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Yamareco

記録ID: 4908068
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

笠ヶ城山・城山・宮山(宍粟50名山)

2022年11月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:30
距離
6.0km
登り
622m
下り
615m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:45
休憩
0:27
合計
5:12
距離 6.0km 登り 647m 下り 639m
8:20
69
スタート地点
9:29
9:30
64
10:34
16
10:50
11:01
8
11:09
67
12:16
12:17
23
12:40
12:49
12
13:01
13:06
12
13:18
14
天候 霧後晴
過去天気図(気象庁) 2022年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
各登山口の駐車場
コース状況/
危険箇所等
笠ヶ城山の登路、一部不明瞭。
その他周辺情報 よい温泉
スギ植林の谷間を行く。早く自然林に出てくれ。
2022年11月12日 08:37撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 8:37
スギ植林の谷間を行く。早く自然林に出てくれ。
マツカゼソウ
2022年11月12日 08:50撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 8:50
マツカゼソウ
鞍部の反対側はモミジ谷と呼ばれ、心和む自然林。
2022年11月12日 08:59撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 8:59
鞍部の反対側はモミジ谷と呼ばれ、心和む自然林。
紅葉を眺めつつ山頂を目指す。
2022年11月12日 09:08撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 9:08
紅葉を眺めつつ山頂を目指す。
山頂の風景
2022年11月12日 09:17撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 9:17
山頂の風景
笠ヶ城山には三等三角点がある。
2022年11月12日 09:19撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 9:19
笠ヶ城山には三等三角点がある。
植松山が立派な姿を見せている。
2022年11月12日 09:24撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 9:24
植松山が立派な姿を見せている。
峠登山口への道もいい雰囲気だ
2022年11月12日 09:30撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 9:30
峠登山口への道もいい雰囲気だ
里から見る笠ヶ城山。
2022年11月12日 10:11撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 10:11
里から見る笠ヶ城山。
城山の遊歩道。
2022年11月12日 10:45撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 10:45
城山の遊歩道。
波賀城跡にはお城風の建物がある。
2022年11月12日 10:46撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 10:46
波賀城跡にはお城風の建物がある。
城の窓外の眺め
2022年11月12日 10:50撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 10:50
城の窓外の眺め
波賀城は里の展望台。
2022年11月12日 10:54撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 10:54
波賀城は里の展望台。
宮山登路からの眺望
2022年11月12日 12:38撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 12:38
宮山登路からの眺望
こんな道を行く
2022年11月12日 12:39撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 12:39
こんな道を行く
磐座
2022年11月12日 12:48撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 12:48
磐座
宮山山頂から行者山を見る
2022年11月12日 12:57撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 12:57
宮山山頂から行者山を見る
山頂標識
2022年11月12日 12:58撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 12:58
山頂標識
2022年11月12日 13:06撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 13:06
登山口からの下り道
2022年11月12日 13:46撮影 by  iPhone XR, Apple
11/12 13:46
登山口からの下り道
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ

感想

kinuasaは足と腰の不調で山を控えていたが、先週、六甲で復帰第1戦をこなし、その後、悪化することもなかった。そこで、今週もあまりヘビーにならない山を登ることになった。宍粟50名山があと7座未踏のままで、その多くは行程が短いところだから丁度いいんじゃないか、それに場所を選べばこの時期、紅葉を楽しめるだろう。さらには、姫路の昼網で捕れた新鮮なサカナを、山里の宍粟で買ってかえれるかもしれない(あそこに行けば)。そこで、第一のターゲットとなったのが、50名山の未踏のもののうちで一番北に位置する笠ヶ城山だ。小さな山ながら、ワイルドで自然度の高い山と聞く。それと抱き合わせにするのが、一宮の宮山(みやま)である。宍粟50名山にはもう一つ宮山と書く山があり、それはみややまと読むそうだ。一宮の宮山は行程が短いので、こうして組み合わせて登るのには都合がいい。
中国道山崎インターで降りて国道を北に向かう。今日は好天の筈だが、曇っているように見える。霧のせいと思いたい。さすがに気温も阪神間とは比べ物にならないくらい低い。国道を離れ皆木の集落を抜けて登山口に向かって車を走らせると、宍粟らしい山村の空気に心が浄化されるように感じる。春に宍粟に来て以来、ほとんど半年ご無沙汰していたので、なんだか懐かしい。
皆木の登山口の前には狩り払いした「登山者用駐車場」が設けられているが、我々以外には誰もいない。天気は満点ではないが、登るうちにきっと晴れてくるだろう。登山道はスギ植林の中の小さな谷に沿って登っていく。杉植林の下は落ち枝が累積して、道がわからなくなることがあるが、ここも例外ではない。いずれにせよ、最後は谷の右岸を登っていくとわかれば、気にすることもない。暗い植林帯を抜けるとブル道に出て、しばらくこれを辿る。そして再び山道に入り、鞍部に至る。ここは稜線の北側に向かって広くなだらかな斜面がひろがり、大きなカエデの木が何本も天に向かって枝を広げている。モミジ谷、とよばれるところだ。ここから右手の尾根を登っていく。そして山頂に飛び出すと、ほぼ360度の見事な眺望だ。そして待望の青空が、次第に広がってきた。対面には植松山の勇姿が圧倒的な存在感でそこにある。
一服の後、峠登山口、という指導標に沿って下山する。宍粟50名山の指導標は、意味の判読が難しいケース多々ありである。ローカルにとっては当たり前でも、旅人にはどこのことなのかわからない表示である。峠登山口ルートも紅葉の気持ちの良い尾根だが、途中から激急傾斜となる。また、50名山ルートとは異なる側路も存在している。周囲がヒノキの植林となってジグザグに斜面を下ると、林道に降り立つ。この道を下って民家の前の車道に出、それを右に進むと、北側に今登って来た笠ヶ城山が全貌を現す。駐車地点はもう目前だ。
車に乗り込んで一宮の宮山へ向かう途中、城山に寄り道した。ここはかつて波賀城があったところで、広い駐車場と立派な遊歩道が整備されている。城山山頂直下にお城風の建物が作られており、そこからの眺めは見事。千種から鳥が乢トンネルを抜けて波賀に入った時、正面の小山の上に見えている建物がこれだ。「お城」の白壁が周囲の黄色や赤に色づいた木々を背に青い空と洒落たコントラストを見せて際立っている。
駐車場に戻って陽だまりに陣取り昼食をとった後、一宮の宮山へと向かう。まだ大した距離は歩いていないが、一山、「ふた山」登ってくると何だか筋肉に疲労がたまってきているように感じるのはなぜだろうか。50名山地図の宮山の登山口前に「P」マークを見つけてそこまで入ってみるが、最後の狭隘部分は片側に側溝、反対側は急傾斜に切り落ちていて、幅のある我々の車ではおおいにスリルを感じるのだった。駐車場は「神戸配水場」前にあり、里を一望する気持ちのいい場所だ。宮山はヤマビル注意なので、もういないはずの季節ながら、今日はぽかぽか陽気なので、念のためヒル避けスプレーをかけての出発である。杉植林の作業道をジグザグに登って稜線に上がり、そこから山頂へとまっすぐに登る。途中、磐座(いわくら)という大岩下の小さな社を見る。一宮の伊和神社の祭祀で21年に一回、この社を使うとの説明が付されている。距離の割には遠い感じのする山頂に出ると、北と東に眺望が得られ、未踏の花咲山とその向こうには行者山が綺麗に見えている。山頂南には説明版が立っていて、この地に「岡城」(おかしろ)という城があったことを記している。戦国時代、この辺りの山という山には城があった、そんな感じだ。
登りでは「まだかまだか」だったこの山、下りはあっという間。ますますいい陽気で昼寝でもしたい気分だが、まだ高速の旅は続く。うれしいことに昼網の魚が手に入って、今日のすべての目標は達成されたのだった。

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