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Yamareco

記録ID: 5623767
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

笹山。登ることに集中しよう

2023年06月18日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:44
距離
13.3km
登り
1,959m
下り
1,967m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:42
休憩
0:59
合計
9:41
距離 13.3km 登り 1,971m 下り 1,968m
6:03
6:04
66
7:10
40
7:50
115
9:45
9:51
97
11:28
10
11:38
12:28
10
12:38
12:39
61
13:40
49
14:29
22
14:51
45
15:39
15:40
1
15:41
ゴール地点
天候 くもり
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
ほぼずっと急勾配なるも、道はとてもよく歩きやすい。
奈良田の里。道路脇の駐車場からスタート。
まだ朝の6時というのにもう陽が高い。雲多め
2023年06月18日 06:02撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 6:02
奈良田の里。道路脇の駐車場からスタート。
まだ朝の6時というのにもう陽が高い。雲多め
この橋を渡って対岸へ
2023年06月18日 06:04撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 6:04
この橋を渡って対岸へ
今日は標高差があるので、気を引き締めて登山道へ。
登ることを常に意識しようと自分に言い聞かせる
2023年06月18日 06:12撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 6:12
今日は標高差があるので、気を引き締めて登山道へ。
登ることを常に意識しようと自分に言い聞かせる
すぐに急登の洗礼を受ける。
でも植林の森がなかなかにきれい
2023年06月18日 06:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 6:20
すぐに急登の洗礼を受ける。
でも植林の森がなかなかにきれい
しばらくると、ニホンリスでしょうか、小動物がたくさん駆けずり回ってた。偶然撮れた一枚
2023年06月18日 06:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 6:35
しばらくると、ニホンリスでしょうか、小動物がたくさん駆けずり回ってた。偶然撮れた一枚
新緑、カラマツの森を通過
2023年06月18日 07:15撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 7:15
新緑、カラマツの森を通過
登山道の様子。ときおり平坦地も
2023年06月18日 07:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 7:22
登山道の様子。ときおり平坦地も
ブナの森。新緑がまぶしい
2023年06月18日 07:34撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 7:34
ブナの森。新緑がまぶしい
上空をおおうカエデもみずみずしい
2023年06月18日 07:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 7:36
上空をおおうカエデもみずみずしい
しばらくは新緑の森を行く。ハルゼミの大合唱
2023年06月18日 07:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 7:38
しばらくは新緑の森を行く。ハルゼミの大合唱
水場分岐に到着、2時間弱。
赤テープはずいぶん多いが、案内板は少なめのよう
2023年06月18日 07:52撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 7:52
水場分岐に到着、2時間弱。
赤テープはずいぶん多いが、案内板は少なめのよう
苔むす場があったり
2023年06月18日 08:11撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 8:11
苔むす場があったり
するとサラサドウダンが咲いていた
2023年06月18日 08:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 8:22
するとサラサドウダンが咲いていた
花付きがとてもよい
2023年06月18日 08:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 8:23
花付きがとてもよい
その上愛らしくもありました
2023年06月18日 08:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 8:21
その上愛らしくもありました
今度はギンリュウソウ。
白い点在多し
2023年06月18日 08:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 8:43
今度はギンリュウソウ。
白い点在多し
マイズルソウも
2023年06月18日 08:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 8:47
マイズルソウも
更に進むとだいぶ南アルプスっぽくなってきた。
シラビソなどの針葉樹がでてきた
2023年06月18日 09:21撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 9:21
更に進むとだいぶ南アルプスっぽくなってきた。
シラビソなどの針葉樹がでてきた
苔の胞子も
2023年06月18日 09:27撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 9:27
苔の胞子も
歩きはじめて3時間45分、やっと遠くが見えてきた。
あの白い斜面は鳳凰三山方面でしょう
2023年06月18日 09:43撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 9:43
歩きはじめて3時間45分、やっと遠くが見えてきた。
あの白い斜面は鳳凰三山方面でしょう
するとその先はなんとイワカガミがたくさん咲き乱れる登山道だった
2023年06月18日 09:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 9:40
するとその先はなんとイワカガミがたくさん咲き乱れる登山道だった
こんな密度でたくさん咲いているとはとっても驚き
2023年06月18日 09:55撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 9:55
こんな密度でたくさん咲いているとはとっても驚き
斜面が急で、目線が高い。イワカガミは足元に咲くとつい思ってしまうからね。
あまりゆっくりもしていられないので帰りにまた
2023年06月18日 09:54撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 9:54
斜面が急で、目線が高い。イワカガミは足元に咲くとつい思ってしまうからね。
あまりゆっくりもしていられないので帰りにまた
休憩適地に見える。ということでここでしばし休憩。
ここまでで4時間ちょっと、我ながらいいペース
2023年06月18日 10:10撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 10:10
休憩適地に見える。ということでここでしばし休憩。
ここまでで4時間ちょっと、我ながらいいペース
すると今度はダケカンバの新緑林
2023年06月18日 10:14撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 10:14
すると今度はダケカンバの新緑林
しばらく登って立ち枯れ風景。
もうすぐ山頂という雰囲気濃厚だが、なかなか到達しない。
ちょうど5時間経過
2023年06月18日 11:00撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:00
しばらく登って立ち枯れ風景。
もうすぐ山頂という雰囲気濃厚だが、なかなか到達しない。
ちょうど5時間経過
なおいっそう山頂間近な様子の樹林を進み
2023年06月18日 11:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:23
なおいっそう山頂間近な様子の樹林を進み
するとなんとなく樹間に稜線が
2023年06月18日 11:24撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:24
するとなんとなく樹間に稜線が
やっと笹山山頂に到着。
なかなかいい景色。更に進む
2023年06月18日 11:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:31
やっと笹山山頂に到着。
なかなかいい景色。更に進む
そうしてついに笹山北峰に到着です。
たいそう疲れました。残念ながら青空なし。また人影もなし。
2023年06月18日 12:31撮影 by  Canon EOS M6, Canon
6
6/18 12:31
そうしてついに笹山北峰に到着です。
たいそう疲れました。残念ながら青空なし。また人影もなし。
蝙蝠尾根と塩見岳
2023年06月18日 11:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:47
蝙蝠尾根と塩見岳
こちらは悪沢岳のようです
2023年06月18日 11:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:47
こちらは悪沢岳のようです
振り返ればどでかい富士山。ちょっと霞がちだが見えて良かった
2023年06月18日 11:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:40
振り返ればどでかい富士山。ちょっと霞がちだが見えて良かった
北側は白峰三山
2023年06月18日 12:09撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:09
北側は白峰三山
さらに鳳凰三山
2023年06月18日 11:59撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:59
さらに鳳凰三山
南アルプス南部方面、山々が折り重なっている
2023年06月18日 11:47撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 11:47
南アルプス南部方面、山々が折り重なっている
あのコブコブは笊ヶ岳でしょうか
2023年06月18日 12:01撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:01
あのコブコブは笊ヶ岳でしょうか
雪の残っている山並みも見えました。中央アルプスっぽいです
2023年06月18日 12:03撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:03
雪の残っている山並みも見えました。中央アルプスっぽいです
その右手は北アルプス方面ですかね
2023年06月18日 12:03撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:03
その右手は北アルプス方面ですかね
甲府盆地の西端、韮崎あたりでしょうか
2023年06月18日 12:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:22
甲府盆地の西端、韮崎あたりでしょうか
山頂に咲くコバノクロマメノキでしょうか
2023年06月18日 12:07撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:07
山頂に咲くコバノクロマメノキでしょうか
上空に雲が湧きだした
2023年06月18日 12:30撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:30
上空に雲が湧きだした
こちらにもできていた。
結局この山頂には誰も来なかったのでずっと貸切状態。
展望を楽しんだのでそろそろ帰ることに
2023年06月18日 12:29撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 12:29
こちらにもできていた。
結局この山頂には誰も来なかったのでずっと貸切状態。
展望を楽しんだのでそろそろ帰ることに
帰り、倒木地を抜け
2023年06月18日 13:08撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:08
帰り、倒木地を抜け
苔におおわれた南アルプスっぽい地点を過ぎ
2023年06月18日 13:16撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:16
苔におおわれた南アルプスっぽい地点を過ぎ
コミヤマカタバミも点々とたくさん咲いていた。密集はなかったけど
2023年06月18日 13:20撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:20
コミヤマカタバミも点々とたくさん咲いていた。密集はなかったけど
そんな中の一枚
2023年06月18日 13:23撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:23
そんな中の一枚
鮮やかなシダが明るく目立っていたところを過ぎると
2023年06月18日 13:26撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:26
鮮やかなシダが明るく目立っていたところを過ぎると
イワカガミゾーンに戻ってきました。
いやー、この咲きっぷりには惚れ惚れしますね
2023年06月18日 13:35撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:35
イワカガミゾーンに戻ってきました。
いやー、この咲きっぷりには惚れ惚れしますね
こんな風に木の上に咲いていたり。それも固まって
2023年06月18日 13:36撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:36
こんな風に木の上に咲いていたり。それも固まって
こちらは紛れもなくイワカガミブーケでしょう
2023年06月18日 13:38撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:38
こちらは紛れもなくイワカガミブーケでしょう
いやー、ありえないきれいさです
2023年06月18日 13:40撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:40
いやー、ありえないきれいさです
立ち上がりの目立つものもたくさん。
さてこの場も後にします
2023年06月18日 13:41撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 13:41
立ち上がりの目立つものもたくさん。
さてこの場も後にします
どんどん下って、新緑地帯まで戻ってきた。またハルゼミの大合唱を聞き
2023年06月18日 14:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 14:39
どんどん下って、新緑地帯まで戻ってきた。またハルゼミの大合唱を聞き
ここまで来ればもう安心。
帰りは意外と早かった
2023年06月18日 15:22撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 15:22
ここまで来ればもう安心。
帰りは意外と早かった
つり橋を渡って無事帰着
2023年06月18日 15:39撮影 by  Canon EOS M6, Canon
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6/18 15:39
つり橋を渡って無事帰着
撮影機器:

装備

個人装備
ザック(Sa/G) シューズ(Sa/mid) 登山タイツ(U/冬) ハーフパンツ(B) 半袖シャツ(W) アームカバー 夏ジャケット 夏帽子(M) 手袋 フェイスマスク 虫よけ 五本指ソックス 飲料:550ml×5 & ゼリー飲料×2(実際消費:550ml×4 & ゼリー飲料×1)

感想

 山頂に到達するとドーんとすばらしい展望の広がる山、それが笹山。ただそこへ行き着くまで見どころがほとんどないちょっと地味な山。種々な山行きのレポートからそんな風に刷り込まれていたのかもしれない。この山を知ったのは5年ほど前だろうか、それ以来この山の情報を気が向くたびに見ていたが、日帰りが可能で皆が登りはじめたから目に触れるようになったのだろうか。10年くらい前の一般的な山雑誌や本、また登山地図にはルートがなかった。道は新しく整備されたのだろうか。
 標高差のある山なので気を引き締めて登りにかかった。するとニホンリスでしょうか小動物が勢いよく走り回っている場に遭遇したり、名残のミツバツツジがあり、愛らしいサラサドウダンはたくさんの花を付け、さらにブナやミズナラは新緑に輝いていた。また数多くのギンリュウソウが地表上に白く点在し、その先にはイワカガミの群生ゾーンが続き、花の目線が高くあたかも設えられたようなブーケを見ているようですばらしさは格別だった。なおもダケカンバの新緑、高山帯の苔むす針葉樹林と見どころは寡少どころかもしや豊富だったのかもしれない。ただ時間がかかる山ゆえにじっくりと接する余裕が少ないのも確かだ。
 山頂に到着すると広大な展望が広がったのは嬉しい限りだが、曇り空だったのは少々残念。ただこの曇りのおかげて登山条件はかなり良かったよう、蒸し暑くもまた寒くもなく出発時から下山時まで変わらぬ服装で通せ、いらぬ気遣い不要。本日の気候は登山者のたのもしい味方になったに相違なく、そのおかげで高年齢者もさほどの苦労なく山頂を踏むことができた。

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