記録ID: 538780
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
巻機山（ヌクビ沢⇒割引岳⇒巻機山⇒牛ヶ岳⇒井戸尾根）
2014年10月25日(土) [日帰り]
群馬県
新潟県
ちろる
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,317m
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日帰り
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:10
6:30
23分
桜坂駐車場
6:53
77分
避難路分岐
8:10
8:15
145分
割引沢・ヌクビ沢出合
10:40
16分
小尾根取付き
10:56
6分
割引岳〜巻機山の稜線
11:02
11:06
21分
割引岳
11:27
10分
御機屋(巻機山山頂標識)
11:37
12:15
15分
巻機山
12:30
12:45
22分
牛ヶ岳
13:07
8分
巻機山
13:15
15分
御機屋(巻機山山頂標識)
13:30
13:33
9分
巻機山避難小屋
13:42
56分
前巻機山(ニセ巻機)
14:38
62分
六合目
15:40
桜坂駐車場
| 天候 | 文句無しの快晴！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
駐車場：桜坂駐車場（30台程駐車可能） 水洗トイレ・水場(要煮沸) 有 料金：半日300円・1日500円 今回は早朝に到着したのでそのまま駐車しましたが、帰り際に入り口で料金を回収していました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■コース状況■ ＜ヌクビ沢＞ ・数えきれないほど渡渉します。 ・このコースは濡れた岩が滑りやすいので要注意！ 特に黒くヌメっている岩はよく滑るので、沢へ落ちないように慎重に！ (特にアイガメの滝付近) ・ペンキマークはあるが、所々ルートミスしやすい踏跡あり（2箇所程迷い込んだ） 踏み跡はすぐに行き止まるので、おかしいと思ったらすぐに引き返せば問題ありません ・行者の滝など落石しやすいのでヘルメットがあっても良いかも ※ヌクビ沢・割引沢コースは下山禁止！また雪渓が消える9月頃までは入山禁止！ ＜割引岳〜巻機山〜牛ヶ岳＞ ・気持ちのよい湿原歩き。ほとんど木道。 ・牛ヶ岳への登りで一部笹が木道を覆い隠している箇所あり。段差があるので足元注意！ ＜井戸尾根＞ ・とてもよく整備されているハイキングコース 危険箇所はありません。 ※紅葉は登山口付近と、割引沢＆ヌクビ沢沿いがちょうど見頃でした。 |
| その他周辺情報 | ■コンビニ■ ・最終コンビニは早川交差点近くのセブン-イレブン ■トイレ■ ・桜坂駐車場（水洗・ペーパーなし） ・清水バス停 中には入っていませんが、こちらのほうが綺麗そう ■水場■ ・桜坂駐車場 ※要煮沸 ■登山ポスト■ ・桜坂駐車場登山口（ペン有） |
写真
前日泊のゆざわ健康ランドを4:30に出発。途中コンビニで朝食を食べたりして6:00頃に桜沢駐車場に到着。既に駐車場は満車に近い状態…県道28号付近が濃霧でスピードが出せなかったのが敗因。
前日泊のゆざわ健康ランドを4:30に出発。途中コンビニで朝食を食べたりして6:00頃に桜沢駐車場に到着。既に駐車場は満車に近い状態…県道28号付近が濃霧でスピードが出せなかったのが敗因。
登山口には警告の看板多数。ヌクビ沢は残雪が消える9月頃まで入山禁止なのでこの時期を狙ってきた訳です（紅葉目当てというのもある）
さて登山口を出発してまもなく井戸尾根との分岐。迷わずにヌクビ沢の方へ向かいます。
ヌクビ沢方面へ入るとススキ原のノスタルジックな光景。そして朝日が稜線を照らし始めていた。
そしてすぐに右岸へ渡渉。水量はそれほどでもないが、飛び石が濡れているため慎重に渡る。
さて、そうこうするうちに前方で渋滞発生。最初の難所「アイガメの滝」その手前の岩場でみな苦戦している様子。
なんとか岩をよじ登って「アイガメの滝」に到着！ちょっと魂が抜けかけたのでここで一休み。
先行者が滝の右岸(向かって左側)を登っていく。この辺りも岩が滑るので緊張したが、草付きの直登部には鎖があるため、思った程難しくはなかった。
さてその後も何度か渡渉を繰り返して沢を詰めていく。しばらくすると天狗岩とその尾根が見えてきた。
8:10 割引沢とヌクビ沢の出合(落合)に到着。登山口から1時間40分…CTよりもかなり時間が押していた。
ヌクビ沢を渡渉しながら15分程登ると「布干岩」に到着。先行者は滝の右側を登っているが、ここは左側を登るのが正解。一見危なそうに見えるがフリクションが効いてラクに登れた。
2
ヌクビ沢を渡渉しながら15分程登ると「布干岩」に到着。先行者は滝の右側を登っているが、ここは左側を登るのが正解。一見危なそうに見えるがフリクションが効いてラクに登れた。
ここは滝の右側を登ります。濡れて滑りやすい岩を避けながらルートを定めて登るのがコツ（そして落石注意！）
でも紅葉のトンネルが疲れを癒してくれた。しかしこの先、踏み跡につられて尾根に迷い込んでしまった。ルートファインディングはかなり重要。
後半は数え切れないくらい渡渉を繰り返して登っていくが、この辺りまで来ると沢も細くなっているので全く苦にならない。
そして水量もほとんど無くなってきた頃、いよいよ沢を離れて小尾根に取付きます。ここもなかなかの急登！
10:56 ようやく稜線に辿り着いたー！ヌクビ沢、めちゃくちゃ長かったぁ〜！さて、ここから左手の割引岳までピストン。
さて割引岳からの景色を楽しんだ後は巻機山へ向けて出発！とても気持ちの良さそうな稜線…手前が御旗屋・真ん中が巻機山・奥が牛ヶ岳
11:27 巻機山(御機屋)通過。通称ニセ巻機山…本当のピークはここではないのでとりあえずこのまま通過。
11:37 巻機山山頂に到着！ここでしばしお昼休憩。行動食を食べて少しお昼寝。
さて40分程休んだ後は牛ヶ岳までお散歩♪池塘を眺めながら笹原の道を進みます。
本当に最高の天気と最高の景色♬ 遠景の稜線右端には明日登る「武尊山」が見えていた。
途中笹が生い茂って足下が見えない箇所あり。木道の段差につまずいたりするので注意！
八海山・越後駒ケ岳方面。こちら方面は山の麓が紅葉で赤く染まっていたのが印象的だった。
御機屋分岐通過。牛ヶ岳付近で遊びすぎたせいか、この時間になると大勢いた登山者もみな下山したようだ。
13:30 10分程度下って避難小屋通過。扉には雨戸がはめられていて中に入れない状態。多分冬季使用不可。
避難小屋前にはテント場。なかなか気持ちよさそうなテン場でした(水場は未確認)
さて、避難小屋から10分程ひと登りすると前巻機山(道標にはニセ巻機山の文字)
六合目付近から見えたヌクビ沢。こうして見るとかなりの急坂！…登っている時には実感なかったな…
このあと今朝道を分けたヌクビ沢分岐と合流し、15:42 桜坂駐車場に戻ってきた。
感想
最初は無難に井戸尾根ピストンにしようかと思っていたが、結果的にヌクビ沢⇒井戸尾根のコースは変化があってとても面白かった！
割引岳に直接登る天狗尾根コースも考えたが、尾根の取付きが急坂だという事と藪漕ぎがあるという話を聞いて今回はヌクビ沢にしました。
しかし天狗尾根を登る人は結構大勢いたようで、割引岳山頂で「お疲れ様〜」と達成感溢れる表情で声を掛け合っていたのが強く印象に残った。
次回は是非天狗尾根コースに挑戦したくなりました！
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RA1983 さん
私も今夏登りました。井戸尾根コースピストンでしたので、次回はヌクビ沢コースより登りたいと思いますので参考にさせていただきます。紅葉、本当に綺麗ですね！天気も申し分なし！
>ra-menさん
コメントありがとうございます
ヌクビ沢は雪渓が消える9月頃からしか登れないので、紅葉の時期に合わせて行くのがベストだと思います
そういった意味では天気にも恵まれて最高な山旅でした！
そしてra-menさんの今夏のレコも拝見しました！
高層湿原に咲く高山植物
…でも夏の巻機山は虫が多いと聞きます
虫は気になるほどではありませんでした。山頂付近で花が多い所では少しいましたが、不快に思うことは私が登った時はありませんでした。でも私は虫たちがいてもそれはそれで植生豊かな良い山の写真が撮れるので全然平気です！食事中だけは気になりますが(笑)
私が登った日にヌクビ沢コースから登られた方もいました。雪が残っていてもしっかりしていれば大丈夫なようですが、だんだん融けて雪渓の状態が不安定な時期に通行禁止になるようですね。残雪期に登られた方の話を伺いましたが、スノーブリッジの上を歩くのも下をくぐるのも非常に怖かったそうです。
レスありがとうございます。
虫、それほどでもなかったんですね。
普通にまとわりつくだけの虫ならば平気なのですが、アブやブヨなど刺された瞬間に激痛が伴う虫は、以前7月の八ヶ岳で大変な目にあってから軽くトラウマで…でも巻機山は大丈夫そうで安心しました。
ヌクビ沢の雪渓も、中途半端な時期だと雪がズタズタになっていて難しそうですね。
残雪の様子はその年によってかなり違うと思うので判断に迷うし、スノーブリッジはたしかにどちらも怖そう〜
でも今度はやはり花の時期に登ってみたくなりました！
ra-menさんも次回はヌクビ沢、是非気をつけて登ってみてください！！
苗場山に続いて巻機山も景色のよい山ですね。ほんとに気持ちよさそうなところだと思います。
しかし上部のなだらかな景色と裏腹に沢筋はそれなりに大変な様ですね。
私はクサリ場とかハシゴとかは苦手なのでここは行かないかもしれませんよ
苗場山も巻機山も、山頂が湿原になっているので本当に気持ちのよい空中散歩が楽しめます。
本当に今回は両日天気に恵まれて風もなくぽかぽか…最高のおさんぽ日和でした
それとは裏腹に沢筋はけっこう大変でした 。
クサリとかハシゴ…と言うよりは、むしろそのどちらも無い岩場が緊張しました
しかも岩が滑りやすく、気を抜いたら沢まで一気にウォータースライダー
でもその分、草紅葉の稜線に辿り着いた時には「ここは天国か!?」と思いました（笑）
のんびりと山歩きを楽しみたいなら、井戸尾根ピストンがオススメです。
尾根コースは危険箇所もなく整備されているので、紅葉狩りをしながらのハイキングにピッタリでした
井戸尾根を登ってくると、前巻機山で初めて割引岳〜巻機山の景色がバーン！と目の前に現れるので、きっと感動すると思います
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