雨飾山(残雪の夏山、雨飾高原キャンプ場から)


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 986m
- 下り
- 1,004m
コースタイム
05:45雨飾高原キャンプ場登山口
05:50標識400m(1/11)
05:55山頂まで180分標識(2/11)
07:05荒菅沢(あらすげざわ)入口
08:00標識(8/11)
08:20標識(9/11)
08:25金山・天狗原山分岐、1894mピーク(ザックをデポ)
08:40標識(10/11)
08:55北峰、南峰(〜09:10)
09:35金山・天狗原山分岐
09:55標識(8/11)
11:20山頂まで180分標識(2/11)
11:35雨飾高原キャンプ場登山口
天候 | 晴れ、最高気温は30℃近く http://www.tenki.jp/mountain/famous100/point-172.html |
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過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
□雪は適度に締まっていて踏み抜くことはほとんどありませんでした。登りでは荒菅沢を超えたあたりから一部急坂の雪渓でアイゼンを着けました。下りでアイゼンは使いませんでした。2〜3度尻もちをつきました。 □登山者のトレース、雪上の赤マーク、古いリボン、ブナの幹に付けられた○印などはありましたが、ブナ林のような広いコースに出るとトレースも見づらくなり、進行方向が分からなくなることが何度かありました。また、広い雪上から笹薮などを超える際にルートを見失いました。荒菅沢手前から下りに入りますので要注意です。荒菅沢を超えるまでは、尾根歩きというよりはトラバースするルートなので、視界の悪い時には道迷いに注意が必要と思われます。 □雪渓上には石ころが沢山転がっています。雪上は無音で落ちてくるので注意が必要です。 □日焼け止め、虫よけはあった方が良いです。 □登山者は25名前後。荒菅沢を頂上方面に直登するパーティー、荒菅沢を横切らず沢沿いに下山する方などいました。 □雨飾高原キャンプ場から頂上までは400m毎に標識があるようですが、雪に埋まっていたからか所々見落としました。 □雨飾高原キャンプ場へのアクセス途上に積雪はありません。アクセス道の姫川小谷林道で鎌池を通り越して奥へと進んだところにある大綱登山口までは除雪してあります。キャンプ場の駐車台数は朝7〜8台、下山時20台以上。駐車場近くにテント1張り。 □温泉は雨飾荘の隣にある「雨飾高原露天風呂」。虫は飛んでいましたが新緑に囲まれて気持ちの良いところでした。 http://www.amakazari.jp/hotspring □蕎麦は小谷村の「蕎麦屋 蛍」。雰囲気の良いお店で美味しいお蕎麦を頂きました。 http://www.otarimura.net/soba/soba-hotaru.html [雨飾山(あまかざりやま)wiki] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%A8%E9%A3%BE%E5%B1%B1 [長野県小谷村(おたりむら)観光公式サイト] http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/ [新潟県:新潟県側からの登山案内] http://www.pref.niigata.lg.jp/itoigawa_kikaku/1215457272374.html [新潟県糸魚川市] http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=3893 [雨飾高原キャンプ場] http://www.dia.janis.or.jp/~amakazri/ [雨飾荘(長野県小谷村)] http://www.amakazari.jp/ [雨飾山荘(新潟県糸魚川市)] http://www.city.itoigawa.lg.jp/dd.aspx?menuid=3941 [道の駅小谷:雨飾高原キャンプ場より45分、温泉10:00〜21:00] http://www.otarimura.co.jp/ [鎌池] http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/nature/kamaike/ |
写真
感想
【久々の山登りに消耗し、新緑に励まされる】
久々の山登りは、長野県と新潟県の県境に位置する日本海に近い雨飾山(あまかざりやま)に行ってきました。(前回は高原散歩)
山の名前が優しい雰囲気を醸し出していることから、案外楽に行けるのではとタカをくくっていましたが、序盤からの急登、真夏かと思われる高気温、所々コースが分からなくなっての雪上のプチ藪漕ぎ、急坂での雪上歩きなどで結構バテました。特に登りの序盤では20℃以下だった気温が徐々に30℃近くまで上がったのが厳しかったです。しかしブナ林の木陰の雪上の澄んだ涼気や、残雪と新緑と快晴の青空のコントラストの景色に励まされました。
頂上周辺からの360度の展望では、北側の日本海から始まって西側北アルプスの残雪の山々、南は近くに高妻山などの戸隠連峰、東側には残雪の少なくなった火打山などにつながる雨飾山も属する頸城(くびき)山塊が見渡せました。
帰りには、雨飾荘隣にあるしばしば独り占めの露天風呂に入って寛ぎ、小谷村(おたりむら)の旨いそばを食べて栄養を補給しました。
下山後、温泉で汗を洗い流してさっぱりしたものの、近くの「鎌池(かまいけ)、鉈池(なたいけ)」を30分くらいかけて一周し、不覚にも一汗かいてしまいました。池畔の最奥部では、斜めに倒れて積雪に半分くらい埋まっていた細い木を跨いでいる時に、直径5cmくらいの幹が雪解けにより急に跳ね上がり、股間をしたたか打ってしまいました。恥ずかしくも曇った呻き声を上げてしまいました。地元伝承にある大蛇のたたりのせいかも知れませんのでこの時期注意が必要です。http://www.vill.otari.nagano.jp/kanko/nature/kamaike/
この時期でも山スキーできるところがないかなと思って探していたら、hiroyanagiさんの雨飾山の記事に辿り着きました。雨飾山は、この時期でもけっこう雪が残っているのですね。hiroyanagiさんの自己紹介の欄の「日本ひざ痛(モモ痛、頭痛、腰痛)百名山」は、なるほどと思いつつつ、楽しく読ませていただきました。最近、富士山須走口、北岳大樺沢に行ってきたばかりので、これらが1位、2位になるのは私も同感です(笑)また、機会がありましたら、記事を拝見させてください。
私のつたない記事が多少なりとも参考になれば幸いです。私なんかは雪崩とか落石が怖いので雪渓はとっとと通過しますが、山スキーの方は別の見方をされているんですね。当日の雨飾山の荒菅沢は上部の笹平からアイゼンで直降された方もいらっしゃるようですので、スキーならなおさら良かったと思います。それにしてもshibayan88さんの北岳大樺沢の貸切大滑走はお見事でした。 私のヒザ痛レベルではお恥ずかしいぐらいハードそうですが、達成感も最高だったようですね。今後の記事も楽しみにしています。
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