記録ID: 5444976
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ハイキング
奥多摩・高尾
川苔山
2023年05月03日(水) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:20
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,275m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:33
- 合計
- 7:13
距離 13.0km
登り 1,275m
下り 1,378m
14:04
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
川苔山から鳩ノ巣駅へ下山ルートで現場の標識に従うと大根ノ山ノ神までは時間の掛かる地図の一番右側のルート(曲がりくねった)になります。しかしアプリで自動設定で作ったルートですと道を指定しない限り大ダワ経由になりますので実際とズレが生じますので注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 古里駅付近のT字交差点にあるセブンイレブンが奥多摩方面に向かう車のラストコンビニになると思いますので覚えておくと良いと思います。 |
写真
奥多摩駅に着きバス停で並んでるとかなりのハイカーの列になりました。さすがGWです。並んで寒かったのですがバス会社は始発バスの前に川乗橋行のバスを急遽増発してくれましたので多少寒さが凌げました。
百尋ノ滝に着きました。でもまだここからは滝は見えません。うちのカミさんはここから見える小さい滝(?)が百尋ノ滝かと勘違いして「ここで良い」と待ってましたが奥に本物の百尋ノ滝がある事を伝えるとやっと移動して本物を見て驚いてました。ここから見える小さな滝と百尋ノ滝とではまさに月とスッポン、ここから見える滝(←見れば百尋ノ滝じゃないと分かると思いますが)をくれぐれも百尋ノ滝と間違わないように!これを見過ごしたら今回の山行の魅力の半分は消滅します。
これが百尋ノ滝。まさにFantastic!
つくづく思うんですがこの滝がじゃらん等の行楽雑誌に東京の滝のTOPランキングに載ってないのはおかしいです。山登りしないと辿り着けないかも知れませんが編集者は是非ザック背負って行ってもらいたい。井の中の蛙ですよ。
つくづく思うんですがこの滝がじゃらん等の行楽雑誌に東京の滝のTOPランキングに載ってないのはおかしいです。山登りしないと辿り着けないかも知れませんが編集者は是非ザック背負って行ってもらいたい。井の中の蛙ですよ。
家族で山ごはんのひと休み。ここでやばいことが発覚。長男が「足痛い」と訴えて靴脱がしてみたら腫れてました。どっかで捻ったようです。一応私のザックには応急手当用に足首を固定出来るバンドを持っていたので靴下の上から足首をバンドで巻いて固定しました。
川苔山を出発して次はすぐ近くの曲ヶ谷北峰へ向かいますがホントにすぐに着きます。でも同じ多摩100山のひとつなのにこの扱いは一体なぜ?木に掛けた札が無かったら絶対分からないと思います。さっきの川苔山は立派な石碑なのにこっちは木に掛けた札。思わず一流芸能人と三流芸能人とに割り振られるTVの芸能人格付けチェックを思い出してしまいました。
川苔山から鳩ノ巣駅への下山はかなり長い道のりです。息子は足を痛がりながら何とか歩いてますが登るより遅いペースです。でもエスケープルートは無いので我慢して歩くしかありません。やむを得ずそこら辺に転がってた木の棒を杖代わりに歩いてましたがこの時強く思いました。普段トレッキングポールは持ち歩かないのですが使わなくても持っていた方が万が一の時に役に立つと。ソロ登山でも足を怪我して歩くのが困難な時にきっと役立つ事でしょう。息子と帰宅後に話したらトレッキングポールあったらもっと楽だったと言ってました。
今回の山行は川苔山までの登りに比べて鳩ノ巣駅までの下りの方が勾配が急です。足を痛めた息子には余計キツイ歩きだったことでしょう。しばらくして息子にはカミさんが付いて私と娘は先行する事にしました。どうやら娘はまだ我慢出来るようですがトイレに行きたいようでした。
林道が見えたらすぐに大根ノ山ノ神に到着です。カミさん達とどのくらい差がついたでしょうか?ここでアプリで地図を見るとこの林道はかなり遠回りですが車のある鳩ノ巣駐車場から伸びてる道と分かりました。ここまで実際通れるかどうかは分かりませんがここまでマイカーを持ってくれば…!でもここはスマホの圏外なのでカミさん達に連絡取れません。そこで娘にここ大根ノ山ノ神に留まってカミさん達を待ち、私は急いで下りて車を持って来る策を考えました。娘には「1時間半経って車が現れなかったら下山を始めなさい」と伝えて私は独り急いで降りました。
急いで下山すると駐車場は満車でごった返してます。駐車場の誘導員に「この道の先を進めば大根ノ山ノ神に行けますか?」と聞きましたが多分行けないとの返事でした。まじかよと思いましたがもうひとりの自分はきっと行けるはずと賭けてました。ここから一番近いコンビニは隣りの駅の古里駅付近ですが車で5分程で行けます。そこで足を冷やす代用に「熱さまシート」を買ってまた鳩ノ巣駐車場に戻ります。駐車場は通過して道を奥に進むとやがて路面がゴツゴツした林道になりました。こんな悪路を走るプリウス(うちのマイカーです)はいないと思いますがとにかく進むしかありません。どれだけ悪路を登った事でしょう、やはりこの林道は大根ノ山ノ神に続いてました。大根ノ山ノ神では既に息子とカミさんは娘と合流してたので車が現れると喜んで駆けつけてきました。そこでみんなを車に乗っけて撤収です。息子はもう歩くのが限界だったようです。他にも下山中の登山者がいましたがきっと「ここまで車で来れるのか」と驚いたかもしれません。私は久しぶりに家族に対してファインプレー出来ました。
感想
今回の山行はまさに光と影。しかし影の部分は貴重な教訓を得る事が出来ました。
まず光の方ですが川乗橋バス停から百尋ノ滝を見て川苔山を登り鳩ノ巣駅に下山するこのコースは質の高いハイキングコースだと思います。楽過ぎずキツ過ぎず景観に優れた奥多摩を代表する日帰りコースに出会えたと思います。
影の方は怪我をした時の備えです。怪我したところを固定出来るバンドはいつもザックに入れてましたがいざ怪我をしたらそれだけでは足りない、やはりトレッキングポールは使わなくても足の代わりになるので持っていた方が良いと強く感じました。
もし宜しかったら拙文ですが写真に添えた文に目を通して下さると幸いです。
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