記録ID: 643699
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山滑走
鳥海山
鳥海山
2015年05月22日(金) [日帰り]

体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:17
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,280m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
| 天候 | 晴れ、強風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
祓川神社からシール登行、一段登ってから夏道200mほどシートラして右手の雪渓へ。誘導ポールあるがほとんど風で倒れていた。以降、山頂直下までシール登行。 下山は祓川ヒュッテの右に回り込んで、駐車場の手前までスキー滑降。 |
| その他周辺情報 | ちょっと距離があるが、前泊した象潟湯ノ台温泉鶴泉荘で入浴(前泊者無料、一般300円) |
写真
撮影機器:
感想
前日は強風と濃霧で山を諦め、下界で朝風呂したり他の登山口を偵察したりでのんびり過ごし、象潟の鶴泉荘に宿泊した。
翌早朝、祓川まで1時間半かけて移動。駐車場には10台ほど止まっていて、何人かが準備中だった。昨日からの風は収まる気配がなく、上空はうっすらと筋雲に覆われ、山頂付近はやけに白っぽく見えていた。
竜ヶ原の湿原に出ると横殴りの風が吹き、木道上でのスキー靴歩行では湿原に落とされないよう必死だった。
神社でスキー歩行に切り替えたが一段登ると夏道が出ていた。いつもは左に回り込むと雪がつながっているのだが、今年は雪解けが早いので板を持って夏道を少し歩いて右側の雪渓におりた。以降山頂までスキー登行。
七ツ釜付近で数人の登山者が降りてきた。風が強くて諦めたとのことだった。私たちも行けるところまでと、時々吹く突風に耐えながら登り続けた。南西風だったのでルートを夏道沿いから左側に変えると少し風が弱くなった。1900m付近から、それまでの向かい風が、左右上下あちこちから吹くようになった。思わずバランス崩して手を着いたりと大変だったが、強風に耐え山頂に到着した。外輪山の岩にはびっしりと霧氷が付き、それが風ではがされて上空から降り注ぐという、なんともすごい景色の山頂だった。初めての人がいたので新山も行きたかったのだが強風で転落の危険があるので諦めて、そのかわりと言っては何だが一回登り返し山頂付近を2回滑って下山した。前々日の月山と合わせて東北の2名峰をスキーで登る/滑るツアーを無事終了して帰路に着いた。
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