大谷山【百瀬川源頭部】の涼とブナ林を満喫


- GPS
- 06:36
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 808m
- 下り
- 808m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり(ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
古道で凹む部分が多いがよく整備されている。 ※ブヨが多い。刺されるので対策必要 |
その他周辺情報 | マキノ高原さらさの湯、白谷温泉八王子荘 |
写真
感想
梅雨が明けそうなこの日、体力の維持をしようと4週間ぶりの登山を決行する。山行先を迷っていた時にうりさんのレコが上がり、大谷山に食指が動く。お気に入りの大谷山の百瀬川源頭部に行ってみよう。石庭からなら古道の緩やかな勾配なので丁度良いと重い腰を上げることにした。
野坂山地の稜線はガスの中、マキノに着いても上方はガスが掛かったままスタートする。やはりひと月近く歩いていないとシンドイことこの上ない。昨年から現れた不整脈も心配だ。10分歩いてひと休みを繰り返しながら重い身体を引きずり上げて行く。
見慣れたカエデの大樹の根元で大休止する。汗に寄って来るのかブヨがまとわりついてうるさい。何度もチクリチクリと刺される。汗が引いてからこの先の田屋城分岐までと頑張る。堀割れた古道でMTBのソロの男性とすれ違う。挨拶してもスルーだった。
やがてなだらかになると林相はカエデからブナ林に変わり心も和むというものだ。展望コース分岐からは百瀬川源頭部の谷に降りて行く。複雑な起伏の谷間には心地よい瀬音が響いてブナ一色だ。涼しいを通り越して冷気さえ感じる。少し下流まで下ってから上流へ登り返していく。幾重にも別れた沢とブナの純林の空間に浸ることができる。比較的ブナは若いので二次林なのだろう。左手の沢は更に幾筋にも分かれて奥深い。ここは桃源郷だ。
やがて道は中俣の尾根を縫う様に登って行く。この尾根はブナ一色、林床もイワカガミ一色となっている。もうひと登りするとカレンフェルトの白石平に到着する。辺りはガスに包まれているのでひと休みする。ガスが薄くなったので大谷山に向かうと山頂には誰も居ない。ランチ休憩しているとガスは晴れ上がってきた。しかし今度は強い陽射しが照り付けて暑い。寒風経由で周回しようと自転車をデポしておいたけれど止めておこう。
下山の展望コースは時折り樹間から琵琶湖側が開ける程度。樹林帯なので陽射しを遮るのには好都合というものだ。元来た道をひたすら下って行く。古道は徐々にしか高度が下がらないので実に長く感じる。登山口の獣害柵の向こうには晴れ間が広がっている。西山林道にデポしておいた自転車を回収してから帰途に就く。大汗だったがいい汗かけたと自己満足。しかしブヨに数ヵ所を刺され痒くて堪らない。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する