八幡山に希少花を探しに



- GPS
- 04:16
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 340m
- 下り
- 341m
コースタイム
天候 | 曇り後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
近江八幡の八幡山を北に縦走して、希少花を探そうということで行ってきた。
出丸や西の丸、本丸から周囲の景観を観察すれど、すぐ下しか見えず、繖山や鏡山さえも見えないほどの雲やガスのせいかも知れない。湿度が高く、今にも降りそうな気配の空は何とも言えない鬱陶しい気持ちになってきた。しかし、希少の花を写真に撮らないことには帰れない気持ちだ。八幡山の稜線のアップダウンは小さいのが幸いして、北之庄城址を過ぎてヴぉーリス病院分岐を越えた。緩やかな稜線は樹林帯の中を進むので、小雨程度なら何の気にもならない。ランチでは傘の下で楽しみました。
木々の中の何もない樹林帯の道脇に、小さな緑色の花『トンボソウ』がヒッソリと何株かあった。これは探しに来たから判るのであって、普通では発見することは至難の業と思えるのだった。それであれば、この花はここ当面生き延びることが出来るものと思われた。そうです、これまでもどのくらいの年代を生きながらえて来たのか判らないが、こうして個体を存続させているのだから、これからも期待しよう。さらに進むと、『コクラン』というこれまた枯葉と同色の地味な花が咲いていた。これも、めったやたらとは目につくものでないことに、安心しながら下山地の百々神社に到着した。
大した雨ではなかったと感じてバス停までくると周囲の水浸しには驚いている内にバスが来たので、乗り込んでしばらくすると、冷房の凄さに寒くなってきた。これではビールどころではないと言いながらバスから降りると、急に暑く感じてきたので、早くビールを飲もうと店に急ぐ有様だった。
近江八幡の里山と言うべき八幡山にこんなに地味ではあるが、味のあるほとんど知られていない花が生きついていることに驚くと共に、末永く継続して咲き続けて欲しいという気持ちにさせられた。
写真の一部に同行者の撮影分も含まれています。
”柳”、”竹”、”武”、”福”、”長”&本丸迄”貴”、”松”
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