立山BC(想定外の極上ザラメ!剱沢〜雷鳥沢滑走)


- GPS
- 03:52
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 1,011m
- 下り
- 1,006m
コースタイム
【総行動時間:3時間45分】
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
立山ケーブルカーの始発(7:00発)で室堂へ向かう。 W-CUPのせいか?「春を背負って」のせいか?客は少なめだった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆コース状況 ・室堂〜雷鳥荘までは完全夏道。 ・雷鳥沢キャンプ場〜剱御前小舎までは基本雪道なのでスキーかアイゼンが必要。 ・剱沢の雪は豊富で剱沢キャンプ場の先まで雪がつながっている。 ・雷鳥沢も雪が豊富で滑走も問題なし。 ・今回は滑っていないが山崎カールも普通に滑走できそうな感じだった。 ・雷鳥沢〜室堂までの帰路はブル道をシール登行した。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
梅雨入り後の貴重な晴れの日をW-CUPやら「春を背負って」などを見て過ごすわけにはいかない。
映画館で見るまでもなく、この目で立山を見に行った方がいいじゃないか。
・・・ということで、石川県に住んでいるメリットを最大限に生かして日帰りで立山へ向かう。
前回は雄山から滑ったので、今回は久しぶりに剱岳を眺めながら剱沢を滑ることにしよう。
天気は予報通りの快晴。
午後からは雲が沸いてきそうなのでいつもよりペースを上げて剱御前小舎を目指す。
今回の目的はスキー滑走はもちろんのこと、久しぶりに剱岳を拝むこと。
やはり人は少なめ・・・読み通り。
スキーヤー、スノーボーダーもいたが、5月に比べると圧倒的に少ない。
驚いたのは雪の量と質だ。
去年より確実に量が多い。
それにスプーンカットでもストップスノーでもなく、これは紛れもなく極上のザラメ雪だ。
閑散とした雷鳥沢をルンルン気分で登って行く。
雷鳥沢の名の通り、やはりこの界隈には雷鳥が多く、つがい一組とオス1羽と会うことができた。
剱御前小舎に着くと、そこだけは多くの登山者で賑わっていた。
こちらは目の前のザラメが気になって仕方がないので、休む間もなく速攻でドロップイン!
無人の剱沢をスキーで滑走するのは本当に気持ちがいい。
剱岳がぐんぐん迫ってくる感覚もこのコースならではの贅沢だ。
剱沢キャンプ場まで来ると2〜3張のテントがあり、下から登ってくる登山者とスキーヤーがいた。
自分もここで登り返すことにしよう。
再び剱御前小舎に戻り、軽くエネルギー補給。
風もなく2枚しか着ていなくても全く寒さを感じない。
空を見ると少しずつ雲が沸いてきている。
さあ、天気が崩れる前に戻ろうか。
今度は雷鳥沢に向けてドロップイン。
こちらも無人の斜面を縦横無尽に滑りまくり。
最後はシールをつけてブル道を室堂までハイクアップして終了。
そこからはのんびりと立山の雰囲気を楽しむことができた。
今シーズン最後のBCになるかもしれないが、悔いのない素晴らしい山行となった。
そして来シーズンは必ず剱岳を滑ろう!改めてそう誓った。
室堂。純白の季節も良さそうだけど、黒白ミックスの名山たちの眺めがまたなんというか雄大ですね。
高落葉山からは立山方面霞んでたけど、立山からは白山見えたんやね。あ、標高が高いからか。
ワールドカップは少しストレスたまったね(^_^;)
少し迷ったけど、こっちも山行き優先して正解!でした♪
yamachanこんばんは。
W-CUPを見ていない人は非国民的な雰囲気に包まれる中、やっぱり立山に行ってよかったと思っています。
負けてストレス云々というのもそうですが、やっぱり自分の力で山に登って、絶景を楽しんで、更に爽快に滑って降りる・・・これに勝る過ごし方はないですよ!
立山に限らずですが、やっぱり同じ山でも四季折々で色々な表情を見せてくれていいですよね。
冬の高落葉山もぜひ行ってみましょう!
こんにちは、剱岳に向かって滑るのは気持ちいいでしょうね。
点の記を見て長次郎谷と平蔵谷を歩いた時に「スキーができれば最高だろうな」と思いました。
来年の剱岳滑降は気を付けて
白山さん、こんばんは。
赤兎山の周回レコ、拝見しました。
小原集落からのルートしか歩いたことがないので是非参考にさせていただき、歩いてみたいと思います。
今回の剱沢滑走は2回目でしたが、やっぱりいいルートだと思いました。
どの山もそれぞれにいい所はありますが、立山周辺はやっぱりスキーの聖地と言われる理由がよくわかります。
来年はまさに長次郎谷を滑りたいと思っていました。
無理のない程度に頑張ってみたいと思います。
でも・・・やっぱり自分の中では白山が一番ですね。^^
立山エリアは積雪が豊富ですね。どこでも滑れそうな感じですね。今回の土日の山行は散々だったので、うらやましい限りです。立山は、4歳のときに親に連れられて嫌々登ったことがあってか、登りたい山から除外していたような感じでした。
shibayanさん、おはようございます。
土日は散々でしたね・・・というか、スキーというより別のカテゴリーの登山になっていたような(笑)
スキーを楽しむなら普通に立山やら乗鞍にいきましょう!
バックカントリーしてるのに立山を避けるというのは寿司屋にいってマグロを食べないみたいなもんですよ。(ちょっと違うかな?)
自分は先週で滑り収めになったかもしれませんが、shibayanさん、無理せずに楽しんでくださいね(笑)
BCライフ、ばんざーい!
お腹の白いライチョウちゃんも見ることができて、うらやましいです
naminoriさん、こんにちは。
相変わらず探検めいた山行に精が出ますね。
こちらはBC子孫の末裔みたいな感じで、段々と山ではマイノリティになってきました(笑)
あと一回滑るかどうするか悩んでいるところてす。
夏山テン泊モードに変わろうかな…
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