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Yamareco

記録ID: 5295207
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
赤城・榛名・荒船

ひとぼし山、富士浅間山

2023年03月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:07
距離
11.7km
登り
1,145m
下り
1,131m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:53
休憩
0:51
合計
6:44
距離 11.7km 登り 1,145m 下り 1,146m
8:56
66
スタート地点
10:03
10:22
47
11:09
167
13:56
14:10
19
14:29
14:47
54
15:41
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ひとぼし山は登山口の手前約300mの車道脇にクルマ5台ほど置ける駐車スペースあり。

富士浅間山は林道が沢を渡る手前、そして林道終点にクルマ3台ほど置ける駐車スペースあり。
コース状況/
危険箇所等
・ひとぼし山
登山口から往復するだけなら2時間程度で登って来られる小さな山。しかし途中には急斜面や岩場があり、それなりの足ごしらえは必要。
頂上は樹木に囲まれて展望は得られないが、頂上から西へ5分ほど下って岩稜に出ると一気に視界が開けて素晴らしい眺めが拡がる。この場所はぜひお勧めしたい。

頂上から先へ縦走する場合は前述の岩稜からわずかに戻り、左下の灌木のヤブの中に続く踏み跡を下って尾根に乗る。目印は見かけなかった。
頂上から北の枝尾根にも踏み跡が見られるので、誤って入り込まないように注意が必要。
林道に出るまでの間は危険箇所はないが踏み跡が不明瞭な所がある。頂上から先は読図が出来る人向け。

・富士浅間山
道が不明瞭で読図が出来る人向けの山。
林道から尾根上までは、ヤマレコまどか様の山行記録を参考にさせていただきました。

下山の時、焼山峠から歩きやすい林道に引き込まれてしまった。
峠まで戻るのも面倒なので、林道の途中からログが付けられた尾根を下った。
この尾根は植林用と思われる目印がたくさん付けられているが、下部は枝尾根が多くて急斜面。途中でスリップして尻餅を付いた。
あまりお勧め出来ない尾根で、素直に焼山峠から峠道を下った方が良さそう。
ひとぼし山登山口の約300m手前の車道脇にクルマを置いて出発。
2023年03月21日 08:57撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 8:57
ひとぼし山登山口の約300m手前の車道脇にクルマを置いて出発。
登山口にある馬頭観音像と祠。
2023年03月21日 09:02撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:02
登山口にある馬頭観音像と祠。
ここから登る。
2023年03月21日 09:02撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:02
ここから登る。
道は明瞭だがけっこう急斜面。
2023年03月21日 09:15撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:15
道は明瞭だがけっこう急斜面。
尾根上に出ると露岩がある。
2023年03月21日 09:32撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:32
尾根上に出ると露岩がある。
固定ロープにつかまりながら登る。なかなか厳しい岩場。
2023年03月21日 09:42撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:42
固定ロープにつかまりながら登る。なかなか厳しい岩場。
この道標を見落さないように注意。
2023年03月21日 09:49撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:49
この道標を見落さないように注意。
頂上直下の自然林の中を登る。道は落ち葉に隠れて不明瞭になるが目印がある。
2023年03月21日 09:52撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 9:52
頂上直下の自然林の中を登る。道は落ち葉に隠れて不明瞭になるが目印がある。
ひとぼし山頂上。樹林の中で眺めは良くない。
2023年03月21日 10:03撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:03
ひとぼし山頂上。樹林の中で眺めは良くない。
ひとぼし山頂上から西へ5分ほど下った岩稜からの眺め。視界が一気に開けて素晴らしい展望が得られる。
左はククリ岩、右の岩峰は大岩と碧岩。
2023年03月21日 10:18撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:18
ひとぼし山頂上から西へ5分ほど下った岩稜からの眺め。視界が一気に開けて素晴らしい展望が得られる。
左はククリ岩、右の岩峰は大岩と碧岩。
同じ場所からの眺め。
左は大屋山、右は毛無岩。
2023年03月21日 10:19撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:19
同じ場所からの眺め。
左は大屋山、右は毛無岩。
何の目印かな?
いたるところで見られる。
2023年03月21日 10:29撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:29
何の目印かな?
いたるところで見られる。
植林帯の中を進む。
2023年03月21日 10:34撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:34
植林帯の中を進む。
露岩が現れるが、左下を巻く踏み跡がある。
2023年03月21日 10:44撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:44
露岩が現れるが、左下を巻く踏み跡がある。
車道に出た。ここからはクルマを置いた場所まで車道歩きになる。
2023年03月21日 10:54撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:54
車道に出た。ここからはクルマを置いた場所まで車道歩きになる。
車道に出た所にある林道延長の標柱。目印が付いているが、ひとぼし山取り付きを示しているのかな?
2023年03月21日 10:55撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 10:55
車道に出た所にある林道延長の標柱。目印が付いているが、ひとぼし山取り付きを示しているのかな?
バイクで走ってみようかな?
2023年03月21日 11:02撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 11:02
バイクで走ってみようかな?
大屋山登山口。
2023年03月21日 11:09撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 11:09
大屋山登山口。
フクロウと右はキツネかな?
2023年03月21日 11:34撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 11:34
フクロウと右はキツネかな?
こんな山奥にバスが?
時刻表を見たら午前中に2本だけ。
2023年03月21日 11:36撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 11:36
こんな山奥にバスが?
時刻表を見たら午前中に2本だけ。
山仲集落。無人の民家が多い。
2023年03月21日 11:46撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 11:46
山仲集落。無人の民家が多い。
クルマを置いた場所に帰って来た。ただいま!
この後、クルマを走らせて富士浅間山へ向かう。
2023年03月21日 11:48撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 11:48
クルマを置いた場所に帰って来た。ただいま!
この後、クルマを走らせて富士浅間山へ向かう。
林道が沢を渡る手前に駐車スペースがある。
2023年03月21日 12:26撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 12:26
林道が沢を渡る手前に駐車スペースがある。
ヤマレコまどか様の記事を参考にさせていただき、ここから左の林道を登る。
2023年03月21日 12:33撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 12:33
ヤマレコまどか様の記事を参考にさせていただき、ここから左の林道を登る。
焼山線と呼ばれる林道らしい。
2023年03月21日 12:34撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 12:34
焼山線と呼ばれる林道らしい。
崩れているが、徒歩なら簡単に先へ進める。
2023年03月21日 12:40撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 12:40
崩れているが、徒歩なら簡単に先へ進める。
林道上の落石。
2023年03月21日 12:43撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 12:43
林道上の落石。
林道上の倒木。
2023年03月21日 12:58撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 12:58
林道上の倒木。
ここから取り付けば843m峰に登れるが、更に林道を進む。
2023年03月21日 13:18撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 13:18
ここから取り付けば843m峰に登れるが、更に林道を進む。
林道が尾根上に出た所から尾根に取り付いた。
2023年03月21日 13:28撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 13:28
林道が尾根上に出た所から尾根に取り付いた。
林道はこの先の800m圏のコブの西側鞍部まで登り、更に山腹を西へ延びている。ここまで林道を進んでもよかった。
2023年03月21日 13:36撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 13:36
林道はこの先の800m圏のコブの西側鞍部まで登り、更に山腹を西へ延びている。ここまで林道を進んでもよかった。
焼山峠〜富士浅間山の尾根上に着いた所にある樹木。熊🐻さんの爪研ぎ跡かな?
熊さんの置き土産もたくさん見かけた。
2023年03月21日 13:46撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 13:46
焼山峠〜富士浅間山の尾根上に着いた所にある樹木。熊🐻さんの爪研ぎ跡かな?
熊さんの置き土産もたくさん見かけた。
富士浅間山の頂上。石祠と三角点がある。展望はゼロだが、西上州の山らしく落ち着いた場所。
2023年03月21日 13:57撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 13:57
富士浅間山の頂上。石祠と三角点がある。展望はゼロだが、西上州の山らしく落ち着いた場所。
焼山峠に下る道は不明瞭で目印も少ない。
自然林と植林の境の尾根上を下る。
2023年03月21日 14:22撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 14:22
焼山峠に下る道は不明瞭で目印も少ない。
自然林と植林の境の尾根上を下る。
小さなコブの手前から右の踏み跡を下る。目印がある。
2023年03月21日 14:28撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 14:28
小さなコブの手前から右の踏み跡を下る。目印がある。
左下に焼山峠が見えて来るので、左折して山腹を巻きながら焼山峠へと下る。この道は足場が悪い。
2023年03月21日 14:33撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 14:33
左下に焼山峠が見えて来るので、左折して山腹を巻きながら焼山峠へと下る。この道は足場が悪い。
焼山峠。丸太が置かれている。
2023年03月21日 14:39撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 14:39
焼山峠。丸太が置かれている。
林道が少し崩壊している。この先の右カーブの所から尾根を下った。
2023年03月21日 14:52撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 14:52
林道が少し崩壊している。この先の右カーブの所から尾根を下った。
このような目印がたくさん付けられている。
2023年03月21日 15:01撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 15:01
このような目印がたくさん付けられている。
ヤブが出て来た。ここから右へ下る。2万5千図にも表現出来ないような小さな枝尾根がいくつも分かれる。スマホのGPSを見ながら尾根末端へ下る。
2023年03月21日 15:13撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 15:13
ヤブが出て来た。ここから右へ下る。2万5千図にも表現出来ないような小さな枝尾根がいくつも分かれる。スマホのGPSを見ながら尾根末端へ下る。
尾根末端に下ると堰堤があり、写真の右の峠道に出た。
2023年03月21日 15:21撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 15:21
尾根末端に下ると堰堤があり、写真の右の峠道に出た。
林道に出た。ここまで来ればもう安心。
2023年03月21日 15:23撮影 by  SC-02K, samsung
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林道に出た。ここまで来ればもう安心。
今日2回目のただいま!
2023年03月21日 15:40撮影 by  SC-02K, samsung
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3/21 15:40
今日2回目のただいま!
撮影機器:

感想

2009年に新ハイキング誌に、ひとぼし山を紹介した後藤信雄さんの記事より。
「西上州・南牧村の火祭りのひとぼしは、400年の伝統を持つ国の選択無形民俗文化財で、この火灯しの由来を留めるのが、山仲集落の背戸に当たるひとぼし山です」

「火祭りは毎年お盆の時期に行われ、先祖の供養と無病息災を祈願します。元々は戦国時代、甘楽の小幡領主の圧政に苦しんだ農民が、永禄4年(1561年)上州に侵攻してきた武田信玄を助け、勝利した喜びを火祭りの形で語り継いだものと言われています。長さ2〜3mの縄に吊るした藁束を燃やし、ぐるぐる回して、真夏の夜を幻想的な光の輪で飾ります」

「江戸時代後期に隆盛を極めた富士講は、富士山麓の北口本宮富士浅間神社を総本社とし、全国各地に富士講の組織が出来、また多くの富士浅間神社が分社されました。その富士講の名残を留めるのが南牧村の富士浅間山です。昔は遠い僻地の村人にとって富士山まで行く事は容易ではなかったため、その村にある裏山に祠を祭って浅間さまをお参りしたのです。この西上州の富士浅間山は別名、月形山とも呼ばれます。それは今から50年ほど前、合併により南牧村となる以前、この周辺が月形村であった事によります」

ひとぼし山と富士浅間山は、西上州の知られざる山。

ひとぼし山は鈍足の自分でも、登山口からわずか1時間で頂上に登れる小さな山だ。
しかし急斜面や固定ロープが付けられた岩場があり、小粒ながらピリ辛という感じの山だった。
縦走せずに登山口から往復する場合でも、頂上西側直下の岩稜まで足を運び、展望を楽しむ事をお勧めしたい。

富士浅間山は何とも地味な山だが、頂上直下の自然林は心地良かった。

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