今年もこのエリアから…高尾山〜陣馬山からの生藤山


- GPS
- 08:40
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,127m
- 下り
- 2,089m
コースタイム
- 山行
- 7:28
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:39
天候 | 快晴!!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
6:15 京王電鉄株式会社京王線高尾山口駅 【復路】 15:11 東日本旅客鉄道株式会社中央本線藤野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【高尾山口駅〜陣馬山】 大変よく整備されており、危険箇所等はありません。 稲荷山のトイレは老朽化のため、使用中止になっていました。 比較的早い時間に通過できたため、泥濘には悩まされずに済みましたが、10時を過ぎた頃にはかなり溶け始めるものと思われます。 【陣馬山〜和田峠】 約200mの高度差があるため、一気に下る印象ですが、木段等がよく整備されています。 和田峠のトイレは使用可能のようでした。 【和田峠〜生藤山】 生藤山まで約300mの登り返しとなるため、全体として登り基調のアップダウンの多い道が続きます。 南面の木々は落葉しているため、枝越しに多少の眺望が得られます。 醍醐丸を過ぎると、より本格的な登りが始まります。 今回は初見ということで、まき道ではなく大ゾウリ山方面の道を選択しましたが、特段の眺望はありませんので、まき道でも差し支えないかと思われます。 茅丸は、このコースの最高峰で、山頂直下は急な階段がありますが、まくことも可能です。 生藤山は、東西どちら側から登っても直下はやや急な傾斜となっていますが、西側の眺望が開けており、富士山を望むことができます。 醍醐丸、連行峰、生藤山にはベンチがあり、休憩に適しています。 【生藤山〜藤野駅】 生藤山から九十九折の斜面を下りると、ほどなく三国山に到着します。 西側の眺望が開けており、大菩薩方面を望むことができます。 三国山からは、比較的緩やかな登山道を下って行きますが、泥濘は少ない方かと思われます。 分岐には丁寧に道標が設けられており、迷うことはありません。 舗装路に出てからも、案内に従い進んで行くと、鎌沢入口BSのある県道へと合流します。 あとは、バス停を辿って南下し、トンネルを抜け、踏切を渡って右折すれば、藤野駅へと到着します。 |
写真
感想
【計画】
当初、年末年始は実家のある東北へと帰省し、初登りは、地元スキー場横の登山道を歩こうと漠然と計画していました。
しかし、諸事情により、実家への帰省自体を断念。
大晦日から元日には義父&義姉の襲撃を受け、3日は実弟と新年会。
合間に丹沢大山に登ろうと計画するも、コース設定に疑義が生じたため、断念。
そこでふと思い出したのが、山と渓谷2013年11月号の特集「駅をつないでしっかり歩く!」で紹介されていた
高尾山〜陣馬山〜生藤山
のロングルート。
試しに計画書を作成してみると、始発で高尾山口駅へ行き、コースタイムの85%程度で歩くことができれば、日の入り前には十分舗装路に辿り着く計算。
気温が低く、空気が澄んで眺望が望める今の時期こそ、と思い、決行することとしました。
【馴染みのルート】
陣馬山〜高尾山は、私が本格的に山歩きを始めてから、初めてソロ山行を計画・実行したルートです。
当時はがむしゃらに歩くことしか考えておらず、初めての道に、特に登山道に至るまでの一般道には、地図を見ながらも苦戦した記憶があります。
今となっては、山歩きに慣れない知人を連れて行ったり、スタンプラリーに興じたり、秋冬の眺望を楽しんだりと、一番足を運んでいる山域となっています。
油断大敵と自制しつつも、地図等を確認しなくともルート取りやペース配分ができるようになってきました。
眺望に関しても、高尾山及び一丁平では富士山と丹沢・道志山塊のコラボ、小仏城山及び景信山からは富士山と関東平野をしっかりと望むことができました。
そして陣馬山では、360度の眺望を堪能でき、特に今回は、南ア南部の赤石岳と荒川岳を確認することができました。
憧れの山だけに、かなりテンションが上がりました。
【未踏の領域へ】
陣馬山から先は、私にとって未踏の領域です。
久し振りのソロ山行ということもあり、馴染みのある山域ながらも少々緊張しました。
関東ふれあいの道ということもあり、全体的に非常に明瞭な道で、判断に迷う箇所もありませんでしたが、和田峠から生藤山へ至る登り返しを甘く考えていた点は否めず、「地図を見ていても読んでいない」というあたりは、相変わらず成長していないようです。
続々と現れる登りの数々は、北高尾山稜を彷彿とさせる印象でしたが、実際はどうなのでしょう…
しかし、数々のピークを越え、生藤山に到達したとき、逆光になりながらも富士山が迎えてくれ、それまでの苦労が報われる思いでした。
最終的に藤野駅まで到達したときの達成感はなかなかのもので、10座を越えるロングルートを無事にやりきれた充実感で一杯でした。
ロングコースを歩き切りましたね。
しかもいいペースで!
低山ながら一日で10座も踏むと登りの累積標高は1863mにも達しています。
馴染みのあるコースでは自身の成長が感じられて、未踏のコースでは自身の未熟さを痛感する。。。
甘く考えていた点は否めないとか「地図を見ていても読んでいない」と感じられなんて、大きな成長を遂げているではありませんか。
新年最初の山行にふさわしいヤマ歩きができましたね。
LArcさん、いつもコメントありがとうございます。
一つ一つの山の高さは低山のレベルなのですが、これだけ集まるとなかなかのボリュームで、一筆書きするとなかなかの達成感でした
その一方、未経験の長距離ルートに挑戦できたのも、馴染みの山域だったからだと思います。
「地図を見ていても読んでいない」については、いつまでたっても成長しなくて…
ついつい、等高線よりもコースタイム表示に意識がいってしまうのだと思います
いろいろな意味で、いい初山行になったと思います。
ホントに、1週間遅れとか、ホントにスミマセン。
ちゃんと読み込まないと、コメントできない人なんだ〜(。-_-。)
と、思っておいて下さい。
ということで。
じっくり読みました。
生藤山には行ったことがないので、特にジックリ読ませていただきました。
なんつか、ハードな道のりでしたね。
さすがに高尾山からの一気通貫はキツそう。
でも、春先に出かけるには気持ちの良さそうな道に思いました。
巻かないためには、藤野〜生藤山〜陣馬山〜山下屋が良さそうかな
ところで、は写ってましたけど、サラ戦シェフとして、食事はどーだったんすか?
そんな細かい事が気になる私でした。
ま、このロングコースでそこまでしっかりやってたら、辿り着けなくなっちゃいそうですけどね
おつかれさまでした\(^o^)/
muniさん、コメントありがとうございます。
じっくり読んでいただけるとは恐悦至極に存じます
生藤山は、いつか行ってみたいと思いつつも、生藤山〜陣馬山では少し短いかなと思い、空気が澄む時期に高尾山から一気に踏破してしまおうと密かに企んでいました
初めての道ということもあってか、和田峠からの後半戦の登りがきつく感じましたが、関東ふれあいの道の名のとおり、気持ち良く歩ける道でした。
下山後の舗装路歩きがかなり長いので、藤野駅からバスを利用しつつ、生藤山→陣馬山の順に歩くのがよさそうです。
(山下屋をはずさないところはさすがですね
某師匠から、県境歩きのススメがあり、密かに笹尾根で奥多摩と繋いでしまいたいと思ってますので、上野原駅からのバスを利用して、生藤山より西から陣馬山まで歩いてみたいとも思います
食事に関しては、どれくらい休憩時間を確保できるか未知数でしたので、ほとんど行動食でした
何とか生藤山でコーヒーを飲む時間を確保できたので、及第点かと思います
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