唐松岳

- GPS
- 24:15
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,995m
- 下り
- 1,994m
| 天候 | 7日晴れ 8日曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
コース中盤から雪が現れ、シャリシャリの雪の斜面を楽しめる。 雪に覆われた急な斜面に間違えていくと、恐ろしい。 唐松山荘付近、道が狭く、左右切れおちている危険な箇所あり。 |
| その他周辺情報 | 大糸線は列車本数がとても少ない。 糸魚川〜南小谷間の列車と、南小谷〜白馬間の列車の連絡する時間が開いている。 |
写真
装備
| 備考 | ヤマレコをみていて、いらないかもと半信半疑で持っていったピッケルとアイゼン。やっぱり持っていって良かった。 |
|---|
感想
八方池山荘〜唐松岳頂上間がおおよそ3時間半かかった。
標高の高い雪山に上るのは大山に次いで2回目。雪山経験が浅い身だったが、以前秋に行ったことのある唐松岳なので心持穏やかに望んだ。しかし実際は必死な気持ちで上った。
1日目はほぼ移動に費やした。他に登山客のいない貸切状態の八方尾根山荘に泊まる。ゴールデンウィーク後最高!
お風呂があり、ご飯も美味しい。食後はビールと雑談と読書で、のんびりリラックスして過ごせた。
2日目、深夜トイレに行った時に確認するとに雨がだったが、小屋を出る時には止んでいた。午前5時ごろに山小屋を出発、曇り空で風が強い。昼からは天気予報で晴れるとのことで、信じて上る。
温度は1度ほど。寒かった。
雪山用登山靴はスリーシーズン用登山靴より重くて、バランスもうまくとれない。履き慣れていない。
急な雪の斜面を上るのは恐ろしく、後ろを振り返ることができない。滑落した絶望図と、ピッケルでの滑落停止を何度もイメージトレーニング。
冬の富士山では5秒以内に滑落停止しなければ死亡ときいたが、ここでは何秒以内までなら助かるのやらとか雑念もよぎる。アルピニストの偉大さと、雪山経験が浅い自分のことを嫌でも痛感する。
昼にかけて、だんだんと天気は晴れに向かった。
雪を被った山の風景はどこを切り取ってもベストショット。雪山絵画展に来ているかのよう。
凄くいい雰囲気だが、雪の斜面では必死なので、休憩ポイントでしか写真は撮れていない。
同行者の山の先輩のように気軽に片手でパシャパシャ写真をとれない。
唐松岳頂上山荘付近の左右切れおちた危険個所は、恐かった。重い冬用登山靴では躓きやすいので余計に恐かった。
午前8時半頃唐松岳頂上着。
頂上から臨んだの劔岳は雲がかかっていたので少し残念だったが、見渡すかぎりの美しい雪と岩の山並みであった。
下りはあんなに恐かった雪の斜面があまり怖くなく。軽く走るようにして下った(もちろんピッケルで滑落停止の準備は万全)
しかし振り返って下ってきた雪の斜面を見上げるとやっぱり恐かった。
帰りは定番、温泉に寄って帰った。帰りの列車内では祝杯ののち、熟睡。
少々恐かったが、雪のアルプスの美しさを堪能出来た楽しい山旅であった。










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