記録ID: 5474422
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山滑走
鳥海山
鳥海山BC/秡川ルート 最高の雪面状況でした!
2023年05月03日(水) [日帰り]


体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,260m
- 下り
- 1,259m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
3日早朝には満車状態になっていた模様。昼頃には道路上を含めて沢山の車が溢れていました。 見る限りでは入山者の7割方は山スキーヤー・ボーダーではと思われました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年より積雪は少ないものの、滑降には全く支障ない状態です。 |
その他周辺情報 | フォレスタ鳥海にて汗を流しました。 |
写真
撮影:5月2日15時 秡川駐車場
状況が良ければ2日に予定していましたが3日に変更しました。
せっかく遠路はるばる来たのだから、やはり好日を選びたい。
一時的に冬型の気圧配置となり、山頂部の雲がなかなか取れない鳥海山。
2日はずっと強風で雪も緩まずカチカチだったようです。
山スキーは天気だけでなく、雪面状況も読まなくてはいけないと改めて実感。
状況が良ければ2日に予定していましたが3日に変更しました。
せっかく遠路はるばる来たのだから、やはり好日を選びたい。
一時的に冬型の気圧配置となり、山頂部の雲がなかなか取れない鳥海山。
2日はずっと強風で雪も緩まずカチカチだったようです。
山スキーは天気だけでなく、雪面状況も読まなくてはいけないと改めて実感。
2:30 起床
前日18時頃には就寝できたので睡眠は充分でした!
4:01 秡川駐車場付近(1180m)出発!
もう薄ら明るいけどヘッデン点灯のうえ出発。放射冷却と風で雪面は硬め。
秡川ヒュッテへ通じる正面入口は凍結していたので南東隅から雪原へ出ました。
この時間でも既に先行の方が数名おられました。
前日18時頃には就寝できたので睡眠は充分でした!
4:01 秡川駐車場付近(1180m)出発!
もう薄ら明るいけどヘッデン点灯のうえ出発。放射冷却と風で雪面は硬め。
秡川ヒュッテへ通じる正面入口は凍結していたので南東隅から雪原へ出ました。
この時間でも既に先行の方が数名おられました。
8:41 鳥海山山頂・新山(2236m)到着!!
着きました!
1年ぶりの新山。本当に晴れてて良かった!
風もだいぶ落ち着いてきて、至福のひと時でした。
新山は色んな形の岩が折り重なって構成されており、アイゼンを付けての登下降は一仕事。
山頂は非常に狭くて長居はし辛い感じです。
着きました!
1年ぶりの新山。本当に晴れてて良かった!
風もだいぶ落ち着いてきて、至福のひと時でした。
新山は色んな形の岩が折り重なって構成されており、アイゼンを付けての登下降は一仕事。
山頂は非常に狭くて長居はし辛い感じです。
9:51 七高山再出発!
七高山直下から落としたかったのですが、登りの方のあまりの多さに気後れ?、そして予想より雪面も荒れていたのであっさり方針変更。
元基礎スキーヤーとしてはどうかと思うけど、自己顕示より快感追求が勝ちました。
七高山直下から落としたかったのですが、登りの方のあまりの多さに気後れ?、そして予想より雪面も荒れていたのであっさり方針変更。
元基礎スキーヤーとしてはどうかと思うけど、自己顕示より快感追求が勝ちました。
あっという間に標高差100m余り落としました。本当はもっと滑り繋ぎたかったけど、秡川に戻る必要があるのでここまで。
自分のがほぼヴァージンシュプールのはずなのに目立って見えない。
このあと秡川ルートへ向けてトラバース。多くの方々が居られるのでルートの存在が分かりやすい。
自分のがほぼヴァージンシュプールのはずなのに目立って見えない。
このあと秡川ルートへ向けてトラバース。多くの方々が居られるのでルートの存在が分かりやすい。
ここからは概ねルートに沿って下るのみ!
七高山直下に比べると斜度も緩いし、雪面の荒れもだいぶマシ。
右股関節に負荷を掛けているか、右外脚ターンで外向傾が弱くなっていないか、などなど、
基礎時代の名残で修正点を意識しながらも楽しんで滑りました。
七高山直下に比べると斜度も緩いし、雪面の荒れもだいぶマシ。
右股関節に負荷を掛けているか、右外脚ターンで外向傾が弱くなっていないか、などなど、
基礎時代の名残で修正点を意識しながらも楽しんで滑りました。
装備
個人装備 |
山スキー
ポール
シール
スキーアイゼン
マムート・アバランチビーコン Barryvox
ブーツ
携帯用ワックス
携帯用ブラシ
長袖シャツ
ハードシェル
タイツ
ズボン
スキー用靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
薄手のビーニー
ザック
12本爪アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
山と高原地図
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
アマチュア無線機
無線従事者免許証
無線局免許状
発煙筒
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
一眼レフカメラ
広角ズームレンズ
三脚
ねんどろいど(あおい・ひなた)
|
---|
感想
2年連続2回目の鳥海山・秡川ルート。
昨年GWは前半にまとまった積雪があり、後半に訪れた時には質の悪いストップ雪となっていました。七ツ釜避難小屋から下はザラメで楽しめましたが、やはり滑降の楽しさとしては中途半端。
今回も微量な新雪はあったものの滑走への影響は杞憂に終わり、七高山から1時間弱の滑降は最高に楽しいものとなりました。初めて秡川ルートの本当の楽しさを満喫したといえます。
やはり鳥海山の代表的なルートだけあって、期待を裏切らない良いルートです。
自分が鳥海山に訪れたのはまだ2回目。鳥海山の魅力の一端に触れたに過ぎないでしょう。
今後とも回を重ねて来てみたいと思う本当に良い山です。
GW最後の好天予報だった翌日は湯ノ台ルートへ転戦。
こちらも昨年はストップ雪であり、秡川ルートと同様にリトライ成功を期すのでした。
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コメント
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昨日は 西本願寺にて行われた
親鸞聖人 生誕850年際に 参加でした。
50年に一度だそうで
貴重な体験ができました。(⌒∇⌒)
5月2日に tお残口で仮眠だったのでしょうか。
2時半起床 すごい 早いー。
4時出発。
日が登ると絶景ですね。
群青の空に 白い雪 まだら模様の山肌が美しいです。
鳥海山という ピークはないのですね?
ピークは 新山?2236。
六甲山でも ピークは最高峰ですものね。
そういう感じでしょうか。
庄内平野の眺望も抜群
月山も見えたとか。よかったですね。
すそ野が広く 大きな山のようですね。
軽快に滑り降りられ 道の駅で
明日へ供えられたようですね。
では 次を拝見です。
ありがとうございます
月山に続いてご覧いただきまして、ありがとうございます。
西本願寺での貴重な祭事に参加されたのですね。50年だと
多くの方にとって一生に一度の経験となりそうです。
実家に居た時、京都は気が向いたらふらっと行けたんですが、
長野からだとかなり遠くなってしまいました。
鳥海山1日目の秡川ルートは定番中の定番ルート。
GW中は日本中から山スキーヤーが集結したかのような賑わいとなります。
4時に出発したのですが、もう薄ら明るくてヘッドライトは無くてもなんとかなりました。
今冬は少雪だったこともあり、鳥海山もいつもよりまだら模様が目立った気がします。
3月から異常な暖かさが続いてGWまで雪が持つのか心配でしたがさすがは鳥海山。
滑る分には全く支障はなかったので良かったです。
鳥海山も山全体を指すといった捉え方で良いと思います。
最高点は中央噴丘の新山(2236m)で山頂として扱われています。
そして北東から南西へ連なる外輪山上のいくつかのピークで構成されています。
七高山、伏拝岳等々。
森林限界が高いので全然雰囲気は違いますが、山体の構成としては信濃町の黒姫山が似ています。
最高点の山頂が外輪山側にあるという点のみ違いますが。
鳥海山は冬季の気象条件が非常に厳しく、森林限界がたいへん低いのと積雪量がとても多い。
緩やかで広い斜面で構成されていることから、春の山スキーに格好のフィールドを提供してくれています。
秡川ルートは一旦滑降を始めたら、本当にあっという間に下山。
昼前には撤収して温泉へ直行するスピーディーな行程です。
翌日は0時起床なのでちょうど良いスケジュールでした。
初登頂の去年より周辺の地理を理解できてきて、山座同定もぼちぼち分かる山が出てきた感じです。
登ったばかりの月山が見えたのは嬉しかったです。庄内平野と日本海も雄大な眺望でした。
本当に次々とご覧いただきまして恐縮です。
ありがとうございました。
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