島山百選31座目:鷲ヶ頭山(大三島)〜I'm the father〜
愛媛県
Icchyou
体力度について
- GPS
- 04:20
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 506m
- 下り
- 510m
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| 天候 | 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
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感想
亀老山で夜明けを見終わったのが9時。
まだもうひとつ行けるぜ！
というわけで伯方大島大橋を渡り
隣の大三島にある鷲ヶ頭山を登ることに。
山名を見て思わず「ワシが父さん？」
という寒いギャグを呟いてしまうが
後に見事なフラグとなる←
ここも一応山頂まで車で行けるっぽいのだが
亀老山と違いしっかりした登山道が
あるのでそちらを使ってみることに。
登山道に入ってすぐ分割発見。
通常ルートと鎖場ルートに分かれて
途中で上で合流するらしい。
・・・迷ったら選ぶのは難しい方だよな！🤪
少し進むと巨大な岩壁に垂直に垂れ下がる1本目の太い鎖。
おお、結構ガチなやつだ。石鎚山感覚でいけるか？
と、登り始めるが浮き沈みがある岩に対して
一本しかない鎖は所々宙に浮いているw
そのせいで足がかからない箇所が発生し
腕だけで引っ張らないといけなかったり
岩の間に上手く身体捩じ込まないと
足場に届かなかったりと想像以上にテクニカル😨
ほぼ垂直に登ってるので高度感もバツグンで
膝がビートを刻み始める←
ビビりながらなんとか登り切った・・・
と思いきやすぐ2本目が出現😇
そーだよな石鎚も3本くらいあったもんな、
やってやんよ！！( ゜д゜)
膝に続いて肘までビートを刻み始め
難易度上昇を招くが気合いで暴れる鎖をねじ伏せた。
登り切った岩上からは海道の島々を
眺めることができ心が少し癒された。
生まれたての子鹿状態で通常ルートと合流し
前衛峰である安神山のプレートにタッチ！
いや〜このルートかなり上級者向けだわ。
九島の地蔵巡りと言い島山には
ちょいちょいトラップ仕掛けられてんだなぁw
気軽に行っちゃダメだけど、クライマーの方々は是非！
安神山から先に進むと一気に景色が広がる。
右手には島内唯一の台(うてな)ダムと亀老山。
左手には生口島をはじめとする周辺の島々と海。
正面には山頂まで連なる岩々の稜線が伸びていた。
ダムも見えて360°展望あるとかかなりアタリやん！！🤪
前半ハズしまくっていた島山の良さを一気に取り返した気分。
登山道は見た目ほど厳つくなく非常に緩やかで
舗装済みのため初心者でも全然登れる難易度だ。
ウキウキしながら歩を進め山頂に到達。
そこで発見したのは「鷲ヶ頭山」のピークプレート
と、隣に横たわる「ワシ ga 父サン」のプレート。
・・・・( ゜д゜)
登山口で口走ったこと見事に的中させちゃったよ。
あ、これ「親父ギャグ」との
ダブルミーニングにもなってんのか！
上手いけどなんかメッチャハズイw
そして何気なくプレートを裏返すと
「ウチ ha 母さん」の文字。
・・・・('A`)
いや、何にもかかってねぇよ。
もうわけわかんねぇよ。
どう上手いのか誰か教えてくれ。
なんだか今日の山頂はいつもより冷える気がした←
山頂撮影を終えヤマメシ休憩しているとファミリーが登ってきた。
さっきのプレートを見つけてわちゃわちゃしながら
記念撮影しているのを見て気づく。
・・・ハッ、そうかこの為だ！
さっきのプレートは父母に持たせて
記念撮影に使うのが正解だったんだ( ゜д゜)
人生ソロプレイヤーには到底無い発想・・・
なんだか居心地が悪くなったので
独身無職ホームレスはクールに去るぜ←
下山時に空は益々晴れ渡り太陽は海を太陽は輝かせる。
道中にある突き出た岩をよじ登ると
海から山頂までの全てを見渡すことのできる
今日一の超絶景を堪能できた！
安神山に戻り今度は分岐を通常ルートへ。
流石にあの鎖場を降りる勇気はないぜw
こちらにも途中に展望台があり視界は良好。
どっちから登っても楽しめる最高クラスの島山だった！
島山百選31座目・踏破！
★ルートレビュー★
難易度:B
安神山にはかなりの高低差を登る長大な鎖が2本あります。
階段状になっている岩に対して鎖が所々浮いているため
腕だけで全身を引き上げたり毎回手足を置く場所を考えたりと
岩登りのムーブに慣れた人でないと危険なコースです。
自信の無い人は自然研究路での登頂をオススメします。
体力度:D
標高436m 累積標高差514m 時間4:20 距離4.8��
見た目の厳つさとは裏腹に登山道は
かなり整備が行き届いており非常に歩きやすいコース。
距離標高差共に初心者でも十分登頂できる工程となっています。
展望:A
序盤の樹林区間以外ほぼずっと景色があります。
特に稜線の眺望は素晴らしく背後には瀬戸内海の島々、
左右には大三島の街並みと台ダム、正面には厳つい岩塊と
ピークに至る登山道がずっと見えているという
最高に気分の高まる山歩きを堪能できます。
総評:A
山の雰囲気もカッコよく景色も抜群。
さらに観光者には車で、登山者には稜線で、
上級者には鎖場でと、訪れる人全ての需要を満たせる優秀さ。
島山百選に留めておくには勿体なくもっと人に知られてほしい山です。
★ルートレビューリスト(島山百選)
https://wp.me/PcUql6-15T
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