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Yamareco

記録ID: 445898
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沢登り
丹沢

水無川,セドの沢左俣

2014年05月11日(日) [日帰り]
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Sawa_freak その他1人
GPS
--:--
距離
14.7km
登り
1,194m
下り
1,195m

コースタイム

6:20大倉-7:10水無川・ヒゴノ沢出合から入渓-8:00モミソ岩-8:40戸沢出合-9:00源次郎沢出合-9:30水無川F1-9:40セドノ沢出合-9:50右俣・左俣の二俣-10:10大滝下-11:10大滝上-12:00中間部10m滝-12:15左沢出合-12:30左沢の20m湧水滝-中間尾根を乗り越し右沢に下降-13:00右沢と書策新道合流点-13:30書策小屋あと(大休止)-14:10烏尾山-15:00新茅山荘-16:00大倉
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
*水無川(ヒゴノ沢出合)〜モミソ岩まで
 堤堰でせき止められた広河原から始まる。途中2つの堤堰が連続する場所については左から巻いたが、川床に降りる踏み跡は薄く、最後は泥付きでグズグズ。それほど高さがあるわけではないが、注意する必要あり。
*モミソ岩〜戸沢出合
 モミソ岩を過ぎるとすぐにミニゴルジュ状になる。釜も深く、夏なら泳げそう。戸沢キャンプ場下の堤堰は高く、林道まで出て巻く必要あり。いずれも巻きは容易。
*戸沢出合〜セドノ沢出合
 問題となる個所はなし。
*セドノ沢左俣下部(大滝まで)
 小滝が連続するが、いずれも容易。大滝は左側から直登できるが、中間部がハング気味で難しい。
*セドノ沢左俣上部
 中間部の10m滝までは崩落が激しく、ガレている。10m滝およびその他小滝はいずれもヌメヌメで怖い。
入渓点は広河原、水無川にもこんな風景あるんだと感心しました。
2014年05月11日 07:12撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 7:12
入渓点は広河原、水無川にもこんな風景あるんだと感心しました。
水量も結構ある。
2014年05月11日 07:16撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 7:16
水量も結構ある。
小滝もあります。右上は相方。
2014年05月11日 07:55撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 7:55
小滝もあります。右上は相方。
深釜もちょこちょこあります。
2014年05月11日 08:30撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 8:30
深釜もちょこちょこあります。
水無川F1
2014年05月11日 09:34撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 9:34
水無川F1
セドノ沢のF1か?
2014年05月11日 09:44撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 9:44
セドノ沢のF1か?
新緑が、
2014年05月11日 10:05撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:05
新緑が、
美しい。
2014年05月11日 10:05撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:05
美しい。
セドノ沢左俣の大滝。中間部がしょっぱかった!
2014年05月11日 10:12撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 10:12
セドノ沢左俣の大滝。中間部がしょっぱかった!
鳥が死んでいた・・・。今年は沢でシカなどの生き物の死骸をよく見ます。冬が厳しかったせいか?
2014年05月11日 10:13撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 10:13
鳥が死んでいた・・・。今年は沢でシカなどの生き物の死骸をよく見ます。冬が厳しかったせいか?
中間部にある10m滝。全身クロビカリでガバなのに滑って滑って・・・。結局巻きました。
2014年05月11日 11:59撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 11:59
中間部にある10m滝。全身クロビカリでガバなのに滑って滑って・・・。結局巻きました。
左沢の涸棚、というより湧水棚。洞窟が気になる!
2014年05月11日 12:30撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 12:30
左沢の涸棚、というより湧水棚。洞窟が気になる!
というわけで入ってみました(危ない!と怒られそうです)
2014年05月11日 12:35撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 12:35
というわけで入ってみました(危ない!と怒られそうです)
2014年05月11日 12:35撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 12:35
2014年05月11日 12:35撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 12:35
2014年05月11日 12:36撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 12:36
涸棚上部。巻くのも大変そうだ。
2014年05月11日 12:38撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 12:38
涸棚上部。巻くのも大変そうだ。
書策新道からの景色
2014年05月11日 13:14撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 13:14
書策新道からの景色
たそがれる相方
2014年05月11日 13:14撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 13:14
たそがれる相方
表尾根まであと少し
2014年05月11日 13:27撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 13:27
表尾根まであと少し
書策小屋あと到着!三ノ塔方面
2014年05月11日 13:28撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 13:28
書策小屋あと到着!三ノ塔方面
烏尾山から富士山(ぼやけてる・・・)
2014年05月11日 14:11撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/11 14:11
烏尾山から富士山(ぼやけてる・・・)
帰ってきた!
2014年05月11日 16:09撮影 by  u850SW,S850SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/11 16:09
帰ってきた!

感想

 以前から気になっていたセドノ沢左俣へ行ってきました。ただし、ただ林道を1時間半も歩くだけでは面白くない、と思い、水無川をなるべく下から遡行することに。
 最初は滝沢園キャンプ場から遡行しようとし、河原に降りてみましたが、巨大堤堰を巻けずに断念。結局、ヒゴノ沢出合付近からの入渓としました。それにしても、水無川に降りてみてびっくり、河原が広い広い!表尾根から見える広河原はここだったのか、と感動!しかも人が誰もいない!水無川のイメージ一新です。水無川から戸沢までは大きな滝等なく、気持ちよく歩けますが、問題は堤堰の巻き。特にモミソ岩下で2つ連続する堤堰の巻きは注意が必要です。今回、右岸を巻きましたが、途中から踏み跡が薄くなり、最後はグズグズの斜面を下ることになりました。
 セドノ沢左俣はちょっとしたゴルジュの中に、5m前後の滝が連続する楽しい沢です。核心部は大滝。今回は右壁を直登しましたが、中間部が悪く岩ももろかったです。ただ、巻きも悪そうでした。大滝上の滝はすべてヌメヌメで滑ってしょうがないので、ほとんど巻いてしまいました。時期が遅かったかな?
 左沢に入って小滝をいくつか超えると、正面に涸棚・・・というか湧水棚がどーんと現れます。あまり記録を見ないのですが、これってとても特異な景観なのでは?しかも正面涸棚には洞窟付き!洞窟の中が気になって、危ないと思いつつも中を見てみました。左右の洞窟は繋がっていましたが、奥行きはなし。ただ、鳥の巣になっているらしく、数羽の鳥(ツバメ?)が飛び出していきました。お騒がせして申し訳ない。また、不思議な苔(ヒカリゴケではないようだ、詳細不明)が生えていました。人口の洞窟のようなので、丹沢に昔あったという鉱山の後かなぁ。
 涸棚を巻こうと右岸尾根に取り付いてみましたが、とても急なうえ、地形図でも急な区間が長く続くようだったため断念。結局、右沢まで傾斜の緩い斜面を拾いながら下降、そのまま書策新道で表尾根にでて、山行を終えました。
 水無川で7時間弱も沢の中で彷徨い、あげくに洞窟発見(自分の中で、です)までできるとは・・・身近な山域でも面白いこと、知らないことはたくさんあるなあと感じる、今日この頃です。

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