太平山あじさいまつり

- GPS
- 02:29
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 421m
- 下り
- 421m
コースタイム
| 天候 | 晴れときどき曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
太平山神社から上と、謙信平から大中寺までの間は本格的な山道です。それ以外は、参道か舗装路ですので、危険箇所は少ないと思います。 太平山は標高の割に山域が広く、車を取りに戻ることを考えるとコース取りが限られそうです。今回のコースは大中寺からあじさい坂の駐車場に戻るときの登りがあまり楽しくありません。両毛線等を使って縦走するか、もしくは大中寺を起点にして周回するほうが正解かもしれません。 |
写真
感想
例によって用事を入れてしまった日ほど天気のいい土曜日、午前中に用事を慌ただしく済ませ、あじさいがちょうど見頃を迎えていそうな、栃木市太平山へ行ってみました。
東北道栃木インターから「あじさいまつり」の看板に導かれ太平山神社へ。駐車場は有料ですが、それなりに台数がおけるようで待たずに入れました。参道も満開にはまだ早いようですが、風情ある梅雨時の花を楽しめました。
神社は歴史がある古刹で、高尾山や大山をひとまわり小さくしたような感じ。本殿の横には多くの境内社が立ち並んでいました。せっかくなので、奥宮から山頂にある浅間神社まで散策しました。
人が一気に少なくなった山道は、針葉樹の道ながらも気持ちのいい風が吹き抜けます。明暗のくっきりとした木漏れ日に浮かびあがる巨石や古木のひとつひとつに神さまが宿っていそうな、厳粛な雰囲気がありました。
ここからはお隣の晃石山方面へ抜けることもできるのですが、車を取りに戻ることを考え、いったん太平山神社へ戻り、そこから「七不思議伝説」のある大中寺へ行くことにしました。
途中の謙信平は、上杉謙信が関東平野を一望したと伝えられる景勝地で、いままさに田植えの終わった水田にいくつもの小山が浮かんでいる様子は、「陸の松島」と褒め称えられただけのことはあります。
長居をしたくなるような茶店の縁台に腰掛けると、涼しい風が下界から吹き上がってきます。遠くには高層ビル群も見渡せ、今日一番の気持ちのいいスポットでした。
一転して、大中寺は江戸時代の怪奇小説、雨月物語のなかの「青頭巾」というお話しの舞台になった寺。稚児を愛する余り食べてしまい鬼になった僧のお話しですが、それ以外にも怖い話しが伝わるスポットが点在するお寺です。
そんなおどろおどろしいお寺にも、境内にはかわいらしい花たちが遠慮がちに咲いていて、古刹の風情がたっぷりでした。栃木西南部は、足利氏や円仁ゆかりの場所も多く、ゆっくり歩いてみたいという思いをあらたにしました。
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yamaonse










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