入笠山・夏の湿原に咲く花たち🌼


- GPS
- 05:20
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 586m
- 下り
- 569m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:20
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・湿原や登山道など、ロープで囲われた範囲は立入禁止。 ・アブブヨ、メマトイ多いので虫対策は必須。ハナアブは噛まない。 |
その他周辺情報 | ・マナスル山荘本館:ビーフシチューとカレーやパンで昼食。ランチ開店と同時に並んだ。 http://manaslu-sanso.com/manaslu/ ・たてしな自由農園原村店:今が旬の山梨産の桃を購入。おいしかった。 https://www.tateshinafree.co.jp/haramura/ |
写真
(ま)お昼ご飯くださーい!
(ま)私が超大盛食べると思われただろうな汗
(ま)ちょっとですが急登です。暑い!
感想
仙流荘から前日来た道を戻って国道20号に右折。祝日なので空いていた。海の日だが、海が無い群馬から来て、同じく海が無い長野と山梨の山をうろうろしている。
日本の海なし県・内陸県は8県。栃木県、群馬県、埼玉県、長野県、山梨県、岐阜県、滋賀県、奈良県。栃木から滋賀までは本州の中央に位置し隣接している内陸県。奈良県は唯一単独での海なし県。ちなみにセブンイレブンやスターバックスは全都道府県にあるが、イオンモールが無い県は福井県、山口県、長崎県。どうでも良いが。
余談から戻って、ゴンドラは使わず沢入登山口から入笠山へ。準備しているとハナアブが汗の匂いに寄ってきた。ハナアブはハチに似ているが皮膚を噛まず吸血しないので安心。アブはもっと大きく、ブヨは小さく3mm程度しかない。
スズランには遅く、レンゲショウマには早い入笠山。それでも低山のリゾート地らしく、入笠湿原に入ると観光客や登山者がたくさんいた。ちなみに入笠山は赤石山脈の最北端なので南アルプスに名を連ねている。
湿原の花は後回しにしてマナスル山荘へ。11時からランチが始まるので、荷物置き場にザックを置いて並ぶ。こもれび山荘を出た時から、ビーフシチューを食いたいと思っていた。コロナ対策で宿泊者以外は入口で入館制限がある。一組ずつ注文するので時間がかかる。
10分ほど待って館内に入り注文。「注文前にベンチの場所取りはしないで」と看板が二か所あるが、守らない人がいた。待っている間に看板犬あじと遊ぶ。相変わらず元気が良い。まるは倉庫の奥の方に居た。
10分ほどで、ビーフシチューとカレーが運ばれてきた。牛ほほ肉は箸で切れるほど柔らかい。二日間煮込むとこうなるのだ。底を焦がさぬように煮るのは経験が要る。私は料理も自己流なので、専ら袋に入れて低温調理するぐらいである。
mamimu3さんはカレーを頼み、私もご飯が食べたいので、超大盛にしてもらったて分けてもらった。ガスで富士山は見えないが、このメシのピークはカレーがかかり心躍る。今日一番のピークで、甲斐駒の七丈小屋から花谷さんがサミットプッシュを応援してくれていると、勝手に思った。
こもれび山荘で昼食として頼んだいなり寿司が予想以上に美味く、結局全部食ってしまった。これだけ食うと1500kcalはあるな。エネルギーを消費すべく入笠山山頂へ。食ってもすぐに動ける体質なのでガンガン歩いていく。脇腹など痛くなく、脂肪がたっぷり付いている。
夏の花々や緑のカラマツとサルオガセを眺めながら20分で山頂に到着。広い山頂は大勢の登山者が休んでいた。八ヶ岳や富士山はガスの中だったが、鳳凰三山や甲斐駒ヶ岳は見えていた。昨日登った仙丈ヶ岳は見えなかった。記念撮影して迂回路から戻る。
カラマツとサルオガセが見事。この独特な景観は八ヶ岳・南アルプスしか見られない。ネットで囲われたお花畑へ。咲き始めたヤナギランやクガイソウの穂が揺れ、シモツケソウの赤い花が目立つ。ハクサンフウロやホソバノキリンソウなど地に近い所も花が彩っていた。ニッコウキスゲは咲いていたが、コオニユリはまだ蕾だった。
入笠湿原に入るとノハナショウブ、背丈に近いカラマツソウやオオバギボウシが開花していた。ヨツバヒヨドリやシシウドなどはまだ蕾が多かった。RW山頂駅まで行き、山頂カフェで、ルバーブとバニラのミックスソフトクリームを二人で食べた。
昨日の雨で休めない山行きと高山病で辛い思いをしたmamimu3は、今日は入笠山をまったりと散策(本当は食べ歩き(大爆笑))して楽しく歩けて良かったと思った。見えた甲斐駒は逃げない無くならない、また対策を立てて来ればよいのだ。何度でも。
湿原に戻って木道を周回。バイケイソウが見事だった。ワレモコウが咲き初秋の走りを感じた。沢入駐車場に戻ると3台しか車が無く、駐車場管理の方も帰って行った。アケボノソウの時期にまた訪れるだろう。
帰路はエコーラインで戻り、直売所で桃やナスなど購入。行った先での珍しい食材は手が出る。さいざなすや納豆はとても美味しくて、また買おうと思った。
南アルプスを楽しんだ二日間。当初の予定と異なり、甲斐駒ヶ岳南ルートは行けなかったが、山荘泊りや針葉樹林と苔の美しい景色など色々見られて楽しかった。
北沢峠から下山して向かった入笠山は暑かった。
湿原散策の前にマナスル山荘へ一直線。ちょうど11時でgrowさん念願のビーフシチューが食べられました。
その後はお花を鑑賞しつつロープウェイ駅へ行きソフトクリーム。
そしてまた来た道を戻り帰りました。
なんだか花より団子の割合が多い感じのハイキングでしたが、前日の疲れもあったのでちょうどよかったです。
楽しい2日間となりました。
いつもコメントありがとうございます😄
夏の入笠山は初めてでしたが、駐車場からウツボグサやイチヤクソウが咲いていて驚きました。
エゾスズランも登山道にひっそり生えていましたので自生かなと思います。蕾でしたが、これはぜひ花を見てみたかったですね。
それにサルオガセも見事です。
急遽決めた行き先でしたが、美味しいランチもあり、のんびり楽しく歩けました。ビーフシチューはとてもいいお肉でしたので人気なのも納得の美味しさでしたよ。
ワンちゃんといい、マナスル山荘も入笠山の魅力の一翼を担ってますね。
いい山でした。
伝書バトがステーキ山で寄り道してきたのでしょう。
スズランには遅く、レンゲショウマには早い入笠山。夏の花が咲き始めていました。やはり緑のカラマツとサルオガセは見事でした。この周辺でしか見られませんからね。
マナスル山荘のビーフシチューは、やっと食べられました。月曜はランチが無い時が多いですからね。祝日で良かったです。予定していた甲斐駒ヶ岳を眺めながら歩いた入笠山でのんびりできました。
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