乗鞍岳・西から吹き上げる強風はすごかった‼


- GPS
- 04:04
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 469m
- 下り
- 384m
コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:56
天候 | 快晴・稜線の強風はすごかった。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
マイカー距離・所要時間 360km 4hr35min 復路:畳平15:05➩(アルピコバス)➩16:10乗鞍高原観光センター16:25➩(県道84)➩梓湖➩(国道158)➩17:00平湯17:45➩(国道158/県道89)➩高山➩(国道158・無料高速)➩飛騨清見➩(名神・東海北陸道)➩21: 30瀬田東 マイカー距離・所要時間 300km 4hr55min (休憩込) |
写真
14:05発の乗ろうと最後ギリギリ間に合ったのですが、バス3台が既に満席とかで、次の15:05まで待つことに。残念至極‼
だが、これが運を呼んでくれた。
私の通過道にはコマクサがなかったので残念だったと話すと、前の丘に一杯咲いているよとアドバイスあり、早速出かける。
丘上からは槍ヶ岳もはっきりと。
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
軽アイゼン
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感想
梅雨の鬱陶しい天気が続く中、晴の予報に飛びつき急遽、単独で乗鞍岳のピークハントと高山花観賞に出かける。乗鞍岳の最高峰は剣ヶ峰3026mですが、山頂近くまでバスを利用できるので高齢者でもさして苦労はなかろうと高を括っていた。
それが間違っていた。高度差はさしてないのだが登りにかかると脈拍数の上昇は半端ではなく、剣ヶ峰への登りは十数年前の経験と較べ高山への山登りは限界に近付いていること痛感させられた。
高山花は季節の花観賞を目的に高度2600(肩ノ小屋口バス停)~2800m(肩ノ小屋上部)付近で多く見られたが、目的のコマクサは最終、畳平バスターミナルまでは見かけられず半ば諦めていたが、最後ターミナル近くで隣人に教えられ発見できたのは最大の喜びだった。無理して日帰り山行を試みた甲斐があったと満足している。
だが、今回は日帰り日程で多少無理したが思わぬハプニングもあったこと記載しておきます。
まず、早朝出発を計画していたが、思わぬ目覚ましセット忘れで起床時間が一時間遅れとなり、朝4時マイカーで自宅出発となった。
高速を使い飛騨清見ICまでは順調に走行したが、飛騨清見出口をそのまま通過、すぐに気づいたが後の祭り、本線でバック出来ず次の白川郷ICまで往復46km(余分走行25分)の余分走行となる大失態をしでかす羽目に。(高齢者の記憶違いが始まったかと言われそうだが少し弁明を。数年前までは飛騨清見~高山間は高速工事のため途中までの工事完了部分は無料で走行できた。そのため当時は飛騨清見ICで一旦出て、再度高山への高速部分(工事完了部分のみ)に乗り換えたが、今は高山までの高速工事部分は完了しており有料で高山まで高速を利用できると思って飛騨清見ICを出ず本線で富山行と高山行とが分離すると思い込んでいた。)
乗鞍観光センターからは畳平までバス利用。出発定刻8:00に間に合わず一時間遅れの9:00出発の列に並ぶが長蛇の列。満員が予想されたのか定刻にバス3台で定刻出発できたのは良かった。
肩ノ小屋口でバス下車、スキーやボーダーを楽しむ人たちを横目に雪渓沿い道や雪渓上を歩いたりで肩ノ小屋へと向かう。幸い雪はべたべた腐れ雪でツボ足で充分。念のため携行した軽アイゼンは役立たずで眠ったまま。この間でかなりの高山花に癒される。
肩ノ小屋までの登りは大して高度差はないのだが脈拍が上がり、登行に時間がかかりすぎ、小屋で休憩後、剣ヶ峰山頂に向かうが同じ状態が続く、山頂まで標準の倍はかかった高齢者登山となる。だが、天気は快晴、高度は高く、尾根道に出ると西側からの強風で寒いくらい、山頂部での風は体のバランスをとるのに苦労させられるほどだが絶景の展望は文句のつけようがない。
肩ノ小屋に下り小屋から富士見岳経由で畳平へは観光展望道で楽。富士見岳では再度周辺の展望を楽しむが依然として強風で体を持っていかれそうになる。
途中でバス定刻出発14:05に間に合いそうなのに気づき急ぎ定刻前に到着、ところが長蛇の列で準備されたバス3台が満席となり、次の15:05まで一時間待つことに。一時は急ぎ下山したのにとがったりしたが、これが幸運を得ることに転身する。
列に並んでバス待ち時間に隣のハイカーと今日の話を。私からは高山花はかなりあったがコマクサに逢えず残念と話したら、前の展望台に多く咲いているよとアドバイスあり、慌てて荷物を残置し散策に。 多くのコマクサがあちこちに咲いていて、スマホで撮りまくり今日最大の収穫と悦に入る。
コマクサ群落散策途中に高齢のご婦人に教えていただいたが、昨年はもっと多かったと。咲いているはずの場所になかったりで異常気象が影響しているのだろうかとも。
かなりの登山通と見受けたので失礼ながら年齢を尋ねると90歳と。会話も歩く姿もしっかりで驚いて目を見張る。😍 さらにお聞きすると剣ヶ峰には過去5回登り、今回は東京の山の会所属登山者を連れて高山花観賞で近くの山を引率していると。
最近、高齢でややもすると弱気発言が多い私は大いに刺激を受け鼓舞されてしまった。
さらに長くなるが、帰りは平湯温泉で入浴、ほっこりして高山経由で高速利用で帰る予定。梅雨の合間の快晴日で日曜とあって大渋滞を予想、いつ帰宅できるか苦慮しながら出発したが、なんと途中の渋滞情報は全くなく帰宅は9:30となり最後は嬉しい誤算で終われた。 しかし、長い充実した一日でもあった。
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