奥日光 丸沼から燕巣山&四郎岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,189m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
丸沼~四郎峠 :沢沿いを辿るコースで、整備された登山道ではないが踏み跡は明瞭で目印も多い。 四郎峠~燕巣山・四郎岳 :刈り払いがされた明瞭な道だが、急傾斜を直登するしんどいコース。 |
写真
感想
奥日光の燕巣山(つばくろすやま)は標高が2222メートルのゾロ目ということで、また四郎岳はその名前から以前から気になっていた山。
丸沼から往復するのが一般的で、「山と高原地図」には登路が破線で描かれ「一部不明瞭」とある。
丸沼湖畔の駐車場に車を止める。
自分達の他はみんな釣り客で、フライロッドなどの準備をしていた。
それを横目に出発。
湯沢と四郎沢の合流点で渡渉し対岸へ渡り、四郎沢沿いに登って行く。
踏み跡ははっきりしていて、目印のテープも随所に付けられていてわかりやすい。
堰堤をいくつも越え、谷が狭まってくるときれいなナメ沢となった。
そこから少しして沢から離れ、若干ヤブっぽい道を急登すると四郎峠に着いた。
峠の向こう側(大清水側)も急斜面でヤセ尾根状の鞍部と言う感じだ。大清水方面に薄い踏み跡が下っていた。
ここから二つの山を往復する訳だが、最初に距離のある燕巣山に向かうことにした。
道は四郎沢沿いよりも格段に良く、東京電力が定期的に刈り払いをしているらしい。小さなピークを一つ越え、燕巣山本体に取り掛かると、いきなり急になった。
その急斜面を道はまっすぐ上に向かっている。
地形図を見ると、その標高差は350m以上ある。
ヒイヒイ言いながらひたすら登り、やっと山頂に着いた。
南面が開けていて日光白根山が良く見えた。また北側の木々の間からは燧ケ岳や鬼怒沼が良く見えた。
腹が減ったので早めの昼食を摂って下山。
急坂の下りも大変だった。
四郎峠に戻り、今度は四郎岳へ。
こちらも負けず劣らずの急登となった。
大木に古い「十條」のプレートが付けられており、何かと思って帰ってから調べてみると、旧十條製紙のものとらしいことがわかった。現在の日本製紙で、このあたりは社有林らしい。また尾根の反対側は尾瀬の源流域なので、こちらは東京電力の社有林だろう。それで東京電力が刈り払いをしているんだろう。
とにかく登りは延々と続き、疲れがたまっているので燕巣山の登りよりきつい。
1時間ほど頑張って登り、何とか四郎岳山頂に着いた。
こちらの山頂部は平らで、刈り払いの道が山頂からさらに奥に続いていた。ちょっと奥まで行って見たくもあったが、疲れているので小休止。
樹林の中だが南面が少し開け、眼下に丸沼、その向こうに日光白根山と雄大な眺めだった。
四郎岳の下りもきつく膝が笑いだすころ四郎峠に戻ってきた。
あとは沢沿いを下るだけだったが、思いのほか長く感じた。
丸沼の駐車場に戻ると沢山の車と行楽客で賑わっていた。
山中では二組のグループとすれ違っただけの静かな山行となった。
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