比良山/龍王滝を探しながら鳥越峰・滝山へ@滝に打たれ滝壺で泳ぐ


- GPS
- 07:45
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 982m
- 下り
- 956m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 7:45
天候 | 快晴(猛暑) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
高島郡誌に、龍王滝の記述がある(龍王瀧 大溝町大字音羽嶽山の山腹に在り。高さ二十四尺、幅三尺。)。この滝を探しつつ、小田川を遡行しリトル比良を縦走しようと計画。山友のSさんとkol-yosiokaさんをお誘いする。この二方同行ならとても心強い。
京都の予想気温38℃(38.6℃を観測)、暑さにまだ体が慣れていない上に、体調の不安と、それに伴う少々の登山ブランクがある。果たして無事に行けるのだろうか。
近江高島駅に集合。8時に出発。音羽地区より池(原溜)に立ち寄り、新たな砂防ダム建設現場より、谷歩き用の靴に履き替え入谷。
砂防ダムを一つ越えると右から支流が入る。この出会いに4mほどの滝がある。事前に調べていた滝マニアのtanukiさん(間接的な知り合い)のサイト<"https://ameblo.jp/ytanuki/entry-12732213534.html ">によると、この滝が龍王滝ということらしい。
しかし高さ二十四尺(7.3mほど)には及ばない規模。一部崩落したような形跡もあるので、長い年月の間に形を変え規模も小さくなったのだろうか。
きょうはこの滝が本当に龍王滝なのか、さらに小田川を遡り、他に滝がないか確かめる。
この出合の滝はちょうど滝に打たれるのにはもってこい。暑いこともあって3人とも滝行する。なんと気持ちいいことか。
さて小田川はこれより上流、次の堰堤までの間は、小さな滑滝が幾つも現れてそれなりに楽しめる。水量は通常より少なめだろうか。ぬめっていて滑りやすい岩もある。
滝がありそうな右岸の支流に少し入ると2〜3mの小滝がある。しかし記述では嶽山の山腹とある。ということは右岸から流入する谷は違うような気がする。
上流は倒木や流木が多く、荒れた谷で少し辛さも感じる。
先頭のSさんはシマヘビに襲い掛かられたり、至近距離でのマムシの遭遇に悲鳴をあげている。
2箇所ほど古道が横切って石橋がある。2回目の横切る古道は鳥越峰方面にそこそこ明瞭に続いていそうだが、今日はこのまま谷を詰める。
右岸に滝谷という谷が合流してくる。名前からも気になる谷だが、水量少なく藪っぽく、先程述べたように龍王滝があるとしたら本流もしくは左岸側ということになるので、今回は滝谷には入らない。
左岸には顕著な水流のある支流はなく、本流の水量もかなり減ってきた。
そこに3m程度の岩が濡れているだけ状態の滝があるにはあるが、これは滝とはちょっと呼べない。
結局は支流出合の滝以外顕著な滝はなく、出合滝こそが龍王滝であることに間違いなさそう。
谷の詰めは地蔵ヶ原ではなく、岳山方面に直登してみる。容易かなと思われたが、風化した花崗岩の斜面で滑りやすく、ウラジロシダの藪や大きな岩もあって、結構難儀する。
岳山少し西のピークに出て休憩。ここからは登山道を歩く。
オウム岩で昼食。雲なく遠くは霞んでいるものの景色はいいのだが、いかんせん直射日光がきつい。岩の影で休む。
鳥越峰近くではやや風もあり樹林帯で木陰なので、思ったほど暑くなかったが、岩阿砂利に向かうと風もなくなり、暑くなり体力が奪われていくのがわかる。
岩阿砂利山で水分補給。3人ともあまり休憩を取るタイプの歩き方をしないが、流石に今日は水分がみるみる体から奪われていくため、きっちり補給のため休憩をとる。
鵜川越からの登り返しもキツい。脚も攣りそうになってきた。やはり水分とミネラル不足か。滝山でもたっぷりの休憩と水分補給。
そういえばきょうは全く登山者に出会わない。酷暑なのできょうは登山を敬遠されてるんでしょう。
また道中、花もない(ノギラン、ヤマツツジ、コアジサイの咲残りがわずかのみ)、キノコもない(全くない)、蝉も鳴いていない。この気温の急激な変化と少雨に対応できていないのだろうか?小虫が少ないのは助かるのだが。
ここからは、寒風峠経由ではなく、kol-yosiokaさん先導でオトシ道を行く。滝山から南東に続く稜線およびオトシ道は年々不明瞭になってきているらしい。
オトシに下り小さな流れが見えると、Sさんは早速水に飛び込んでいる。
涼峠から花一へ。足元が崩れている箇所は横から覗くとほぼ道の下はえぐれて空洞。
崩落する前に迂回路を作る必要がありそうだ。
楊梅滝に寄り道。雄滝の滝壺にkol-yosiokaさんとSさんは躊躇なくそのまま飛び込む。私は水を頭からかぶるのみ(帰りの電車の冷房で冷えてはいけないので...でも駅までには乾いていた)。
鉄梯子道から雌滝、そして登山口駐車場へ。遊歩道は通行止めだが迂回路はできている(ハイカーさんには危険なため通行禁止?)。橋上の淵で再び御二方は飛び込み修行。
最後は涼しく歩いて北小松駅着。暑かったけれど、龍王滝も確認できたし、滝遊びもできたし、それなりに涼めた楽しい山行でした。
kol-yosiokaさん、また水遊びしましょう。よじ登るようなところはしばらく無理そうなので、やさしい谷でお願いします。
HB1214さんに「小田川に龍王滝と言うのがあるそうです。 見に行きませんか?」とお誘いを受ける。
音羽〜岳山の尾根の南側にある谷に流れる川が小田川・・
近江高島駅待ち合わせ。
近江舞子駅A7:42発〜近江高島駅A7:51着。 運賃200円。
HB1214さんSさんの三人でスタート。
青空が見えるいい天気なのだが、”如何せん”暑い🥵・・
音羽登山口まででしっかり汗💦をかく。
北原の溜(池)を見てその先の堰堤工事現場の奥から小田川に降りる。
降りた所で靴を替える。
緩やかな渓・・幾つかナメ滝がみられる。
渓相は悪くない・・10分もしないで右枝谷側から落ちる滝と出合う。
暫く雨が降っていないので水量は少ない。 4mほどの落差?
持参した「龍王滝」の写真と比べると一致した。
写真でこの程度の滝と見ていたので、納得。
Sさんが余りの暑さに滝行を始める(頭から滝シャワー)。
私も、HB1214さんも刺激を受け真似して頭から水を被る。
気持ちいい〜🥰👍
下界の気温は37℃とか・・
他に滝はないかと小田川を詰める。 傾斜の緩い渓が続く。
遡行は、少しづつ木々が邪魔をし始める。
「鳥越」が、小田川の最源流。
鳥越の少し手前の右斜面が上がり易そうに見えたので入る。
大失敗😫
羊歯と大岩が塞ぐ枝尾根となり、苦労する。
何とか岳山ピーク近くの縦走路に出る。
鳥越〜オウム岩と行きオウム岩でお昼休憩🥱。
昼から岩阿沙利山(いわじゃりやま)と嘉嶺ヶ岳(かねがたけ)への長く感じる登りを我慢すると滝山に着く。
そこから下山は、滝山登山道を少し下り、「オトシ道」でオトシに降りる。
オトシの踏み後を西南側に辿ればオトシ出合に出る。
楊梅の滝・雄滝で再び淵に入り涼を感じる。
楊梅の滝登山口でSさんお勧めの小滝で再び滝行😁👍・・
暑い夏は、水浴びが最高の楽しみ方と実感しました。
着替えを持っていたが、着替えずにそのまま電車に乗って帰る。
北小松駅P4:25発〜近江舞子駅P4:27着。 運賃150円。
今夏は、水浴び山行が増えそうです。😚👌
HB1214さん、お誘いありがとう御座いました。
未踏のルートが歩けました。
暑い夏が続くようなら、また水遊び行きましょう。😁💦💦👉
納涼レコありがとうございます。
(この文章量を仕上げるのも本当大変と思います。)
山は登るだけではないという価値観、和やかな雰囲気が伝わってきます。
夏は水遊びですね!
今年の夏も八淵だけは巡礼、大摺鉢くらいは登りたいと思います。
yosiokaさん
道中、大失敗とおっしゃっておられますが、パーティー初心者的には、あーでもないこーでもない悩むのが楽しい時間です。(みなさん上級者だから無駄な要素?)
実際は想像を絶する現場だったと察しますが、無事に抜け出すと達成感があって、時間が経てば良い思い出になっていて欲しいです。
HB1214さん
比良の沢は浸かると結構冷たいというイメージですが、そこまでもなかったのですね。
酷暑で滝修行だったり、泳ぐようなことを真似ていざ行ってみると、なぜウエットスーツ用意しなかったんだと後悔します。
今年は本当に早くから真夏になってしまいました。滝にでも打たれてないとやってられません。
その時はいいんですけど、帰ってからがその反動で暑いこと暑いこと。
小田川は源流の標高も低く、中流から下は日も当たるので結構水はぬるかったです。
是非とも水遊びしてください。広谷左俣いいですね。その時は私も......
急に梅雨が明け、暑い日々が続きました。
雨でやっと今日は気温も下がりましたが・・
水遊びがしたくなれば、声をお掛け下さい。
Captsubaさんなら、広谷から左俣を通って武奈ヶ岳なんか良いと思いますが?😁🤚
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