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記録ID: 4232891
全員に公開
ハイキング
近畿

名草山と名草戸畔(なぐさとべ)

2022年05月02日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:16
距離
10.1km
登り
437m
下り
418m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:58
休憩
0:14
合計
7:12
距離 10.1km 登り 447m 下り 448m
10:17
146
スタート地点
12:43
12:56
47
13:43
13:44
225
17:29
ゴール地点
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
和歌山電鐡竈山駅
他にJR紀三井寺駅
コース状況/
危険箇所等
コースはすべて整備していますが、過剰に道が作られややこしかった
杣道、古道で歩いた
竈山神社鳥居、県道が通る
側の和田川には海の魚と川の魚が混ざる汽水の川
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竈山神社鳥居、県道が通る
側の和田川には海の魚と川の魚が混ざる汽水の川
竈山神社 御陵への橋
初代神武天皇の長兄にあたる彦五瀬命(ひこいつせのみこと)を祀る。
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/11884576

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竈山神社 御陵への橋
初代神武天皇の長兄にあたる彦五瀬命(ひこいつせのみこと)を祀る。
https://4travel.jp/dm_shisetsu_tips/11884576

竈山神社、私の名を選んでくれた神社
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竈山神社、私の名を選んでくれた神社
名草山北端の登山口に入る
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名草山北端の登山口に入る
道標が有った
大島さくらと山桜の混合種との事、(管理人話す)
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大島さくらと山桜の混合種との事、(管理人話す)
はさみ池
昭和40年代ごろまでミカン生産の山だった
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昭和40年代ごろまでミカン生産の山だった
竹の根、(タケノコ)
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竹の根、(タケノコ)
農園時代の道や杣道、生活道と多くが残る
踏み跡の薄い方から 中言神社に向かう
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農園時代の道や杣道、生活道と多くが残る
踏み跡の薄い方から 中言神社に向かう
墓地が出る
地蔵でもなさそう
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地蔵でもなさそう
農道に出て
ため池の黄色のカキツバタ
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ため池の黄色のカキツバタ
今回訪ねた名草戸畔に関係ある神社、名草山周辺に多くあったそうだ。
https://wakayama-jinjacho.or.jp/jdb/sys/user/GetWjtTbl.php?JinjyaNo=2002


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今回訪ねた名草戸畔に関係ある神社、名草山周辺に多くあったそうだ。
https://wakayama-jinjacho.or.jp/jdb/sys/user/GetWjtTbl.php?JinjyaNo=2002


リンクの記事は今日の目的をすべて書いてくださっています。
名草山に、名草戸畔に、和歌山に興味のおありの方是非読まれると良いと思います
https://tyottonow.com/nakagoto-jinja/
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リンクの記事は今日の目的をすべて書いてくださっています。
名草山に、名草戸畔に、和歌山に興味のおありの方是非読まれると良いと思います
https://tyottonow.com/nakagoto-jinja/
神社は再度訪れることにして
名草山に向かいます
大池道を選びました
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神社は再度訪れることにして
名草山に向かいます
大池道を選びました
色鯉は人が立つと近づきます。餌を与えられているのでしょうか?
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色鯉は人が立つと近づきます。餌を与えられているのでしょうか?
池は二段です
二段目池から竹藪に入りますが、整備後は通行者が少ないのか又荒れだしていました。
直登道は荒れていましたから、裾を巻きこみ登りました
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二段目池から竹藪に入りますが、整備後は通行者が少ないのか又荒れだしていました。
直登道は荒れていましたから、裾を巻きこみ登りました
古道に出ます
名草山の東西の集落を結んだ道です
相当古い道でしょう
石仏が無造作に置かれていました
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古道に出ます
名草山の東西の集落を結んだ道です
相当古い道でしょう
石仏が無造作に置かれていました
道の様子
タケノコ掘りの方と立ち話
人は通るが、倒竹の一本も整備しない
荒れ放題だと言う
時には登山者が有るようだ
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道の様子
タケノコ掘りの方と立ち話
人は通るが、倒竹の一本も整備しない
荒れ放題だと言う
時には登山者が有るようだ
主な尾根に出た
見晴らしは人工的に作られている
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主な尾根に出た
見晴らしは人工的に作られている
一本松広場
此処は名草山開発(農地)完成記念碑が建ちます
名草山北半分は、放棄された農地が多い
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一本松広場
此処は名草山開発(農地)完成記念碑が建ちます
名草山北半分は、放棄された農地が多い
西側の見晴らし
山頂に自然が残っているころにあげた
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山頂に自然が残っているころにあげた
三角点の点名が書かれている
山名と点名が同じですね
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三角点の点名が書かれている
山名と点名が同じですね
少し傷んだ三等三角点、名草山 保護石は無い
北緯34°11′03″.2519 東経135°11′43″.1999 標高228.68
選点明治36年4月23日
設置 不明 
(最近観測)測量平成16年12月7日
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少し傷んだ三等三角点、名草山 保護石は無い
北緯34°11′03″.2519 東経135°11′43″.1999 標高228.68
選点明治36年4月23日
設置 不明 
(最近観測)測量平成16年12月7日
思い出の椅子、修理が繰り返されているようだ
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思い出の椅子、修理が繰り返されているようだ
和歌浦湾から淡路島、時には四国、
半島は章魚頭姿山
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和歌浦湾から淡路島、時には四国、
半島は章魚頭姿山
椅子の竹の中に鳥が巣を作っている
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椅子の竹の中に鳥が巣を作っている
生まれて間もない小鳥
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生まれて間もない小鳥
南に下る。古い登山道
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南に下る。古い登山道
踏み跡程度
小さな小岩で懸垂下降の練習をした思い出がある
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小さな小岩で懸垂下降の練習をした思い出がある
名草山に初めてできた道標だ
(友人作)
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名草山に初めてできた道標だ
(友人作)
見晴らし台休憩所(友人作)二代目も朽ちてきたようだ
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見晴らし台休憩所(友人作)二代目も朽ちてきたようだ
意味不明の洞穴、完成はしていないようだ
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意味不明の洞穴、完成はしていないようだ
見晴らし台
材料を持ち上げたんが懐かしい
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見晴らし台
材料を持ち上げたんが懐かしい
名草山、四国88カ所巡りの道
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名草山、四国88カ所巡りの道
途中から山頂に登れる
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途中から山頂に登れる
そのまま北へ
和歌の浦と章魚頭姿山(高津子山)元は観光の山でケーブルカーが有った。
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和歌の浦と章魚頭姿山(高津子山)元は観光の山でケーブルカーが有った。
ミヤコツツジならうれしいのですが
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ミヤコツツジならうれしいのですが
尾根道を下り
登りの道を超え
尾根をまっすぐに下る
畑跡の道で通行者は少ないようだ
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尾根をまっすぐに下る
畑跡の道で通行者は少ないようだ
和歌山市内、東部を見る
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和歌山市内、東部を見る
踏み跡は少ない
段々畑跡の中の道
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踏み跡は少ない
段々畑跡の中の道
はさみ池横から、登山口に出た
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はさみ池横から、登山口に出た
名草戸畔の頭部が埋められたと言う
宇賀部神社(おこべじんじゃ)に移動して
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名草戸畔の頭部が埋められたと言う
宇賀部神社(おこべじんじゃ)に移動して
先ず裏の山は古城、小野田城跡です
山名は城山
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先ず裏の山は古城、小野田城跡です
山名は城山
日本軍最後の兵、小野田寛郎氏の実家跡が駐車場に成っていた
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日本軍最後の兵、小野田寛郎氏の実家跡が駐車場に成っていた
本当に平和な日本ですが、最後の日本兵の言葉こそ意味が有るように思う。
ウクライナにはきっと平和が戻るでしょう
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本当に平和な日本ですが、最後の日本兵の言葉こそ意味が有るように思う。
ウクライナにはきっと平和が戻るでしょう
昭和49年3月10日、終戦も知らされず30年間戦い、ルパング島で投降した小野田少尉。
日本最後の軍人
そして、最後の戦死者 小塚金七一等兵を忘れてはならない
日本人として日本の平和を思えば二度とあってはならない
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昭和49年3月10日、終戦も知らされず30年間戦い、ルパング島で投降した小野田少尉。
日本最後の軍人
そして、最後の戦死者 小塚金七一等兵を忘れてはならない
日本人として日本の平和を思えば二度とあってはならない
神社に参詣する
和歌山三社参りと宇賀部神社は5歳頃から23歳まで初詣は行った。思い出の記憶が有る
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神社に参詣する
和歌山三社参りと宇賀部神社は5歳頃から23歳まで初詣は行った。思い出の記憶が有る
此処の狛犬は少変わっている
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此処の狛犬は少変わっている
宇賀部神社の際神について書かれた。名草戸畔の看板
元サイズで読みよいです
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宇賀部神社の際神について書かれた。名草戸畔の看板
元サイズで読みよいです
城跡の山に登ってみた
素人でもわかる削平地が見られる
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城跡の山に登ってみた
素人でもわかる削平地が見られる
一時期は山は畑だったようだ
農業小屋が有った
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一時期は山は畑だったようだ
農業小屋が有った
宇賀部神社正面
杉尾神社に移動
杉尾神社のページには名草戸畔が書かれている
http://wakayama-jinjacho.or.jp/jdb/sys/user/GetWjtTbl.php?JinjyaNo=2007
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杉尾神社に移動
杉尾神社のページには名草戸畔が書かれている
http://wakayama-jinjacho.or.jp/jdb/sys/user/GetWjtTbl.php?JinjyaNo=2007
正面階段
階段も登れるようになってきた足に感謝
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階段も登れるようになってきた足に感謝
正面階段は通行禁止
上屋の瓦が老巧化で落ちるかもと
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正面階段は通行禁止
上屋の瓦が老巧化で落ちるかもと
横の階段から八坂神社に
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横の階段から八坂神社に
八坂神社
八坂神社の上から小道が走る
裏山は玉輪山(ぎょくりんさん)と呼ばれるが
玉輪山は高倉山か下の153mピークか
一度高倉山に登った事が有る
https://www.syotann.com/takakurayama.html
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八坂神社の上から小道が走る
裏山は玉輪山(ぎょくりんさん)と呼ばれるが
玉輪山は高倉山か下の153mピークか
一度高倉山に登った事が有る
https://www.syotann.com/takakurayama.html
行こうとしたが、猪囲いに阻まれた
機会を見て登ってみよう
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行こうとしたが、猪囲いに阻まれた
機会を見て登ってみよう
階段は登れるが下りはまだ自信がない
坂路で下る
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階段は登れるが下りはまだ自信がない
坂路で下る
瀧本一族の碑
153ⅿピークを見る
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153ⅿピークを見る
千種神社
海南市重根に移動
此処は名草戸畔の伝承は記していなかった
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千種神社
海南市重根に移動
此処は名草戸畔の伝承は記していなかった
頑張って階段を登り
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頑張って階段を登り
正面の拝殿に柏手を打つ、足を治してください
パンパン
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正面の拝殿に柏手を打つ、足を治してください
パンパン
千種神社は名草戸畔の伝承より、巨大楠のかまれ地蔵の事が書かれていた
行ったらみてこら重根の宮の楠にかまれた地蔵尊などと書かれ、楠下の地蔵さんが楠に巻き込まれているとか
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千種神社は名草戸畔の伝承より、巨大楠のかまれ地蔵の事が書かれていた
行ったらみてこら重根の宮の楠にかまれた地蔵尊などと書かれ、楠下の地蔵さんが楠に巻き込まれているとか
巨大楠、空洞を覗いてみたが見えない
元は百草神社と呼ばれた森の中の神社だったと書かれていました
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巨大楠、空洞を覗いてみたが見えない
元は百草神社と呼ばれた森の中の神社だったと書かれていました
全景
残念だが、名草戸畔伝承は書かれていない
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全景
残念だが、名草戸畔伝承は書かれていない
脇の社殿
脇の社殿
帰路に玉輪山を見てみた
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帰路に玉輪山を見てみた

感想

名草山とは、最後の日本兵 小野田寛郎の実家に有る宇賀部神社に関する伝説に有るように名草戸畔が起こりです。

当社のご祭神に関する「名草戸畔」伝説
当社のご祭神は神明帳によれば、「迦具土神」(火の神)となっているが、
こうべ一説には「名草戸畔」の頭を祀るとも伝えられる。
名草戸畔は、名草山の東麓・吉原の地に本陣を構えた豪族の首長であった。
太田亮氏の『姓氏家系大辞典』にもあるように、「名草戸畔のことは厳然たる事実であって、何らかの大事件が起こったことは、この地方の伝承で伺い知ることができる」と記している。
時は日本の黎明期、各地には豪族が割拠して覇を競い合っていた。日向で
いわれびこのみことは頭角を現した伊波礼毘古命(後の神武天皇)兄弟が、九州を勢力下に収め、行く行く各地を平定しつつ、一路、大和を目指して攻め上ろうとした。だが
紀ノ国では、思わぬ抵抗勢力の反撃に苦汁を強いられる羽目となった。「毛見ノ浜」に上陸した東征軍は、これを迎え撃つ名草戸畔の軍勢と死闘を繰り広げた。東征軍は皇兄の五瀬命を失い、鎮魂の地には竈山神社が創建された。
一方、名草戸畔はここを先途と勇戦奮闘したが、その甲斐もなくあえない最期を遂げた。
むらそこで邑人は泣く泣くその頭を携え、小野田の里に身を潜め、高倉山の北麓にあるこの小高い山に葬ったのが、「おこべさん」の由来だと言われる。
因みに、名草戸畔の腹部は、杉尾神社(高倉山の南麓、海南市阪井)に、脚
部は、千種神社(海南市重根)に祀られていると言われる

この記事から、名草山、宇賀部神社 杉尾神社、千草神社を廻った
宇賀部神社の山は城跡で城山と呼ばれ、杉尾神社は玉輪山(ぎょくりんさん)と言う。千草神社は山を背負わない
玉輪山は猪囲いで登れず、またリベンジしたい
記事は長くなってしまいました

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