舟坂〜清水谷道〜船坂峠〜水無山〜魚屋道〜有馬温泉
兵庫県
rxk00250
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 608m
- 下り
- 647m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:51
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 4:28
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（帰り）神戸電鉄「有馬温泉」駅から「唐櫃台」駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
(1)「清水谷道」は谷筋には多少の倒木があるものの、それほどは荒れていない。東六甲縦走路の「船坂峠」へ合流するための九十九折の登りは、そこそこ距離はあるが特に危険な個所などはなし (2) その他はメジャーなルートで危険はなく安全に歩ける ＜2017年12月21日の「清水谷道」の記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1339292.html ＜2018年3月24日の「清水谷道」の記録はコチラ＞ https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1410452.html |
写真
山歩きに便利なさくら山なみバスで「舟坂橋」停留所へ。下車後すぐ東にある「船坂交差点」を渡ってさらに東へ（信号待ち時間がけっこう長め）
1
JA兵庫の建物を過ぎてさらにそのまま直進していくと、また分岐。ここにも「清水谷道」を示す道標が立っているので右へ。狭い道を登っていく
2
山腹に付けられた細い道を登るが、左下のように岩石が綺麗に並べられて整備されているということは、終点が近いということを示している
3
道標（案内標）が新しいものに替わっている。「宝塚駅まで12．1km」という距離表記の数字は以前ここにあった手書きの白看板のものと同じだ
3
「鉢巻山トンネル」のすぐ東側の旧車道の入口に鉄扉が新設されていた。この奥には「白水尾根（白水山）」「十八丁尾根」「船坂谷」へのルート入口があるのだが・・・
2
「炭屋道」分岐にあった迂回道の説明板が撤去されていた。この8月1日から紅葉谷道と有馬ロープウェイ駅との間の通行止め終わって全区間開通したとのこと
2
「有馬稲荷神社」の境内の一番奥に出られる近道の分岐。普通に「魚屋道」を下るよりも有馬稲荷神社境内を経由したほうが早く下りられるのかなあ
3
以前の「かんぽの宿有馬」は、今は「亀の井ホテル有馬」に変わっている。日帰り入浴もあって平日800円、土日祝1，000円とのこと
3
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴（ローカット）のみ
|
|---|
感想
今回は真夏で猛暑が続いているさなか、ゲリラ的な豪雨の翌日の晴れ日に同行者の希望のルートを歩いてみた。
便利なさくら山なみバスに乗車して舟坂橋バス停まで行き、そこから東へ少し離れた舟坂バス停へ向かい、さらに民家を南へ抜けて高度を上げたのち「清水谷道」を登って「船坂峠」へ出て、東六甲縦走路を西へ歩いて六甲最高峰下の休憩広場（＝一軒茶屋の向かいのきれいなトイレが出来たところ）まで。その後は超メジャールートである「魚屋道」を下って有馬温泉街へ向かう、というルート。
「清水谷道」はだいぶ久し振り。取り付き地点が「舟坂」なので、交通の便という面からいうとかなり不便なので利用機会が限られてしまうルートだ。「舟坂」バス停または「舟坂橋」バス停からのバス便が頻繁にあればもっと利用できるのだが、いかんせん本数が極端に少ない。「舟坂〜船坂谷〜白水山〜白水峡」のあたりは山登りという観点からは不遇なエリアだ。実は景観的に見所がたっぷりある魅力的なエリアなのだが。
＜2017年12月21日の「清水谷道」の記録はコチラ＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1339292.html
＜2018年3月24日の「清水谷道」の記録はコチラ＞
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1410452.html
この日は朝から暑くて暑くて、次から次へと吹き出す汗に、歩みも亀のようになってしまう。足も思うように前へ進まない。おかげで通常よりも1．3〜1．5倍ほどの時間を要してしまった。道の両側を崖や木々で囲われたような地形、つまり風がまったく通らないような地形の箇所の登りでは、危うく熱中症になりそうになって途端に歩みが止まる始末。いや実際には軽く熱中症になっていたような気がする。息が上がるだけでなく、頭が痛くなってきた時もあったので。危ない、危ない。もともと身体内にこもった熱を上手く外へ発散しづらい体質なので、わりとすぐに熱中症気味になるのだが、この日もやっぱりそうだった。
なんとかかんとか鉢巻山トンネルまで辿り着いてようやく身体も普通に戻って来た感じ。六甲最高峰下の休憩広場は日曜ハイカーで満員御礼状態。到着するや否やちょうど運よく2人分のベンチが空いたのでそこでおにぎり休憩。ちょっとツイてた。やっぱり日曜日は人が多いなあと。出来れば日曜日の山歩きは避けたいけれど、当初予定していた1日前の土曜日の朝がゲリラ的豪雨で急遽断念、この日に振り替えとなったという事情なので致し方ない。
おにぎり休憩でちょっと体調も戻ったので、下りは「魚屋道」で有馬温泉街へ。考えていれば「有馬魚屋道」の全行程を歩くのも久しぶりだった。小石がごろごろしていて非常に歩きにくいのでそんなに好きじゃないのだが、有馬温泉街へ出るのに時間が短くて済むので利用価値は高い。
「魚屋道」で迂回路になっている幅の狭い区間の下りで、単独の中年女性（ポール2本使い）が同行者を後ろから執拗に煽って来て、あげくに超狭い幅のところで無理矢理抜いて行ったのには腹が立った。いろんな事情があって坂をゆっくり下る人もいるのが山というもの。
「魚屋道」は老人も歩くし、小さな子供も歩く道。膝や股関節の状態が良くなくて下りがやや苦手な人もいる。いくら自分のペースが他人より速いからといっても、追い抜く場所にはルールというかマナーというものが山にはある。この迂回路区間は非常に狭くて無理矢理に追い抜いて良いような場所ではない。ごく短い区間なので、少し辛抱すればすぐに終わる。元の道に戻ってから思う存分好きに抜いて行けば良いのだ。それすら理解できないような自己中心的な輩は、もう山に来てほしくないと感じている。最近マナーの悪いハイカーが一段と増えたような気がするのだが。
日曜日の有馬温泉街はさすがに観光客でいっぱい。だいぶ戻ってきたんだろうか。ほぼ日本人で、外国人の姿はほとんど見られない印象。混雑した有馬温泉はこの日はご遠慮して、神鉄で2駅先の「からとの湯」へ直行。でもからとの湯も日曜の午後なので結構混んでいた。まあしゃーないかといったところ。この日は熱中症気味で身体も心も疲労困憊で下山してきたので、静かにゆっくり休んだ。体力が落ちているなあと感じた山行だった。
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