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Yamareco

記録ID: 5265887
全員に公開
山滑走
東北

三岩岳BC/国体コースピストン

2023年03月07日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
14.3km
登り
1,387m
下り
1,384m

コースタイム

日帰り
山行
8:16
休憩
1:17
合計
9:33
6:10
6:30
202
1280mコル
9:52
10:44
66
11:50
11:55
68
1280mコル
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国体コース登山口付近の路肩が広がっているスペースに駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
900mピークの電波塔から先、ごく一部で雪が無いところがありますが、今のところスキーで通過可能。
尾根筋をピストンする限りは比較的安全かと思います。
今冬は檜枝岐も雪が少ないとのことで、沢筋を滑降するのは避けました。
その他周辺情報 窓明の湯にて汗を流しました。リニューアルされて間がないようで、きれいな温泉施設です。
熱めの湯(46℃)は自分には熱すぎて入れませんでした。
登山口北側の路肩駐車スペースから徒歩1〜2分

3:30 国体コース登山口(770m)出発

道路から僅かに見える国体コースの指導標が目印。
一昨日の会津駒に続いて檜枝岐での山行です!

すぐに急な尾根に取り付きます。スキートレース、ツボ足のトレース両方有りますが序盤の雪は硬い。
今回も途中まではシートラ(アイゼン+わかん)で行きます。

もう少しで最初の急登が終わる頃に片方のわかんのベルトが切れるアクシデント発生!
補修キットとして携行してた結束バンド、マジックバンド、細引き等で応急処置しました。なんでも持っておくべきです。
登山口北側の路肩駐車スペースから徒歩1〜2分

3:30 国体コース登山口(770m)出発

道路から僅かに見える国体コースの指導標が目印。
一昨日の会津駒に続いて檜枝岐での山行です!

すぐに急な尾根に取り付きます。スキートレース、ツボ足のトレース両方有りますが序盤の雪は硬い。
今回も途中まではシートラ(アイゼン+わかん)で行きます。

もう少しで最初の急登が終わる頃に片方のわかんのベルトが切れるアクシデント発生!
補修キットとして携行してた結束バンド、マジックバンド、細引き等で応急処置しました。なんでも持っておくべきです。
4:16 家向山無線中継所(900m)

わかんの修繕がなければ30分程度で急登を終えれたでしょう。
最初の急登を終えて900mピークの無線中継所に到着。やれやれです。
今日の行程は大まかに言って急登が3カ所あります。

この先は一転緩やかな尾根がしばらく続きます。登りは良いとして下りはちょっと面倒な区間になりそう。
ごく一部ですが雪が剥げて土が出ています。
4:16 家向山無線中継所(900m)

わかんの修繕がなければ30分程度で急登を終えれたでしょう。
最初の急登を終えて900mピークの無線中継所に到着。やれやれです。
今日の行程は大まかに言って急登が3カ所あります。

この先は一転緩やかな尾根がしばらく続きます。登りは良いとして下りはちょっと面倒な区間になりそう。
ごく一部ですが雪が剥げて土が出ています。
5:46 1308mピーク手前辺りで夜明け

2つめの急登が1308mピークの下側。ほぼ予想どおりのポイントで夜明けを迎えました。
行く手にはこれから登っていく白い尾根が見えてます。
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5:46 1308mピーク手前辺りで夜明け

2つめの急登が1308mピークの下側。ほぼ予想どおりのポイントで夜明けを迎えました。
行く手にはこれから登っていく白い尾根が見えてます。
日の出直前の東の空。山肌に見えるゲレンデは高畑スキー場です。
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日の出直前の東の空。山肌に見えるゲレンデは高畑スキー場です。
緩やかな登りがしばらく続いて、1308mピークを越えます。
ゆったりした地形となっており、イグルーを見かけました。
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緩やかな登りがしばらく続いて、1308mピークを越えます。
ゆったりした地形となっており、イグルーを見かけました。
6:12 1280mコルを過ぎる

1308mピークから一下りで1280mコルを過ぎると、いよいよ本日一番の頑張りどころとなる3つめの急登が近い。
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6:12 1280mコルを過ぎる

1308mピークから一下りで1280mコルを過ぎると、いよいよ本日一番の頑張りどころとなる3つめの急登が近い。
これからいよいよ傾斜が増してくる頃にようやく朝日が届きました。
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これからいよいよ傾斜が増してくる頃にようやく朝日が届きました。
北西側には北隣の窓明山。素晴らしい山容です!
この辺りの傾斜はなかなかのもので、マイペースを意識してじっくりと登りました。
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北西側には北隣の窓明山。素晴らしい山容です!
この辺りの傾斜はなかなかのもので、マイペースを意識してじっくりと登りました。
尾根がやや南寄りになってくる辺りから次第に風が強くなってきました。
雪が飛ばされて古いトレースが飛び石のようになり、歩きやすくなっていました。
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尾根がやや南寄りになってくる辺りから次第に風が強くなってきました。
雪が飛ばされて古いトレースが飛び石のようになり、歩きやすくなっていました。
ブナの樹林帯を抜ける頃、尾根は再び西寄りに向きを変えます。
この辺りが最も風が強くなっていました。僅かに出ていた低木を風除けにして小休止。
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ブナの樹林帯を抜ける頃、尾根は再び西寄りに向きを変えます。
この辺りが最も風が強くなっていました。僅かに出ていた低木を風除けにして小休止。
登るにつれて三岩岳上部の光景がよく見えてきます!
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登るにつれて三岩岳上部の光景がよく見えてきます!
7:54 1699m標高点付近

3つめの急登もまもなく終わりとなり、いつしか檜枝岐の素晴らしい光景が眼下に広がっていました。
風下に入ったのか風も次第に穏やかになっていくようでした。
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7:54 1699m標高点付近

3つめの急登もまもなく終わりとなり、いつしか檜枝岐の素晴らしい光景が眼下に広がっていました。
風下に入ったのか風も次第に穏やかになっていくようでした。
傾斜の緩いオオシラビソの樹林帯に入りました。風はそれなりにあるけどオオシラビソが風衝林代わりとなってくれます。
雪が硬いかもとシートラを継続しましたが、意外に柔らかかったのでやっとシール登行に切り換えました。
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傾斜の緩いオオシラビソの樹林帯に入りました。風はそれなりにあるけどオオシラビソが風衝林代わりとなってくれます。
雪が硬いかもとシートラを継続しましたが、意外に柔らかかったのでやっとシール登行に切り換えました。
8:30 シール登行開始

やっぱりシール登行にすると楽です。この先はもう急登はないはずで、特に硬いところがなければクトーは使わずにいけそう。
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8:30 シール登行開始

やっぱりシール登行にすると楽です。この先はもう急登はないはずで、特に硬いところがなければクトーは使わずにいけそう。
風に飛ばされて硬い雪が出てるのではとみてましたが、おそらく昨日午前までに薄っすらとだけ降雪があったよう。
シールの食い付きもなかなか良くて順調に登れました。
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風に飛ばされて硬い雪が出てるのではとみてましたが、おそらく昨日午前までに薄っすらとだけ降雪があったよう。
シールの食い付きもなかなか良くて順調に登れました。
たぶん一昨日と思われる比較的新しいスキートレースを辿っていきました。
ガイドブックによるとこの辺りに避難小屋があるはずなのですが見当たりませんでした。
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たぶん一昨日と思われる比較的新しいスキートレースを辿っていきました。
ガイドブックによるとこの辺りに避難小屋があるはずなのですが見当たりませんでした。
シール登行に切り換えてからもだいぶ登りました。背後にはいつしか窓明山が肩を並べています。
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シール登行に切り換えてからもだいぶ登りました。背後にはいつしか窓明山が肩を並べています。
行く手にボコが見えてますが、あれが山名の由来となっている三ツ岩のようで、地形図にも岩場表示と共に記載されています。
山頂ではないけど登行の目印には良い存在です。
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行く手にボコが見えてますが、あれが山名の由来となっている三ツ岩のようで、地形図にも岩場表示と共に記載されています。
山頂ではないけど登行の目印には良い存在です。
まもなく三ツ岩と肩を並べるところまでやってきました。ここだけやや傾斜が増すので、大きくジグを切っていきました。
写真では硬そうな雪面ですが、シールが滑ることなく順調に登れました。
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まもなく三ツ岩と肩を並べるところまでやってきました。ここだけやや傾斜が増すので、大きくジグを切っていきました。
写真では硬そうな雪面ですが、シールが滑ることなく順調に登れました。
三ツ岩を背にする格好で一段高い尾根に乗りました。
ここで初めて見えてきた眼前のピークがようやく三岩岳山頂のようです!
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三ツ岩を背にする格好で一段高い尾根に乗りました。
ここで初めて見えてきた眼前のピークがようやく三岩岳山頂のようです!
山頂付近で見えてきた会津駒ヶ岳へ続く壮大な稜線です!
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山頂付近で見えてきた会津駒ヶ岳へ続く壮大な稜線です!
ここを登り切ればようやく山頂!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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ここを登り切ればようやく山頂!
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
9:52 三岩岳山頂(2065.2m)到着!!

着きました!
わかんの修繕、強風帯の通過、いろいろあった6時間半にわたる登りでした。
一昨日の賑やかだった会津駒と打って変わって、自分以外に人け無し。
会津駒に登った「日本百名山」の深田さんが書き綴ったことと同様、ただ一人この山に居るという幸福感に包まれたのでした。
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9:52 三岩岳山頂(2065.2m)到着!!

着きました!
わかんの修繕、強風帯の通過、いろいろあった6時間半にわたる登りでした。
一昨日の賑やかだった会津駒と打って変わって、自分以外に人け無し。
会津駒に登った「日本百名山」の深田さんが書き綴ったことと同様、ただ一人この山に居るという幸福感に包まれたのでした。
時折吹き抜ける風の音以外は静寂に包まれた三岩岳山頂。
会津駒と違って数人立てばいっぱいになってしまう狭い山頂です。

なお南西側には最高点となる2070mピークがあるけど、ここは三角点ピークでもあり、地形図の山名記載もこちら側に。
ということでここまで到達すれば自分としては充分です。
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時折吹き抜ける風の音以外は静寂に包まれた三岩岳山頂。
会津駒と違って数人立てばいっぱいになってしまう狭い山頂です。

なお南西側には最高点となる2070mピークがあるけど、ここは三角点ピークでもあり、地形図の山名記載もこちら側に。
ということでここまで到達すれば自分としては充分です。
三岩岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
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三岩岳山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
北側には山また山。会津の山深さは計り知れない。
登ったことのある浅草岳も見えているはずですがどこだろう。
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北側には山また山。会津の山深さは計り知れない。
登ったことのある浅草岳も見えているはずですがどこだろう。
10:44 三岩岳山頂出発!

1時間弱で山頂を辞していよいよ出発します。
一昨日の反省もあり、今回はスキーブーツのモード切替、留め具の調整を忘れずしっかり行いました。
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10:44 三岩岳山頂出発!

1時間弱で山頂を辞していよいよ出発します。
一昨日の反省もあり、今回はスキーブーツのモード切替、留め具の調整を忘れずしっかり行いました。
三岩岳直下の大雪原を滑降

三岩岳山頂より一段下がったところから始まる大雪原!
一見硬そうだけど最初から本当に気持ち良かったです!
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三岩岳直下の大雪原を滑降

三岩岳山頂より一段下がったところから始まる大雪原!
一見硬そうだけど最初から本当に気持ち良かったです!
オオシラビソの疎林を心ゆくままにターンを描いていきました!
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オオシラビソの疎林を心ゆくままにターンを描いていきました!
窓明山に始まる北方稜線を眺めつつ滑っていきます。
とりあえず窓明山へ続く稜線より南側へ滑っていけば問題なし。
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窓明山に始まる北方稜線を眺めつつ滑っていきます。
とりあえず窓明山へ続く稜線より南側へ滑っていけば問題なし。
新雪の層が薄くてちょっと分かりづらいけど、大回りのシュプールを刻んできました。
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新雪の層が薄くてちょっと分かりづらいけど、大回りのシュプールを刻んできました。
全部が滑りやすいかというと、硬めのところもあるので油断はできません。
全部が滑りやすいかというと、硬めのところもあるので油断はできません。
最初の大雪原が終わる頃には、再び柔らかくなって滑りやすくなりました。
最初の大雪原が終わる頃には、再び柔らかくなって滑りやすくなりました。
オオシラビソの緩い尾根をまったり浅いターンで下りていきます。
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オオシラビソの緩い尾根をまったり浅いターンで下りていきます。
30分ほどで1699m標高点まで下りてきました。
青空に映える三岩岳を振り返って一息入れました。
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30分ほどで1699m標高点まで下りてきました。
青空に映える三岩岳を振り返って一息入れました。
しんどい登りだった国体コース中盤の尾根へ。朝と違って風も穏やかになっていました。
雪面はザラメになりかけでしたが、充分に気持ち良く滑れました♪
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しんどい登りだった国体コース中盤の尾根へ。朝と違って風も穏やかになっていました。
雪面はザラメになりかけでしたが、充分に気持ち良く滑れました♪
尾根の北寄りに入るとやや硬い。
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尾根の北寄りに入るとやや硬い。
樹林帯に入るとやや硬いので、柔らかい尾根南側を狙いました。
やや片斜面だけど練習には良いです。
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樹林帯に入るとやや硬いので、柔らかい尾根南側を狙いました。
やや片斜面だけど練習には良いです。
長かった登りとは一転、あっという間に1308mピークが近づいてきました!
この辺りまで下りてくるとしっかりザラメ!自分の一番好きな雪に出会えました!
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長かった登りとは一転、あっという間に1308mピークが近づいてきました!
この辺りまで下りてくるとしっかりザラメ!自分の一番好きな雪に出会えました!
11:55 1308mピークへ向けて登り返し開始(1,290m)

滑って終わりでないのが玉に瑕の国体コース。
でも今日はザラメで楽しいし、しっかり滑りたいので、できるだけ巻きたくなかったのです。
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11:55 1308mピークへ向けて登り返し開始(1,290m)

滑って終わりでないのが玉に瑕の国体コース。
でも今日はザラメで楽しいし、しっかり滑りたいので、できるだけ巻きたくなかったのです。
1308mピーク付近にて小休止

中央が国体コースの尾根で、左上に高くなったのが三岩岳。右上が窓明山。
山頂からここまで1時間余でした。自撮りしながらだけど、行動時間に影響が出ない範囲で留めることを常に意識しています。
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1308mピーク付近にて小休止

中央が国体コースの尾根で、左上に高くなったのが三岩岳。右上が窓明山。
山頂からここまで1時間余でした。自撮りしながらだけど、行動時間に影響が出ない範囲で留めることを常に意識しています。
朝は気付かなかったけど窓明山へ向かう稜線には大きな雪庇が見えました。
窓明山がきれいに見えるのはここまで。しっかり目に焼き付けました。


12:05 小休止を終えて出発
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朝は気付かなかったけど窓明山へ向かう稜線には大きな雪庇が見えました。
窓明山がきれいに見えるのはここまで。しっかり目に焼き付けました。


12:05 小休止を終えて出発
1308mピークを越えると再び滑りに集中できます。標高を下げてくると樹林帯もザラメ雪となって最高でした!
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1308mピークを越えると再び滑りに集中できます。標高を下げてくると樹林帯もザラメ雪となって最高でした!
1308mピークの下側では北寄りに枝尾根が派生しており、マーキングはあるけど念のためにGPSで方向確認しました。
1308mピークの下側では北寄りに枝尾根が派生しており、マーキングはあるけど念のためにGPSで方向確認しました。
だいぶ標高を下げても樹間はそれなりにあり、引き続いてザラメ雪で滑りやすかった!

この先でほぼ傾斜が無くなってくるけど、今回は尾根を忠実にピストンします。
尾根北側の沢へ下りていくシュプールを目視しましたが、沢へ下りるのは積雪豊富な冬にとっておきます。
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だいぶ標高を下げても樹間はそれなりにあり、引き続いてザラメ雪で滑りやすかった!

この先でほぼ傾斜が無くなってくるけど、今回は尾根を忠実にピストンします。
尾根北側の沢へ下りていくシュプールを目視しましたが、沢へ下りるのは積雪豊富な冬にとっておきます。
覚悟していた登り返し区間に入りました。
地味な登り返しが数ヶ所あるけど、いずれも等高線に反映されない程度。
シールを付けるほどではありません。

ふと振り返ると三岩岳が遥か高くなっていました!すごい標高差を登り降りしたことを実感しました。
夜明け前の登りでこの光景を見ていなかったのは、結果的に良かったような気がしました。
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覚悟していた登り返し区間に入りました。
地味な登り返しが数ヶ所あるけど、いずれも等高線に反映されない程度。
シールを付けるほどではありません。

ふと振り返ると三岩岳が遥か高くなっていました!すごい標高差を登り降りしたことを実感しました。
夜明け前の登りでこの光景を見ていなかったのは、結果的に良かったような気がしました。
尾根が痩せてきて樹間が狭くなる辺りは安全第一にスキーをコントロールします。
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尾根が痩せてきて樹間が狭くなる辺りは安全第一にスキーをコントロールします。
12:46 家向山無線中継所(900m)

最後の登り返しを終えて無線中継所まで戻ってきました!
地味な登り返しはあったけど、やはり下りは早いものでした。
無線中継所は現地の表記によると今も使われているようです。

木々越しではあるけど、ここからも三岩岳を振り返ることができました。
最後の激下りを前に一息入れました。
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12:46 家向山無線中継所(900m)

最後の登り返しを終えて無線中継所まで戻ってきました!
地味な登り返しはあったけど、やはり下りは早いものでした。
無線中継所は現地の表記によると今も使われているようです。

木々越しではあるけど、ここからも三岩岳を振り返ることができました。
最後の激下りを前に一息入れました。
12:53 最後の激下りへ

登りでわかんのアクシデントがあった辺り。

急斜面のうえにさすがに雪質も重くなっていました。
できるだけトレースを潰さないように下りていきました。
登りではどうやら夏道より北側を辿ったようです。
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12:53 最後の激下りへ

登りでわかんのアクシデントがあった辺り。

急斜面のうえにさすがに雪質も重くなっていました。
できるだけトレースを潰さないように下りていきました。
登りではどうやら夏道より北側を辿ったようです。
13:03 国体コース登山口(770m)到着!

着きました!
無線中継所から10分弱の下り。登りではいきなりのしんどい急登でしたが、下りは本当にあっけないものでした!
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13:03 国体コース登山口(770m)到着!

着きました!
無線中継所から10分弱の下り。登りではいきなりのしんどい急登でしたが、下りは本当にあっけないものでした!
予想を外して貸し切り状態だった三岩岳。
山と静かに向き合えた、本当に濃密で充実した時間でした。
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予想を外して貸し切り状態だった三岩岳。
山と静かに向き合えた、本当に濃密で充実した時間でした。
国体コース登山口北側の駐車スペース

除雪時には作業の邪魔にならないよう、配慮が必要かと思います。
国体コース登山口北側の駐車スペース

除雪時には作業の邪魔にならないよう、配慮が必要かと思います。
窓明の湯

国体コース登山口から2つのスノーシェッドをくぐってすぐ南側にあります。
三岩岳の後はここと決めていました。最高に充実した三岩岳。窓明の湯で締め括りました。

さっぱりしてから長野まで6時間弱の帰途に就きました。
初めての檜枝岐、会津駒と三岩岳、ありがとう。
自分の山スキー歴において、良い思い出の一つとなりそうです。
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窓明の湯

国体コース登山口から2つのスノーシェッドをくぐってすぐ南側にあります。
三岩岳の後はここと決めていました。最高に充実した三岩岳。窓明の湯で締め括りました。

さっぱりしてから長野まで6時間弱の帰途に就きました。
初めての檜枝岐、会津駒と三岩岳、ありがとう。
自分の山スキー歴において、良い思い出の一つとなりそうです。

装備

個人装備
山スキー ポール シール スキーアイゼン マムート・アバランチビーコン Barryvox ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック 12本爪アイゼン 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) 山と高原地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線従事者免許証 無線局免許状 発煙筒 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル 一眼レフカメラ 広角ズームレンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

1年前から計画していた檜枝岐遠征において、まず目に入ったのは百名山でもある会津駒でした。
もちろん遠征のきっかけとなった会津駒なので到着初日に登頂しましたが、「東北の山スキー・特選ガイド」を読み進めるとまだまだ多くの山々があって登り切れないです。

その中でも惹かれたのが三岩岳。会津駒より少しだけ標高は低いものの、登山口も低くて登り返しもあって、グレードはややこちらのほうが上。
今回の日程上平日となるので入山者は多くても数人程度と予想。全行程が国体コースの尾根筋を辿れることも良い安全策となるので決めました。
国内有数の豪雪地帯である檜枝岐も今冬の積雪は少なめであり、黒檜沢など沢を絡めるのはまたの機会としました。
今後も春スキーであちこち行くでしょうけど、雪が少ないと行程の選択にも影響しますね。
自分は単独行が基本なので、臆病過ぎるくらいでちょうど良いと思っています。

今回まいったのが購入してから5年経っておらず、しかもそんなに使っていないわかんのベルトが切れるというアクシデント。何もないに越したことはないけど、今回は補修キットが大いに役立ちました。

会津駒と同じく標高を上げてからシール登行に切換て待望の三岩岳山頂へ。
6時間半かけて辿り着いた三岩岳山頂での時間は本当に代えがたいものでした。

待望の滑降も概ね滑りやすい雪で、長い登りの甲斐は十二分に報われました。
登ってきたところを気持ち良く滑っていくのが本当に楽しいです。
自分はやはりパウダーよりもやや硬めか、ザラメのほうが好きなのです。

山スキーを始めてから5年目で、東北の山々にも登り始めたばかり。
長野から遠いけど檜枝岐での山スキーは自分にとって、今後も欠かせないイベントとなりそうです。

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コメント

わかんのベルトが切れちやったのですね
補修キットをきちんと持っておられて
良かったですね。
さすが★★です

私のわかんは、何度使ったかしら
最近は押し入れで寝ています。笑
登りが、たいへんでしたね
6時間:30分 下りはさすがスキーなので
スピードが出て2時間!
存分に景色を楽しまれたようですね
好天で良かったですね。

百名山もだいぶ登られたのでは?
目指すのも良いですね
今回も素敵な景色を
ありがとうございました、(*`∀´*)
2023/3/15 11:25
mayasanpoさん、いつも本当にありがとうございます。
わかんのベルトが切れた時は焦りましたよ。遠征の時に限って何かありますね。
でも細引きやマジックバンド、結束バンドで凌ぐことができました。
補修キットはファーストエイドキットと一緒に入れています。

シートラで登る時に踏み抜くようだと体力と時間をかなりロスするので、
時々わかんを使うことがあります。回数としては少ないのでスノーシューを買うほどではないんですよね。
理想はスキーで登ることなので、あまり他にお金をかけたくないのです。

今回の三岩岳は6時間半。登りは時間が掛かっても下りは早送りするような感覚です。
自撮りしてても2時間余りで収まります。
初日の会津駒のようなピーカンではなかったですが、景色を観るには充分の好天。
初めての檜枝岐の山々を大いに満喫しました。

百名山は数えるのが面倒なので未確認ですが、たぶん60前後は登ってると思います。
百名山を目指さないのは中には、あえて山名は伏せますがやはり惹かれない山もあるからです。
実現しないままお亡くなりになってしまいましたが、著者の深田さん自身、後書きで差し替えの可能性について触れられています。
差し替えるのであれば、自分なら燕岳、蝶ヶ岳、信濃町の黒姫山、比良山や氷ノ山を推したいです。
「日本百名山」は本当に名著だと思いますし、自分も何度も読み返しています。
山の知識検定にも百名山関連の問題は多く出ますから、受験の前には特にしっかり読みました。

福島県では次の目標には磐梯山、安達太良山、吾妻山となるでしょう。
殆どの百名山は惹かれる山ばかりで、自然に登頂数は増えていくことになると思います。

今回もご多忙の中でお時間をいただきましてありがとうございました。
2023/3/17 7:05
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