白根三山テント泊縦走(↑広河原・↓奈良田)


- GPS
- 17:50
- 距離
- 33.9km
- 登り
- 3,351m
- 下り
- 4,059m
コースタイム
- 山行
- 6:55
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:54
- 山行
- 8:49
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 9:42
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【小太郎山分岐〜小太郎山】 道はあるものの所々不明瞭。岩場ではルートロス、樹林帯では道が細く木々に邪魔されながら進むことになります。 【西農鳥岳〜農鳥岳】 この区間が岩場のトラバース道となっており、やや危険な感じ。 【大門沢下降点〜笹山】 急坂はほとんどなく、ゆるやかなアップダウンを繰り返す広い稜線ルート。黄色ペンキの目印があるものの、ガスに巻かれると少し苦労するかも。 【笹山〜奈良田:笹山ダイレクト尾根】 落差約1900mの尾根をひたすら下る。序盤は急坂で岩と木根のミックスで滑りやすい。水場入口から下部は勾配も緩くなりフカフカの路面なので歩きやすい。 水場入口から水場までは約70m下る。沢横の湧き水で水量は十分。冷たくておいしかった。 |
その他周辺情報 | 西山温泉 湯島の湯(硫化水素の香りがする源泉掛流しの湯)700円 |
写真
雨音を聞きながら横になっていたら寝落ちしてた。雨は2時間ぐらい降っただろうか?
装備
備考 | 担ぎ上げた水は、3リットル 出発時のザック総重量は、12.5kg |
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感想
いつか縦走したいと思っていた白根三山。
2泊3日でじっくり歩きたいと思っていたのですが、なかなか思うように休みが取れないので、土日1泊2日で縦走することに。
広河原に到着し、ひんやりとした空気の中、のんびりと吊橋を渡る。
急坂をひたすら登ってどんどん高度を上げていくと白根御池小屋に到着。
ここのテン場は池があり、のんびり過ごすには良さそうだ。
もともとの山行計画は1日目の宿泊をここでテン泊する予定だったけど、日程の都合上北岳山荘に変更しての入山です。
北岳肩ノ小屋に到着する頃には周囲はすっかりガスに包まれ、遠望は全く利かない状態だったが、雨が降らないだけマシだなと自分に言い聞かせ行程を進めていく。
北岳を越え、北岳山荘に到着すると同時にポツポツ雨が降ってきた。
雨が止むまでテント設営を待とうか迷いましたが、割と早く到着したので、スペースはまだ埋まっておらず、多少濡れてでも好きな場所に設営することにしました。
急いでテントを立て、中に荷物を放り込み、雨をしのぐ。
横になってテントを叩く雨音を聞いていたら、寝落ちしてしまった。
昨晩は一睡もしていなかったからだね。
2時間ほどして目が覚めると雨があがっていた。
お腹もすいたので晩御飯を作って食べた。
その後も、疲れのせいで夕日を見ることなく寝てしまったzzz・・・
2日目の朝、3時頃にはガサゴソ出発の準備をする人がいたので、自分も起きて朝食を摂りながら撤収を始めた。
日の出前に北岳山荘を出発し、モルゲンロートに染まる稜線を歩いていく。
順調に間ノ岳、農鳥岳を通過し、8時20分に大門沢下降点まで来た。
ここで2択。
このまま稜線を南下し笹山からダイレクト尾根を下るか、大門沢を下るかだ。
笹山周りで奈良田に下りるCTは、なんと10時間を超える。
しばらく考えたが、考えても仕方ないのでギリギリ日没前に下山できると踏んで、稜線を歩きだす。
この先を歩く人はいるのかな?と思っていたが以外にも稜線上には人影がパラパラ見える。
すれ違うたびに予定を聞くと、笹山ダイレクト尾根を登り大門沢を下る、ワンデイ周回をする人が多かった。
広河内岳、大籠岳、白河内岳を順調に通過し、予定より早く笹山に到着した。
あとは落差1900mの尾根を下るだけ。16時には下山できそうな感じなので少し安心した。
補給のあと慎重に急坂を下って行く。急傾斜なのでどんどん標高は落ちていく。
途中の水場入口に来たとき、水の残量は200ml程度だった。
ぎりぎり持つかなと思ったが、標高が下がったことで気温が上がり、水の消費量が増えることを想定し、水場まで行って水を補給することに。
水場までの高低差は約70mでした。
沢に到着すると、斜面からの出る湧水を見つけることが出来た。
ペットボトルに水をくみ、まずは500mlを一気に飲んでしまった。
もう1回ペットボトルに水をくみ、来た道を戻った。
尾根下りを再開し、標高が下がるとやはり暑さで滝汗がボタボタ流れ落ちた。
まだ冷たい水を飲みながら、ようやく西山ダムまで下りることができた。
長かった〜
あとは長い吊橋をわたり、奈良田の駐車場に帰着したのでした。
今回、3000m峰でもある白根三山を縦走することができて満足な山行となりました。
南プスはアクセスは悪いけど、北アルプスに負けないくらいの魅力があると思いました。
また来よう。
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