明智光秀の老ノ坂峠越(旧峠)を歩く


- GPS
- 06:32
- 距離
- 18.2km
- 登り
- 247m
- 下り
- 312m
コースタイム
天候 | 晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:JR桂川⇒JR石山 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
その他周辺情報 | 亀山城見学料 300円/人。 |
写真
装備
個人装備 |
一般登山用具
|
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感想
「本能寺の変」をおこした明智光秀の亀山城(亀岡市)から京都への進軍ルートは諸説あり結論を得ていないという。その諸説3ルートの内、「明智越」「唐櫃越」は既に歩いたので残る「老ノ坂峠越」を今回歩いてみることにした。
JR龜岡駅に参加者6人が集合し、出発地の亀山城址(亀岡駅のすぐ前)から歩き始める。
亀山城址は現在、宗教法人・大本教の管理下にあり域内の建物は当時を偲ぶものは残っていないが城壁・庭園・通路などは当時のものらしく30分ほどで見学を終える。規模は予想よりも大きく手入れも行き届いていた。
町中を通って街道筋には古跡も随所(寺社・旧家)にあり興味深い。馬堀駅を過ぎて町中を過ぎると篠村八幡宮に到着。ここの隅を借りてKさん持参の甘酒の振る舞いに感謝、寒い中での暖かい飲み物は実にありがたい。
町中から田畑に変わると聖護院蕪の産地に出くわす。農家の前にはバラ売りで金銭箱があり持ち帰り自由の看板がある。デカすぎて峠を越える我々にとっては荷が重い。安くてお買い得はわかるが残念ながら断念せざるを得ない。
旧道に入って老ノ坂峠に近づくと様子は一変する。峠への登り坂は傾斜は緩いが長い竹林の陰気な舗装道、峠を越えると首塚大明神という社もある。酒呑童子の絡む逸話も面白い。下りに入ると一変して細い旧道となり荒れている。やがて京都霊園の平行道に出て安堵し、暖房の効いた霊園休憩所を利用させてもらい昼食をとる。
あとは町中へと進み、沓掛からは住宅街の中を進み阪急桂駅を目指す。途中の樫原付近は昔の宿場町、参勤交代時の陣屋になった場所も数軒あったとかで一見豪華な庄屋であったろう家々も現存する。その中にあって田舎風の感じの良いコーヒー喫茶を見つけコーヒータイムで疲れた足を休める。
まだ時間的に早かったので帰りの足を考え、終着点をJR桂川駅に変更して今日の予定コースを終える。
「本能寺の変」3コースを歩き終えて1万2千〜1万5千の大軍を率いての夜中の行軍を考えると「老ノ坂峠越」が一番可能性が高いように思えたのが我が私見でした。
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