権現岳・ランと希少花祭り🌱リンネソウ シコタンソウ咲く南八ヶ岳
山梨県
長野県
ぐろ
まみむ
体力度について
- GPS
- 09:15
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,301m
- 下り
- 1,305m
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- 山行
- 6:59
- 休憩
- 2:16
- 合計
- 9:15
| 天候 | 晴れ 気温 駐車場6時半18℃ 16時22℃ 山頂16℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・駐車場から山頂まで、アブブヨが多いので虫よけ対策必須。黒い服は避けること。 ・エゾスズラン、ミヤマフタバラン、コイチヨウラン、オオバノトンボソウ、キソチドリなどラン祭り開催！ ・リンネソウ、シコタンソウ、シコタンハコベ、ムシトリスミレ、ミヤママンネングサなど希少花も観賞。 ・登山口〜雲海〜押手川：樹林帯で風が抜けず蒸し暑い。雲海からは富士山の眺望。 ・押手川〜青年小屋：編笠山をトラバース。大きな岩が続く道を歩く。青年小屋から約4分行くと水場「乙女の水」。冷たくて美味しい。 ・青年小屋〜山頂：樹林帯から岩稜帯歩き。ロープ、鎖場あり。ノロシバからギボシの岩稜帯に圧巻のお花畑。 |
写真
（ぐ）まみむさんがササ藪にあるエゾスズランを発見！。
(m)これはコフタバランと違って赤い色なのですね。
(m)これがまた見たかった。
(m)シャクジョウソウは見てみたかったので大喜びしました。
（ぐ）八ヶ岳高原ラインに入るとシカが横断。アビイ・ロード。「バン ビートルズ」はみんな裸足。(m)寝起きでいきなりこれを見ても、アビーロードだと思いました。
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(m)寝起きでいきなりこれを見ても、アビーロードだと思いました。
(m)満開でしたね。お見事。
(m)今日はテント泊したかったけど、ぐろさんは翌日針ノ木岳に行きたいそうで断念。
（ぐ）ノロシバ周辺はお花畑。チシマギキョウ、イブキジャコウソウ、タカネツメクサなど。(m)ここを楽しみにしてました！昨年より開花が遅いみたい。
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(m)ここを楽しみにしてました！昨年より開花が遅いみたい。
(m)見頃でたくさん咲いてます。ただ他の花たちはちょっと早かったかな。
(m)岩場は花に気を取られないように歩かねば。
(m)アブがすごい。
（ぐ）「このまま編笠山へ登るみたい」言うまみむさん。実際に通じて登れるけどね。(m)一直線なんだけど、間に激下りがなければねー。
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(m)一直線なんだけど、間に激下りがなければねー。
（ぐ）恒例の「ヤツレン野辺山直売所」でヨーグルト＆ソフトを食べるまみむさん。10年前は300円だったが今では430円。(m)閉店直前に滑り込み。野菜は売り切れてましたね。
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(m)閉店直前に滑り込み。野菜は売り切れてましたね。
(m)最後の一口はヨーグルトになるので後味さっぱり。
感想
関東地方は19日に梅雨も明け、本格的な夏が到来した週末。熱波のような空気に、射るような日差し。近年の関東平野北部の利根川系沿いは、山にに堰き止められた熱溜まりで猛暑日が多発。桐生市や伊勢崎市が最高気温上位になっている。
利根川を遡るのは、サケやマスなど母川回帰魚だけでなく、都心の熱も遡ってくるようになった。ただし、人は東京へ下ったきりで戻ってこない。きっと情熱を燃やしているのだろう。私は50歳を過ぎても知恵熱が発生する。
雨飾山か金山を予定していたが、大気が不安定で午前10時から雨予報。第二候補の権現岳で花観賞することにした。シコタンソウが有名だが、その他にも稀少なランがいくつかあるので、それも観賞しながらピストンで計画した。
前橋を4時10分に出発。気温26℃で熱帯夜だった。5時半の野辺山高原はすでに明るく、レタスの出荷作業すら終了し閑散としていた。八ヶ岳高原ラインへ右折。シカが我が物顔で横断していた。
観音平へ右折してワインディングを駆け抜けていく。第一駐車場の手前300m位から路駐車が並んでいた。これはヤヴァイかなと思うがそのまま進み、満車だった第一駐車場など目もくれず左折して第二駐車場へ。
の西側、段差し傾斜のあるさらに奥の場所に停めた。車高が高いと構わず停められる。しかも木の下で日陰となり車内が暑くならない。準備しようと車外へ出たら早速アブブヨが寄ってきた。黒い物と熱に寄って来る習性がある。森林香を炊いてプレミアベープを噴霧して対処した。
登山口には山梨県警の山岳救助隊員が、登山届提出のチェックをしていた。遭難や事故が多いのだろうな。しかも夏場で熱中症や心不全などが予想される。私はコンパスで提出。ココヘリのGPS端末付なので、さらに見つけやすい。
ササとカラマツ林を歩んでいく。気温18℃だが、樹林帯で風が抜けず蒸し暑い。汗だくになり雲海に到着。上空は強風で富士山に笠雲がかかっていた。南アルプスの山並みはガスがかかり、入笠山くらいしか見えなかった。
押手川の分岐は編笠山へは行かずトラバース道へ。ランや稀少な花々があるのだ。青年小屋に到着して小休憩して、源治新道を歩いて5分の水場「乙女の水」へ。涸れることがないので湧き水だと思う。冷たくてうまい水。
青年小屋に戻り権現岳方面へ。急坂が続いた後にノロシバに到着。ここから先が森林限界となる。周辺は岩稜帯だが素晴らしいお花畑。高山植物が豊富でここだけでも来る価値がある。全く足が進まなくなり、しばらく撮影していた。
鎖場とロープの岩稜を経てギボシへ。岩稜帯にへばりつくようなお花畑。ここはシコタンソウが有名だが、ミヤママンネングサ、ミヤマオトコヨモギ、シコタンハコベ、チョウジコメツツジなど高山帯にしかない花々がある。
コマクサ咲く斜面を眺め、ウサギギク咲くコルを下ると権現小屋。休業中で窓に板が打たれ再開の見込みは無い。トウヤクリンドウ咲く道を登り返すと縦走路分岐。八ヶ岳主稜線の素晴らしい眺望。キレットを歩いて赤岳へ行った周回を思い出す。
権現岳山頂は薄曇りで涼しく16℃。昼食を摂ってのんびりと過ごした。昨年は三ツ頭経由で周回したが、花も見どころも無いので今回はピストンする。次は山頂もパスしてギボシまでで良いかと、もまみむさんは言っていた。
復路も花観賞しながら歩いて行った。登りと下りでは目線が違うので、見落としや新たな花々が見られるかもしれないからだ。ツリガネニンジンやアキノキリンソウなどはまだ咲いておらずつぼみだった。
駐車場に戻り着替えて帰路へ。17時閉店前のヤツレンに間に合い、ヨーグルト＆ソフトクリームを食べた。10年前は300円だったが今では430円。時代と共に物価は上昇、給料は時代遅れで兆治も嘆く。
自宅へ向かう夜空に赤銅色の月。南西の地平に近い場所に浮かんでいた。次ぐ日も月曜日で休み。予定通り北アルプスへ雪遊びに行く。ライチョウとも遊んでもらえるかな？
昨年お花に感動した権現岳へ再訪です。
今年は序盤からエゾスズランとの出会いに大喜びです。こんなに普通に咲いているとは。八ヶ岳はすごい。
上部は昨年より花の開花が遅れ気味のようで、お花畑はこれからが見頃に入る感じでしたが、早めに咲くシコタンソウはちょうど良かったです。
私は花があると嬉しくてアドレナリンが出るので疲れにくくなるようです。帰りは周回だと花が少ないのでピストンで帰り、最後まで楽しく歩けました。
アブが多くて、2回ほどチクッと噛まれました。すれ違いで立ち止まってる時に親指の腹を噛まれたときは慌てて吸い出しました。こんなとこ腫れたら痛みと痒みで悶絶ですからね😵。
森林香が切れると途端に狙われます。
これから行かれる方はお気をつけください。
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berokumanya さん
観音平より権現岳はこの時期は必ずアブの攻撃が来ますね、これが嫌で行かなくなったようなものですよ、アブも物とせずシコタンソウを見に権現岳ピストンですね、確かに周回は三ツ頭を過ぎるとただ歩くだけとなってきますね、でもアブの攻撃からは逃れられますけどね。
権現小屋はもう廃行なのかな、いつも（だいぶ前より）扉を閉めたままの状態ですね、泊り客八ヶ岳縦走組が少なくなっているからかな。
この日も付は赤く輝いていましたか、俺は昨日家の塗装リホームの網が外れてはじめてきがつきました。
お疲れ様でした。
昨年出会ったお花に加え今年はエゾスズランとシャクジョウソウとの出会いがあり、大満足の1日でした。
次回は編笠山も登って青年小屋に泊まってみたいなあと思います。酒は多分飲まないでしょうが😅。
アブはもう仕方ないですね。アブは噛まれたら痛みですぐわかりますが、ブヨのほうがひっそりと襲ってくるので嫌ですね。私もぐろさんも汗かきで虫に好かれるので森林香は欠かせないアイテムですよ。
月はちょうどお宅のリフォームが終わって見られたんですね。赤くて幻想的な光でしたね。
今日も夕立が降りましたね。多少でも涼しくなってくれればいいんですがね。前橋は暑すぎます。
北信は、東北地方の梅雨前線の影響で、10時ころから雨模様になりそうなので、南八ヶ岳に行きました。相変わらずのアブブヨ攻撃は分かっていましたから、森林香を焚きましたよ。
昨年は三ッ頭経由で周回しましたが、花が少なく単調でしたので、今年はに往復しました。来年はまみむさんと青年小屋にテント泊して、周辺の花探しを徹底的するつもりです。北杜市の光害が編笠山で防げるので、案外天の川など星景撮影は良いのではと思いました。
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