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Yamareco

記録ID: 45012
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

至仏山

2005年09月10日(土) 〜 2005年09月11日(日)
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ちろる その他1人
GPS
05:25
距離
10.1km
登り
813m
下り
815m

コースタイム

■1日目■
自宅〜関越自動車道〜水上IC〜谷川岳〜片品村経由〜〜沼田(泊)

■2日目■
沼田〜戸倉駐車場〜鳩待峠
鳩待峠〜(1:10/1:50)〜小至仏山〜(0:20/0:30)〜至仏山〜(2:00/2:00)〜山の鼻〜(0:45/1:00)〜鳩待峠
戸倉駐車場〜沼田IC〜自宅
(実際のタイム/標準コースタイム)
・総時間:5時間25分
・休憩時間:1時間10分
・実行動時間:4時間15分
・コンディション:△(雨&登山道冠水)

9月10〜11日 1泊2日で至仏山に行ってきました。
今回は新しい登山靴の足慣らしも兼ねての日帰り登山!
(前回の奥穂高でソール剥離したので、ちゃんとした登山靴を購入しました)

実は至仏山は学生時代の夏季合宿で行くはずだった所。
しかし当時の私は「え〜っ何で合宿で山なんか登らなきゃならないの〜?汗かくし汚れそうでヤダ!」と生意気&我侭な理由で不参加。
当然真面目に合宿に参加していた相方から当時の思い出話なんかを聞いていて、「やっぱり私も参加すればよかったかな〜」と今更ながらちょっとだけ後悔・・・
とまぁそんなわけで、折角山登りに目覚めたのだからと、青春の1ページを取り戻すべく(笑)初秋の至仏山&尾瀬に行ってきました。
天候 1日目:曇り〜雷雨〜雨(降ったり止んだり)
2日目:雨
過去天気図(気象庁) 2005年09月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
■コース状況■
この山の岩(蛇紋岩)は雨などで濡れるととても滑りやすくなります。
木道も意外に滑るので、特に下山時には注意が必要!

■前日泊ホテル■
『ファミリーロッジ旅籠屋』…… ロードサイドホテル
http://www.hatagoya.co.jp/
1人で泊まっても、2人で泊まっても、家族で泊まってもOK!
微妙に料金は変わってくるけど、特に小さいお子さんがいるような家族連れの方にはお得かも!(1部屋1万前後)
でも予約がいっぱいで今回はそこには泊まれなかったんですけど・・・(笑)
因みにこのホテル、あちこちの観光地をメインにチェーン展開してるみたいですし、これからどこかへ旅行しようかなって人は利用してみてはどうでしょうか。

■下山時の入浴■
・鳩待峠の山小屋にて入浴出来るようだった。
 看板を見ただけで入ってないので詳細は不明

・沼田IC方面の道の駅『白沢』に隣接する温泉『望郷の湯』
http://www.city.numata.gunma.jp/shirasawa/yu/index.htm
通りかかっただけだけどとても広くて綺麗。機会があったら今度こそ行ってみたい

感想

※当時のブログより転載

1日目<9月10日> 曇→雨
※1日目は移動のみ

【9:00頃 薄曇のなか自宅を出発】
とりあえず高速代を節約する為にひたすら下道を走って都内を北上。
結構渋滞が酷くてタイムロス…途中、宮原近辺のサイゼ○ヤでお昼休憩にしたんだけど、その後時間が無くなってしまったので急遽川越ICから関越道へ
・・・あまり高速代の節約にならなかったような気が・・・(笑)
川越から乗った高速は結構空いていて快適でした!
そして赤城高原SAで休憩しながら高速を走り水上ICで降りる事に・・・。

【14:00頃 水上IC 到着 】
水上で降りるといっても、別に予定も計画も何も立ててないので何処に行こうかと迷いつつ、なんとなくその場のノリで谷川岳の方へ行ってみる事に(笑)
・・・がしかし谷川岳ロープウェイの乗り場に着くと、山頂付近は真っ黒な雲に覆われていて雷まで鳴り出す始末!
しかも!谷川岳ロープウェイは、ゴンドラの取替え工事で明後日まで運休してるしぃ(><)
おまけにとうとう豪雨まで降り出しちゃいました・・・私ってやっぱり雨女?
仕方なく山を下り、片品村経由で沼田の方へ針路変更!
途中雨も小降りになってきたので、奈良俣ダムや照葉渓谷の滝に寄り道♪

【18:30頃 沼田到着】
雨で日没も早かったせいか、片品村を過ぎた頃から辺りは真っ暗で途中の峠道を走るのがめちゃくちゃ怖かったです・・・
とりあえず沼田に着いてひと安心 。
時間が無くて入れなかったけど、沼田近辺の道の駅(白沢)にある温泉は凄く豪華で綺麗で、今度いく機会があったら是非入ってみたい所でした。
その後、街道沿いのとんかつ屋さんで食事をして適当に泊まる所を探して、第一日目は終了!
明日はいよいよ至仏山登山です。

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2日目<9月11日>曇→雨

【5:00起床〜6:00出発 】
朝起きてみるとやっぱり曇り空。
それでもまだ雨が降ってないだけマシとAM6:00出発
途中コンビニでおにぎりとインスタント豚汁を買い、オルゴール館って所のベンチを勝手に拝借して朝ごはん。
だけどコンビニで入れたお湯がぬるくて豚汁がかなり切ない味になってた(TT)

【7:00 戸倉駐車場到着】
この先の鳩待峠からはマイカー規制で一般車両は入れないので、戸倉駐車場に車を止め、ここからバスで鳩待峠に入る事に!
つーかバス代往復1800円に駐車料金1000円って高くね??
とりあえずバスの時間まで30分もあるので途中までドライブ、峠から見える山頂はどんよりとした雲の中・・・登るかやめるかしばし思案
でもせっかくここまで来たんだからと結局登る事に決定!
いよいよ至仏山に向けて出発!!

【7:30バス出発〜8:00鳩待峠到着】
いよいよ至仏山登山道のある鳩待峠に到着!
しかし到着と同時にパラパラと小雨ながらも雨が降ってきた。
急いで売店の軒下に避難し、雨具の上着だけ着ることに・・・。
雨も小雨だし登山を開始する事にする 。

【8:20 鳩待登山口〜小至仏山】
一応登山道入り口で登山届を提出。
登山道を入るとかなり笹深い・・・。
しばらく樹林地帯をのんびりと歩いていくと、いつのまにか登山道は尾瀬特有の木道に整備されてきて、登山道というよりはハイキングコース(笑)
靴の足慣らしにもならないよ〜とかなり余裕をかましていたんだけど、実はこの後で前言撤回することになります(笑)
そんなことはまだ知らずに小至仏山までは殆ど休憩もなしにノンストップ!
途中オヤマ沢の水場で休憩しようと思ってたんだけど、20人位の団体さんがいたのでここは通過!その後、雲間に覗く笠が岳を見ながらオヤマ沢田代(湿原地帯)を過ぎた所のベンチで10分程休憩。
目の前には小至仏山の岩場が見えてきてやっと登山気分が盛り上がってきた!(実は登山で一番好きなのが岩稜地帯)
そして折り重なるような岩場を抜けて小至仏山に到着!

【9:40 小至仏山山頂到着】
とりあえずコースタイムを30分近く縮めて小至仏山に着いたんですが・・・
着いた途端またしても雨がっ!
しかも尾根を越えて吹いてくる風が強くて今までとは違う横殴りの物凄い雨!
山頂にいた人全員、大急ぎで雨具を取り出し一斉に早着替え(笑)
山頂を満喫することなく急いで至仏山へ向けて出発!
雨でぬかるんだ岩場の稜線を伝うように約20分程歩いて

【10:05 至仏山山頂 到着】
それにしても風雨が強くて寒い!!
ガスで展望も全く無いので、とりあえず山頂の碑(?)に手を合わせてすごすごと下山開始。
つーかここの碑(って言うの?)は御影石で出来ていて、まるでお墓みたいなんですけど(笑)

【10:05 至仏山出発〜山の鼻】
至仏山を少し下ると再び道は木道になって高天ヶ原へ!
ここは見晴らしが良くて本当に空の上の階段を下りてるみたいでちょっと感動
天気が良くて周りの景色が見えてたら凄く気持ちいいんだろうな・・・。
とここのベンチでちょっと休憩!雨の中寒さでブルブル震えながら根性で一服・・・穂高の時も思ったけどやっぱり3000円のチャリ用雨具じゃ全然ダメ!湿気がこもって寒すぎるっ><

それにしても至仏山の岩は「蛇紋岩」って言う滑りやすい岩なんだけど本当に滑ります!雨ということもあってツルツル滑りまくり!しかも木道も結構滑って5回位しりもちをついちゃいました(笑)
そして暫く行くと森林限界を越えて樹林帯へ
ほっと一安心と思ったのも束の間・・・今度は登山道が水浸しだぁ〜〜っ!!
っていうか川というか滝というか、登山道が沢になってるっ!?
とまぁ、そんなこんなで下山は結局2時間位かかってしまいました(笑)
・・・全然ハイキングコースじゃないよ><(前言撤回)

それにしても今回初めて履きおろした登山靴は快適。
水溜りの中に足を突っ込んでも全然濡れない!蒸れない!
新しいうちだけかも知れないけど、今までのタウンユースな、なんちゃってトレッキングシューズとは全然違うな・・・

【12:15 山の鼻到着】
森林を抜けると尾瀬ヶ原へ到着し、「植物研究見本園」をのんびり散策
その後山の鼻の東屋で、朝コンビニで買ってきたおにぎりと山の鼻小屋で買ったきのこ汁でお昼ごはんv

【13:00 山の鼻出発】
ご飯を食べてひと心地ついたら、朝出発した鳩待峠へと再び戻る事に。
後はゆるい上り坂の木道をずっと歩いていくだけ。
沢沿いの鬱蒼とした樹林のなかで展望もあまりないので、スタスタと歩く。

【13:45 鳩待峠到着】
鳩待峠に着くと、いきなり乗合タクシーの呼び込みがっ!
本当は峠の小屋のお風呂でさっぱりしてから帰りたかったんだけど、帰りの高速の渋滞も気になってたのでとりあえずそのタクシーで戸倉駐車場へ!

【14:15 戸倉駐車場〜東京】
駐車場を出発し、途中ロマンティック街道沿いにある「吹割の滝」に寄って帰る事に・・・実はここ、滝壷のすぐ近くまで川に入って見られるんだけど結構凄い迫力!
そして滝でちょっと遊び過ぎて時間が遅くなったせいか高速はやっぱり大渋滞
PM19:00までにレンタカーを返す予定だったのに結局家に着いたのはPM20:00頃でした。


それにしても至仏山の姿って下界からは一度も見えなかったな
一体どんな山に登ったんだろう・・・自分・・・(笑)

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