女子マルチ・二子山中央稜
埼玉県
hirotk
その他1人 コースタイム
| 天候 | 夏晴れ！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| ファイル |
非公開
7053.xls
計画書
（更新時刻：2013/08/23 13:54） |
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感想
魔人先輩におつきあいいただき、行ってきました。
全般的にダメダメ。もーホントにダメダメ。自己嫌悪にどっぷり。
こんなんで谷川とか行ける？アルパインなんてできるんですか？
「無理〜！！」
ってカンジ。
ルーファイとムーブがわからず右往左往して時間ばかり食った。
わかってしまえば何てことはないんだろうけど、そこに辿りつけない。のでどうしようもない。。
1ピッチ目：lll〜lV+
途中右にトラバースするところが怖い。足が遠く、股が裂けそー。
ホールドはガバでがっしりしているので、ぶら下がり気味に越えた。
2ピッチ目：V- （リード）
左にトラバース後、右に戻るのが正解らしいが、ホールドが全く見つからない。
めいっぱい手を伸ばしても、覗き込んでみても、見つからない。
右に戻るのはここじゃないのかな？
かといって、上に登るのは無理そう…。何度かトライしてみるけど、厳しい。
じゃあ左？でも、なんか草とか木とか生えてるから違うんじゃないかなぁ…
どーしよどーしよ。オロオロ。
ここで数十分迷う。（長すぎ）
で、結局、何とか行けそうな左にルートを取る。
何気にハーケンとかがたくさんあり、ランナーも取れた。（間違える人いるんだなぁ）
支点を取って下を見ると、
オロオロしていたところの右上にペツルがある…
やっぱあそこ右だったのか〜。でも何も見えなかったよ…。
1・2ピッチで1時間も使ってしまった。超絶に自己嫌悪。。。
ちなみにここで無線機(vx-3)を拾う。
ルーファイ間違えたおかげで人助けが出来たと思って自分を慰める。
その後警察に届けました。
3ピッチ目：V+
核心。フォローでも厳しかった。
途中、ややかぶり気味？のクラックの箇所でムーブがわからず行き詰まる。
レイバックなのか(でもホールド分厚くて持ちづらい！)、
ジャミングするのか(割れ目広すぎて全く決まらない！)、
フェースを使うのか(スタンスあってもホールドない！)
あれもこれも試してみるけど、どれもしっくり来ない。登れない。。
けっきょくヌンチャク掴んで足を突っ張り、
無理やりレイバック気味に上がったような記憶。
リードとか絶対無理っす…
4ピッチ目：lV+ （リード）
核心ムーヴがわからず右往左往。
ガバを掴んでレイバック気味に上がれるだろうと思ったものの外傾気味になってしまいバランスが悪く、
高い位置のスタンスに立ち込めずアワアワ。
でも他に行けそうなトコが見当たらず、
ここを突破するしかない！！と思い込んで何度もトライするものの抜けられず…、を数十分。。（またもや長すぎ）
結局、もっとよく奥まで探したら行けるとこがあったので、そこから難なく突破。。
というように、わかれば普通に行けただろう箇所に迷いまくった結果、時間かかってしまいました…。
ここでも壮絶に自己嫌悪。
5ピッチ目：V-
快適なフェース。自己嫌悪で凹みまくっている自分には、そんな快適でもなかったですが。
6ピッチ目：lll〜lV （リード）
最終ピッチ。
壁の手前に大岩があって、
「あれを回りこんで、後ろの壁を登るのかな」と思っていたけど
気がついたら上部前方に壁が見える。
「あれ？ひょっとしてわたし手前の大岩登っちゃってる？？」と不安になり、
間違えてるかな、ここでいいのかな、、、、と迷い迷い登る。
結局上部がテラスになっていて「後ろの壁」と繋がっていたので大丈夫だったけど。
今回、初見のルートをリードで登るってこういうことなんだな…と思いました。常に不安。
前に人がいないからルートもわからないし。
今までは先行パーティがいる状態でしか登ったことがないので。
この日は我々パーティだけで、後続を待たせる心配のなかったことだけはよかったけれど。。
ルーファイとムーブの探りが課題でした。
前も思ったけど、登り方の引き出しは増やしておかないとやっぱりダメだなと思いました。
あああ。もうホントに反省しきり。自己嫌悪の連続。。。
凹みまくった山行でした。
帰りの温泉は赤谷温泉小鹿荘に行ったら日帰り入浴を断られたので、
国民宿舎両神荘へ。
洗い場もそこそこあり、
アメニティも充実（シャンプーとトリートメントが別、脱衣所の化粧水類も充実）
露天もキレイで気持ちよい。
なかなかよかったです。
長湯してしまいました。
帰りは早くビールにありつきたくてコンビニにもSAにも寄らず、
関越→圏央道をひたすらぶっ飛ばして帰る。
頑張った後のビールのおいしいことおいしいこと…。
女子マルチ、自分的には厳しかったけど楽しかったです。
二子山頂上も気持ちよかった。景色も堪能できたし。
まだまだ初心者で経験不足で登攀能力も低くてダメダメだけど
「経験を重ねていくと、不安と緊張が集中力に変わって登るのが面白くなってくる」
というアルパイン師匠の言葉を信じて、頑張りたいです。
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