乙妻山BC(中妻山・東斜面滑走)


- GPS
- 06:19
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,517m
- 下り
- 1,513m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・戸隠牧場に向かって車を走らせ、戸隠大橋の駐車スペースを利用。 ・トイレは戸隠キャンプ場の入口にある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【戸隠大橋〜佐渡山分岐】 ・トレースバッチリで迷いようがない。 【佐渡山分岐〜佐渡山コル】 ・トレースはうっすら残っていたが、融けて消えかけている。 ・スノーブリッジの渡渉箇所あり。 ・早朝は凍っているのでクトーが必要。 【佐渡山コル〜はしご尾根取付き】 ・一旦下ることになるが、自分はシールのまま滑走した。 ・氷沢川を渡る際スノーブリッジの渡渉箇所の見極めが必要。(意外と地形が入り組んでいて複雑) 【はしご尾根〜中妻山】 ・急な尾根だがクトー兼用でスキーだけで問題なく登ることができた。 ・1箇所ヤセ尾根(しかも密林)があるので北側斜面を巻いて登る。 【中妻山〜乙妻山】 ・東側に雪庇が出ているので注意する。 【乙妻山東斜面(スキー滑走)】 ・上部は極上ザラメだったが、下部は湿った重い雪で滑りづらい。 【氷沢川〜佐渡山コル】 ・シールを付けて登り返す。 ・迷いやすいのでGPS等を利用して来た道を確実に辿る必要あり。 【佐渡山コル〜戸隠大橋】 ・辛うじてシールなしで滑ることが可能。(ただしワックスはしっかり塗っておいた方がいい) |
写真
感想
ビッグマウンテン解禁(自分の中で)ということで、第1弾として乙妻山を滑ることにした。
乙妻山は去年10月に登ったが、雪が降ったら一体どんな表情を見せてくれるのだろうととても興味深かった。
朝6時半に戸隠大橋の駐車場をスタート。
3台ほど車があったが、人は見当たらなかった。
佐渡山の分岐に到着すると、なにやらテレマーカーの外人さんが話しかけてきた。
「screw driver?」
どうやらビンディングが壊れたらしい。
申し訳ないがドライバーは持ち合わせていなかったのでその旨を伝えて先へと向かう。(ごめんなさい)
佐渡山のコルに向かう途中で佐渡山を滑ってきたというスキーヤーに会ったが、それ以降、乙妻山では誰とも会うことがなかった。(ラッキー)
氷沢川からは雪崩が怖かったのではしご尾根から乙妻山を目指すことに。
朝のうちは雪が凍っていたのでクトーを付けてガシガシ登る。
途中何回か小休止をとって絶景を眺めながらおにぎりやパンを頬張る。
はしご尾根の卒業試験は稜線直下の急斜面。
ジグを切りながら高度を上げていく。
稜線に着くころには気温が上がってザラメ雪になってきていた。
稜線からの眺めは10月に登ったときと同じだが、雪があるだけで印象は大きく異なる。
乙妻山自体は無雪期にきても閑散としているが、やはり雪山の独占は最高にうれしかった。
本来なら有名な北東斜面を滑る予定だったが、先週の雨で斜面は縦溝だらけ・・・急遽予定を変更し、登りで使った中妻東斜面を滑ることにした。
その東斜面は・・・予想通り上部は最高のザラメ。
欲を言えばファットが欲しくなるコンディションだ。
休み休み滑ってもあっという間に滑走タイム終了。
シールを貼って佐渡山のコルまで登り返した後は再度滑走タイム。
雪はグズグズで楽しめるものではなかったが、早く下山するための道具だと思って割り切ろう。
最後は林道を滑走して終了。(佐渡山を滑ったという4人と会った)
北東面のパウダーを楽しむという課題は残ったが、最高の天気の下、最高の山とスキーを楽しむことができた。
コメント
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いやぁ〜 やってみたいですね〜(^^)/
今回も見てるだけで気持ちのいいレコ! あざっす(^^ゞ
それと、ひとつ聞きたいんやが
最近良くレコで見る縦溝はこの時期特有のもんなん?
見るからに滑りにくそうなんやが、やっぱそう?
棟さん、おはよう。
能登半島一周、おつかれさまでした。
海鮮丼食いたくなったわ。
今回は土曜日の方が予報がよかったので日曜日は割と閑散としていました。
なので、結果的に貸切になって最高でした。
段々北陸の低山は雪がなくなってくるので、これからは高山中心になってきます。
縦溝は大雨が降るとできるんだけど、本来この時期はまだ高い山では雪が降るので5月末くらいから出来てくるイメージなんだけど・・・先週急激に気温が上がった時に雨が降ったみたい。
ちょっとパウダー期待していたので残念でした><
乙妻山もBCスキー対象としてなかなか良いんですね。
戸隠山から高妻山までは歩いたことがあったけど、36年位前ですよ。
僕の意識では、富山に住んでる限りスキーの行き先として射程距離は火打山位まで。それより近くにスキーに良い山が山ほど(笑)あると思っているからね。
縦溝は土曜日の三ヶ辻山ではどこにもなかったですね。去年の5月23日、立山の内蔵助カールから内蔵助平へ滑った時は標高2000mから下は縦溝になり、斜滑降は振動滑降でした。
Nishidenさん、こんばんは。
>高妻山までは歩いたことがあったけど、36年位前ですよ。
毎回自分が山に登るとNishidenさんの昔話にぶち当たりますね(笑)
山そのものは変わっていないのかもしれませんが、小屋とか夏道とかはだいぶ変わっているんでしょうね。
僕も富山の山々は徐々に勉強していくつもりですが、やっぱり旅行がてら遠くの山に行きたくなったりするので、そのときの気分で遠出はしていきたいと思います。
三ヶ辻山は縦溝なしですか・・・高い山の方が雨が沢山降ったんですかね。
低山は元々雪が緩んでいるのであまり影響を受けなかったり?
色んな斜面を滑るのも山スキーの醍醐味のひとつですね。
>毎回自分が山に登るとNishidenさんの昔話にぶち当たりますね(笑)
30年前以前はあちこち行きたくて、また
>旅行がてら遠くの山に行きたくなったり
の時が僕もあって、東北、上越、北海道の山に随分行ってました。
今現在は近場の山を極めていこうと思っているので遠くに行くことは少ないが、Sanchanが同じ山に行ったのを見ると無性に懐かしくなるんですよ。
いいですね。
好天。雪山。なのに誰もいない、って贅沢やね。
火打・妙高、存在感あるな〜。
また行きたくなったわい。
それにしても下りはスキーの速さがあるけど、登り、速くない!?
yamachan、こんばんは。
贅沢でしょ!
正直、数人は入っているかな〜と思っていましたが、まさかの独占。
うれしかったですよ。
火打も妙高もそのうち滑りたいと思っています。
登りが早いのはルート無視して直登できるからだと思いますよ。
夏道だと迂回したり、足場が悪かったりして大変ですが、スキーだとまっすぐ歩けるので。
ラッセルがなかったもの大きいですね。
冬山は寒いのを除けば体に優しいのです。
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