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Yamareco

記録ID: 4964289
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ハイキング
比良山系

権現山倒木処理(R-367平集落より)

2022年11月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
08:47
距離
6.7km
登り
568m
下り
559m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
0:28
合計
8:34
距離 6.7km 登り 570m 下り 561m
7:41
77
スタート地点
8:58
9:22
186
12:28
12:30
144
14:54
14:56
79
16:15
ゴール地点
権現山山頂西側の倒木帯で、数時間、倒木処理作業を行っています。
天候 曇り後、晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R-367の広い場所に駐車させて頂きました。旧花折街道入口に近く、今回、チェーンソー携行の重装備なので助かりました。
コース状況/
危険箇所等
権現山山頂西側の倒木帯を迂回する為に、本来のルートの南側に、ぐるっと下方に迂回する踏み跡が出来ていましたが、今回、本来のルートに近い部分の倒木を処理し、通過可能にして、ピンクのテープを巻いています。これで、積雪期、少し安全に通過出来ると思います。
旧花折街道からの登山口です。この下に水道施設のタンクがあり、直ぐに分かります。
2022年11月28日 07:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 7:59
旧花折街道からの登山口です。この下に水道施設のタンクがあり、直ぐに分かります。
この日は、背負子にチェーンソー、工具、混合油・オイル、リュックを載せて登ります。ザイル・クライミング用具を携行する装備よりも、一段と重いと云うところです。
2022年11月28日 08:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
11/28 8:01
この日は、背負子にチェーンソー、工具、混合油・オイル、リュックを載せて登ります。ザイル・クライミング用具を携行する装備よりも、一段と重いと云うところです。
もう紅葉が終わり、落ち葉が、びっしりと山道を覆っています。林業用トビも、杖代わりに使います。
2022年11月28日 08:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
11/28 8:22
もう紅葉が終わり、落ち葉が、びっしりと山道を覆っています。林業用トビも、杖代わりに使います。
アラキ峠に着きました。おむすびを、一個食べます。
2022年11月28日 09:01撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
3
11/28 9:01
アラキ峠に着きました。おむすびを、一個食べます。
2018年の大倒木帯です。風に弱い植林杉は、尾根筋には、無理な様です。
2022年11月28日 09:30撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
11/28 9:30
2018年の大倒木帯です。風に弱い植林杉は、尾根筋には、無理な様です。
権現山山頂西の倒木帯につきました。
2022年11月28日 10:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
2
11/28 10:06
権現山山頂西の倒木帯につきました。
右に、下方に下って、更に、急斜面を登り返すと云う、変則の迂回路への入口があります。冬季、危険性が高いと思います。
2022年11月28日 10:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 10:06
右に、下方に下って、更に、急斜面を登り返すと云う、変則の迂回路への入口があります。冬季、危険性が高いと思います。
チェーンソー・手鋸・鎌を持って、進んで行きます。作業と下見を繰り返して、進みます。
2022年11月28日 10:06撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 10:06
チェーンソー・手鋸・鎌を持って、進んで行きます。作業と下見を繰り返して、進みます。
「この先危険」の札もあります。
2022年11月28日 10:08撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 10:08
「この先危険」の札もあります。
枯れたシダの薮を横切ると良い様です。鎌とチェーンソーで開きます。
2022年11月28日 10:14撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 10:14
枯れたシダの薮を横切ると良い様です。鎌とチェーンソーで開きます。
ある程度の方が歩かれている様な踏み跡もあります。倒木は、チェーンソーで切断します。少し土が付いているので、刃が痛みますが、構わず作業します。
2022年11月28日 10:22撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 10:22
ある程度の方が歩かれている様な踏み跡もあります。倒木は、チェーンソーで切断します。少し土が付いているので、刃が痛みますが、構わず作業します。
一旦、背負子をデポしている所に戻ります。倒木は切断して、片付けます。
2022年11月28日 10:23撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
1
11/28 10:23
一旦、背負子をデポしている所に戻ります。倒木は切断して、片付けます。
背負子が見えます。この上下の倒木も処理します。
2022年11月28日 10:24撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 10:24
背負子が見えます。この上下の倒木も処理します。
倒木の下に、耳当てがありました。冬季の落とし物でしょうか?
2022年11月28日 10:38撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 10:38
倒木の下に、耳当てがありました。冬季の落とし物でしょうか?
昼食後、一旦、権現山山頂に上がってみます。
2022年11月28日 12:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 12:29
昼食後、一旦、権現山山頂に上がってみます。
琵琶湖大橋が霞んでいます。
2022年11月28日 12:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 12:29
琵琶湖大橋が霞んでいます。
愛宕山は、肉眼で、何とか見えます。中央に辛うじて、写っています。
2022年11月28日 12:29撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 12:29
愛宕山は、肉眼で、何とか見えます。中央に辛うじて、写っています。
現場に戻る前に、迂回ルートの山頂側を、枯れ枝等で、塞ぎます。
2022年11月28日 12:47撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 12:47
現場に戻る前に、迂回ルートの山頂側を、枯れ枝等で、塞ぎます。
近くの倒木・枝を処理します。根の浅いこの様な針葉樹を、強風帯の比良山系の山頂付近に植えるのは、如何なものか?と考えます。
2022年11月28日 13:09撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 13:09
近くの倒木・枝を処理します。根の浅いこの様な針葉樹を、強風帯の比良山系の山頂付近に植えるのは、如何なものか?と考えます。
一旦、ヤスリで、目立てをします。倒木は、土が付いているのが事があり、切れ味が直ぐに落ちます。今回、切込みの深さも少し浅く、手直しが必要です。
2022年11月28日 13:20撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 13:20
一旦、ヤスリで、目立てをします。倒木は、土が付いているのが事があり、切れ味が直ぐに落ちます。今回、切込みの深さも少し浅く、手直しが必要です。
今は、潜れますが、積雪で落ちて来ます。また、積雪があると、潜れなくなりますので、切断します。
2022年11月28日 13:21撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 13:21
今は、潜れますが、積雪で落ちて来ます。また、積雪があると、潜れなくなりますので、切断します。
切断し、誘導用のテープを巻きます。
2022年11月28日 13:41撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 13:41
切断し、誘導用のテープを巻きます。
下山を始めていますが、チェーンソーは、手で持っています。倒木は、出来るだけ、切断しながら下ります。
2022年11月28日 13:59撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 13:59
下山を始めていますが、チェーンソーは、手で持っています。倒木は、出来るだけ、切断しながら下ります。
切断しました。
2022年11月28日 14:03撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 14:03
切断しました。
目通り30cm位の、杉の倒木です。いずれ、ジリジリと下がって来て、通れなくなりますので、この機会に、切断します。
2022年11月28日 15:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
11/28 15:04
目通り30cm位の、杉の倒木です。いずれ、ジリジリと下がって来て、通れなくなりますので、この機会に、切断します。
切断して、中央の部分は、右の窪地に、落としました。それにしても、無価値の杉が可哀そうです。
2022年11月28日 15:12撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 15:12
切断して、中央の部分は、右の窪地に、落としました。それにしても、無価値の杉が可哀そうです。
もう下に、R-367が見えます。無事、倒木処理を、怪我無く終えました。山の神々に感謝致します。
2022年11月28日 16:04撮影 by  COOLPIX P340, NIKON
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11/28 16:04
もう下に、R-367が見えます。無事、倒木処理を、怪我無く終えました。山の神々に感謝致します。
山頂西側を通過したトラックログ(10/28分と11/28分)をスクリーンショットで、撮りました。一ヶ月前は、かなり南の下方を迂回しています。特に、東側の上り返しの急斜面が、冬季危険だと考えました。
2022年11月29日 06:10撮影 by  PlayMemories Home, SONY
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11/29 6:10
山頂西側を通過したトラックログ(10/28分と11/28分)をスクリーンショットで、撮りました。一ヶ月前は、かなり南の下方を迂回しています。特に、東側の上り返しの急斜面が、冬季危険だと考えました。

装備

個人装備
チェーンソー 工具・燃料等 山仕事用手鋸 腰鉈 ヘルメット ロープ30m GPS機器2台 通常装備
備考 持って行って良かった物は、エンジンチェーンソーです。何とか、山頂西の倒木帯を抜けるルートを開く事が出来ました。

感想

 今回は、10月28日に、ホッケ山-サカサマ谷付近に遭難者捜索に向かった時に、権現山山頂西側の倒木帯を迂回する踏み跡が、一旦、沢方向に下り、更に上り返すと云う異常な形で付けられているのを見て、修正する必要があると考え、チェーンソーを携行して、倒木処理を行いました。
 今回、倒木処理を行って、通過し易くしたルートには、ピンクのテープが巻いてあります。大部分は、本来の登山道に沿ったものです。実際に現場で、GARMINの画面で確認しています。また、帰宅後、自宅のパソコンのカシミール3Dで、地形図上の登山道と、11月28日のトラックログが、左程、離れていないと、再度、確認しています。

 倒木処理作業中に、蓬莱山に向かわれる若い登山者の方と、少しお話が出来ました。帰途、登山口近くで、追い付いて来られ、再度、少しお話が出来ました。有難う御座いました。

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コメント

youtousha さん 今日は
あのル-トの倒木は煩わしいです。何時もながら本当にありがとうございます。
2022/11/29 11:39
shikakuraさん コメント有難う御座います。
積雪期に入る前に、処理出来て、良かったと思っています。
2022/11/29 11:50
youtoushaさん,こんにちは。
本格的な倒木処理とルートの修正、本当にありがとうございます。おかげさまで多くの登山者が安全に登降できます。感謝!感謝!です。
2022/11/29 13:16
yoritonさん コメント有り難うございます。山仕事で、山に入る人が少なくなり、山道の手入れは、登山者の仕事になって来ました。時代の流れでしょうか?
2022/11/29 15:01
youtoushaさんのように考えて、実際に行動している人は少数だと思います。大多数の登山者は(私も含めて)そのような認識なしに安全を享受しています。

北アルプスなどこれまで山小屋の人たちに手弁当で修復してもらっていたのが、難しくなっているそうです。登山者もそろそろ自分たちの事として本気で対策を考えないといけませんね。
2022/11/29 15:48
yoritonさん 再コメント有難う御座います。私は、山里生まれで、山仕事には慣れている世代ですが、現在を生きる若い世代の方々にとっては、登山道整備の為に、刃物やチェーンソーを使用して、安全に木々を切る事は、少し難しいかも知れないと考えています。
無理のない範囲で、折り畳み鋸などで、山道に張り出している枝等を落として頂ければ、少しずつ歩き易くなって行くのでは?と考えています。
2022/11/29 20:27
youtoushaさん
なるほど、そのような対応でも良いのですね。今後は庭木の剪定に使っている剪定鋏とノコギリを持って行くようにします。
大事なヒントをありがとうございます。
2022/11/29 21:23
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