外秩父七峰トレイル【小川町駅-官ノ倉山-笠山-堂平山-剣ヶ峰-大霧山-皇鈴山-登谷山-寄居駅】


- GPS
- 09:41
- 距離
- 47.2km
- 登り
- 2,602m
- 下り
- 2,618m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:52
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
下山後寄居駅から東武東上線で小川町駅に戻る |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし 自動販売機は堂平山と定峰峠にありました。 |
その他周辺情報 | おがわ温泉花和楽の湯(1400円 サウナ温度低い、水温少し高い) |
写真
装備
個人装備 |
X RAISE 2 MID(Salomon)
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感想
今年はスタンプラリーとして開催されている「外秩父七峰縦走ハイキング大会」のコースを歩いてみようと、涼しくなるのを待って、ついに実行です。
人気のない小川町駅前を出発し、道に何度か迷いながら、官ノ倉山を目指します。空にはオリオン座やおおいぬ座などの冬の星座が輝き、森の中に入ると漆黒の闇が広がります。
山道に入り、石尊山からの朝焼けの展望を堪能したあと、七峰の一座目の官ノ倉山の頂に立ちました。展望は石尊山の方がよいので、早々に下り始め、すぐに車道に出ます。
和紙の里の道の駅の裏手から林道に入りましたが、この林道歩きが長かったです。くねくねと曲がり、勾配は少しずつ上げていくのですが、水平距離がやたら長い。
萩平の集落をすぎたところで、やっと山道に入り、笠山を目指します。
400メートルちょっとの登りになり、今日の行程の最大の標高差の登りになります。
ただ、土の道でとても歩きやすいので、快適に歩くことができ、あっという間に笠山の頂上でした。
笠山の肩から少し東に行ったところに最高点の頂上があり、神社が建っています。
その笠山神社にお参りして、次の堂平山を目指します。
堂平山は、頂上が草原になっていて、天文台があるほど、開けた頂上です。
移動販売で、軽食が売られていたので、カレーを注文して、ココアと一緒にいただきました。知っていれば、昼食用のバーナーとかは不要だったので、もっと軽くできたようでした。
堂平山で展望を楽しみながら昼食をいただき、今度は剣ヶ峰に向けて出発です。
剣ヶ峰の頂上は電波塔が占領していて、その端に頂上を示す石碑があり、展望はありませんでしたので、先を目指します。
すぐに白石峠に下り立ち、そこからは進行方向を北に変えて、大霧山を目指します。
定峰峠では閉鎖していましたがいくつか売店のような建物があり、自販機もありました。
旧定峰峠からは、以前に大霧山に登った時の逆ルートを歩きます。
秩父高原牧場の縁を歩きながら徐々に高度を上げていくと、大霧山の頂上に到着しました。大霧山の頂上からは北方面が開けているので、甲武信岳などの奥秩父から、両神山、日光連山まで、眺望を楽しみ、小休止をとりました。
大霧山から先にも残りの二座がありますが、標高を徐々に下げるように尾根を歩くことになるので、大霧山を出発するときの気持ちは、下山を開始するようなものでした。
すぐに粥仁田峠まで下り、登り返して車道に出ると、稜線を縫うように整備された車道をずーっと歩くことになりました。観光で訪れている人も多く、車やバイクの通行量もあったので、注意しながら歩きました。
二本木峠を通過し、長い車道歩きに飽きてきたころに、皇鈴山への山道が車道から分岐し、久しぶりの土の上を歩いて登っていきます。小さなピークを越えて、ひと登りすれば皇鈴山の頂上です。
皇鈴山の頂上では、バードウオッチングでしょうか、立派なレンズのカメラを三脚に据えた方々が何人もいました。
皇鈴山を後にして、いったん下って、車道を横切って、登谷山への最後の登りに取り付きました。
鉄塔が樹間から見え、そこを過ぎると頂上だということがわかります。最後のピークに向けて、感無量でした。
登谷山の頂上は北や東に開けていて、南東には笠山、堂平山、剣ヶ峰を望むことができました。
眼下には寄居の市街地が広がり、これから下って行く、寄居駅や密かに楽しみにしている鉢形城跡が確認できました。
登谷山を後にして下って行くと、すぐに車道に出ました。その車道を釜伏峠まで下り、そこからは稜線を外れ、東に向けて下って行きます。
釜伏関所阯を通過したあとは、曲がりくねった林道をひたすら下るだけでした。
下りきると鉢形城跡で、後北条氏お得意の大きな土塁が復元されていて、こんなきれいに整備されているとは思いませんでした。
城跡を抜け、荒川を越えて、寄居駅に到着しました。
ルート距離約42キロのハイキングコースをなんとか10時間ほどで歩き切りました。奥多摩駅から雲取山ピストンと近い距離ではありますが、上り下りを最後まで繰り返すところが厳しいところでした。
外腿にだいぶ痛みを感じていましたが、それ以外は特に痛みもなく、駅前でゆっくりとストレッチをしたりして過ごし、東武東上線で小川町駅まで戻りました。
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