六甲山系 白石谷 六甲山 有馬


- GPS
- 04:36
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 621m
- 下り
- 610m
コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:05
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白石谷は沢登のルートで全部の滝を登るのは熟達者向き、滝場では巻き道が有りロープも掛けてありますが、細心の注意が必要です。 滝場を抜けると沢が分かれてダムも有り高巻に注意。 六甲山頂上へのダイレクト尾根の最上部付近は、篠薮以外に棘の有る樹木も多いので厚手の手袋必携。 |
その他周辺情報 | 有馬口駅前駐車場 |
写真
感想
山中の沢沿いの岩壁に咲く「ジンジソウ(人字草)」が咲き始めたとの情報で、有馬四十八滝の白石谷へ出掛けました。
二週間ほど前に「ナメラダイモンジソウ」を丹生山系の屏風川右股で初めて見て感激したので、同じ仲間のジンジソウも是非見たいと、有馬口駅前に車を停め神戸電鉄有馬口から有馬温泉駅へ移動し駅前から温泉街を抜け炭屋道分岐から紅葉谷道を登ります。
白石谷に入ると入口にダムが出来ていてビックリ。以前にアイゼントレで有馬四十八滝氷瀑巡りをした頃には無かったはず。
暫く進むと白石滝が現れ下の滝壺に近ずくと少し離れた岩場に「ジンジソウ」が2株見えるが傍まで近づけない。
先へ進むと岩壁にビッシリとイワウチワが繁茂しているがもう花は無い。
沢は流木も有り少し荒れてはいるが水に浸からなくても歩けるが、肝心のジンジソウは無い。
先へ進むと岩場に待望の可愛い花を付けたジンジソウが現れる。時間は掛かるが近寄って写真に収める。
小さな支流にも岩壁にビッシリと咲いていて岩壁を少し登って写真に撮る。
白竜滝の周りにも水際一杯咲いていて写真も動画も夢中で撮りました。
この滝を巻くルートを赤テープが教えてくれ、支流を少し登るとザイルやロープまで掛けて有りました。トラバース斜面も足下が切れて要注意です。
大安相滝出合を過ぎると花は見られ無くなり、大きな二股に分かれる分岐ですが、此処にも以前は無かった巨大なダムが二基設置されています。
沢の中の大きな四角い岩まで登り何方を選択するか状況を窺うと左のダムはまだその上にもダムか有る様なので、右のダムを巻く事に決めてダム横の急な尾根を木登りの要領で登る。
ダムを越えて詰める沢には水の流れが見えなくなる。地形を観察すると六甲山山頂から降りている尾根が右に見えるので、尾根を選択しこの尾根を登る。
尾根上には六甲山特有の笹尾根を登りますが僅かな杣道も有ります。
山頂の大きなパラボラアンテナが望める山頂近くまで来ると傾斜は無くなるが、サルトリイバラと棘のある灌木も加わり素手では厳しくなる。
足許には伐採された大きな丸太も加わり掻き分けて進むのが難しい状況の薮漕ぎとなる。遮二無二進むと近くに人の話し声が聞こえる、声の方向へ薮漕ぎをすると3m程で大きな登山道に飛び出し、目の前が頂上でした。
山頂の三角点の傍で大きな石に腰掛け、四方の展望を楽しみながらお昼を済ませ、ととや道を降り有馬稲荷神社まで戻ってきました。
平日にも関わらず大勢の観光客が温泉街を訪れていました。
久しぶりに、本格的な沢登りと笹薮漕ぎを楽しめました。
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