熊河川の各支流の谷名を地図に落としてみました。黄緑の線が今回のルート
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熊河川の各支流の谷名を地図に落としてみました。黄緑の線が今回のルート
悪路として名高い?熊河川沿いの林道は,7月のアラクラ谷遡行時にはかなり荒れていたが,それ以降に整備が入ったらしく路面がきれいになっていて,入渓地点の橋まで車で楽々入れた。全国約数名の熊河川ファンの皆さん,今が来場のチャンスです!
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悪路として名高い?熊河川沿いの林道は,7月のアラクラ谷遡行時にはかなり荒れていたが,それ以降に整備が入ったらしく路面がきれいになっていて,入渓地点の橋まで車で楽々入れた。全国約数名の熊河川ファンの皆さん,今が来場のチャンスです!
熊河川本流は相変わらず明るく爽やかな清流。右岸に林道?跡が続くが,ヤブに覆われたり崩れたりしている箇所が多く,川中を進んだほうが捗る。
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熊河川本流は相変わらず明るく爽やかな清流。右岸に林道?跡が続くが,ヤブに覆われたり崩れたりしている箇所が多く,川中を進んだほうが捗る。
戦後まもなく行われた伐採の影響で大木こそないものの,現在ではブナやサワグルミ,トチなどの美しい自然林が復活している。
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戦後まもなく行われた伐採の影響で大木こそないものの,現在ではブナやサワグルミ,トチなどの美しい自然林が復活している。
谷筋には点々とツリフネソウの赤紫も。秋だねぇ
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谷筋には点々とツリフネソウの赤紫も。秋だねぇ
今年7月に訪れたアラクラ谷出合を通過。
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今年7月に訪れたアラクラ谷出合を通過。
これも今年7月に下降路とした西日谷出合を通過。ここからは初めての区間。
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これも今年7月に下降路とした西日谷出合を通過。ここからは初めての区間。
若丸山への登路としてよく利用されるナリガ又谷の出合を越えると,それまでの平流から一転,やや引き締まった渓相となり,小滝が出てくるようになる。
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若丸山への登路としてよく利用されるナリガ又谷の出合を越えると,それまでの平流から一転,やや引き締まった渓相となり,小滝が出てくるようになる。
小滝ばかりだが,なかなか飽きさせない。
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小滝ばかりだが,なかなか飽きさせない。
倒木の平均台渡りで通過。
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倒木の平均台渡りで通過。
ちょっとゴルジュっぽくなる区間もある。
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ちょっとゴルジュっぽくなる区間もある。
どれも直登できるので楽しい。
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どれも直登できるので楽しい。
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レンゲ滝谷(左)と小山谷(右)の出合。本流のレンゲ滝谷へ進む前に,いちおう支流の小山谷にも入っておくことに。
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レンゲ滝谷(左)と小山谷(右)の出合。本流のレンゲ滝谷へ進む前に,いちおう支流の小山谷にも入っておくことに。
小山谷はその名の通り小さいながら小滝の多い谷。
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小山谷はその名の通り小さいながら小滝の多い谷。
ナメや小滝を乗り越えつつ進んでいくと…
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ナメや小滝を乗り越えつつ進んでいくと…
地形図から期待していたとおり,大きめの滝が。
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地形図から期待していたとおり,大きめの滝が。
さすがに水量は少ないが,それでも15mくらいの滝。
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さすがに水量は少ないが,それでも15mくらいの滝。
この滝は,コの字型の高い岩壁に囲われた空間に落ちており,なかなか面白い形をしている。
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この滝は,コの字型の高い岩壁に囲われた空間に落ちており,なかなか面白い形をしている。
左岸の岩壁の隅に登れるところを見つけ,巻き上がってみると,上には5mほどの滝が隠れていた。2段の滝だったわけだ。2段20mといったところか。
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左岸の岩壁の隅に登れるところを見つけ,巻き上がってみると,上には5mほどの滝が隠れていた。2段の滝だったわけだ。2段20mといったところか。
地形図ではもう一箇所滝が隠れていそうな箇所があったため,そこまで行ってみると,やはり7mほどの滝があった。
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地形図ではもう一箇所滝が隠れていそうな箇所があったため,そこまで行ってみると,やはり7mほどの滝があった。
高台に登って滝上を眺めると,上にももう1段,5mほどの滝が。2段12mくらいの滝でした。
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高台に登って滝上を眺めると,上にももう1段,5mほどの滝が。2段12mくらいの滝でした。
滝上には立派なトチノキが何本も立っていた。さすがにこの小さな枝谷までは伐採が入らなかったのだろう。地形図を見る限り,これ以上登っても滝は出てきそうにないので,ここで引き返すことにする。
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滝上には立派なトチノキが何本も立っていた。さすがにこの小さな枝谷までは伐採が入らなかったのだろう。地形図を見る限り,これ以上登っても滝は出てきそうにないので,ここで引き返すことにする。
出合まで戻り,本流のレンゲ滝谷を進む。ブナとサワグルミの美しい森が続く。しかし奥まで進んでも,意外にもそれほどの大木は見られない。かなり奥まで伐採が行われたようだ。
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出合まで戻り,本流のレンゲ滝谷を進む。ブナとサワグルミの美しい森が続く。しかし奥まで進んでも,意外にもそれほどの大木は見られない。かなり奥まで伐採が行われたようだ。
相変わらずテンポよく小滝が出てくるのは嬉しいんだけど…
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相変わらずテンポよく小滝が出てくるのは嬉しいんだけど…
「レンゲ滝谷」と言うからには,「レンゲ滝」という滝があるに違いないと期待してこの谷に来たんだけど,どこにあるんだろう?
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「レンゲ滝谷」と言うからには,「レンゲ滝」という滝があるに違いないと期待してこの谷に来たんだけど,どこにあるんだろう?
しかし「レンゲ滝」と呼べるような目立った滝に出会わぬまま,ナメや小滝を越えて進み続け,
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しかし「レンゲ滝」と呼べるような目立った滝に出会わぬまま,ナメや小滝を越えて進み続け,
結局,970m二俣まで来てしまった…
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結局,970m二俣まで来てしまった…
左俣は10mほどのスダレ滝になっているものの,まさかこれが「レンゲ滝」じゃないよなぁ…。オーラがなさすぎる。
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左俣は10mほどのスダレ滝になっているものの,まさかこれが「レンゲ滝」じゃないよなぁ…。オーラがなさすぎる。
右俣もいちおう入ってみたが,登れど登れど滝が出てくる雰囲気が全くない。こちらにはなさそうだなぁ…戻ろう。
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右俣もいちおう入ってみたが,登れど登れど滝が出てくる雰囲気が全くない。こちらにはなさそうだなぁ…戻ろう。
結局,左俣の10m滝を直登して左俣に入るが,その上にも滝が連続しており,50mほどの連瀑となっていた(全て直登可能)。しかし,いかんせん源流すぎて水量が少なく,この滝場を「レンゲ滝」と呼ぶことにはいささか抵抗がある。
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結局,左俣の10m滝を直登して左俣に入るが,その上にも滝が連続しており,50mほどの連瀑となっていた(全て直登可能)。しかし,いかんせん源流すぎて水量が少なく,この滝場を「レンゲ滝」と呼ぶことにはいささか抵抗がある。
ついにそのまま水が切れてしまった。結局,レンゲ滝谷の谷名の由来になりうるような目立った滝(レンゲ滝)には出会えず。釈然としない気持ちのまま,谷を詰めていく。
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ついにそのまま水が切れてしまった。結局,レンゲ滝谷の谷名の由来になりうるような目立った滝(レンゲ滝)には出会えず。釈然としない気持ちのまま,谷を詰めていく。
そのまま飯盛山(△1201.9m)の南の鞍部に登り上げた。予想はしていたが,背丈を越える凄い笹藪。藪をかき分け,飯盛山の三角点を目指す。
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そのまま飯盛山(△1201.9m)の南の鞍部に登り上げた。予想はしていたが,背丈を越える凄い笹藪。藪をかき分け,飯盛山の三角点を目指す。
飯盛山の山頂はだだっ広い台地で,うねるような微地形や複雑な尾根の屈曲が方向感覚を惑わせる。しかも今日はガスっていて視界が効かない。GPSは持っていないので,地図とコンパスと自分の感覚だけが頼り。
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飯盛山の山頂はだだっ広い台地で,うねるような微地形や複雑な尾根の屈曲が方向感覚を惑わせる。しかも今日はガスっていて視界が効かない。GPSは持っていないので,地図とコンパスと自分の感覚だけが頼り。
西側の戸ノ又谷の源頭部はブナの巨木が多く,必死でヤブを漕ぎながらも目を奪われる。大ブナの下はヤブが薄いので,どうしても西側斜面に引き寄せられてしまうが,その度に修正しながら進む。
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西側の戸ノ又谷の源頭部はブナの巨木が多く,必死でヤブを漕ぎながらも目を奪われる。大ブナの下はヤブが薄いので,どうしても西側斜面に引き寄せられてしまうが,その度に修正しながら進む。
この辺だと思うけど…とキョロキョロしながらヤブを分けていくと,突然足元にひょっこりと三角点が出現! 飯盛山の三角点(三等・戸ノ又)に出会うことができた。
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この辺だと思うけど…とキョロキョロしながらヤブを分けていくと,突然足元にひょっこりと三角点が出現! 飯盛山の三角点(三等・戸ノ又)に出会うことができた。
三角点の周りにはプレート・マーキングの類はおろか,はっきりした切り開きすらない。しかも三角点自体もほとんど土に埋まりかけている。発見難度の高い三角点の一つだろう。(もしかしたら,がおろさん・masaさん・そばつるさん振りの訪問?)
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三角点の周りにはプレート・マーキングの類はおろか,はっきりした切り開きすらない。しかも三角点自体もほとんど土に埋まりかけている。発見難度の高い三角点の一つだろう。(もしかしたら,がおろさん・masaさん・そばつるさん振りの訪問?)
さて,下山に移る。下降路は三等・戸ノ又の点名の由来になったと思われる戸ノ又谷だが,さっきも触れたとおり,戸ノ又谷の源頭部は本日一番の大木の森が広がっていた。
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さて,下山に移る。下降路は三等・戸ノ又の点名の由来になったと思われる戸ノ又谷だが,さっきも触れたとおり,戸ノ又谷の源頭部は本日一番の大木の森が広がっていた。
戸ノ又谷は途中まで林道が入っているので全然期待していなかったのだが,これほどの森が残っていることにびっくり。
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戸ノ又谷は途中まで林道が入っているので全然期待していなかったのだが,これほどの森が残っていることにびっくり。
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戸ノ又谷に降りてからは,何個か小滝が出てくるが,いずれも簡単にクライムダウン or 巻ける。
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戸ノ又谷に降りてからは,何個か小滝が出てくるが,いずれも簡単にクライムダウン or 巻ける。
またまた立派なトチノキ。
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またまた立派なトチノキ。
920m二俣は背の高いサワグルミが林立する気持ちのいい空間で,思わず一休み。
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920m二俣は背の高いサワグルミが林立する気持ちのいい空間で,思わず一休み。
トチノキとサワグルミが合体した奇怪な巨木。なんじゃこりゃー
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トチノキとサワグルミが合体した奇怪な巨木。なんじゃこりゃー
これもトチ巨木
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これもトチ巨木
たまーに小滝
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たまーに小滝
左岸に林道が出てきたところで林道に上がる。これでもう駐車地までスイスイ…かと思いきや,この林道,ヤブと崩壊がひどく,かなり歩きにくい。
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左岸に林道が出てきたところで林道に上がる。これでもう駐車地までスイスイ…かと思いきや,この林道,ヤブと崩壊がひどく,かなり歩きにくい。
これは谷通しで行った方が良かったかも…と思って谷の中を見ると,堰堤が連続しており,これはこれで面倒そう。ひいひい言いながら崩壊林道を進む。
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これは谷通しで行った方が良かったかも…と思って谷の中を見ると,堰堤が連続しており,これはこれで面倒そう。ひいひい言いながら崩壊林道を進む。
ようやく林道がマシになったと思ったら,入渓地点の橋まで戻ってきました。
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ようやく林道がマシになったと思ったら,入渓地点の橋まで戻ってきました。
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