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Yamareco

記録ID: 415734
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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

【生還】初めての恐怖!!【戸隠山 西岳 上級コース・熊の遊場・無念の峰・蟻の戸渡り】

2014年11月08日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.5km
登り
1,324m
下り
1,310m

コースタイム

06:58 どんぐりハウス駐車場、出発
07:04 登山ポスト
07:22 川に下りる。
08:05 草原
09:36 熊の遊場
10:19 無念の峰
10:59 第一峰(1989m)
11:30 西岳
12:08 本院岳
13:57 八方睨
15:50 戸隠神社奥社
16:35 鏡池、下山
天候 ☀のち☁
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
★鏡池どんぐりハウス
無料駐車場・トイレあります。
コース状況/
危険箇所等
私達は「鎖場・岩が好き」という程度のレベルで、決して「熟練者」ではありません。
この程度の視線からこのレコを書かせて頂きます。
その点をご了承下さいませ。

<<P1尾根>>
★どんぐりハウスより宝光社方向へ5分ほど歩いた場所に、道標と登山ポストが設置してあります。
★西岳の道標に従い、谷沿いの道を降りると大きな川に下り立つ(道標・道は明瞭)
★三回渡渉し採草地(天狗平)へ登り返す(二回目の渡渉が困難でした・増水時は不可能)
★尾根が細くなると急登に変わり、「熊の遊び場」まで激急登が延々と続きます(木の根多く滑りやすい・熊の遊場の手前に一箇所鎖場がある)
★前方に絶壁が現れると、無念の峰まで緊張したトラバース道&鎖場が続きます(もし足を滑らすと終わりと言うような箇所でした)
★無念の峰からすぐに、オーバーハング気味の10m懸垂下降です。
上から見ると鉄梯子が見えないほどで、つま先を掛ける程度のホールド(ここが一番危険と感じました)
★これを突破すると、蟻の戸渡りです(本命より短い距離です、10mほど)
★渡り終えると、すぐさま垂直にちかい鎖場を攀じ登る。
★木の根・笹の根を掴み、ドロドロの滑りやすい急登&鎖場を延々と登ると「第一峰」到着。
★このP1尾根ですが、今まで経験した岩場の中で一番危険と感じました。

<<第一峰〜西岳〜本院岳〜八方睨>>
★稜線に出て西岳まで、ホッとできる明瞭な道でした(東側は切れ落ちてるので気を許さないよう・滑落したら終わりです)
★西岳からキレットへ降りる鎖場も注意が必要です。
ドロドロ状の足場で、しかも垂直にちかい鎖場です。
★キレットを過ぎ、次のピークを越えて最低鞍部まで下ります。
この間に一箇所トラバースする危険箇所があります(ロープ・鎖がありますが、それほど難しくありませんでした)
★ここを越えて八方睨まで見晴らしの良い稜線を登ります(東側は切れ落ちてるので注意)
★全般的に稜線の道は笹の根とドロドロ状の道で、かなり足元が滑りやすいので注意してください。

<<蟻ノ戸渡り〜戸隠神社奥社〜鏡池>>
★八方睨より 戸隠神社奥社まで地図上一般道ですが、蟻の戸渡りに続き、連続した鎖場が続くので上級者コースとさほど変わりません。
下りは特に難易度があります。
岩場にはしっかりしたホールドがあります。
★戸隠神社奥社から参道を下りて、隋神門を過ぎると道標があり、鏡池へ向かう遊歩道があります。
20分ほど歩きます。

戸隠神社奥社・西岳登山口に登山ポストあります。
トイレあります(戸隠神社奥社・どんぐりハウス)

その他周辺情報 ★鏡池から見る戸隠連峰は絶好の撮影ポイント♪(ぜひ立ち寄って見てみてください)
★戸隠神社五社巡り(宝光社・中社・奥社・九頭竜社・火之御子社)
★下山後のお風呂・戸隠神告げ温泉 http://web-nagano.jp/kamitsuge/
お風呂付きの蕎麦セットはお勧め♪
駐車場から戸隠山のモルゲンロートを見て最高に感動♪
なあ〜んって、言ってたのに・・・この後地獄を体験することになろうとは・・・!!!
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駐車場から戸隠山のモルゲンロートを見て最高に感動♪
なあ〜んって、言ってたのに・・・この後地獄を体験することになろうとは・・・!!!
どんぐりハウス駐車場を宝光社方向へ車道を5分あまり行くと、右側に道標と登山ポストがあります。
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どんぐりハウス駐車場を宝光社方向へ車道を5分あまり行くと、右側に道標と登山ポストがあります。
道標に従えば道間違いは無いと思います。
林道を横断して、谷沿いの道を降りて行きます。
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道標に従えば道間違いは無いと思います。
林道を横断して、谷沿いの道を降りて行きます。
ずっと右側に谷を見ながら歩く。
かなり標高を下げます。その分また登ると思うと・・
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ずっと右側に谷を見ながら歩く。
かなり標高を下げます。その分また登ると思うと・・
大きな川と合流すると、分岐があり「西岳」道標に従い谷に降り立ちます。
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大きな川と合流すると、分岐があり「西岳」道標に従い谷に降り立ちます。
一つ目の渡渉を終えて、二つ目の渡渉をします。
岩が滑るし渡るのが大変でした。
私は難なく渡れましたが、kさんでは厳しかったです。
石を川に投げ落として足場を作りました(t)
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一つ目の渡渉を終えて、二つ目の渡渉をします。
岩が滑るし渡るのが大変でした。
私は難なく渡れましたが、kさんでは厳しかったです。
石を川に投げ落として足場を作りました(t)
三つ目の渡渉ポイントは簡単に渡れました。
この先、尾根取り付きポイントまで、荒れた川沿いの道で泥濘地獄だったのでスパッツは必要かと。
明瞭だが少しだけ迷い易いポイントがあるので注意(沢沿いに上流へ向かうこと)
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三つ目の渡渉ポイントは簡単に渡れました。
この先、尾根取り付きポイントまで、荒れた川沿いの道で泥濘地獄だったのでスパッツは必要かと。
明瞭だが少しだけ迷い易いポイントがあるので注意(沢沿いに上流へ向かうこと)
ジグザクをきって尾根に上がる明瞭な道です。
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ジグザクをきって尾根に上がる明瞭な道です。
草原に出ました。
ココでtさんは撤退を口にし始めた。
私の足では下山が遅くなると・・・
((-゛-メ)ムッとする私)
もうこうなるとtさんには何を言っても無駄。
私が大丈夫な事を証明するしかない!
どこかで撤退するかもしれないけれど、やってやる!(k)

まあ! こうくると思いましたぜぇ〜♪(t)
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草原に出ました。
ココでtさんは撤退を口にし始めた。
私の足では下山が遅くなると・・・
((-゛-メ)ムッとする私)
もうこうなるとtさんには何を言っても無駄。
私が大丈夫な事を証明するしかない!
どこかで撤退するかもしれないけれど、やってやる!(k)

まあ! こうくると思いましたぜぇ〜♪(t)
草原から尾根道の激急登が始まります。
「ふん!負けないから!」(k)
無言で登る二人。
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草原から尾根道の激急登が始まります。
「ふん!負けないから!」(k)
無言で登る二人。
岩峰が迫ってきました。
ん〜見えてくると急登もまた頑張れる!
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岩峰が迫ってきました。
ん〜見えてくると急登もまた頑張れる!
木の根の激急登で大変な尾根道なのです。
女性のkさんには厳しい
(゜ロ゜;)!(t)

まったく問題無し!(k)
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木の根の激急登で大変な尾根道なのです。
女性のkさんには厳しい
(゜ロ゜;)!(t)

まったく問題無し!(k)
岩が現れ、最初の鎖場に挑戦です。
トラバース気味に数メートル進み・・・
この辺りから tさんがピリピリし始める(k)
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岩が現れ、最初の鎖場に挑戦です。
トラバース気味に数メートル進み・・・
この辺りから tさんがピリピリし始める(k)
ほぼ垂直にちかい鎖場を攀じ登ります。
短いけれど足が掛かる箇所が殆ど無い。
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ほぼ垂直にちかい鎖場を攀じ登ります。
短いけれど足が掛かる箇所が殆ど無い。
突破したら再び急登ですが、見晴らしが良いのです。
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突破したら再び急登ですが、見晴らしが良いのです。
ダケカンバと青空が最高♪
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ダケカンバと青空が最高♪
核心部の岩壁が迫ってきました。
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核心部の岩壁が迫ってきました。
そして「熊の遊場」
どんなトコ?
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そして「熊の遊場」
どんなトコ?
右へ左へジグザグをきって登ります。
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右へ左へジグザグをきって登ります。
足場はしっかりです。
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足場はしっかりです。
鎖を握る手に力がこもります。
kさんに、私が何度も注意を促す(t)
心配して頂けて嬉しいのですが、少し・・うるさい?(笑)(k)
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鎖を握る手に力がこもります。
kさんに、私が何度も注意を促す(t)
心配して頂けて嬉しいのですが、少し・・うるさい?(笑)(k)
ここです、ココっ!!(゜〇゜;)
数メートルだけど、一箇所だけ鎖も無く危険なトラバース道がありました。
気を抜くと滑落死です。
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ここです、ココっ!!(゜〇゜;)
数メートルだけど、一箇所だけ鎖も無く危険なトラバース道がありました。
気を抜くと滑落死です。
とにかく気を抜けません
 (゜_゜i)
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とにかく気を抜けません
 (゜_゜i)
コラァ〜!!!
遊ぶなぁ〜〜〜(-_-メ)
もう連れて来なきゃよかった(t)
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コラァ〜!!!
遊ぶなぁ〜〜〜(-_-メ)
もう連れて来なきゃよかった(t)
これって・・・ヤバくないですか? ギャア〜〜〜 (@_@)
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これって・・・ヤバくないですか? ギャア〜〜〜 (@_@)
でもその分素晴らしい絶景☆.。.:*・゜
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でもその分素晴らしい絶景☆.。.:*・゜
はぁ〜
鎖が長いから安定した所で一息いれます。
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はぁ〜
鎖が長いから安定した所で一息いれます。
もう頭の中は「絶対に落ちないぞ」と思ってました。
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もう頭の中は「絶対に落ちないぞ」と思ってました。
もう心配で、kさんに注意を促しまくりでした(t)
あの・・少し黙っててもらえませんか?
私、自力で克服したいんです!(k)
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もう心配で、kさんに注意を促しまくりでした(t)
あの・・少し黙っててもらえませんか?
私、自力で克服したいんです!(k)
ここを下るのは嫌だぜ(t)
確かに・・もう撤退は無いですね。
先に進むしかないと私も思いました(k)
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ここを下るのは嫌だぜ(t)
確かに・・もう撤退は無いですね。
先に進むしかないと私も思いました(k)
ホッと一息つける場所に出ました。
なんてことはない、ここは・・・?
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ホッと一息つける場所に出ました。
なんてことはない、ここは・・・?
「無念の峰」でした。
なんて縁起の悪そうな場所なんでしょう(汗)
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「無念の峰」でした。
なんて縁起の悪そうな場所なんでしょう(汗)
すぐさま、息を呑むような箇所を見てしまったぁ〜 (@_@)
「こんなとこ降りるのか!!!」っというような数メートルの絶壁なのです。
上から見下ろしてもオーバーハングして、足を掛ける場所が見えないのです。
っと思ってたら鉄梯子が見えました。
鉄梯子に取り付くまで2mほどのトラバースだが、鎖にしがみつき、掛ける足場は数センチ程度で緊張しました。
ここが一番、難易度が高かった場所です。
妙義の鷹戻しなんてヒヨッコだと思いました。
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すぐさま、息を呑むような箇所を見てしまったぁ〜 (@_@)
「こんなとこ降りるのか!!!」っというような数メートルの絶壁なのです。
上から見下ろしてもオーバーハングして、足を掛ける場所が見えないのです。
っと思ってたら鉄梯子が見えました。
鉄梯子に取り付くまで2mほどのトラバースだが、鎖にしがみつき、掛ける足場は数センチ程度で緊張しました。
ここが一番、難易度が高かった場所です。
妙義の鷹戻しなんてヒヨッコだと思いました。
無事に突破すると、お次は蟻ノ戸渡りです。
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無事に突破すると、お次は蟻ノ戸渡りです。
本家とは違い、足場があってそんなに怖くない。
10mほど。
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本家とは違い、足場があってそんなに怖くない。
10mほど。
すぐさま見上げるほどの鎖場が現れる。
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すぐさま見上げるほどの鎖場が現れる。
垂直にちかい鎖場を20mほど登った。
蟻ノ戸渡りとkさんを撮影です。
写真で見ても分かり辛いですが、両側がスッパリと切れ落ちてるのです。
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垂直にちかい鎖場を20mほど登った。
蟻ノ戸渡りとkさんを撮影です。
写真で見ても分かり辛いですが、両側がスッパリと切れ落ちてるのです。
支柱が抜けてるのです (@_@)
何か所かありました。
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支柱が抜けてるのです (@_@)
何か所かありました。
もう写真を撮るのは止めて、無事に稜線に出たい一心で登りました。
はぁ〜! とりあえず一安心です♪(t)
P1尾根で気力と腕力を半分は使い果たしました。
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もう写真を撮るのは止めて、無事に稜線に出たい一心で登りました。
はぁ〜! とりあえず一安心です♪(t)
P1尾根で気力と腕力を半分は使い果たしました。
西岳まで見晴らしの良い稜線を歩きます。
まだtさんはピリピリ中
(^^;)(k)
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西岳まで見晴らしの良い稜線を歩きます。
まだtさんはピリピリ中
(^^;)(k)
北アルプスを眺めながらの稜線です。
やっぱり素敵ですね!
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北アルプスを眺めながらの稜線です。
やっぱり素敵ですね!
稜線に出ても急登と急坂のアップダウンが続きます。
昨日の谷急山を思い出す。
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稜線に出ても急登と急坂のアップダウンが続きます。
昨日の谷急山を思い出す。
稜線歩きの全般なんですが、東側が切れ落ちて絶壁になってるので、歩くときは足元に注意が必要です。
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稜線歩きの全般なんですが、東側が切れ落ちて絶壁になってるので、歩くときは足元に注意が必要です。
たった一人出会った登山者さん、逆コースを歩いていました。
情報交換し、
「生きて帰りましょう」と言葉を交わしました。
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たった一人出会った登山者さん、逆コースを歩いていました。
情報交換し、
「生きて帰りましょう」と言葉を交わしました。
あ〜怖かったぁ〜! どんなもんじゃ〜い! 西岳ちゃ〜ん(^^)/
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あ〜怖かったぁ〜! どんなもんじゃ〜い! 西岳ちゃ〜ん(^^)/
西岳から見える頸城山塊。
雨飾山〜金山〜焼岳〜火打山が望めました♪
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西岳から見える頸城山塊。
雨飾山〜金山〜焼岳〜火打山が望めました♪
そしてお次はキレットを越えて、本院岳へ向かいます。
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そしてお次はキレットを越えて、本院岳へ向かいます。
キレットに降りる鎖場も難易度がありました。
足場はドロドロで滑るし、ホールドに難儀しました。
下るときは要注意です。
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キレットに降りる鎖場も難易度がありました。
足場はドロドロで滑るし、ホールドに難儀しました。
下るときは要注意です。
キレットに降りました。
私が覗きこむだけで 怒りだすtさんです。
tさんの鬼の形相の方が怖い
(;´▽`A``(k)
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キレットに降りました。
私が覗きこむだけで 怒りだすtさんです。
tさんの鬼の形相の方が怖い
(;´▽`A``(k)
キレットから見下ろす西側の急峻な谷。
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キレットから見下ろす西側の急峻な谷。
振り返ってみるとキレットに至る危険箇所。
無事に通過してホッとした(t)
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振り返ってみるとキレットに至る危険箇所。
無事に通過してホッとした(t)
あ〜しんどぉ〜! 本院岳の登り返しです(t)
私、コッチの方が苦手(><)(k)
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あ〜しんどぉ〜! 本院岳の登り返しです(t)
私、コッチの方が苦手(><)(k)
おおお!!!
遠く北アルプス・槍・穂高連峰が望めました。
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おおお!!!
遠く北アルプス・槍・穂高連峰が望めました。
西岳と、白き雪を抱いた白馬岳♪
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西岳と、白き雪を抱いた白馬岳♪
見えます、見えます、さっき怖くて難儀したP1尾根の全貌が・・・(゜ロ゜;)!
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見えます、見えます、さっき怖くて難儀したP1尾根の全貌が・・・(゜ロ゜;)!
kさんもヘトヘトでしたぁ〜!
俺までへばったらダメなので、内心は元気ですよ (t)
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kさんもヘトヘトでしたぁ〜!
俺までへばったらダメなので、内心は元気ですよ (t)
本院岳から眺める戸隠山最高峰の「西岳」と北アルプスの大パノラマ\(^o^)/
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本院岳から眺める戸隠山最高峰の「西岳」と北アルプスの大パノラマ\(^o^)/
眼下に鏡池と飯綱山が見えます。
遥か遠くには志賀高原の山々や浅間山が見えました。
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眼下に鏡池と飯綱山が見えます。
遥か遠くには志賀高原の山々や浅間山が見えました。
鏡池と駐車場に止めたマイカーが見えましたよ。
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鏡池と駐車場に止めたマイカーが見えましたよ。
カッコイイ剱岳が見えているよ♪
手前は五竜岳。
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カッコイイ剱岳が見えているよ♪
手前は五竜岳。
白く輝いた白馬岳♪
皆様 お久しぶり〜ヽ(*^^*)ノ
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白く輝いた白馬岳♪
皆様 お久しぶり〜ヽ(*^^*)ノ
本院岳から見える、八方睨と蟻ノ戸渡りです。
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本院岳から見える、八方睨と蟻ノ戸渡りです。
雪も少々積もっており、ドロドロ道も重なり歩くのが大変でした。
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雪も少々積もっており、ドロドロ道も重なり歩くのが大変でした。
さあ! 地図にある危険箇所です。
反対側の尾根にトラバースします。
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さあ! 地図にある危険箇所です。
反対側の尾根にトラバースします。
それほど難しくなかったトラバース道でした。
でも油断は禁物ですね。
地図には熟練者向きと書かれていますから。
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それほど難しくなかったトラバース道でした。
でも油断は禁物ですね。
地図には熟練者向きと書かれていますから。
右側の尾根からトラバースしてきました。
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右側の尾根からトラバースしてきました。
最低鞍部(1750m)まで下り、1900mの八方睨まで登り返すのです。
最後にして、これがしんどかったです(t)
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最低鞍部(1750m)まで下り、1900mの八方睨まで登り返すのです。
最後にして、これがしんどかったです(t)
上ってる箇所から西岳を振り返るkさん。
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上ってる箇所から西岳を振り返るkさん。
八方睨まで、見晴らしの良い快適な稜線歩きです。
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八方睨まで、見晴らしの良い快適な稜線歩きです。
はあ〜! 着いたぁ〜♪ どんなもんじゃい(^^)/
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はあ〜! 着いたぁ〜♪ どんなもんじゃい(^^)/
ホンマ俺は怖かった! どんなもんじゃ〜い! 戸隠山ちゃ〜ん\(^o^)/(t)
すごく遣り甲斐のあるコースでした(^_-)☆(k)
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ホンマ俺は怖かった! どんなもんじゃ〜い! 戸隠山ちゃ〜ん\(^o^)/(t)
すごく遣り甲斐のあるコースでした(^_-)☆(k)
2300m峰とは思えない高妻山の雄姿♪
高妻山もアップダウンが・・・(k)
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2300m峰とは思えない高妻山の雄姿♪
高妻山もアップダウンが・・・(k)
八方睨で休憩中です。
静寂に包まれ誰一人居ませんでした。
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八方睨で休憩中です。
静寂に包まれ誰一人居ませんでした。
ピークから蟻ノ戸渡りを見下ろす。
ここから見ると問題なさそうだが・・・?
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ピークから蟻ノ戸渡りを見下ろす。
ここから見ると問題なさそうだが・・・?
いきなり鎖の急下降が始まる。
足場もしっかりなので問題なかった。
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いきなり鎖の急下降が始まる。
足場もしっかりなので問題なかった。
今は余裕のkさん。
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今は余裕のkさん。
さぁ、蟻の戸渡り START!!
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さぁ、蟻の戸渡り START!!
行くぜぃ!!
このコメントについては長くなりますので、感想に述べさせて頂きました。(k)
俺は一言・・・・・
怖かった(゜ロ゜;)! (t)
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行くぜぃ!!
このコメントについては長くなりますので、感想に述べさせて頂きました。(k)
俺は一言・・・・・
怖かった(゜ロ゜;)! (t)
この岩の上の部分を歩くんですよ( ▽|||)サー
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この岩の上の部分を歩くんですよ( ▽|||)サー
当然巻き道もあります。
心配しないでね♪
あ〜でも鎖のトラバースです。
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当然巻き道もあります。
心配しないでね♪
あ〜でも鎖のトラバースです。
ちょっと下の方からも見てみる
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ちょっと下の方からも見てみる
やっぱりダメじゃないですか?(k)
去年、ガスってるときは、難なく立って行けたのに。
晴れていると、ここまで恐怖感に呑まれるとは・・・(゜ロ゜;)!(t)
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やっぱりダメじゃないですか?(k)
去年、ガスってるときは、難なく立って行けたのに。
晴れていると、ここまで恐怖感に呑まれるとは・・・(゜ロ゜;)!(t)
一難去ってまた一難。
ほんまに気が抜けないよぉ〜
(゜ロ゜;)(t)
いや、これはOKでしょ!(k)
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一難去ってまた一難。
ほんまに気が抜けないよぉ〜
(゜ロ゜;)(t)
いや、これはOKでしょ!(k)
でも・・・P1と比べると、ホールドはしっかりでたいしたことない。
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でも・・・P1と比べると、ホールドはしっかりでたいしたことない。
この高度感が最高なんです♪
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この高度感が最高なんです♪
俺・・・岩に膝をぶつけちゃいました。
ぎゃあああ〜〜〜(T_T)
うずくまる俺(t)
あの息が詰る痛さですね!
しばらくすれば治まりますよσ(^_^;)(k)
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俺・・・岩に膝をぶつけちゃいました。
ぎゃあああ〜〜〜(T_T)
うずくまる俺(t)
あの息が詰る痛さですね!
しばらくすれば治まりますよσ(^_^;)(k)
ルンルンルン♪♪
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ルンルンルン♪♪
「危険要注意」
って私の事??(k)
ってふざけてる場合じゃないですよ 西岳コース!!
いえいえ! 危険人物ってことかな(笑)(t)
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「危険要注意」
って私の事??(k)
ってふざけてる場合じゃないですよ 西岳コース!!
いえいえ! 危険人物ってことかな(笑)(t)
これが最後の鎖場でした。
よかったぁ〜!!!(t)
なんだか、、どれがどの鎖だったか記憶が無い(*・・*)(k)
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これが最後の鎖場でした。
よかったぁ〜!!!(t)
なんだか、、どれがどの鎖だったか記憶が無い(*・・*)(k)
下ノ廊下って感じです♪
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下ノ廊下って感じです♪
荒々しい戸隠山。
あそこを歩いてきたんですね〜。
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荒々しい戸隠山。
あそこを歩いてきたんですね〜。
急坂を慎重に下ると
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急坂を慎重に下ると
戸隠神社奥社に到着です。
無事下山できたことに感謝とお祈り。
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戸隠神社奥社に到着です。
無事下山できたことに感謝とお祈り。
神々しい静寂なる参道。
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神々しい静寂なる参道。
髄神門から鏡池へ向かう遊歩道を歩く。
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髄神門から鏡池へ向かう遊歩道を歩く。
鏡池に到着です。あ〜怖かったぁ〜。
生きてるよ私達!
良かったね(^^)
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鏡池に到着です。あ〜怖かったぁ〜。
生きてるよ私達!
良かったね(^^)
神様、仏様・・・無事生きて帰ってまいりましたぁ〜。
ホンマ俺は怖かった! どんなもんじゃ〜い (t)
岩場だけならまた行きたぁ〜い♪
アップダウンは嫌・・(k)
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神様、仏様・・・無事生きて帰ってまいりましたぁ〜。
ホンマ俺は怖かった! どんなもんじゃ〜い (t)
岩場だけならまた行きたぁ〜い♪
アップダウンは嫌・・(k)
鏡池どんぐりハウスです。
東屋やトイレがある公園になってます。
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鏡池どんぐりハウスです。
東屋やトイレがある公園になってます。
戸隠といえば蕎麦です♪
お風呂付き蕎麦セットは美味しかったです。
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戸隠といえば蕎麦です♪
お風呂付き蕎麦セットは美味しかったです。

感想

tさんも初めてという西岳コースに挑戦してきました。
戸隠と言えは「蟻の戸渡り」が有名ですが、この西岳コースも破線ルート。
どんな仕掛けが待ち受けているのかワクワクでした。

NO9・草原での一件。
    今迄にも何回かありますが、こんな時は黙って登る。
    私が頂点を極めたいなら、認めてもらうしかないのです。
    
そこからは急登な上に泥濘で滑る、熊笹の束を掴みながらひたすら登る。
「熊の遊び場」までに既にかなり疲労が・・・。

もうこの急登を撤退して下る気はしません。
先に進むしかないと思いました。

ソコからの鎖場連続・・妙義の鷹戻しを彷彿させます。
いえ、それ以上!
3点支持・・「手が足が届かない、かけられない」で、出来ません。
オーバーハングもフツー。
腕力、無いと落ちます。
さすがにこの辺りから tさんも口を開き始めます。
「ココへ手を・・ココへ足を置け」
大袈裟かもしれませんが、二人が無事に下山する為にお互い必死だったと思います。
(こんなにもピリピリしたtさんは初めてでした)

「無念の峰」・・なんて怖い名前。
この直後の横鎖からの梯子。
有り得ません。(ココを降りた方はわかると思います)
よく降りたと自分で自分をほめちゃいます。

かなりの斜度有、滑る岩場のトラバース。
えっ?鎖が無い・・・
「あの・・気をつけます」としか言えない。

稜線の道は細く片側は全て切れ落ちた崖だと思って下さい。
念のため熊笹を掴みながら歩きます。
(今回はあちこちで「熊笹命」でした(^^;))

無事西岳に着くもホッはできない、この先も 危険マーク有。

キレット過ぎの垂直の数10mの垂直下り鎖。
半分泥濘となっていて滑る滑る。

その後もアップダウンの連続。
八方睨に着いた時はヘロヘロ。でもこれからは下りのみ(^^)
って・・・

ここまでは
「怖いという感覚は無く。ただ、考えながら危険個所を克服していく達成感を感じていました」

が・・・・・・・・

「蟻の戸渡り」が待っていました〜

さぁ行くぞ!!
ココで私の中に初めて 「恐怖」が芽生えました。
「何?コレ?人が立って歩く?少しでも躓いたら一巻の終わりでしょう」
(私、ふつうの登山道でもよく躓きます^^;)
「でも、kakomidoってコレくらい歩ける設定でしょ?」
「え〜?マジ?」
自問自答です(汗)
そこで天の声が!!!
「おい!行く気じゃないよな?昨日裏妙義歩いて今日ココまで西岳歩いてヘロヘロだろ。
辞めろ!STOPじゃ!巻き道行け!」
と・・・
今回ばかりは tさんの声にホッとした。
人間、「怖い」と思ったら行ってはいけないと思います。
もうその「恐怖感」で行けるものも行けなくなる。
平均台を30m歩けと言われたら歩ける自信あります。
でも この両端がキレ落ちた崖。落ちたら死は間違いない。
まだまだ歩きたい山が沢山ある。まだ逝くわけにはいかない。
今回も良い経験となりました。
tさんは 「これが下からの登りでガスっていたら歩けていたかもしれないぞ」と慰めてくれました。
本当にそう?
今回上から見てしまった、『下る「蟻の戸渡り」』 また挑戦できる日が来るのでしょうか。

言葉を交わした あの登山者さん。
ご無事ですよね?
色々とアドバイスをありがとうございました。私達は無事に下山できました。

※・・・このルートを歩こうと思われる方。
    是非、妙義山の鷹戻しを経験されて「楽しい♪」と思えれば、
    大丈夫かもしれません。たぶん・・・
    確保の装備を持っていくと良いと思われます。  

感謝。


前から気になってた戸隠山西岳コース。
何時かは歩いてみたいと思っておりました。
昨日の裏妙義に引き続き、kさんを連れての初挑戦。
まあ! 妙義の鷹戻しと同等ぐらいと思い込んでいましたが、
実際登って見ると、もっと上級で驚きました。

P1尾根コースから登り、西岳を越えて八方睨。
蟻ノ戸渡りを下り奥社から鏡池に下山という周回コース。
初のコースに危険箇所が沢山あるP1尾根を先に登っておいて、後々正解だったことに気づきました。
何せ気が抜けない危険箇所が次々と現れるのです。
難儀したのは熊の遊場と無念の峰。
ここだけは極度に緊張しました。
これを下りに使うとなると難易度はさらに高くなると思われます。
ココをkさんを下らすのは危険!!!
もう登ってしまったら後に戻ることはできないと思い稜線まで出ました。

さらに、稜線に出てからも危険から逃れることはできない。
もし足をとられてバランスを崩したら、東側は絶壁なので助かることはないのです。
それに加え八方睨まで危険箇所がある。
本院岳からキレットへの下りと、最低鞍部へ下る前のトラバース道。
どちらかというと、キレットの下りの方が難易度が高いと思いました。
ドロドロの悪路に加えて垂直にちかい鎖場を下るのです。
ここも緊張しました。
トラバース道はそんなに難しくなかった感じがしました。

八方睨に着いてホッとした束の間、また蟻ノ戸渡りや鎖場が連続するコースを奥社まで下るのです。
地図上では一般道になってますが下りとなると、とにかく気を抜くことはできない鎖場が続きました。
ホールドがしっかりして問題なかったですが、下りは上級者並みのルートだと思います。

今年、私たちは色々な岩場ルートを経験してきましたが、
ここまで難易度が高いとは思いもよりませんでした。
岩岩で楽しい反面、一歩間違えば奈落の底に転落してしまい助かることは無い恐怖の戸隠山。
今回、身をもって経験させていただきました。
もう二度と登りたくないです。
無事にkさんを下山させて一安心しました。
こんなとこは俺一人でいいのだ!!!
次から連れて行かない(笑)

お疲れちゃんでしたぁ〜\(^o^)/



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