平標山を松手山コースUP、平元新道DOWNで/真の目的=永井食堂は不発…


- GPS
- 09:32
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
天候 | 一応快晴。風は微風程度。 春霞のため遠くはあまり鮮明には見えず。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・自販機も封鎖中。 ・トイレの入口は封鎖されておらず使えそうに見えましたが、正式にどうなのかは不明。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山口から松手山コースで平標山へ】 登り出しから30分ほどの地点で雪上をトラバースする箇所があります。アイゼン無しで通過出来ますが、しっかり集中しましょう。 松手山の前後は雪上を歩くところが多いです。傾斜が緩く、ほぼ直登なので滑落の危険は少な目だと思います。雪庇に近づかないことと、地面が露出している部分との境界付近での踏み抜きに注意が必要です。 【平標山から仙ノ倉山往復】 雪上を歩く箇所はありませんでした。完全に夏道です。 【平標山から小屋・平元新道を経て駐車場】 小屋までの道はほとんど雪上です。部分的に木道が出ている感じでした。傾斜は緩めで、滑落しても西側ならハイマツ帯にかかって止まりますし、東側でも大事には至りにくいかと思いますが、なるべくなら転ばない方が良いです。慎重に下りましょう。 小屋からの下りはしばらく雪道です。こちらはやや傾斜がきつめなので慎重に。アイゼンは付けずに下りました。付けたとしても効きにくい雪質でした。 林道にも所々雪が残っていました。途中、駐車場に向かう登山道と、小学校の横で国道17号に出る林道が分岐します。残雪の踏み抜きが面倒なので、この時期は後者で良いと思います。 ※花の季節はまだまだ先です。今回はスミレとふきのとうくらいしかみかけませんでした。 |
写真
感想
●●せっかくの連休なのにやる気無し●●
零細企業経営者の常として休みの日数は少ない方だと思います。昨年の休みを数えてみたら77日でした。連休に至っては年に数えるほどしかないので貴重なものです。しかもそれが晴れ予報の連休ならなおのこと…。
嗚呼、それなのに〜、それなのに〜。
そもそもの計画だった「GW乗鞍岳ゆるゆるテン泊」は予報がイマイチなのでキャンセル。代替案として「谷川連峰主脈縦走」、「奥多摩小屋でゆるゆるテン泊」、「小金沢連嶺を避難小屋泊で縦走」、「残雪の尾瀬ヶ原、ピーク無しのテン泊」などを考えました。
しかし、どうにもやる気が出てこない…。連休前日に仕事から帰って着手したのはパッキングではなく、プルタブをぷしゅっでした。
明けて、翌日。起きたのは昼過ぎです。残り1日ある休みをどうしたもんか。いくら何でも家でゴロゴロや地元をウロウロでは勿体無さすぎる。正直気持ちはあまり盛り上がりませんけど、平標山に向かうことにしました。主な目的は山登りでは無く、永井食堂のもつ煮定食です。
●●ちぇっ、晴れてるよ●●
翌朝の平標山登山口は晴れておりました。フン、ならば仕方ない。登れってんなら登るかね。全然やる気はないけど、歩いているうちに楽しくなってくる事もあるでしょ。
さすがに晴れの松手山コースです。高度を上げると背後に苗場山が見えてきました。松手山前後では雪の上を歩くことが出来るのもよろしい。平日とて誰も見かけない静かな山行でもあります。見晴らしの良い稜線を一人きりで歩く…。絶好のパターンです。
嗚呼、それなのに気持ちが乗ってこない…。平標山の頂上を見上げて、その見た目の遠さにウンザリします。しかし松手山まで来ておいて、天気も悪くないのにここで戻るって選択肢は無いです。登りたいとの意欲ではありません。ここまで稼いだ標高を無駄にしたくないとのケチ臭い根性です。
●●仙ノ倉山まで往復、その後小屋まで●●
平標山到着し、ともかくもビール。その後しばし考えます。仙ノ倉山まで往復してくるべきか。このまま直接平標山の家に向かって、休憩後大源太山を往復するって手もあります。しかし登山道の状況がよくわからないので、無理かも知れない。そうなった場合に即下山となると、やはり稼いだ標高とここまで来た運転の労力がもったいない。
ケチ臭い根性が効力を発揮して、仙ノ倉山まで往復して来ました。客観的に見て、大変素晴らしい道です。仙ノ倉山からは谷川連峰の主脈稜線もばっちり拝めます。悪くない気分ですね。
巻き道事情に恵まれないこの山域なので、ブツブツ文句を言いながら小ピークやら平標山を登り返し、やがて小屋に到着。ビールを補給して、代わり映えのしないカップラタイムです。特に盛り上がることはありません。
●●おおっ治一郎、これは…●●
カップラを片付けた後、コーヒータイムです。頂き物のバームクーヘン「治一郎」。旨いものとして頂いたものなので、当然それなりの期待はありました。いや〜、驚きましたね。バームクーヘンでここまでしっとりしたものを作るとは…。卵の風味も濃厚です。旨いことももちろん旨いのですが、想像を超えたものに出会うのが実に楽しい。
「くくく…」不気味に笑いながら、満足度が高まってきます。そうなるとそれまでの間、何となく眺めていた景色まで、素晴らしいものに見えてくるものです。アルコール分解の時間調整も兼ねて小屋でかなり長いことダラダラしました。
そして下山後、空きっ腹を抱えて渋川の永井食堂へ。あふ〜、食堂は休業でした。平日なので営業しているもんだと思ってましたよお。GWはお土産販売だけなんですね。治一郎が上げてくれたテンションが台無しですわ。
●●感想●●
治一郎のおかげで後半一気に盛り返した山行でした。しかし元々のテンションが低く、春霞のため遠望イマイチ、とどめは永井食堂の休業…、満足度としては85%程度でしょうかね。
どうも登山に飽きて来ていることは確かです。それでも現在の趣味の中では一番大切にしており、登山趣味を失いたくない気持ちは強いです。この高揚感の無さは5月病的な一過性のものなのか。夏のテン泊ならもっと気持ちが盛り上がるはずだと思っているんですけど、果たしてどうなんでしょうかね。
まさかレコに登場するとは。
お役に立てた様でなにより。あれで200円だよ?安くない??
プリンも上手いからまた今度。
しかしこれだけの景色を見といて、一番の盛り上がりが治一郎とは。
とはいえ飽きるよね。何年も登ってりゃ。逆に飽きない方がおかしいかも。そのくらいのスタンスの方がきっと長く山を楽しめるような気がする。
僕も昨年の休日は75日だった。その他に半休もあるからまだmus氏よりはだいぶマシだけど、少ない休みの中で山に行くとなると、やっぱ負担も大きいからね。なので登りたくない時は登らないってのが正しいかもね。
でも天気のいい日曜日に家でゴロゴロしてるようなら、「こんなに天気いい日に信じらんねー」と焚きつけると思うけど
で今日は山?フテ寝?
ちわ、zawa氏
コメントありがとう
治一郎。パッケージ開けてみてビックリ
ジューシーなバームクーヘンって初めて見たよ。
しかしmiouさん、muniさんもそうだけど、みんな旨いモン良く知ってるね。
zawa氏も休み少ないんだねえ。毎年大スケールの縦走を何回かしてるんで120日くらい休めてるものだと思ってたよ。
んで、天気の良い日曜日である本日だけど、家でゴロゴロしてるよ
この後は地元ウロウロかな。ボクシングのパッキャオvsメイウェザー戦ってのがwowowで放送されるんで電器屋行って見てこようかと…。うーん、無為な過ごし方だなあ。昨日の18時の時点では飛龍に登るつもりがあったんだけどね〜
こんにちは!
わが故郷、しぞーか県は浜松が誇るバウムクーヘンに舌鼓を打っていただけたとは
(これ、ワタクシmuniさんには某山行時に提供しました
zawaさんもお気に入り、静岡人としましてはまことに嬉しい限りです
と、全くもって山と関係のないコメントを残して失礼いたします
こんにちは、joeさん。
コメントありがとうございます
治一郎。浜松のお菓子だったんですね。
そう言えばあれだけ感動させられながら、パッケージの表記を確認するのをすっかり忘れていましたよ
苦〜いブラックコーヒーに濃厚しっとりなバウムクーヘン、絶妙の取り合わせでした。でも静岡のお菓子と聞いたからには日本茶と合わせるのがスジかも知れませんね。さすがに急須を持って山登りするのは大変そうなので日本茶のティーバッグでも探しておこうかな
こんばんは、muscatさん!
レーベンブロイ(Löwenbräu)とくるみ餅、これって合わないでしょ
ドライとカップラ、これは合いますな
その後コーヒーにバーム食うえん...
あわよくばモツ煮も
まったく節操のない胃袋ですネ
こんにちは、hottenさん。
コメントありがとうございます
北岳のレコ、久しぶりにコメント欄が開いていたのでお邪魔しようかと思っていた所でした。レーベンブロイとくるみ餅はどんなに強がってもさすがに最高の取り合わせとは言えませんね
でも、写真には撮りませんでしたが、実はチーズ鱈的なものも持ち上げてあったのでそちらとの相性はよろしかったですよ。
hottenさんは山歴が大分長いようなので、永井食堂のもつ煮は何度も召し上がっているのでしょうか。あそこの難点は日曜日に食堂営業をしていないことなんですよね。カタギの衆には辛いところです
こんにちは〜
休日に電気屋のテレビでボクシング観戦って!
めっちゃ昭和すぎて大ウケでしたよ(笑)
しかし、それもイマイチ不発だったようでσ(^_^;)
深刻ですね。5月病。
なんとなく、春霞で遠望がきかないから、そのせいでテンション下がるのかもですね〜
敷居クラッシャーとしては、なんとかして差し上げたいところでもありますが(笑)
まぁ、気分が乗らない時にまで無理してやるような趣味ではないですヨ。
いずれ、またその鬱屈が山への情熱に変わりますって(^_−)−☆
こんにちは、muniさん。
コメントありがとね
>めっちゃ昭和すぎ…
実はその表現は素晴らしく的確なんだよね。wowowの映るテレビの前に行ったら、5〜6人集まってて、40代以上の男性ばっかり、二昔前の銭湯帰りの街頭テレビって風情だったよ。大鵬vs柏戸ってノリなのかな。よくわからんけど…
>いずれ、またその鬱屈が山への情熱に変わりますって(^_−)−☆
自分のヨミでも、多分これは一過性。回復の確率90%かな。でも10%程度の怪しさはあるんだよね。まあダメだったとしても、みんなと行く山は楽しいので、それだけは参加したいなって思ってる。そんなやり口でまともに山登れんのかってところが問題だなあ
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