記録ID: 6815865
全員に公開
ハイキング
富士・御坂
三ッ峠山
2024年05月18日(土) [日帰り]



体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 11:26
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,097m
- 下り
- 1,094m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 2:38
- 合計
- 11:28
距離 13.4km
登り 1,097m
下り 1,094m
5:24
3分
スタート地点
16:52
ゴール地点
天候 | 快晴微風 朝方はひんやりと肌寒かったが、山頂付近にいた午前11時~午後1時くらいは日差しがジリジリと暑く感じられた。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
-駐車料金 無料 -トイレ あり、無料 大型車スペースもある。 土曜日だし混むかなと思ってたら全然そんなことなかった。 トイレは暖房便座、ウォシュレットなし 新しいトイレだが手洗い場の詰まりなどがあり、あまり綺麗ではないという印象 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部、林道と山道の分岐などがあり分かりにくい点があるものの、基本的には迷うことはないと思われる |
その他周辺情報 | ○三ツ峠山荘 -モンベル会員優待は宿泊者が対象 -休憩無料 -富士山がよく見える -バッジ数種類、手ぬぐいなど -ホットサンドとブレンドコーヒーがおいしかった -ホットサンドの中身はハム、チーズ、マヨネーズ、半熟卵 最高 ○四季楽園 -休憩には席料100円が必要 -屏風岩を登っているクライマーの姿がよく見える -休憩スペースに日よけみたいなのがあった気がする -バッジは一種類のみ |
予約できる山小屋 |
三つ峠山荘
|
写真
つづら折りになっている砂利道から撮影した富士山と河口湖
いろいろな場所からこの構図を試したが、この写真がいちばんきれいに撮れているように思う 黒いネットさえなければ完璧なんだがなぁ……
いろいろな場所からこの構図を試したが、この写真がいちばんきれいに撮れているように思う 黒いネットさえなければ完璧なんだがなぁ……
見なれない蝶々だな、と思って近づいたら蛾だった。
調べてみたところおそらくはユウマダラエダシャク。
ヒトスジマダラエダシャクのこどもには去年の丹沢で会ったがあれも大きくなるとこんな姿になるんだなあ。生きてるかなあ。
調べてみたところおそらくはユウマダラエダシャク。
ヒトスジマダラエダシャクのこどもには去年の丹沢で会ったがあれも大きくなるとこんな姿になるんだなあ。生きてるかなあ。
ニリンソウか? トリカブトか? と訝りながら撮った写真。
葉っぱが「互生」であることからニリンソウではなくトリカブトだと判断できる、と帰ってきてから知った(ニリンソウの葉っぱは根っこから直接生える)
葉っぱが「互生」であることからニリンソウではなくトリカブトだと判断できる、と帰ってきてから知った(ニリンソウの葉っぱは根っこから直接生える)
前回の金時山でもこんな感じのやつを見たが、花の部分しか撮っていなかったのでなんだかよくわからないで終わった。匐枝の形状とかから見分けるらしい。
今回はその反省を踏まえて全体を撮った、たぶん……たぶんツルキンバイ……?
今回はその反省を踏まえて全体を撮った、たぶん……たぶんツルキンバイ……?
ダニだということはわかったんだけど赤くてでかくて笑っちゃった、目立ちすぎだろ。背中になんか変な模様があってかわいい。
しかし問題はオヌシナニモノってところだ。画像検索してみるとどうやらトロンビジウム(Trombidium)属であるらしいとは思うんだけど、種まではわからん……ていうか種レベルの和名無さげ……。日本ではTrombidium neumeyeriという種の報告があるらしいがネットには一切情報無し。研究が全く進んでない分野だったりするのかね。
トロンビジウム属はいっちょまえに肉食で、一般に「ビロードダニ」「ベルベットダニ」とか呼ばれており、インドの方ではこいつらの油を搾って薬にしたりするらしいが、……いや、おれはいったい何を一生懸命調べているんだ?
しかし問題はオヌシナニモノってところだ。画像検索してみるとどうやらトロンビジウム(Trombidium)属であるらしいとは思うんだけど、種まではわからん……ていうか種レベルの和名無さげ……。日本ではTrombidium neumeyeriという種の報告があるらしいがネットには一切情報無し。研究が全く進んでない分野だったりするのかね。
トロンビジウム属はいっちょまえに肉食で、一般に「ビロードダニ」「ベルベットダニ」とか呼ばれており、インドの方ではこいつらの油を搾って薬にしたりするらしいが、……いや、おれはいったい何を一生懸命調べているんだ?
これもたぶんトロンビジウムの一味なんだろう。さっきのやつとは胴体のフォルムや第一脚の長さがちがうから多分別種なんだとおもう。それにしてもよく注意してみるとダニちんはあちこちにいるんだな
スミレ同定に再チャレンジ!
まず花の雰囲気はタチツボミレに近いと思う……んだが、距がかなり白っぽいのが懸念点。オオタチツボスミレあたりと交雑してたりとかします……かね?(オオタチツボスミレは積雪量50cmくらいの寒冷地の種類だから、ないか……??)
まず花の雰囲気はタチツボミレに近いと思う……んだが、距がかなり白っぽいのが懸念点。オオタチツボスミレあたりと交雑してたりとかします……かね?(オオタチツボスミレは積雪量50cmくらいの寒冷地の種類だから、ないか……??)
これは前に教えてもらった「地衣類」というやつなんだろうが――縁からなんか毛が生えてるしマツゲゴケというやつかな?
しかし命名者は心が清らかだな、おれには別の場所に生える縮れた毛にしか見えない……。
しかし命名者は心が清らかだな、おれには別の場所に生える縮れた毛にしか見えない……。
フクロゴケの類……かな? こういう連中がどれもこれもいきもので、人間が想像することすら難しいなにがしかの生命活動を、人間が想像することすら難しい方法でやっているというのはロマンがあるなと思う、実際
大量の松ぼっくり! 枝にくっついたまま落ちていたところから、カラマツの松ぼっくり哉という感じがする
母はクリスマスリースの飾りつけのために、わたしは飾りつけの材料としてメ●カリで売りさばくためにいただいていくことにした
母はクリスマスリースの飾りつけのために、わたしは飾りつけの材料としてメ●カリで売りさばくためにいただいていくことにした
山頂付近に近づいてくるとマムシグサが登山道わきに姿を見せてくれた
里芋の仲間で、テンナンショウ属とやらに入っているらしい。
そういえばいつも花にばかり目を惹かれて、葉っぱをまじまじ見たことはなかったな……
里芋の仲間で、テンナンショウ属とやらに入っているらしい。
そういえばいつも花にばかり目を惹かれて、葉っぱをまじまじ見たことはなかったな……
三ツ峠山荘でホットサンドとブレンドコーヒーを頂きながら富士山を眺める! 最高だ
しかし日光にさらされる手足がじりじりと、シャツ越しでも熱い ズボンなんかグリル弱火くらいだったんじゃないか?
しかし日光にさらされる手足がじりじりと、シャツ越しでも熱い ズボンなんかグリル弱火くらいだったんじゃないか?
開運山の山頂へ向かう 「階段は虚無だしそもそも登りの量も多いしもうここで座って待ってる」などという母を「がんばれェーッ! がんばれェーッ!」と鼓舞などしていたら、通りすがりの一般登山者たちも口々に母を激励していってくれました。その節はありがとうございました。
これはバイケイソウというやつだろうか? 新芽の段階ではオオバギボウシやギョウジャニンニクとそこそこ似ているらしいのだが毒草だという。まあそもそもおれは新芽を見てもこのクソデカ植物に頭の中で結びつける能力はなさそうなため今は心配無用かな
モンキチョウ(♀)さん全力ランチタイム
至近距離まで寄って撮影したが逃げも隠れもせずひたすら口吻をタンポポの中へ突っ込んでいた。
モンキチョウの♀には、早春〜6月頃のものは白色型、6月頃〜夏のものは黄色型という傾向があるらしい。白いからといってシロチョウだと思ってはいけないってわけか
至近距離まで寄って撮影したが逃げも隠れもせずひたすら口吻をタンポポの中へ突っ込んでいた。
モンキチョウの♀には、早春〜6月頃のものは白色型、6月頃〜夏のものは黄色型という傾向があるらしい。白いからといってシロチョウだと思ってはいけないってわけか
景観らしい景観の存在しない、手作り感あふれる山頂標識。向かって後ろ側にはなんとも無粋で武骨ななにかの工業施設。
ともかくこの御巣鷹山まで来たことで、三ツ峠の三ピークは踏めたことになる ほな帰ろう。
ともかくこの御巣鷹山まで来たことで、三ツ峠の三ピークは踏めたことになる ほな帰ろう。
稜線〜母の白滝あたりのエリア、明らかに妙なゴミが多く、それも撒き散らされている。
それは「古い缶」……どれもかなり腐食しており、開け口が今のものよりも古い型。表面のデザインが読めた場合でも字体やデザインに昭和オーラが漂いまくっている。
それは「古い缶」……どれもかなり腐食しており、開け口が今のものよりも古い型。表面のデザインが読めた場合でも字体やデザインに昭和オーラが漂いまくっている。
これ見よがしに枝の股に置かれていた一本。開け口のデザインの古さがわかる。
他の山でこんなに「古い型の缶」のゴミが目立つことはないので、少し異様さと感じた。昭和のクソ業者が不法投棄していったとかだろうか?
他の山でこんなに「古い型の缶」のゴミが目立つことはないので、少し異様さと感じた。昭和のクソ業者が不法投棄していったとかだろうか?
帰りに母の白滝付近で水遊び、といっても足を冷水に浸し、タオルを絞って腕や首や顔を拭くだけだが
気持ちいい! あっでも思ったより冷たい! おいちょっ痛い! でも爽快!!! みたいな感じになった
気持ちいい! あっでも思ったより冷たい! おいちょっ痛い! でも爽快!!! みたいな感じになった
装備
個人装備 |
ザック(20L)
飲料
行動食
スマホ
充電器
レスキューシート
化繊ダウン
レインウェア(上下)
ヘッドランプ
予備電池
靴下の替え
地図
コンパス
計画書
タオル
保険証
サングラス
|
---|---|
共同装備 |
コッヘル
バーナー
ガス
ライター
ファーストエイドキット
|
感想
実はGWに予定されていた立山での春山合宿に体調不良で参加できなかったので、ガッツリめの山行はけっこう久し振り。そんなわけもあって、二週間前ぐらいから「あ〜〜〜山行きてぇ〜〜〜〜、山でガッツリ歩いて脚パンパンになって気持ちよく疲れてえ〜〜〜〜〜〜〜」という謎の欲求に襲われており、満を持してこの日山行を決行したのであった――
結果は上々!
天候にも恵まれ、自然観察を楽しみながら三つ峠を満喫!
前夜から乗り込み、朝食をしっかりとってから登り始めたこともあって、母も空腹を訴えることなく山頂までたどり着くことができた……母もトレーニングはさぼりまくっていたので、足の疲労はかなりあったみたいだけど。
開運山へ向かう階段のところで「もうここで待ってる〜〜😭」と言い出したときはさすがにびっくりした、わたし以外の一般登山者の皆様も「絶対後悔しないから! がんばれ! 行っておいで!」とすれ違いざまに応援してくれる始末
しかしやっぱり開運山の景観は抜群で、登って良かったと言ってくれたので安堵しました。
友人に「初心者を連れていくなら三ツ峠! 日帰りもできるし富士山が見えて景色も綺麗だし」とお勧めされてよりずっと気になっていたこの山にこれて、母も喜んでくれて、またわたし自身久々にしっかり歩いていい感じに疲労することができて、久々にすっっっごい充実した休日となった。
温泉は八王子まで帰ってきて「竜泉寺の湯」へ行ったがここもよかったし最高や。
考えてみれば初心者推奨コースは多分三ツ峠登山口スタートの方で、今回選んだコースはそれよりはやや歯ごたえのあるコースだったような……。
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お母さん偉い👏
夏もどっかで山行けたら嬉しいなー
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