大日岳 (雪中のチャリ苦行)

- GPS
- --:--
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,065m
- 下り
- 2,054m
コースタイム
4.00 1050m 称名滝遊歩道
6.25 1430m 牛ノ首
7.25 1750m 大日平山荘
9.31 2501m 大日岳山頂
9.53 2501m 大日岳山頂発
10.09 1750m 大日平山荘
10.29 1430m 牛ノ首
10.50 1050m 称名滝遊歩道
11.18 480m 立山 藤橋ゲート着
| 天候 | 雪のちホワイトアウト |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
人津谷出合で積雪1m |
| コース状況/ 危険箇所等 |
牛首周辺は梯子が露出この辺りだけ板を担ぐ |
写真
感想
今日も深夜に目を覚まして0時半に自宅を出た。目指すは大日岳、立山に2時到着,寒い SAMUI 小雪がちらついている。ゲートをくぐってチャリにまたがる。当初人津谷から新コースを開拓する予定だったが、予想外に天気は悪いので人津谷をスルーして称名滝方面に進む事にする。重荷を背負っての急坂はかなりきつい,雪は断続的に降り続いており路面に雪が積もっている。ただでさえ辛いのに雪の急坂を漕ぐとは苦行以外の何ものでもない。寒い夜だがこのハードチャリでは汗かきかきで暑くてたまらなかった。意地でも下りてなるものか称名滝駐車場まで根性で漕ぎ切った。体力使い切り、もうかなりヤバイかも、、、、
この辺りまで除雪車は来ていた。ここでチャリをデポして除雪の無い遊歩道を歩いて行く。暗闇の片斜面はカチカチで転けたら常願寺川まで落ちて行きそう。慎重に進んでようやく夏道付近まで、ただ暗闇で進行方向がよく分からない,GPSを握りしめて牛首へ,牛首までの急登はガリガリの上に新雪が乗ってとても歩きにくかった。牛首が間近になったらさらに斜度は増しウィペットで斜面を刺しながら滑落しない様に登って行く。
牛首だ,ようやく暗闇からも開放される。牛首から先梯子部分は板を担いだ。梯子を上ったところで板でまた歩き出す。相変わらず天気はさっぱりで雪は止まない,チビラッセルで大日平山荘へ,うまくルートを取ったので帰りは快適に滑って行ける。
さあ目指す大日岳の肩の鞍部は遥か頭上。黙々と登って行くだけ,今日は雪崩の心配は無さそうなので鞍部まで安心して谷を詰めれば良い,振り返れば鍬崎山が見えるはずだが視界は全くない,ひたすら登って行く。標高が上がると時折日が射す様になった。剱岳の大展望は期待出来るかな。
さあ鞍部に着いた。視界は無かったが左折して山頂を目指す。山頂手前で空が割れ剱岳が飛び込んで来た。今日も神様はお見捨てにならなかった。頑張った甲斐がありました。振り返れば薬師岳、横を見れば立山が、正面には剱岳が 何と素晴らしい光景か。
さあボチボチ行きますか。今日は山頂からまだ滑った事の無い南面の急な斜面を滑ります。サラサラの粉雪が嬉しい,季節外れの雪ですから。一人なので写真もそこそこにガンガン下る。標高2000mからは完璧なホワイトアウト帯に入った。視界は10mほどくらいか,もう慣れてます。ガンガンホワイトアウトを滑って行く。登りのトレースだけを追ってGPSも見ないであっという間に牛首へ、ここでガスが晴れました。後はガリガリ急な谷を一気に遊歩道まで
遊歩道に着くと除雪作業中でじゃまにならない様に脇を滑る。駐車場にデポしたチャリにまたがるとゲートまで15分足らずでした。予定通り午前中には下山して金沢へ帰る。この時期除雪された道路はチャリが生命線。チャリの無いスキーはあり得ない。チャリ万歳!!
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