トムラウシ縦走 高原山荘IN トムラウシ温泉OUT


- GPS
- 24:11
- 距離
- 38.0km
- 登り
- 2,151m
- 下り
- 2,727m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 1:35
- 合計
- 9:55
- 山行
- 13:09
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 13:58
天候 | 7/21(木)晴れ 7/22(金)晴れのち曇りのち小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
羽田11:15→旭川12:50 (ANA4783) 旭川空港13:20→旭川駅13:55 (バス630円) 旭川駅14:35→層雲峡16:30 (JR 2140円) 層雲峡16:30→大雪高原山荘17:10 (宿の送迎バス) 7/23(土) トムラウシ温泉11:45→新得駅12:45(バス2200円) 新得駅14:10頃→サホロリゾート14:30頃(宿の送迎バス) 7/24(日) サホロリゾート09:50→新得駅10:00頃(宿の送迎バス) 新得駅10:22→南千歳11:58→千歳空港12:01(JR4710円) 千歳14:30→羽田16:05 (ANA66) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈大雪高原山荘→緑岳〉 登山口からまあまあの傾斜を登ると目の前にお花畑が広がります。お花畑に一部雪渓がありましたが滑り止めなしで通過。木道が整備されたお花畑を歩き緑岳への登りに取り付きます。緑岳への登りは岩混じりのまあまあの傾斜ですが危険ではないと思います。 〈緑岳→白雲岳避難小屋〉 緑岳山頂から泉岳方向に少し降りると避難小屋方面への分岐点があり雪渓のある谷の方へ下りる。雪渓は滑り止め無しで通過。白雲岳避難小屋にはお手洗いあり。避難小屋には管理人さんがいるようで、お菓子の販売はありましたが飲み物は無さそうでした。 〈白雲岳避難小屋→忠別岳避難小屋〉 気持ちの良いなだらかな下り基調の稜線歩きandお花畑が多数。危険箇所はありません。忠別岳あたりから藪が濃くなる感じです。忠別岳避難小屋へはメイン登山ルートを外れて15分ほど下ります。小屋脇に雪渓があり取水可能。(要煮沸) 〈忠別岳避難小屋→五色岳〉 五色岳を過ぎるあたりまで藪が濃いそうなので、スタート時にあらかじめ上下雨具着用しておきました。朝露などで濡れます。 〈五色岳→化雲岳〉 化雲岳手前のお花畑は、トムラウシ山展望の絶好スポットらしいですが、トムさんはあいにく雲の中。花畑が現れた頃に雨具解除しました。 〈化雲岳→北沼〉 大きな岩がゴロゴロしたアップダウン地帯に突入。途中の天沼は休憩スポット。その先、日本庭園、ロックガーデンと足元注意な意外とハードな道が続きます。また至る所からナキウサギの鳴き声がして、姿を目にすることも多々ありました。ロックガーデン登りきった高原状になっているところでヒグマ一頭を目撃。距離はたぶん300メートルくらい。 〈北沼→トムラウシ山頂→南沼〉 山頂へは岩を跨いで登って行くような急登。南沼への下りもガレ場の急傾斜なので足元に注意が必要です。 〈南沼→コマドリ沢出合〉 岩混じりのルートは続き、前トム平手前には登り返しもあり。コマドリ沢への下降は岩伝いにトラバースする箇所もあり気は抜けません。 〈コマドリ沢出合→トムラウシ短縮コース分岐〉 コマドリ沢出合を過ぎると稜線まで頑張りどころの登り返し。約20分くらい登ったあとは歩きやすい木道の緩やかな下り。 〈短縮コース分岐→トムラウシ温泉登山口〉 短縮コース分岐点からトムラウシ温泉まで距離は約4km、コースタイムは1時間20分。雨が降り出してきて暗くなり、体力気力ともに限界でしたが頑張って下山。なお、道は広いし傾斜も緩いので傘を差しながら下りました。トムラウシ温泉登山口手前だけ少し急な下りになります。 |
その他周辺情報 | 大雪高原山荘 http://www.daisetsu-kogen.com/ 東大雪荘(トムラウシ温泉) http://www.tomuraushionsen.com/ 十勝サホロリゾート https://sahoro.co.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|---|
共同装備 |
ポール
テント
|
感想
念願のトムラウシ縦走です。大雪高原山荘から緑岳を経て、白雲避難小屋から縦走コースに合流。山中2泊してトムラウシ温泉に下山するというプランです。
1日目は素晴らしいお天気で、あちこちに見られるお花畑に圧倒されました。北海道のスケールの大きさを再認識。
2日目は雲が多めで午後から雨予報。南沼でテント泊の予定でしたが、どうしたものかと思案しながら歩きました。この日はナキウサギに始まり、ヒグマやエゾシマリスなど北海道の動物たちを目にすることができました。トムラウシ山頂では大学の後輩にあたる若者2人と出会いましたが、物凄いスピードで下山していきました。この時点で雨は降っていませんでしたが南沼でのテント泊を取りやめ、雨が降らないうちに頑張って下山することにしました。コマドリ沢からの登り返しがとっても辛かったですが、その後もいつ着くんだろうと思いながらもなんとか下山。野営地までさらに頑張って歩き、結局14時間行動という自己新記録達成でした。お隣では山頂で出会った若者が幕営していて、お互い登頂の喜びを分かち合いました😃
夜は雨が強くなり翌朝まで降り続き、この雨の中、下山することを考えたら前日のうちに下りて来れて良かったと思いました。
トムラウシ温泉からのバスは当初16時15分発に乗る予定でしたが、こちらも前倒しして9時45分発に乗ろうと東大雪荘まで行きましたが、なんと途中の道路で倒木があり道をふさいでいて撤去作業中とのこと。結局2時間遅れでトムラウシ温泉を出発しましたが、この日はサホロリゾートに宿泊予定なので焦ることなく、駅前の食堂で豚丼とざる蕎麦、ビールをいただく。3日ぶりのビール🍺は最高でした♪
というわけで、3日分を2日に詰め込んだ、まさに濃ゆい山行となりました〜
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
2日目の長丁場、あれは貴重な体験でした😃
それ以外にもお楽しみ盛りだくさんの山行でしたね🌸
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する