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Yamareco

記録ID: 472547
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ハイキング
東海

手強かった三国岳

2014年07月01日(火) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 岐阜県 滋賀県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
8.3km
登り
917m
下り
909m

コースタイム

駐車場発8:10−夜叉が池10:00−夜叉が岳10:20−1206mピーク10:50−
12:50三国岳(昼飯)13:30ー1206mピーク15:30−夜叉が岳16:00−
夜叉が池16:20−17:40駐車場帰着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅を5:10分に早発ちし、都市高速、名神を乗り継いで、東海環状の大垣西ICで降りる。国道417号を通ってコンビニなどに寄りながら、国道303号沿いの川上集落から池又谷林道に入って登山口駐車場に7:50分に到着する。帰りのナビは北陸道の木之本ICから高速に乗るよう案内するが、あまり時間差がないのに高速料金が倍近くなるので無視して同じ道を帰る。
コース状況/
危険箇所等
 ヤマレコの記録を見ると、藪のように書いてある記事もあったが、夜叉が池は人気コースだから三国山も大したことはないだろうと、高をくくって出かけた。 ところがどっこい、このコースは夏山としてはほとんど歩かれていないようである。夜叉が岳までは踏み跡もしっかりしていて笹をかき分けて歩く程度の小藪である。次の1206mピークまでは踏み跡はあるが、かぶさる笹をかき分けないと踏み跡が見えないような中藪程度である。 
 しかし、1206mピークから三国岳の間は、かすかな踏み跡のあるところもあるが、指の太さほどで背丈を超える笹が生い茂った大藪の状態になって、獣道も無い。特にピークから鞍部に下る間は踏み跡が全くないような状態で、進んでは戻りを繰り返して、わずか1.3kmほどを歩くのに2時間もかかってしまった。
 自分に体力がないからかもしれないが、藪漕ぎを覚悟し、時間に余裕をもって出かけなければいけないと思う。
国道303号を西に向かうと、川上という集落を過ぎたあたりに写真のような直進木之本、右折夜叉が池の大きな道路案内標識がある。
2014年07月01日 07:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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国道303号を西に向かうと、川上という集落を過ぎたあたりに写真のような直進木之本、右折夜叉が池の大きな道路案内標識がある。
広くて立派な登山口駐車場である。国道からここまでの14kmほどは、狭い所もあるが全線舗装道路である。少し手前に公衆トイレがある。
2014年07月01日 08:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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広くて立派な登山口駐車場である。国道からここまでの14kmほどは、狭い所もあるが全線舗装道路である。少し手前に公衆トイレがある。
駐車場奥の登山道入り口。この掘割を下って一端川に降り、少し川沿いに歩いてから右の山腹に取りつく。夜叉が池までは良く整備された登山道である。
2014年07月01日 08:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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駐車場奥の登山道入り口。この掘割を下って一端川に降り、少し川沿いに歩いてから右の山腹に取りつく。夜叉が池までは良く整備された登山道である。
少し時期が遅いようだが、まだ花達は頑張って咲いている。
2014年07月01日 08:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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少し時期が遅いようだが、まだ花達は頑張って咲いている。
額アジサイ?
2014年07月01日 08:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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額アジサイ?
こちらもアジサイの一種ようだが?
2014年07月01日 08:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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こちらもアジサイの一種ようだが?
毛虫の大集合である。こんなにたくさんの毛虫を見るのは初めてであるが、なぜ集合しているのだろうか?登山道わきのブナの木にはたくさん集まっていた。
2014年07月01日 08:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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毛虫の大集合である。こんなにたくさんの毛虫を見るのは初めてであるが、なぜ集合しているのだろうか?登山道わきのブナの木にはたくさん集まっていた。
見事なササユリ?
2014年07月01日 08:36撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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見事なササユリ?
大きな鳥がカメラの前でポーズをとってくれた。山鳥のようにも見えるが、頭にはモヒカン刈りのような黒い縦の線がある。
2014年07月01日 08:47撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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大きな鳥がカメラの前でポーズをとってくれた。山鳥のようにも見えるが、頭にはモヒカン刈りのような黒い縦の線がある。
薄紫の花は?
2014年07月01日 08:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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薄紫の花は?
くちなしの花?
2014年07月01日 08:58撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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くちなしの花?
つる草に絡まれた名も知らぬ花。
2014年07月01日 09:00撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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つる草に絡まれた名も知らぬ花。
美しい新緑のブナ林。
2014年07月01日 09:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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美しい新緑のブナ林。
ブナの大木越しに見る夜叉壁の岸壁。
2014年07月01日 09:15撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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ブナの大木越しに見る夜叉壁の岸壁。
幽玄の滝。もう少し登ると昇竜の滝というのもあるが、水量が少ないのであまり見応えはない。
2014年07月01日 09:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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幽玄の滝。もう少し登ると昇竜の滝というのもあるが、水量が少ないのであまり見応えはない。
毛虫から孵った綺麗な蛾?蝶は翅をたたんで止まるようであるから、羽を広げているので蛾のようであるが、はたして?
2014年07月01日 09:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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毛虫から孵った綺麗な蛾?蝶は翅をたたんで止まるようであるから、羽を広げているので蛾のようであるが、はたして?
名も知らないが可愛い花である。
2014年07月01日 09:39撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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名も知らないが可愛い花である。
花火のような花。
2014年07月01日 09:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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花火のような花。
山の斜面にはニッコウキスゲがまだ咲き残っている。
2014年07月01日 09:46撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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山の斜面にはニッコウキスゲがまだ咲き残っている。
足にアザミの花粉をいっぱいつけた蜂。
2014年07月01日 09:50撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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足にアザミの花粉をいっぱいつけた蜂。
夜叉が池付近の花畑。
2014年07月01日 09:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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夜叉が池付近の花畑。
平日は静かな夜叉が池。
2014年07月01日 10:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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平日は静かな夜叉が池。
夜叉が池越しに見る三周ヶ岳。次に登りたい山である。
2014年07月01日 10:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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夜叉が池越しに見る三周ヶ岳。次に登りたい山である。
閃光花火のような形の花。
2014年07月01日 10:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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閃光花火のような形の花。
夜叉が岳に向かう登山道。背丈の低い笹が被った小藪状の道であるが、この程度なら歩くのに苦労はない。
2014年07月01日 10:10撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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夜叉が岳に向かう登山道。背丈の低い笹が被った小藪状の道であるが、この程度なら歩くのに苦労はない。
夜叉が岳の頂上。
2014年07月01日 10:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 10:19
夜叉が岳の頂上。
夜叉が岳から見る三国岳。まだまだかなりの距離である。
2014年07月01日 10:26撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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夜叉が岳から見る三国岳。まだまだかなりの距離である。
三国岳手前の1206mピーク。
2014年07月01日 10:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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三国岳手前の1206mピーク。
1206mピークの標識のようであるが、三角点ではないようだ。
2014年07月01日 10:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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1206mピークの標識のようであるが、三角点ではないようだ。
1206mピークから鞍部に下る大藪の中で見つけた封を切っていないお茶。皆さん笹薮の中で苦労されたようで、ほかに満タンのお茶と清涼飲料2本、バンダナ、ストックの上半分の落し物があった。
2014年07月01日 11:34撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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1206mピークから鞍部に下る大藪の中で見つけた封を切っていないお茶。皆さん笹薮の中で苦労されたようで、ほかに満タンのお茶と清涼飲料2本、バンダナ、ストックの上半分の落し物があった。
雨宿りできそうな岩室。
2014年07月01日 12:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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雨宿りできそうな岩室。
登山口から4:40分もかかってやっとたどり着いた三国岳山頂。小広場になっているが、笹の背が高くて見晴らしは良くない。
2014年07月01日 12:50撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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登山口から4:40分もかかってやっとたどり着いた三国岳山頂。小広場になっているが、笹の背が高くて見晴らしは良くない。
三国岳、1205と書いてあるようだが、ほとんど消えかかっている。裏には近畿百名山と野沢・・・の字が読める。
2014年07月01日 13:20撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 13:20
三国岳、1205と書いてあるようだが、ほとんど消えかかっている。裏には近畿百名山と野沢・・・の字が読める。
帰りの登山道は中央の笹薮の中。
2014年07月01日 13:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 13:27
帰りの登山道は中央の笹薮の中。
このような笹薮をかき分けて進むので、長袖、長ズボンに軍手は必携である。衣服はあまり上等でない、丈夫なものが良い。
2014年07月01日 14:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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このような笹薮をかき分けて進むので、長袖、長ズボンに軍手は必携である。衣服はあまり上等でない、丈夫なものが良い。
こちらはかろうじて踏み跡が見える感じの藪の中である。この程度でも踏み跡を見つけるとホッとする。
2014年07月01日 14:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 14:06
こちらはかろうじて踏み跡が見える感じの藪の中である。この程度でも踏み跡を見つけるとホッとする。
笹薮の中にも花は咲いている。
2014年07月01日 14:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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笹薮の中にも花は咲いている。
枯れ木に生えた巨大なキノコ?
2014年07月01日 14:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 14:53
枯れ木に生えた巨大なキノコ?
笹薮の中にひっそりと咲く百合の花。淡いピンクが上品な感じで美しい。
2014年07月01日 15:43撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 15:43
笹薮の中にひっそりと咲く百合の花。淡いピンクが上品な感じで美しい。
帰りの1206mピークへの登り返しであるが、このような状態の中でどちらに進むかを決めるのはなかなか大変である。
2014年07月01日 15:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 15:52
帰りの1206mピークへの登り返しであるが、このような状態の中でどちらに進むかを決めるのはなかなか大変である。
ニッコウキスゲはもう終盤であるが、元気に咲き誇っている花もあった。
2014年07月01日 16:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 16:04
ニッコウキスゲはもう終盤であるが、元気に咲き誇っている花もあった。
午後四時を回って人っ子一人いない夜叉が池。三国岳へ向かったのは一人だけだったようである。
2014年07月01日 16:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 16:09
午後四時を回って人っ子一人いない夜叉が池。三国岳へ向かったのは一人だけだったようである。
背の高い大きな花はシシウド?
2014年07月01日 17:37撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
7/1 17:37
背の高い大きな花はシシウド?
午後5:40分、やっとの思いで駐車場にたどり着いた。時間に余裕があれば三周ヶ岳も・・・などと考えたのは大甘だった!
2014年07月01日 17:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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7/1 17:41
午後5:40分、やっとの思いで駐車場にたどり着いた。時間に余裕があれば三周ヶ岳も・・・などと考えたのは大甘だった!
撮影機器:

装備

個人装備
ザック
1
25ℓ
登山靴
1
布製
雨具上・下
1
ゴアテックス
コンパス
1
高度計付時計
1
ヘッドランプ
1
小型ナイフ
1
アーミーナイフ
非常食
各1袋
乾パン、氷砂糖
スパッツ
1
ロング
小型デジカメ
1
替え電池
携帯電話
1
充電器
地図
1
1/25,000
筆記用具
1
ボールペン
ツェルト
1
軽アイゼン
1
4本爪
笛と熊除け鈴
1
折りたたみ傘
1

感想

 会社創立記念の休みを利用して平日の7月1日に揖斐川町坂内の三国岳に登った。有名な夜叉が池の近くにある山だから多少藪はあっても大したことはないだろう・・・と考えて出かけたが、進むほどに藪がひどくなって大いに苦労した。手足はひっかき傷と打撲であざだらけになってしまった。この藪には皆さん難渋されているようで、お茶などの落とし物がいくつかあった。thomasさんという方がお気に入りの時計を落とされ、再度探索に登られた・・・というヤマレコ記録を読んでいたので、気をつけてみようなどと考えていたが、自分のルートを探すのが精一杯になってしまって、残念ながらそれどころでは無かった。おまけに、体力を消耗したのか、帰りの危険な岩場を通過してほっとしたところで転けてしまって、尻に蒙古斑のような大痣まで作ってしまった。しかし、覚悟をして挑めばそれなりに面白い山ではある。

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技術レベル
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