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Yamareco

記録ID: 6335387
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

生瀬富士

2024年01月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
Direttissima その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
6.2km
登り
523m
下り
504m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:26
休憩
1:34
合計
6:00
距離 6.2km 登り 523m 下り 523m
10:16
46
11:18
11:34
4
11:38
11:40
5
11:45
12:16
17
12:33
12:40
53
13:33
13:42
24
14:06
14:07
20
14:27
14:35
10
14:45
14:47
20
15:07
15:08
9
15:17
15:32
13
16:12
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◆大子町営の無料駐車場があります。第1と第2がありますが第1は駐車台数が少なめで袋田の滝に近いのと各登山口にも近いので早くから満車になります。
第2はとても広くて私たちが出発したときでも2〜3台しか駐車されていませんでした。

◆どちらの駐車場にもトイレがあります。
下山後は袋田の滝の近くのトイレが利用できます。
徒渉地点に下るときに月居山の登山口あたりの車道にトイレが見えましたので急ぐ場合は車道を歩いてそこへ行くことも出来そうです。
コース状況/
危険箇所等
◆登山口からしばらくは平凡な登山道です。

◆頂上周辺はかなりの難コースです。ロープや木の根を頼りに崖を登っていく感じです。妙義山よりグレードが高く感じました。妙義山は急傾斜の岩場ですがしっかりした鎖がありますが、この生瀬富士はほとんどがロープで古いものもありましたから慎重に行動する必要があります。でも頂上に登るときと降りるときのわずかな距離ではありますが。怖いと思ったら少し戻り一生懸命踏み跡を探すともっと歩きやすい踏み跡が隠れていることもありました。

◆生瀬富士とジャンダルムの間は岩だけで出来ている痩せ尾根ですがそれほど困難ではありません。高度感が苦手な人は少し怖いかもしれません。
ジャンダルムに向かう道がわからずに別の登山道に下りてしまう人がいました。生瀬富士はいくつかの小さなピークで成り立っているので、最初にたどり着いたピークからジャンダルムに向かう岩尾根が見えるのでそこから向かえばいいです。
基本的に休日の登山者が多い時に山頂付近でゆっくりと物を広げて休憩できる場所はありません。

◆生瀬富士から徒渉点 生瀬富士頂上から降りる部分が行程中1番の難関のように感じました。崖や木の根にロープがある感じです。でも岩も木の枝も思ったよりもしっかりしていました。
ここまでで疲れていると立場山の大きな登りを含めてアップダウンが多くて疲れます。道は穏やかな部分と急斜面にロープがある部分もあります。尾根の左はゆるやかですが右側は油断すると袋田の滝まで落ちていきそうな絶壁になっています。
最後の徒渉点におりていくところは濡れた岩の斜面で出会った人の中ではここが1番大変だったと言っている人がいました。

◆徒渉点 川を飛び石でわたりますが、一部木の橋がかけられています。今回は天気も続いていたためか水量は少なく靴を濡らすこともなく問題なくわたることが出来ました。私たちは長靴を準備しましたが不要でした。

◆徒渉点から袋田の滝 ここにきてすぐ近くに車道も通っていますが月居山の途中まで最後の急登があり、途中で右に下りていくと生瀬の滝の見学コースと合流してやがて階段になり袋田の滝のつり橋に到着します。
その他周辺情報 袋田の滝は一大観光地なので食堂やおみやげ屋さんはたくさんあります。

温泉は今回は入浴しませんでしたが大子温泉保養センター森林の温泉がお勧めのようです。温泉は道の駅など他にも多数ありますが以前男体山を登った時に月居温泉滝見の湯白木荘は小さな温泉でしたが混んでいても皆さんマナーも良く気持ちのいい温泉だったことを思い出します。森林の温泉が休みの時にも営業しているので助かります。前回のその時は12月31日でした。
町営無料第2駐車場から袋田の滝に向かって歩いて行くと町営第1駐車場に着く手前くらいの道路の反対側にこの指導票があります。
2024年01月03日 10:14撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 10:14
町営無料第2駐車場から袋田の滝に向かって歩いて行くと町営第1駐車場に着く手前くらいの道路の反対側にこの指導票があります。
横道を少し行くと登山道入口にこの標識があります。これらの指導標を見るとかなり古くからあるように思えます。数年前のガイドブックやパンフレットには生瀬富士への道が載せられていなかったので新しい登山道なのかなと思っていましたが古くから登られているみたいです。
2024年01月03日 10:18撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 10:18
横道を少し行くと登山道入口にこの標識があります。これらの指導標を見るとかなり古くからあるように思えます。数年前のガイドブックやパンフレットには生瀬富士への道が載せられていなかったので新しい登山道なのかなと思っていましたが古くから登られているみたいです。
しばらくは低山によくあるような森の中の道を歩きます。
2024年01月03日 10:32撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 10:32
しばらくは低山によくあるような森の中の道を歩きます。
突然に大きな岩が登山道の正面に立ちふさがります。ロープが垂れていてホールドもたくさんあるのですがちょっと危険そうだし仲間もいるので写真だけ撮ってもらい左の巻き道から迂回しました。
2024年01月03日 11:12撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 11:12
突然に大きな岩が登山道の正面に立ちふさがります。ロープが垂れていてホールドもたくさんあるのですがちょっと危険そうだし仲間もいるので写真だけ撮ってもらい左の巻き道から迂回しました。
山頂に近くなるとこのようなどこを登ったらいいかわからなくなるような崖のような急斜面があらわれます。急なので怖さがあります。
2024年01月03日 11:16撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 11:16
山頂に近くなるとこのようなどこを登ったらいいかわからなくなるような崖のような急斜面があらわれます。急なので怖さがあります。
急斜面はわずかで生瀬富士の山頂に到着しました。
2024年01月03日 11:27撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 11:27
急斜面はわずかで生瀬富士の山頂に到着しました。
生瀬富士の頂上風景はこんな感じで狭いです。写真は同行者以外の人も写っています。
2024年01月03日 11:27撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 11:27
生瀬富士の頂上風景はこんな感じで狭いです。写真は同行者以外の人も写っています。
少し戻り茨城のジャンダルムに続く岩尾根が見えるのでそこを降りていきます。
2024年01月03日 11:38撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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少し戻り茨城のジャンダルムに続く岩尾根が見えるのでそこを降りていきます。
これが茨城のジャンダルムです。よくぞ名付けましたね。かわいいですがかっこいいです。たいていはピークの上で記念写真を撮っている人をよく見かけますね。
2024年01月03日 11:40撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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これが茨城のジャンダルムです。よくぞ名付けましたね。かわいいですがかっこいいです。たいていはピークの上で記念写真を撮っている人をよく見かけますね。
ジャンダルムから生瀬富士を眺めます。いくつかの小ピークというか岩が並んで成り立っているのがわかります。
2024年01月03日 11:42撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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ジャンダルムから生瀬富士を眺めます。いくつかの小ピークというか岩が並んで成り立っているのがわかります。
ジャンダルムから生瀬富士に岩尾根を戻ります。写真で見るとそれほど痩せ尾根でもないし高度感もないように見えます。
2024年01月03日 11:44撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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ジャンダルムから生瀬富士に岩尾根を戻ります。写真で見るとそれほど痩せ尾根でもないし高度感もないように見えます。
今日1番の難所、生瀬富士からの下降です。安全に降りられるかハラハラします。設置してあるロープはトラロープ。
2024年01月03日 12:14撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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今日1番の難所、生瀬富士からの下降です。安全に降りられるかハラハラします。設置してあるロープはトラロープ。
望遠で那須連山を写しました。向こうは真っ白の雪山ですね。
2024年01月03日 12:33撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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望遠で那須連山を写しました。向こうは真っ白の雪山ですね。
立場山の頂上です。今日歩く部分では1番標高が高い420mです。
なのに生瀬富士の方が有名。やはりあの岩場があるからでしょうかね。
2024年01月03日 12:33撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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立場山の頂上です。今日歩く部分では1番標高が高い420mです。
なのに生瀬富士の方が有名。やはりあの岩場があるからでしょうかね。
ここからはふもとの景色がずっと見えています。これはホテルや駐車場などが見えています。
2024年01月03日 12:48撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 12:48
ここからはふもとの景色がずっと見えています。これはホテルや駐車場などが見えています。
ここはなぜか、かずまという名前の四差路。どうして十字路と言わないのかな?ここを右に下りると早く下山できますがロープが連続する難路らしいです。
2024年01月03日 13:38撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 13:38
ここはなぜか、かずまという名前の四差路。どうして十字路と言わないのかな?ここを右に下りると早く下山できますがロープが連続する難路らしいです。
ここまでも少しづつ見えていましたがここからが一番よく見えるところです。
2024年01月03日 14:07撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:07
ここまでも少しづつ見えていましたがここからが一番よく見えるところです。
袋田の滝が真上から見えます。この眺めを楽しみに今日はこの山に来たようなものです。袋田の滝は下から見てもすごいが上から見てもすごい
2024年01月03日 14:07撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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袋田の滝が真上から見えます。この眺めを楽しみに今日はこの山に来たようなものです。袋田の滝は下から見てもすごいが上から見てもすごい
袋田の滝の観光客用の観瀑台も上から見おろせます。
2024年01月03日 14:09撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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袋田の滝の観光客用の観瀑台も上から見おろせます。
登ったり下ったり見事な眺めがあったりの疲れる尾根道ですが、こんな平和でのんびりした道もあります。
2024年01月03日 14:10撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:10
登ったり下ったり見事な眺めがあったりの疲れる尾根道ですが、こんな平和でのんびりした道もあります。
徒渉する川に下りる部分がわずかな距離だが岩が濡れていていやらしい。
2024年01月03日 14:29撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:29
徒渉する川に下りる部分がわずかな距離だが岩が濡れていていやらしい。
川に降り立つ。この川は袋田の滝のすぐ上になります。川の向こうにはなんと民家のような家が普通に建っています。困難な登山道を越えて来た我々には不自然に思えてしまいますが、車道や畑や他の民家もそこらへんにあるんですよね。
2024年01月03日 14:27撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:27
川に降り立つ。この川は袋田の滝のすぐ上になります。川の向こうにはなんと民家のような家が普通に建っています。困難な登山道を越えて来た我々には不自然に思えてしまいますが、車道や畑や他の民家もそこらへんにあるんですよね。
袋田の滝の上流の徒渉点を渡ります。一部に木の橋のようなものがあり安全に渡ることが出来ました。レコでよく目にする長靴はどこにも見当たりませんでした。水量が多い時にご親切で置くのでしょうか。
2024年01月03日 14:30撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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袋田の滝の上流の徒渉点を渡ります。一部に木の橋のようなものがあり安全に渡ることが出来ました。レコでよく目にする長靴はどこにも見当たりませんでした。水量が多い時にご親切で置くのでしょうか。
ちょっと下流に歩いてみましょうか。もしかしたら袋田の滝の上段が見えるかもしれません。
2024年01月03日 14:32撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:32
ちょっと下流に歩いてみましょうか。もしかしたら袋田の滝の上段が見えるかもしれません。
もしやこれが袋田の滝の最上段か?!
よく考えたらその間に生瀬の滝があるのでこれはなんでもない流れの段差、小滝でした。
2024年01月03日 14:41撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:41
もしやこれが袋田の滝の最上段か?!
よく考えたらその間に生瀬の滝があるのでこれはなんでもない流れの段差、小滝でした。
それでも水の流れを見ているのは気持ちの良いこと。
2024年01月03日 14:43撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:43
それでも水の流れを見ているのは気持ちの良いこと。
あの謎の民家は山荘でしたがそこからまた登りが始まります。月居山方面に向かいますが途中で右に下ります。疲れた足に最後の急坂がこたえます。
2024年01月03日 14:48撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 14:48
あの謎の民家は山荘でしたがそこからまた登りが始まります。月居山方面に向かいますが途中で右に下ります。疲れた足に最後の急坂がこたえます。
やがて生瀬の滝への遊歩道に合流します。ここまで来たらあとは一安心といったところです。
2024年01月03日 15:00撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 15:00
やがて生瀬の滝への遊歩道に合流します。ここまで来たらあとは一安心といったところです。
残念ながら生瀬の滝展望台までは行けませんでした。いつ開通するかもわかりません。
2024年01月03日 15:13撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 15:13
残念ながら生瀬の滝展望台までは行けませんでした。いつ開通するかもわかりません。
やがて階段の道になり鉄製の階段になり袋田の滝のつり橋に降り立ちます。
2024年01月03日 15:20撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
1/3 15:20
やがて階段の道になり鉄製の階段になり袋田の滝のつり橋に降り立ちます。
つり橋から見た袋田の滝の下部
2024年01月03日 15:35撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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1/3 15:35
つり橋から見た袋田の滝の下部
正月休みなので多くの観光客がいます。生瀬の滝展望台の近くまで登ってきている人もたくさんいました。
2024年01月03日 15:35撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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1/3 15:35
正月休みなので多くの観光客がいます。生瀬の滝展望台の近くまで登ってきている人もたくさんいました。
つり橋から見上げる今日歩いてきた道はこの岩壁の上です。
よくあんなところを歩いたものだ。
2024年01月03日 15:36撮影 by  DMC-SZ10, Panasonic
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1/3 15:36
つり橋から見上げる今日歩いてきた道はこの岩壁の上です。
よくあんなところを歩いたものだ。
撮影機器:

装備

個人装備
グローブ 防寒着 雨具 行動食 飲料 ヘッドランプ GPS
備考 怖がる人がいる場合はウエストベルト程度のハーネスと10〜20mくらいのロープがあればスムーズに通過できそうに思いました。

感想

袋田の滝が好きな、軽登山志向の友人夫婦に誘われて計画した山行です。
いや〜思っていたより大変な山でした。友人夫婦は楽しかったと言ってくれましたが、つらい体験をさせてしまって申し訳なかったかなと思っています。
でも個人的には素晴らしい山行で満足でした。
遠くからわざわざ会いに来てくれてありがとう。

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