山行記録: コイカク～ペテガリ縦走

天候	17日　谷通過　午前雨→晴れ 18日　H圏内→谷　晴れ 19日　谷→H圏内　晴れ→夕方からガス 20日　L通過→冬型　午前雨→晴れ強風 21日　H圏内、上空寒気　曇り
過去天気図（気象庁）	2024年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車ニシュオマナイの林道はかなり荒れている。また、林道入り口から電波がはいらない。ハイエースの車幅がギリギリだった。パンクや崖崩れに注意。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	行動詳細) 17日: ○あかしやトンネル〜ヤオロ窓上二股まで河原歩き。その後整備された夏道。コイカクPから、夏道が抜けてて歩きやすいのだが、丁度太ももの位置にハイマツの枝がバシバシ当たって痛かった…。痛みの耐久レース。 18日：今日はなるべく距離を稼ぎたいので4:20薄明にデッパ。ヤオロPから有志3人でヤオロの水場に向かう。水場はCo1720、突然湧き出す。ここまで踏み跡明瞭。ドリンクバーくらいに水の勢いある。杯があると汲みやすい。5人の2泊分の水を汲んだら、ポーターK君に上げてもらう。空身のLを上回る勢いで斜面を駆けあがる。素晴らしい。 ○ヤオロP〜1600 基本踏み跡あり。1569まで岩がちの尾根。大きい岩は主に日高側に巻いて対処。コンタを下ろすと次第に藪がいやらしくなる。1569手前から1600手前まで、背丈超の笹と凶悪カンバとハイマツのミックス。藪が濃すぎて秒速5センチメートルも進まない、、という所はないが、細い尾根上で全身を使って、ザックに引っかかる藪をかわし続けなければならないので疲れる。今山行で一番辛い藪漕ぎ区間だった。 Co1600テンバは5人1張り。風に弱いのが欠点だが、海が両側に見える最高のテンバ。天気が良ければCo1469ではなくこちらに張った方がいい。 19日：テンバから焼けるような地平線が見える。左手に朝日を、右手に赤く染まる山塊と満月を見ながら稜線を下る。 ○1600〜1688 「リンゴ畑」と揶揄される区間だったので身構えていたら、だいたい踏み跡が明瞭で、行く手を防ぐカンバを押しのけたりくぐったりする区間。背の高い人ほど苦労しているようだった。時々踏み跡が消えて、笹漕ぎ。 Co1469テンバはカンバに囲われ、風はある程度防ぐことができる△テン。6人用1張り、笹の上に張る感じ。 ○1688〜ルベツネ所々大きい岩が尾根上にある。両側が切れ落ちているため高度感があるが、踏み跡辿ってしっかり岩を掴みながら行けば問題ない。ルベツネPは秋晴れ無風で大変心地よい。今まで歩いてきた稜線がよく見える。写真撮って、ノンアル飲んで、1.5時間もまったりした。いいピークだった。 ○ルベツネ〜Cカールハイマツの幹を踏んで飛ぶような区間を過ぎた後、岩がちの草付きの尾根を下る。高度感はないのでなんも。Cカールの降り口のピンクテープは稜線から見つからなかったが、・1535から濃密な笹藪を下り始めると5分ほどで踏み跡に合流した。Cカールの降り口は、急な土の斜面で尻滑りのような感じで降りた。カール上部に6人1張り。カール下部に行けば、風をしのげる木があって、テンバも探せばある。明日は荒れる模様なので、下部にテントを張る。いくつかクマフンが落ちていたが、クマの気配は感じなかった。水場は、カール下部の沢型に沿ってカンバを漕いで降りるとCo1360にわいている。流量十分。またもポーターKが活躍。 20日：明るくなって目が覚めると雨音。もう一回寝る。山の二度寝は至福だ。大富豪で暇を潰しながらお昼まで粘って見るが、明らかに風が強いのでstay決定。飽きるまで遊んで、飽きたら寝る。下界だったらありえない時間の使い方だ。こういうのが、学生登山の醍醐味、、なのかもしれない。 21日：昨日の低気圧で秋が深まったのを感じながらデッパ。カールから稜線まで30分ほどで上がれた。あとはペテガリまで踏み跡のついた稜線を歩く。やがてペテガリの看板が見えて、やっと3年間がつながると思うと感慨深いものがあった。ペテガリPからは夏道。今年は草刈りがされていないようで、確かに笹が道を覆っていたが、いままで道がないところを歩いてきたものだから、夏道の歩きやすさに感動する。あとは、てくてく歩いて、ニシュオマナイの登山口まで。
その他周辺情報	みついし昆布温泉夜食：静内　ビヤレストラン　赤ひげ

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2024年09月17日 05:11撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月17日 05:32撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月17日 05:51撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月17日 06:02撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月17日 06:03撮影 by SHG07, SHARP

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2024年09月17日 06:07撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月17日 13:42撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月17日 13:58撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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ヤオロの窓

2024年09月17日 16:08撮影 by SHG07, SHARP

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ヤオロの窓

2024年09月18日 04:26撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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2024年09月18日 05:23撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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水場へのおりくち

2024年09月18日 05:33撮影 by Pixel 7a, Google

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水場へのおりくち

水場。突如湧き出す不思議。そのまま飲んでも問題なさそう(保証なし)

2024年09月18日 05:42撮影 by Pixel 7a, Google

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9/18 5:42

水場。突如湧き出す不思議。そのまま飲んでも問題なさそう(保証なし)

2024年09月18日 06:36撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/18 6:36

ヤオロPから東へ

2024年09月18日 06:43撮影 by SHG07, SHARP

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9/18 6:43

ヤオロPから東へ

2024年09月18日 07:11撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/18 7:11

2024年09月18日 08:48撮影 by SHG07, SHARP

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2024年09月18日 11:30撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/18 11:30

2024年09月19日 04:54撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/19 4:54

2024年09月19日 05:09撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/19 5:09

2024年09月19日 05:11撮影 by SHG07, SHARP

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踏み跡はある

2024年09月19日 05:42撮影 by SHG07, SHARP

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9/19 5:42

踏み跡はある

2024年09月19日 05:59撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/19 5:59

2024年09月19日 09:12撮影 by SHG07, SHARP

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2024年09月19日 09:38撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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ノンアルです

2024年09月19日 11:29撮影 by SHG07, SHARP

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ノンアルです

2024年09月19日 15:06撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/19 15:06

2024年09月21日 06:19撮影 by SHG07, SHARP

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2024年09月21日 07:00撮影 by iPhone 14 Pro, Apple

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9/21 7:00

2024年09月21日 07:21撮影 by SHG07, SHARP

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9/21 7:21

撮影機器：

iPhone 14 Pro Apple

Pixel 7a Google

SHG07 SHARP

感想

K2.R

知床も旅感、地の果て感があって良いが、山深さや険しさを感じられるのはやはり日高だろう。端の見えないほど長い主稜線、規格外の規模の支尾根、深い谷に流れ落ちるいくつもの滝、、、、。まだまだ知らない日高がどこまでも続いていて、今後の山行への想いを馳せ続けられる楽しい山行だった。もっと力をつけて、いろいろな登り方でいろいろな日高に行きたいと思った。

IntoEast

3年前から挑み続けてきたこの縦走。
一昨年は39atに、去年はペテガリAtになった。
今回、天気に恵まれて無事に完走することができた。
もっと日高を知りたい！と思えるいい5日間でした。

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北コイカク～ペテガリ縦走

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