきかなあ。
■コースタイム
8:06 天見駅
8:18 蟹井神社
8:23 辻堂観音
8:38 天見道分岐
8:54 送電線クロス
9:03 十字峠分岐■朝食休憩 9:22
9:35 十字峠
9:58 林道別れ
10:02 林道交差点
10:08 谷みち分岐
10:17 林道横断
10:23 尾根道/林道分岐■休憩 10:35
10:45 林道横断
10:52 P740
11:00 ダイトレ合流
--------------------------
11:06 十字峠道分岐
11:13 三角点タンボ山(点名:石見川)
11:19 タンボ山標示板■昼食休憩 11:45
11:53 横手八幡分岐
11:57 杉尾峠
12:17 行者杉■休憩 12:41
12:51 金剛トンネル道分岐
12:59 鎌の刃入口
13:19 大澤寺■休憩 13:40
14:07 水沢役行者堂
14:12 田園5丁目バス停
14:39 五條インターコンビニ■休憩 14:45
15:04 五条駅

15.8km/7h2min(山旅ロガー読み、休憩1h48min含む)
-----------------------------------------------------------------------------------
■対応元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-332.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-334.html
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過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
天見駅、8:06。遊歩道を歩いて島ノ谷へ向かう。8:18、蟹井神社。以前お参りしたので今日は鳥居だけ。ここから島ノ谷に入って行く。谷口はかなり深い谷になっていて、道は山腹を巻いて通じている。
天見駅、8:06。遊歩道を歩いて島ノ谷へ向かう。8:18、蟹井神社。以前お参りしたので今日は鳥居だけ。ここから島ノ谷に入って行く。谷口はかなり深い谷になっていて、道は山腹を巻いて通じている。
8:23、辻堂観音というようだが、詳細不明。この横手の小さな谷口には井戸があるようで、防災井戸と指定されていた。
8:23、辻堂観音というようだが、詳細不明。この横手の小さな谷口には井戸があるようで、防災井戸と指定されていた。
島ノ谷が見えてきた
島ノ谷が見えてきた
石垣の美しい村やな。
石垣の美しい村やな。
8:38、天見道分岐。ここから右をとってダイトレに登る人も多いようだ。
8:38、天見道分岐。ここから右をとってダイトレに登る人も多いようだ。
8:43、島ノ谷を振り返る。
朽ちた廃屋などは見当たらず、きちんとした生活が営まれているようだ。美しい村だった。花の季節にもう一度訪れてみよう。
8:43、島ノ谷を振り返る。
朽ちた廃屋などは見当たらず、きちんとした生活が営まれているようだ。美しい村だった。花の季節にもう一度訪れてみよう。
8:54、送電線のクロス
8:54、送電線のクロス
9:03、十字峠への登り口
谷が2つに別れて、主谷が南に折れ曲がっていくあたり、林道は谷に沿って南に入って行くが、そこから十字峠への山道が分れる。ここでしばし休憩。朝がバナナ1本だったので、カレーパンで補給しておく。ここで20分ほど休憩。
9:03、十字峠への登り口
谷が2つに別れて、主谷が南に折れ曲がっていくあたり、林道は谷に沿って南に入って行くが、そこから十字峠への山道が分れる。ここでしばし休憩。朝がバナナ1本だったので、カレーパンで補給しておく。ここで20分ほど休憩。
9:15,休憩地から12、3分で十字峠。どうということもない普通の山道だった。
 以前、岩瀬 の経塚山に行った時には、ダイトレから林道伝いにセノ谷まで降りてしまい、さらに林道を辿って十字峠まで登って来たので、十字峠から南に尾根伝いに登っていくであろう道を通れていなかった。今日はその道を探しながら、できるだけ尾根道をダイトレまで登るつもりだ。
9:15,休憩地から12、3分で十字峠。どうということもない普通の山道だった。
 以前、岩瀬 の経塚山に行った時には、ダイトレから林道伝いにセノ谷まで降りてしまい、さらに林道を辿って十字峠まで登って来たので、十字峠から南に尾根伝いに登っていくであろう道を通れていなかった。今日はその道を探しながら、できるだけ尾根道をダイトレまで登るつもりだ。
十字峠から道標に従って、南への林道をゆく。なお、尾根にも道が付いていたが、境界道だろう。
すぐにもう一つの林道と合流した(9:50)
しばらく行くとこの林道は谷を登って行ったが、分岐して尾根に寄って行く林道もあったので、そちらに行ってみた(9:52)
十字峠から道標に従って、南への林道をゆく。なお、尾根にも道が付いていたが、境界道だろう。
すぐにもう一つの林道と合流した(9:50)
しばらく行くとこの林道は谷を登って行ったが、分岐して尾根に寄って行く林道もあったので、そちらに行ってみた(9:52)
9:53、すぐに尾根に到達。尾根道もしっかり付いていた。尾根通しに来てもよかったかな。
9:53、すぐに尾根に到達。尾根道もしっかり付いていた。尾根通しに来てもよかったかな。
尾根のすぐ下にも林道が付いていた。
尾根のすぐ下にも林道が付いていた。
9:55、峠みたいなところに来た。コンター550のあたりか。
9:55、峠みたいなところに来た。コンター550のあたりか。
9:58、さらに登って行くと林道から小径が別れた。この小径が本来の尾根通しの道だろう。この辺りはだだっ広い平坦地でどこが尾根なのかよくわからない。右手の小径にはテープのダイトレサインもあった。
9:58、さらに登って行くと林道から小径が別れた。この小径が本来の尾根通しの道だろう。この辺りはだだっ広い平坦地でどこが尾根なのかよくわからない。右手の小径にはテープのダイトレサインもあった。
9:59、斜面をトラバース。「山と高原地図」には「谷底に降りない」と書いてあるところだ。あまり降りようとは思わないけど。
9:59、斜面をトラバース。「山と高原地図」には「谷底に降りない」と書いてあるところだ。あまり降りようとは思わないけど。
10:02、ca.570の鞍部に来た
ここは。林道が交差するところだ。前回はここで重機で伐採作業をしていたので、この尾根通しの小径を見つけられず。林道を伝ってセノ谷に降りてしまったのだった。とりあえずは未踏の区間を埋められてよかった。
10:02、ca.570の鞍部に来た
ここは。林道が交差するところだ。前回はここで重機で伐採作業をしていたので、この尾根通しの小径を見つけられず。林道を伝ってセノ谷に降りてしまったのだった。とりあえずは未踏の区間を埋められてよかった。
これから尾根通しの道を登ってみる。
林道は南に上がっていくのが1本、その右横に谷に降るらしいのが1本、北にセノ谷に降りて行くのが1本。ダイトレにはこの尾根を上がっている。入口の道はしっかりしている。
これから尾根通しの道を登ってみる。
林道は南に上がっていくのが1本、その右横に谷に降るらしいのが1本、北にセノ谷に降りて行くのが1本。ダイトレにはこの尾根を上がっている。入口の道はしっかりしている。
10:08、谷道でダイトレに上がる道が分離する。こちらの方がメインで、道はしっかり付いていた。今回は右の尾根を登っている。踏み跡はしっかりしている。
10:08、谷道でダイトレに上がる道が分離する。こちらの方がメインで、道はしっかり付いていた。今回は右の尾根を登っている。踏み跡はしっかりしている。
10:17、林道を横切る。コンター640を越えたあたりか。写真は西を見ている。
10:17、林道を横切る。コンター640を越えたあたりか。写真は西を見ている。
10:19、南へ上がる林道は尾根の真中を堂々と削っているようだ。踏み跡は見られない。
10:19、南へ上がる林道は尾根の真中を堂々と削っているようだ。踏み跡は見られない。
10:22、何ヶ所か、林道から尾根に上がってみたが、植林帯か潅木の薄いブッシュだった。
10:22、何ヶ所か、林道から尾根に上がってみたが、植林帯か潅木の薄いブッシュだった。
10:23、林道が尾根筋を外れるポイントに赤テープがあった。ここから尾根道が始まる。ここで、10分ちょっと休憩。エネルギを補給しておいた。
10:23、林道が尾根筋を外れるポイントに赤テープがあった。ここから尾根道が始まる。ここで、10分ちょっと休憩。エネルギを補給しておいた。
尾根筋は写真のような感じで、単なる境界道みたいだ。
尾根筋は写真のような感じで、単なる境界道みたいだ。
しかし、たまに境界道の横に、深堀れした道形が現われる(10:44)。ジグザグに降りて行き、植林帯に消えて行った。どうもこの尾根に道があったのは確からしく、伐採や植林で消えてしまったように思われる。
しかし、たまに境界道の横に、深堀れした道形が現われる(10:44)。ジグザグに降りて行き、植林帯に消えて行った。どうもこの尾根に道があったのは確からしく、伐採や植林で消えてしまったように思われる。
10:45、林道が横切った。
この林道は左手(東)で2つに別れて、一つはダイトレ方向に、一つは谷に降りて行った。かなり荒っぽい仕事のようやね。
コンター700まで来ている。南の林道方向を見ると、ピークはすぐそこにみえる。あれはP740だろう。とりあえずは削られた斜面を登って尾根に取付く。
10:45、林道が横切った。
この林道は左手(東)で2つに別れて、一つはダイトレ方向に、一つは谷に降りて行った。かなり荒っぽい仕事のようやね。
コンター700まで来ている。南の林道方向を見ると、ピークはすぐそこにみえる。あれはP740だろう。とりあえずは削られた斜面を登って尾根に取付く。
尾根筋には道があるが、古道かどうかは分からない。踏み跡もしっかりしているし。テープもある。結構通っている人もいるようだ。
尾根筋には道があるが、古道かどうかは分からない。踏み跡もしっかりしているし。テープもある。結構通っている人もいるようだ。
雪!、そういえば昨日のニュースで金剛山に初冠雪があったと報じていた。ここも降ったんや。
雪!、そういえば昨日のニュースで金剛山に初冠雪があったと報じていた。ここも降ったんや。
10:51、トラテープもあった(これは下り方向を見ている)
10:51、トラテープもあった(これは下り方向を見ている)
10:53、P740を通り過ぎた。<保安林>の黄色看板しか見当たらなかったけど。
10:53、P740を通り過ぎた。<保安林>の黄色看板しか見当たらなかったけど。
10:54、P740を過ぎたところで林道が急接近する。ここにあったミヤマシキミの実は前回も同じ木を撮った。
10:54、P740を過ぎたところで林道が急接近する。ここにあったミヤマシキミの実は前回も同じ木を撮った。
このまま踏み跡をたどり、ca.740の府境、国境稜線を少し西に歩いて、ダイトレに降りやすそうな場所からダイトレ着地。11:00。尾根筋はもう少しブッシュかと思って、この時期まで温存していたのだが、尾根道は林道や植林で消されているところもあったが、おおむね明瞭な踏み跡が続いていた。特にどうという事もない道だった。これで、林道で消された区間以外は、尾根道のトレースは完了。めでたしめでたし。
このまま踏み跡をたどり、ca.740の府境、国境稜線を少し西に歩いて、ダイトレに降りやすそうな場所からダイトレ着地。11:00。尾根筋はもう少しブッシュかと思って、この時期まで温存していたのだが、尾根道は林道や植林で消されているところもあったが、おおむね明瞭な踏み跡が続いていた。特にどうという事もない道だった。これで、林道で消された区間以外は、尾根道のトレースは完了。めでたしめでたし。
11:06、淡々とダイトレを進み小さなコブを巻くと、正規の登山道が分岐して、ここからも十字峠に行ける。
11:06、淡々とダイトレを進み小さなコブを巻くと、正規の登山道が分岐して、ここからも十字峠に行ける。
11:13、ダイトレのベンチのあるところから、逆戻りするように尾根道をいくと三角点があった。ここがタンボ山の三角点。 点名は石見川、762.9m。
11:13、ダイトレのベンチのあるところから、逆戻りするように尾根道をいくと三角点があった。ここがタンボ山の三角点。 点名は石見川、762.9m。
元に戻ってダイトレを進むと、植林帯が切れて、さんさん日が差し込み、光あふれる場所に来た(11:18)。これはすばらしい!ダイトレはスギ、ヒノキの美林ではあるが、陰気くさい場所が多いなか、希有な場所だ。
元に戻ってダイトレを進むと、植林帯が切れて、さんさん日が差し込み、光あふれる場所に来た(11:18)。これはすばらしい!ダイトレはスギ、ヒノキの美林ではあるが、陰気くさい場所が多いなか、希有な場所だ。
ベンチがあったので、時間も頃合いなので、ここで昼食としよう。
「タンボ山 763m」の看板があるが、これはおかしいやろ?まあしかし、762.9mの三角点の山一帯をタンボ山と言ってもおかしくはないので、これもアリかなとは思うが、標高が??地図をみると、ここは740mちょっと上のはずだ。
ベンチがあったので、時間も頃合いなので、ここで昼食としよう。
「タンボ山 763m」の看板があるが、これはおかしいやろ?まあしかし、762.9mの三角点の山一帯をタンボ山と言ってもおかしくはないので、これもアリかなとは思うが、標高が??地図をみると、ここは740mちょっと上のはずだ。
 帰宅後、GoogleMapでボクのタイムラインを見ていると、なんと!西の行者の北、府境が直角に折れ曲がるca.740の丸いピークのあたりにワープしている。そんな所に行ってないぞ!GoogleMapを見ると、そこが「タンボ山」でこのタンボ山763mの看板があるようになっていた。そんなバカな!申請者は地図も何も見てないのか?
いくらなんでもおかしいので、訂正の提案をしておいた「タンボ山の標示板」。
 そこでまたビックリ!訂正の提案したのが早朝5時ころだったと思うが、7時過ぎにはメールが来て、「訂正しました」と?チェックもしていないのか?
 帰宅後、GoogleMapでボクのタイムラインを見ていると、なんと!西の行者の北、府境が直角に折れ曲がるca.740の丸いピークのあたりにワープしている。そんな所に行ってないぞ!GoogleMapを見ると、そこが「タンボ山」でこのタンボ山763mの看板があるようになっていた。そんなバカな!申請者は地図も何も見てないのか?
いくらなんでもおかしいので、訂正の提案をしておいた「タンボ山の標示板」。
 そこでまたビックリ!訂正の提案したのが早朝5時ころだったと思うが、7時過ぎにはメールが来て、「訂正しました」と?チェックもしていないのか?
25分ほどゆっくりして行者杉に向かう。
11:53、横手八幡への分岐を通過
25分ほどゆっくりして行者杉に向かう。
11:53、横手八幡への分岐を通過
11:58、杉尾峠を通過。一度ここから杉尾に降りてみたい。
11:58、杉尾峠を通過。一度ここから杉尾に降りてみたい。
12:16、不動山への分岐を通過。ここは以前降りたことがある。
12:16、不動山への分岐を通過。ここは以前降りたことがある。
12:17、行者杉到着
12:17、行者杉到着
さすがにここは人気の場所らしく、3組、6人ほどのハイカーが食事中だった。ここでまた25分ほど休憩。時間があるので休んでばかりやな!
さすがにここは人気の場所らしく、3組、6人ほどのハイカーが食事中だった。ここでまた25分ほど休憩。時間があるので休んでばかりやな!
行者杉役行者祠の一本歯ゲタ
行者杉役行者祠の一本歯ゲタ
大澤越えの降り口からは大峰が見えた。しかし舫っているのかはっきりしない写真だ。山頂部は白く冠雪しているようだ。
大澤越えの降り口からは大峰が見えた。しかし舫っているのかはっきりしない写真だ。山頂部は白く冠雪しているようだ。
長大な尾根の先には集落が見える。大澤町か隅田町の集落だろう。左手はシプレゴルフ場か。山と高原地図を見ると、あの尾根は鎌の刃尾となっていた。そんなに厳しい尾根なのか?
長大な尾根の先には集落が見える。大澤町か隅田町の集落だろう。左手はシプレゴルフ場か。山と高原地図を見ると、あの尾根は鎌の刃尾となっていた。そんなに厳しい尾根なのか?
12:41、出発。あと降るだけだ。 大沢越えの降りはよい道が付いていた。
前回、行者杉に来た時に、たまたま休憩していた人が言っていたが、行者杉の祭礼の時にはこの道を通って信者さん達が登ってくるのだが、半ズボンの人もいて、そんなに通りやすいのか?とびっくりしたと言っていたが、この道ならば半ズボンもアリかな。虫さえいなければ・・・
12:41、出発。あと降るだけだ。 大沢越えの降りはよい道が付いていた。
前回、行者杉に来た時に、たまたま休憩していた人が言っていたが、行者杉の祭礼の時にはこの道を通って信者さん達が登ってくるのだが、半ズボンの人もいて、そんなに通りやすいのか?とびっくりしたと言っていたが、この道ならば半ズボンもアリかな。虫さえいなければ・・・
12:51、金剛トンネルへの道が分岐した。
12:51、金剛トンネルへの道が分岐した。
道はすばらしいが、たまには倒木もある。
道はすばらしいが、たまには倒木もある。
12:59、鎌の刃入口と書いたテープがあった。行者杉でみた長大な尾根だろう。たしかに踏み跡も付いていた。 
12:59、鎌の刃入口と書いたテープがあった。行者杉でみた長大な尾根だろう。たしかに踏み跡も付いていた。 
道は相変わらずよいが、向きを変えて南に降るようになる。
13:09、見晴らしのよい場所に来た。コンター500mの辺り。向うに見えるは鎌の刃尾根。
道は相変わらずよいが、向きを変えて南に降るようになる。
13:09、見晴らしのよい場所に来た。コンター500mの辺り。向うに見えるは鎌の刃尾根。
ジグザグに降りて行く。大澤寺への道に着地する辺りはちょっと倒木で荒れていたが、通りにくい程ではない。
ジグザグに降りて行く。大澤寺への道に着地する辺りはちょっと倒木で荒れていたが、通りにくい程ではない。
13:19、大澤寺着。ここで見学がてら休憩、いや、休憩。
13:19、大澤寺着。ここで見学がてら休憩、いや、休憩。
放生池と太鼓橋
紅葉で有名なお寺で、秋には喧騒の?錦秋となっていたはずだが、今はあくまで静か。時折、庭を掃く帚の音が聞こえてくるだけ。
放生池と太鼓橋
紅葉で有名なお寺で、秋には喧騒の?錦秋となっていたはずだが、今はあくまで静か。時折、庭を掃く帚の音が聞こえてくるだけ。
役行者開基という真言宗のお寺
20分ほど休んで退去する。
 現在13:40で、田園5丁目南のバスは3時45分なので、時間は余り過ぎる。多分五条駅まで歩くことになるだろう。時間が余れば、どこか道草をと思って、北山に抜けて山麓道を久留野の地福寺に向かおうかと考えたが、この時期それはちと遠すぎる。夏だったら迷わず行っているだろうけど。
 大澤寺は峠のような所にあり、西に降れば大澤町、東にくだれば上之町水沢。水沢は「みずさわ」でなく、「みなれ」と読むそうだ。なんで水沢を「みなれ」と読むのか?というより、「みなれ」をどううして「水沢」したのか?という方が正しいようで、「みなれ」は古く新勅撰和歌集に、「・・・みなれ川」・・・と記した歌が詠まれている。その水沢谷、水沢川、地理院地図には下流に寿命川という名前が付いていた。
役行者開基という真言宗のお寺
20分ほど休んで退去する。
 現在13:40で、田園5丁目南のバスは3時45分なので、時間は余り過ぎる。多分五条駅まで歩くことになるだろう。時間が余れば、どこか道草をと思って、北山に抜けて山麓道を久留野の地福寺に向かおうかと考えたが、この時期それはちと遠すぎる。夏だったら迷わず行っているだろうけど。
 大澤寺は峠のような所にあり、西に降れば大澤町、東にくだれば上之町水沢。水沢は「みずさわ」でなく、「みなれ」と読むそうだ。なんで水沢を「みなれ」と読むのか?というより、「みなれ」をどううして「水沢」したのか?という方が正しいようで、「みなれ」は古く新勅撰和歌集に、「・・・みなれ川」・・・と記した歌が詠まれている。その水沢谷、水沢川、地理院地図には下流に寿命川という名前が付いていた。
13:46、大澤寺を下って、その水沢谷に降り立ったところにあるお地蔵さん
13:46、大澤寺を下って、その水沢谷に降り立ったところにあるお地蔵さん
13:50、水沢の集落
13:50、水沢の集落
みなれ。畑のグリーンと明暗が美しかったので
みなれ。畑のグリーンと明暗が美しかったので
14:00、振り返ると、中葛城山から西の尾根筋
14:00、振り返ると、中葛城山から西の尾根筋
前方には大峰
この地の人は「みなれ」ているんやろな。なんちゃって。
前方には大峰
この地の人は「みなれ」ているんやろな。なんちゃって。
14:08、みなれ谷もだいぶん下って、田園5丁目南の交差点近くまで行った時、道端に祠があった。
お稲荷さんの祠のようだったが、センターに役行者さん。 この道は2回めだが、前回は気がつかなかった。いつも見る、皺だらけの修行に疲れた優婆塞ライクのお顔と違って、かなりふくよかで(仏教的に)洗練されたお顔だった。
14:08、みなれ谷もだいぶん下って、田園5丁目南の交差点近くまで行った時、道端に祠があった。
お稲荷さんの祠のようだったが、センターに役行者さん。 この道は2回めだが、前回は気がつかなかった。いつも見る、皺だらけの修行に疲れた優婆塞ライクのお顔と違って、かなりふくよかで(仏教的に)洗練されたお顔だった。
14:13、田園5丁目南のバス停に寄ってみた。
1時間待ちで五条駅北口行きのバスがあるようだが、歩いて1時間、待って1時間。絶妙なタイムだ。やっぱり歩くことにした。
14:13、田園5丁目南のバス停に寄ってみた。
1時間待ちで五条駅北口行きのバスがあるようだが、歩いて1時間、待って1時間。絶妙なタイムだ。やっぱり歩くことにした。
ここからは中葛城山がよく見える。中腹も上のほうに植林帯の境界があるみたいだ。どうもそこに道があるのではないかな?右手の方の茶色くなった雑木林をかすめたことがあって、左手の方に中腹を巻く道が会ったし、頂上直下の植林帯にも中腹を巻く道があった。その先がどうなのか未確認だが、稜線に至ることを期待している。
ここからは中葛城山がよく見える。中腹も上のほうに植林帯の境界があるみたいだ。どうもそこに道があるのではないかな?右手の方の茶色くなった雑木林をかすめたことがあって、左手の方に中腹を巻く道が会ったし、頂上直下の植林帯にも中腹を巻く道があった。その先がどうなのか未確認だが、稜線に至ることを期待している。
中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」(左図)とでは千早峠から山腹を巻いて、草谷寺跡に至るルートが行者さんの道だとしている。一方、国土地理院5万図の古いものでは、久留野道の三本松から破線路が稜線まで続いている。ここを通ってみたいというのが次回以降の課題だ。
中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」(左図)とでは千早峠から山腹を巻いて、草谷寺跡に至るルートが行者さんの道だとしている。一方、国土地理院5万図の古いものでは、久留野道の三本松から破線路が稜線まで続いている。ここを通ってみたいというのが次回以降の課題だ。
草谷寺跡・龍頭塚を探索した時のデータ
草谷寺跡・龍頭塚を探索した時のデータ
中葛城山から千早峠の稜線。千早峠から山腹を巻く道など想像もできないが、その一部でも歩けたらと思う。かなり気に入った山塊だ。
中葛城山から千早峠の稜線。千早峠から山腹を巻く道など想像もできないが、その一部でも歩けたらと思う。かなり気に入った山塊だ。
14:23、中之町のお堂。多分お地蔵さんが祀られていると思うが、見えない。
大沢越えの古い街道らしく、道端にはお地蔵さん、祠など点々とあった。
14:23、中之町のお堂。多分お地蔵さんが祀られていると思うが、見えない。
大沢越えの古い街道らしく、道端にはお地蔵さん、祠など点々とあった。
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