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Yamareco

記録ID: 5633309
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

【丹後山・兎岳】Mission失敗:iPhone救出作戦!(十字峡⇔丹後山⇔兎岳⇔携帯電話救出現場)

2023年06月20日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:26
距離
20.3km
登り
1,960m
下り
1,942m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:09
休憩
5:17
合計
13:26
距離 20.3km 登り 1,962m 下り 1,956m
5:02
5:06
164
7:50
8:11
1
8:12
8:14
21
8:35
8
8:43
8:47
27
9:14
9:26
19
9:45
10:55
1
携帯電話救出活動
10:56
11:00
1
11:01
14:00
15
携帯電話救出活動
14:15
14:26
22
14:48
14:50
8
14:58
14:59
19
15:18
15:21
1
15:22
118
17:20
17:24
34
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日夜に石打塩沢SAで仮眠。
石打塩沢SAから駐車場まで約40分。
平日ということもあり、先着なし。下山時もほかの駐車はなし。
コース状況/
危険箇所等
・全体的によく整備されており、歩きやすい道です。
・林道は最初、折り畳みチャリも使えるんじゃね?と思っていました。過去レコを見てもまったく自転車でのアクセスがなかったため、おとなしく歩きでのアプローチ。結果、倒木が道をふさいでいたりで、自転車は厳しかっただろうな、という印象。
・登山道からしばらく登ったところと、八合目の直下にクサリがありますが、なくてもよいレベル。雨で滑るときには補助で合った方がいいかな、という印象です。
・二合目までが急登。そこから先は、ところどころに急なところはありますが、普通の登山道です。
・四合目は開けた展望地。ここで中ノ岳から兎岳への至る稜線全体を眺めることができます。
・八合目から兎岳までは、気持ちのよい稜線歩き♪アップダウンも多くなく、最高の縦走路です😁稜線上の雪もほとんどなく、10mほどのフラットな雪渓を横断するのが一ヶ所だけ。
本日は3日前に落としたiPhoneの救出がMissionとなります。では、救出活動に向かいます!
2013年06月20日 04:31撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
6/20 4:31
本日は3日前に落としたiPhoneの救出がMissionとなります。では、救出活動に向かいます!
しばらく林道歩きですが、なかなかいい渓谷です。
2013年06月20日 04:40撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 4:40
しばらく林道歩きですが、なかなかいい渓谷です。
途中での景色も楽しめます。
2013年06月20日 04:42撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 4:42
途中での景色も楽しめます。
30分ほど歩いて登山口へ。
2013年06月20日 05:02撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 5:02
30分ほど歩いて登山口へ。
のっけから急登で、クサリも登場。朝一の体が寝ぼけている状態には堪えます。
2013年06月20日 05:08撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 5:08
のっけから急登で、クサリも登場。朝一の体が寝ぼけている状態には堪えます。
各合目には標識あり。一合目の鉄砲平。って、どこが平だ???
2013年06月20日 05:18撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 5:18
各合目には標識あり。一合目の鉄砲平。って、どこが平だ???
開けたところから、ちょうど稜線からの日の出。実際の日の出からは1時間半ほど経過しております。
2013年06月20日 05:47撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 5:47
開けたところから、ちょうど稜線からの日の出。実際の日の出からは1時間半ほど経過しております。
上の方が朝陽に照らされる中ノ岳。
2013年06月20日 05:48撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 5:48
上の方が朝陽に照らされる中ノ岳。
少し進んだところで反対側の展望も。本谷山でしょうか。
2013年06月20日 06:05撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 6:05
少し進んだところで反対側の展望も。本谷山でしょうか。
朝陽に照らされてきれいな新緑♪
2013年06月20日 06:23撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 6:23
朝陽に照らされてきれいな新緑♪
四合目。ここは展望地。四合目とはいいながら、ここまでで山頂までの時間の半分以上。
2013年06月20日 06:34撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 6:34
四合目。ここは展望地。四合目とはいいながら、ここまでで山頂までの時間の半分以上。
舌なめずりしたくなるような、中ノ岳から兎岳の稜線♪
2013年06月20日 06:34撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
6/20 6:34
舌なめずりしたくなるような、中ノ岳から兎岳の稜線♪
本谷山、下津川山でしょうか、こちらもいい山ですね。
2013年06月20日 06:35撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 6:35
本谷山、下津川山でしょうか、こちらもいい山ですね。
八合目に近くなると、だいぶ景色が開けてきました。
2013年06月20日 07:21撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 7:21
八合目に近くなると、だいぶ景色が開けてきました。
中ノ岳から大水上山。
2013年06月20日 07:21撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 7:21
中ノ岳から大水上山。
中ノ岳から下る稜線。早い時間に携帯を救出できれば、中ノ岳を回って帰ってもいいかな、と思っていたりもしました。
2013年06月20日 07:21撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 7:21
中ノ岳から下る稜線。早い時間に携帯を救出できれば、中ノ岳を回って帰ってもいいかな、と思っていたりもしました。
八合目直下のクサリ。岩が滑るので補助にといったところ。
2013年06月20日 07:29撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 7:29
八合目直下のクサリ。岩が滑るので補助にといったところ。
八合目。ここまで来ると、山頂まではあとちょっと。
2013年06月20日 07:31撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 7:31
八合目。ここまで来ると、山頂まではあとちょっと。
きれいな緑の絨毯の稜線歩きの始まり!
2013年06月20日 07:36撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 7:36
きれいな緑の絨毯の稜線歩きの始まり!
南側の稜線。コースはありませんが、歩いたら気持ちよさそう。
2013年06月20日 07:36撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 7:36
南側の稜線。コースはありませんが、歩いたら気持ちよさそう。
しばらくは本日のMissionを忘れて景色を楽しみます♪
2013年06月20日 07:37撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 7:37
しばらくは本日のMissionを忘れて景色を楽しみます♪
緑の絨毯の奥に青空とたなびく雲。最高の取り合わせです😊
2013年06月20日 07:40撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 7:40
緑の絨毯の奥に青空とたなびく雲。最高の取り合わせです😊
もう、正に緑の絨毯!ただし、正体は激ヤブだったり。
2013年06月20日 07:41撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 7:41
もう、正に緑の絨毯!ただし、正体は激ヤブだったり。
平ヶ岳が見えてきました。今年は雪が少ないですね。
2013年06月20日 07:46撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 7:46
平ヶ岳が見えてきました。今年は雪が少ないですね。
丹後山の避難小屋まで来ました。ここで朝ごはん休憩として、英気を養います。
2013年06月20日 07:50撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 7:50
丹後山の避難小屋まで来ました。ここで朝ごはん休憩として、英気を養います。
避難小屋前は一面緑。
2013年06月20日 08:09撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:09
避難小屋前は一面緑。
避難小屋から丹後山山頂は目と鼻の先。
2013年06月20日 08:13撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:13
避難小屋から丹後山山頂は目と鼻の先。
緑の絨毯越しに中ノ岳に兎岳。
2013年06月20日 08:13撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:13
緑の絨毯越しに中ノ岳に兎岳。
荒沢岳に裏越後三山縦走路。
2013年06月20日 08:13撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:13
荒沢岳に裏越後三山縦走路。
会津駒ヶ岳。昨年、同じ時期に反対側の帝釈山から見たときには、かなり雪が残っていたのですが。
2013年06月20日 08:13撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:13
会津駒ヶ岳。昨年、同じ時期に反対側の帝釈山から見たときには、かなり雪が残っていたのですが。
平ヶ岳。こちらも登山道はありませんが、いい稜線です。
2013年06月20日 08:13撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:13
平ヶ岳。こちらも登山道はありませんが、いい稜線です。
至仏山に上州武尊山。
2013年06月20日 08:14撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
6/20 8:14
至仏山に上州武尊山。
巻機山に至る稜線。この辺りはまだ、ソコソコ雪が残っています。
2013年06月20日 08:14撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
1
6/20 8:14
巻機山に至る稜線。この辺りはまだ、ソコソコ雪が残っています。
肉眼では妙高山と北ア北部がはっきりと見えていました。
2013年06月20日 08:14撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:14
肉眼では妙高山と北ア北部がはっきりと見えていました。
八海山に中ノ岳。
2013年06月20日 08:14撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:14
八海山に中ノ岳。
ついつい本来の目的を忘れてしまいますが、せっかくのこの天気、楽しまないと損ですね!
2013年06月20日 08:17撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:17
ついつい本来の目的を忘れてしまいますが、せっかくのこの天気、楽しまないと損ですね!
てかホント、足が止まる景色。
2013年06月20日 08:17撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:17
てかホント、足が止まる景色。
ちょっとだけ雪渓歩き。
2013年06月20日 08:21撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:21
ちょっとだけ雪渓歩き。
大水上山近くに来ると、平ヶ岳への稜線全体が姿を現してきます。
2013年06月20日 08:28撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:28
大水上山近くに来ると、平ヶ岳への稜線全体が姿を現してきます。
利根川水源の碑。といっても、ここに水が流れているわけではなし。直下の雪渓が水源扱いでしょうか?
2013年06月20日 08:34撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:34
利根川水源の碑。といっても、ここに水が流れているわけではなし。直下の雪渓が水源扱いでしょうか?
荒沢岳から兎岳に至る稜線。3日前に歩いたばかりだと言うね・・・
2013年06月20日 08:35撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:35
荒沢岳から兎岳に至る稜線。3日前に歩いたばかりだと言うね・・・
利根川水源の碑直下の雪渓は、まだまだたっぷりの残雪量。
2013年06月20日 08:39撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:39
利根川水源の碑直下の雪渓は、まだまだたっぷりの残雪量。
大水上山。
2013年06月20日 08:44撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:44
大水上山。
もう、どこもかしこも好展望♪兎岳から中ノ岳。
2013年06月20日 08:44撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:44
もう、どこもかしこも好展望♪兎岳から中ノ岳。
兎岳から荒沢岳。
2013年06月20日 08:44撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:44
兎岳から荒沢岳。
平ヶ岳の奥に燧ヶ岳も頭をのぞかせ始めました。
2013年06月20日 08:45撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:45
平ヶ岳の奥に燧ヶ岳も頭をのぞかせ始めました。
巻機山。
2013年06月20日 08:45撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:45
巻機山。
妙高山と北アがよりはっきりと。
2013年06月20日 08:45撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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妙高山と北アがよりはっきりと。
八海山。奥には米山に日本海。
2013年06月20日 08:46撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 8:46
八海山。奥には米山に日本海。
越後駒ヶ岳も頭が見えていて、越後三山そろい踏み。
2013年06月20日 08:46撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 8:46
越後駒ヶ岳も頭が見えていて、越後三山そろい踏み。
兎岳にはいったん下ってからの登り返し。
2013年06月20日 08:51撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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兎岳にはいったん下ってからの登り返し。
大水上山はきれいなゼブラ模様。
2013年06月20日 09:01撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 9:01
大水上山はきれいなゼブラ模様。
兎岳へのきれいな斜面。
2013年06月20日 09:09撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:09
兎岳へのきれいな斜面。
兎岳山頂!
「よく来たね」、うん、中2日でよく来たと思う。
2013年06月20日 09:14撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 9:14
兎岳山頂!
「よく来たね」、うん、中2日でよく来たと思う。
救出現場が見えてきました。兎岳山頂で救出活動の準備をします。
2013年06月20日 09:14撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:14
救出現場が見えてきました。兎岳山頂で救出活動の準備をします。
その前に景色を楽しんでもいいよね。越後駒ヶ岳に守門岳。
2013年06月20日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:15
その前に景色を楽しんでもいいよね。越後駒ヶ岳に守門岳。
空気が澄んでいて、飯豊山もはっきりと姿を見せていました。
2013年06月20日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:15
空気が澄んでいて、飯豊山もはっきりと姿を見せていました。
荒沢岳への縦走路。
2013年06月20日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:15
荒沢岳への縦走路。
奥の方にはうっすらと磐梯山に吾妻山。
2013年06月20日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:15
奥の方にはうっすらと磐梯山に吾妻山。
会津駒ヶ岳。
2013年06月20日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:15
会津駒ヶ岳。
平ヶ岳と奥には燧ヶ岳。
2013年06月20日 09:15撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:15
平ヶ岳と奥には燧ヶ岳。
ゼブラな大水上山と、奥には至仏山と上州武尊山。
2013年06月20日 09:16撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 9:16
ゼブラな大水上山と、奥には至仏山と上州武尊山。
歩いてきた縦走路と、谷川岳に巻機山。
2013年06月20日 09:16撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:16
歩いてきた縦走路と、谷川岳に巻機山。
相変わらず妙高山と北アもはっきりと。
2013年06月20日 09:16撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:16
相変わらず妙高山と北アもはっきりと。
八海山に米山。
2013年06月20日 09:16撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:16
八海山に米山。
救出現場をアップで。半島型に飛び出しているところがいやらしいトラバースだと思って、ヤブの中を突っ切るという選択。結果、半島の根元に道は出ていたし、ヤブの中にiPhoneを落とすしという、最悪の選択でした。
2013年06月20日 09:26撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
2
6/20 9:26
救出現場をアップで。半島型に飛び出しているところがいやらしいトラバースだと思って、ヤブの中を突っ切るという選択。結果、半島の根元に道は出ていたし、ヤブの中にiPhoneを落とすしという、最悪の選択でした。
救出現場へと続く雪渓まで下りてきました。
2013年06月20日 09:37撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 9:37
救出現場へと続く雪渓まで下りてきました。
救出現場は、こんな足元も見えないヤブの中。
2013年06月20日 11:31撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 11:31
救出現場は、こんな足元も見えないヤブの中。
背の高めのハイマツ、ササのミックスのヤブの中を4時間に渡って捜索するも、救出ならず無念の撤退・・・
2013年06月20日 13:51撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 13:51
背の高めのハイマツ、ササのミックスのヤブの中を4時間に渡って捜索するも、救出ならず無念の撤退・・・
リミット時間が来たので、泣く泣く帰路につきます。もう少し探して避難小屋泊にしようかとも思ったのですが、連絡手段がないので下山しないと遭難扱いになってしまうというね。
2013年06月20日 14:00撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 14:00
リミット時間が来たので、泣く泣く帰路につきます。もう少し探して避難小屋泊にしようかとも思ったのですが、連絡手段がないので下山しないと遭難扱いになってしまうというね。
兎岳まで戻ってきての越後三山そろい踏みの展望。
2013年06月20日 14:18撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 14:18
兎岳まで戻ってきての越後三山そろい踏みの展望。
守門岳に浅草岳。午後になってもいい展望でした。
2013年06月20日 14:18撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 14:18
守門岳に浅草岳。午後になってもいい展望でした。
荒沢岳へ至る縦走路。ミッションは終了したので、展望を楽しみます。
2013年06月20日 14:18撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 14:18
荒沢岳へ至る縦走路。ミッションは終了したので、展望を楽しみます。
素晴らしきゼブラの斜面に、至仏山と上州武尊山。
2013年06月20日 14:18撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 14:18
素晴らしきゼブラの斜面に、至仏山と上州武尊山。
巻機山。
2013年06月20日 14:19撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 14:19
巻機山。
兎岳で救出活動の装備を解いて、素晴らしい稜線を下山します。
2013年06月20日 14:26撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 14:26
兎岳で救出活動の装備を解いて、素晴らしい稜線を下山します。
大水上山で振り返っての展望。
2013年06月20日 14:49撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 14:49
大水上山で振り返っての展望。
少し雲は出てきましたが、それでも素晴らしい展望。
2013年06月20日 15:00撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 15:00
少し雲は出てきましたが、それでも素晴らしい展望。
丹後山に戻ってきたところでの兎岳に小兎岳。iPhoneが安らかに眠ることができるように、祈りを捧げます。
2013年06月20日 15:18撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 15:18
丹後山に戻ってきたところでの兎岳に小兎岳。iPhoneが安らかに眠ることができるように、祈りを捧げます。
せっかくの好天ですので、最後に展望を楽しみます。中ノ岳。
2013年06月20日 15:20撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 15:20
せっかくの好天ですので、最後に展望を楽しみます。中ノ岳。
荒沢岳へと至る縦走路。楽しかったけど、キツくもあった。
2013年06月20日 15:20撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 15:20
荒沢岳へと至る縦走路。楽しかったけど、キツくもあった。
十字峡ははるか眼下。遠いなあ・・・
2013年06月20日 15:35撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 15:35
十字峡ははるか眼下。遠いなあ・・・
四合目から。私のiPhoneよ、安らかに眠ってください・・・
2013年06月20日 15:41撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
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6/20 15:41
四合目から。私のiPhoneよ、安らかに眠ってください・・・
連絡手段がない登山は緊張を強いられましたが、無事に登山口まで下山。ここから2kmの林道を歩いて駐車場まで戻りました。
2013年06月20日 17:24撮影 by  COOLPIX S6500, NIKON
6/20 17:24
連絡手段がない登山は緊張を強いられましたが、無事に登山口まで下山。ここから2kmの林道を歩いて駐車場まで戻りました。
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(26ℓ) ザックカバー 昼ご飯 非常食 ハイドレーション レインウェア 帽子 手袋 ストック ヘッドランプ ライター サングラス 地図 カメラ ロールペーパー 救急用品 予備靴ひも 携帯簡易トイレ 保険証 タオル 携帯バッテリー
備考 水5.5ℓ持参。下山までにすべて消費。

感想

iPhoneが家出した。
裏越後三山の縦走中、ちょっとコースを外れて激ヤブの中を歩いていたら、スマホケースから飛び出してしまっていた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5626815.html
今年中に買い替えるかという話をしていたのを聞かれて、スネてしまっていたようだ。
ストラップはつけていたが、ストラップも引きちぎって家出してしまったので、よほど嫌気がさしていたのだろう。
家出に気がついたのは、しばらく経ってから。
すぐに迎えに行こうとしたが、電波の届かない山域であるため、同行者に電話をかけてもらって音を頼りに捜索することもできない。
すでに日没ギリギリの時間だったため、迎えに行くと我々も遭難案件となってしまう可能性がある。
その日は諦めて、泣く泣く先に進むことにした。

iPhoneの家出から数日は、梅雨時にもかかわらず晴天続き。
迎えに行くならチャンスは今しかないと、急遽、休暇を取得して迎えに行くことにした。
救出現場はどこの登山口からの遠く、一番近い十字峡からでも標準CTで往復15時間近く。
歩く時間をできるだけ短縮して、できるだけ捜索時間を確保したい。

天気もよく、素晴らしい稜線を越えて捜索現場に到着したのは10時前。
想定していたよりもいいペースで登ることができたため、到着は予定していたよりも1時間半ほど早い。
登山時間から考えると下山は4時間前後を要する見込みとなる。
いくら陽の長い時期とは言え、携帯電話を持っていないということは、何かあったのときの連絡手段もない。
多少の余裕をもって、18時には下山できるようにしておきたい。
逆算して14時をリミットとして、携帯電話の捜索を開始した。

ヤブへの取り付き地点と、ヤブから出た地点ははっきりしている。
だが、当時、ヤブに入ったところで気がつかないうちにGARMINがストップしていてしまっており、詳細ログは拾えていなかった。
iPhoneの位置情報も、捜索開始前に特定ができなかった。
そのため、詳細位置はわからない状態での捜索開始となった。

激ヤブの中だったため、ヤブの中のルートは覚えていないが、自然に行動すれば同じようなルートをたどるはずだとの考えにより、まずは当時の気持ちになってヤブの中を歩いてみることにした。
何度かヤブの中を歩いておおよそのルートのあたりをつけ、そのルートの中でも胸にあるスマホケースが引っかかりそうな位置を絞り込んだ。

かなり注意深く足元を探していたが、なかなか見つからない。
昼食を取るのも忘れて探しており、気がついたらリミットの14時が近くなっていた。
捜索時間は約4時間におよんだが、結局、見つけ出すことはできなかった。

おそらくは、捜索した地点のすぐそばにはいたのだろう。
それでも出てこなかったということは、「もうお前のところに帰るつもりはない」という意思表示に違いない。
リミット時間も来たため、その意思を尊重して泣く泣く下山することにした。
下山時の4合目で最後の小兎岳の姿を見た時に、iPhoneにこれまでの感謝を伝えるとともに、安らかに眠りにつくように祈りをささげた。

下山は予定通りの18時ちょうど。
標高差2,000m近くに加えて4時間もヤブ歩きをしており、下山時には疲労困憊であった。
19時までは明るい時期なので、もう1時間くらい捜索できていたかもしれないという思いは残るが、無事の下山までがセットと考えると、これで正解だったのだろう。

それにしても普段の生活はもちろんのこと、登山中でもスマホでの地図参照が当たり前で、何かあったときにも(電波が通じることを前提に)スマホで連絡。
自然に帰るはずの登山でも、文明の利器に頼り過ぎているということを痛感した数日でもあった。
スマホがない中での登山は緊張を強いられたが、これが本来あるべきなのかもしれない、とも思う。

なお、捜索日は天気もよく遠望もきき、素晴らしい稜線歩きだった。
携帯探索というミッションを除外して考えれば、本当に最高の登山だった。

ここまでの長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

※かなり久しぶりにコンデジを使ったので、息が絶えていました。充電して息は吹き返したものの、年月設定時に「年」設定を忘れたため、2013年の写真扱いになってしまっています。実際には2023年の写真で間違いありません。

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