山岳部としては春合宿が終わり、山スキーを楽しむ時期になった。何本か山スキー計画を立て、この記録はその初回のものである。山行前からメンバーは雪崩対策、気象、読図、スキー滑降など山スキーに必要な技術や知識をコツコツと学んだり訓練したりしていた。今回のメンバー2人は頼もしさを感じるほどに成長したと実感した。上記のどの項目も完璧とはいかずともよく理解している。山スキーはスキーがどれだけ上手くても冬山登山の基礎的な技術がなければ山に入る資格は無いと言っても過言では無いので、これは極めて重要なことだと思う。山行についてだが、18日から続いた積雪と低温にかなり警戒していた。当初は大岳の南東にある沢を滑ってくる予定だったが、雪崩の危険を鑑みて登山道と硫黄岳ルートをトレースすることにした。所々ガリガリの斜面もあったが、基本的には柔らかい雪の斜面であり、登りやすく滑りやすかった。あと数回ある山スキー山行、思いっきり楽しんでいきたい。
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