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Yamareco

記録ID: 444196
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雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

春山の恐怖!!爆風、ホワイトアウト・・・常念岳 

2014年05月09日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.4km
登り
1,584m
下り
1,584m

コースタイム

05:33 一ノ沢登山口
05:53 山ノ神
06:33 大滝ベンチ
07:24 笠原
08:17 最終水場
09:18 常念乗越
10:48 常念岳
11:45 常念小屋(休憩)
14:22 下山
天候 晴れ〜曇り〜ホワイトアウト〜ブリザードなみの吹雪〜雷〜晴れ 目まぐるしく変わる天気。
稜線は風速20m近くだったと思われます。
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
一ノ沢駐車場。
コース状況/
危険箇所等
☆一ノ沢コース往復
常念岳へ最短で登頂できるルート。
トレースもしっかりあり迷う心配は無かったです。
稜線へ上がる急傾斜地点は滑落に注意(アイゼン装着)
稜線は強い風ほど困難度が増し、ホワイトアウトになったら方向に注意。
凍結箇所もあり。

☆一ノ沢登山口に指導所・登山ポスト・トイレあり。
☆常念小屋は営業してました。
☆下山後のお風呂 ほりでー湯四季の郷 HPはこちらhttp://www.holiday-you.co.jp/
(露天風呂から常念岳が見えます)


昨夜の雷雨から一転、今朝は晴れてはいますが強風で少し心配(t)
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昨夜の雷雨から一転、今朝は晴れてはいますが強風で少し心配(t)
さあ! 常念岳へ出発だ。(t)
「槍」様に逢えますように!(k)
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さあ! 常念岳へ出発だ。(t)
「槍」様に逢えますように!(k)
昨夜の雨で濡れてた丸太橋は滑るので注意。
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昨夜の雨で濡れてた丸太橋は滑るので注意。
始めの休憩ポイントの山ノ神。
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始めの休憩ポイントの山ノ神。
エンレイソウ。
今日もお日様ありがとう
(*^^*)ノ
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今日もお日様ありがとう
(*^^*)ノ
空は晴れているが雲の流れが速い。
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空は晴れているが雲の流れが速い。
一ノ沢沿いの登山道を行く。
まだ雪はない。
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一ノ沢沿いの登山道を行く。
まだ雪はない。
雪解け水で豪快な一ノ沢の水流。
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雪解け水で豪快な一ノ沢の水流。
この時は、このまま快晴を信じていました。
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この時は、このまま快晴を信じていました。
大滝ベンチに到着です。
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大滝ベンチに到着です。
雪が現れ始める。
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雪が現れ始める。
丸太階段が備えつけられています。
濡れている時は足元に注意です。
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丸太階段が備えつけられています。
濡れている時は足元に注意です。
大きなデブリがある笠原より常念岳を望む。
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大きなデブリがある笠原より常念岳を望む。
朝から腐れ雪で踏み抜くわ、滑るわで歩くのが大変(><)
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朝から腐れ雪で踏み抜くわ、滑るわで歩くのが大変(><)
一ノ沢の雪渓上をどんどん詰めて行く。
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一ノ沢の雪渓上をどんどん詰めて行く。
風も無く良い天気!
最高の青空☆.。.:*・
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風も無く良い天気!
最高の青空☆.。.:*・
水場最終地点(夏期)から稜線まで急傾斜なのでアイゼンを装着。
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水場最終地点(夏期)から稜線まで急傾斜なのでアイゼンを装着。
トレースもしっかり。
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トレースもしっかり。
最終水場から(夏季)、いきなり急登です。
ゼィゼィ(;^_^A
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最終水場から(夏季)、いきなり急登です。
ゼィゼィ(;^_^A
天気が良いのだけど、稜線に出たら風が強いのが心配です(t)
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天気が良いのだけど、稜線に出たら風が強いのが心配です(t)
急傾斜なので滑落に注意。
こんな急斜には闘志がみなぎる!(k)
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急傾斜なので滑落に注意。
こんな急斜には闘志がみなぎる!(k)
まだ微風なので暑いくらいです。
青空へ向かって〜レッツゴー♪
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まだ微風なので暑いくらいです。
青空へ向かって〜レッツゴー♪
豆粒な私。
スケールの大きさがわかる
私のお気に入りショット!!☆
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豆粒な私。
スケールの大きさがわかる
私のお気に入りショット!!☆
まもなく稜線に出ます。
覚悟はできてます。
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まもなく稜線に出ます。
覚悟はできてます。
やはり稜線は、爆風が吹き荒れていました。
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やはり稜線は、爆風が吹き荒れていました。
立ってるのがやっと!
ニット帽が飛ばされそう
(;゜ロ゜)
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立ってるのがやっと!
ニット帽が飛ばされそう
(;゜ロ゜)
とりあえず、常念小屋へ逃げ込みます。
「槍」様、確認できず(;;)
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とりあえず、常念小屋へ逃げ込みます。
「槍」様、確認できず(;;)
横通岳と常念小屋。
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横通岳と常念小屋。
従業員さんにお声をかけて、ザックをおかせてもらい常念岳へ向かいます。
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従業員さんにお声をかけて、ザックをおかせてもらい常念岳へ向かいます。
小屋の玄関がカマクラと化していますね(^^)
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小屋の玄関がカマクラと化していますね(^^)
爆風だけど、いざ! 常念岳に挑戦です。(t)
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爆風だけど、いざ! 常念岳に挑戦です。(t)
行くぞ〜!!
って・・・・
この時点で、あの頂点が「頂」と勘違いな私・・・。
本当はもっと先なんです(^^;)
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行くぞ〜!!
って・・・・
この時点で、あの頂点が「頂」と勘違いな私・・・。
本当はもっと先なんです(^^;)
飛騨側から流れてくる雲が多くなる。
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飛騨側から流れてくる雲が多くなる。
う〜ん。
アイゼンが必要なのか無い方がいいのか、、、、
悩む。。

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う〜ん。
アイゼンが必要なのか無い方がいいのか、、、、
悩む。。

この急斜面を登っています。
凍結箇所も出てきて、アイゼンを装着しました。
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この急斜面を登っています。
凍結箇所も出てきて、アイゼンを装着しました。
もの凄い爆風に耐えながら山頂へ。
後ろにいたパーティはこの天候の為、
山頂にはアタックせず、撤退していました。
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もの凄い爆風に耐えながら山頂へ。
後ろにいたパーティはこの天候の為、
山頂にはアタックせず、撤退していました。
前常念コースの合流地点まで登ると、山頂はあと少しです。
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前常念コースの合流地点まで登ると、山頂はあと少しです。
すると・・・なんと雷鳥が出没。
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すると・・・なんと雷鳥が出没。
カワイイね♡
こんなブリザードの中でも雷鳥さんは、
超余裕ですね!
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カワイイね♡
こんなブリザードの中でも雷鳥さんは、
超余裕ですね!
こっち見てるよ〜♪
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こっち見てるよ〜♪
他にも、つがいもいたり、飛んでいたり、沢山いましたね
(^^)
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他にも、つがいもいたり、飛んでいたり、沢山いましたね
(^^)
ほら! こんな目の前に♪
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ほら! こんな目の前に♪
常念岳到着! ホワイトアウト! 残念〜(泣)
でも、何故か山頂だけは風が無い。
何か神懸っている感じがしました。
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常念岳到着! ホワイトアウト! 残念〜(泣)
でも、何故か山頂だけは風が無い。
何か神懸っている感じがしました。
こんな条件の厳しい中、一時は撤退も考えたけど、よく頑張りました。(t)
頂に立てただけでも嬉しいです(k)
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こんな条件の厳しい中、一時は撤退も考えたけど、よく頑張りました。(t)
頂に立てただけでも嬉しいです(k)
なにも見えません。
「晴れ男パワー」
は、どうしたのでしょうか?(K)
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なにも見えません。
「晴れ男パワー」
は、どうしたのでしょうか?(K)
槍、穂高連峰が見えず、またリベンジに闘志を燃やすkakomidoさん(t)
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槍、穂高連峰が見えず、またリベンジに闘志を燃やすkakomidoさん(t)
はい! こっちは蝶ヶ岳方面。
実際には薄っすら見えてます。
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はい! こっちは蝶ヶ岳方面。
実際には薄っすら見えてます。
こちらは常念小屋方面です。
このあと完全にホワイトアウトになり焦りました(--;)
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こちらは常念小屋方面です。
このあと完全にホワイトアウトになり焦りました(--;)
無事に常念小屋に生還して、温かいコーヒーを注文。
生き返りました(t)
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無事に常念小屋に生還して、温かいコーヒーを注文。
生き返りました(t)
山小屋に足を踏み入れたのは初めてでした。
ご主人とお話しもさせて頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです(k)
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山小屋に足を踏み入れたのは初めてでした。
ご主人とお話しもさせて頂いて、感謝の気持ちでいっぱいです(k)
これから、また暴風の中へ出撃!!
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これから、また暴風の中へ出撃!!
さよなら〜! 常念さ〜ん。
また、来ますね〜(k)
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さよなら〜! 常念さ〜ん。
また、来ますね〜(k)
来た道、一ノ沢ルートを下山します。
稜線を下りれば、風も殆どありません。
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来た道、一ノ沢ルートを下山します。
稜線を下りれば、風も殆どありません。
鬼のように厳しかった登り坂も、下りは楽チンです。
時々、シリセードも楽しみました。
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鬼のように厳しかった登り坂も、下りは楽チンです。
時々、シリセードも楽しみました。
もう五月だというのに、山は吹雪。

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もう五月だというのに、山は吹雪。

この通り雪がついてます。
雷まで聞こえ始め、下山を急ぎます。
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この通り雪がついてます。
雷まで聞こえ始め、下山を急ぎます。
お疲れさ〜ん! 春山の厳しさを痛感した常念岳登山でした(t)
良い経験になりました(K)
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お疲れさ〜ん! 春山の厳しさを痛感した常念岳登山でした(t)
良い経験になりました(K)
ほりでー湯に移動中、車窓から見えた常念岳の雄姿。
さっき迄、あの頂に立っていたんですね!
感激(^^)/(k)
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ほりでー湯に移動中、車窓から見えた常念岳の雄姿。
さっき迄、あの頂に立っていたんですね!
感激(^^)/(k)

感想

不安定な天候、稜線は暴風という予報の中、tさんは嫌がっていましたが、
私はどうしても「槍」にお会いしたくて決行した山行。

いまだ、この目で「槍」を拝顔した事がありません。

今回も残念ながらお逢いする事叶わず・・・。
きっと、「オマエはまだ早い。もっと修行を積め!!」
と仰っておいでなのでしょう。

でも、いつか、、絶対、触れてみせます!!(^_-)☆

という事で、今回は波乱万丈、フルコース堪能?!。
ゲレンデスキーでは幾度も経験済ですが、顔が痛い程のブリザードなみの吹雪の中を登頂させて頂きました。
山頂だけは、ホワイトアウトでしたが風がおさまり・・・・
何か、違う空気が流れて・・・
それはそれで、何かに「守られている」神聖な感じがしました。
この条件の中、登頂できただけでも、幸せです。

tさんは かなりこの天候にブーたれていましたが、、、
「爆風がなければ、スキーなら十分OKな天気ですよぉ〜!雪も楽しみましょうよ。(^-^)」
と、宥めていました(笑)

とはいえ、ココはゲレンデではありません。
「山の厳しさ」をしっかり肝に命じました。

感謝。

一ノ沢からの常念岳。

今回は残雪の北アルプス。
燕岳、西穂から槍が見えなかったというリベンジもかねて、初の常念岳に挑戦するkさん。
前回の鳳凰山より楽に山頂に立てると思ってましたが、
目まぐるしく変わる天候で荒れ放題。
特に稜線での爆風とホワイトアウト、ブリザードには参りました。
一時は常念乗越で撤退も考えましたが、少しは晴れているし遥々遠くから来たのでどうしても登らせてあげたい。
前進あるのみ!!!

爆風や激急登に耐えて、ホワイトアウトの常念岳に登頂。
念願の槍・穂高連峰の絶景を見ることはできず残念でしたが、羽が生え変わる雷鳥を何羽も見れたのが不幸中の幸い♪
またリベンジに闘志を燃やすkさん。
次こそは良い天気になりますように。。。
(なぜ今回、俺の「晴れ男パワー」が通用しなかったんやぁ〜(−−;))

今回も無事に下山できて、本当に良かったです。
女性ながら、よく頑張りました(^^)










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