花の宝庫、孫太尾根から藤原岳の山上台地へ


- GPS
- 08:43
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,190m
コースタイム
天候 | 快晴 遠望は叶わず 【気温】新町の登山口:11℃ 丸山:15℃ 藤原岳展望丘:15℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
西藤原5:26発〜伊勢治田5:37着の電車で移動。(運賃:240円) 伊勢治田駅から孫太尾根登山口まで約1時間。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【孫太尾根花の状況】 《丸山》 スミレ、ミノコバイモ 《丸山の下り〜草木》 ヒトリシズカ、ミノコバイモ、ヒロハノアマナ、ミスミソウ 《孫太尾根のTOP辺り〜展望丘一帯》 キクザキイチゲ、節分草、福寿草、ヒロハノアマナ 【大貝戸花の状況】 《藤原山荘〜八合目》 福寿草、ミスミソウ、節分草、ヒロハノアマナ 《二合目》 ミノコバイモが二株 |
写真
感想
鈴鹿でも有数のバリエーションルートだった孫太尾根もすっかり
メジャールートに昇格だ。花を求めて多くの人が登るため登山道も道標も
しっかり整備が進み、益々訪ねる人で賑わう人気コースだ。
幸い金曜日は快晴の予報だ、後続に気兼ねすることも、落石に気を
使う事もなくじっくりと花の尾根を楽しめそうだ。
孫太尾根の新町登山口に近づくと、墓地の駐車場は避けマイハウスの
駐車場を登山者駐車場として誘導する案内が盛んに目に付く。
先日も他の地区でトラブルが有ったようで、お互いマナーを守って
我々が肩身の狭い思いをしないように心掛けたいものだ。
新町の登山口を入るとすぐにリボンが下がるしっかりした踏み跡が
左から上がってくる。記憶にない道だがマイハウスの駐車場へ
通じる道だと想像が付く。
後は整備された道、的確な道標に従って進むだけだ。
心配なのは時間が早いため、春の花が目覚めているかどうかだ。
「早起きは三文の徳」が全てに通用するわけではないのが厄介だ。
もう戸惑うことがないしっかりした踏み跡で、丸山のピークに近づくと
ルートがロープで誘導され、山頂部はロープで保護されていた。
多くの人から花を保護するための処置だろう。
山頂を示す物は以前のように岩に書かれた「丸山」の文字だけだ。
保護された周囲を歩いてみるがすでに花の時期は終わったようだ。
僅かにミノコバイモが見られただけでも良しとして丸山を下り
しばらくすると花の孫太尾根は期待を裏切らなかった。
ヒトリシズカ、開き始めたヒロハノアマナ、ミスミソウ、ミノコバイモと
後続者を気にすることなく尾根に咲く花を愛でながら行く。
丸山から始まった花の第一章はほぼ草木で終わり、
藤原岳の展望丘の急登が終盤に差し掛かる頃、花の第二章の始まりだ。
春の第一ステージを代表する花を求めて岩稜帯から灌木帯へ入って行くと
(co1050m辺り)節分草ゾーンの左手奥に福寿草があちこちに群落を
作っていた。急斜面を注意しながら群落を見て廻ったが共に旬を過ぎ、
賞味期限にぎりぎり間に合ったという印象だが、見応え充分の群落を
見られて満足。
花の孫太尾根を満喫した後、残るは広大な山上台地の散策だ。
展望丘に咲く節分草やヒロハノアマナを傷めぬよう、安全な場所で
食事を摂り、カレンフェルトの台地に花を探して気の向くままに
散策するが、この時は大貝戸九合目の福寿草に関してはすっかり
頭の中から消えていた。
【後続者に気を使ったり急かされる事も無く、じっくりと平日のお山を
歩けたおかげで、今まで見過ごしていた場所で意外な発見が多くあった。
お花のタイミングもあっただろうが、多くの発見が嬉しい一日だった。】
孫太尾根、以前はかなり危ない道でしたが
駐車場まで整備されて、一般道に完全昇格ですね。
自分は、下りでしか歩いたことがないのですが
時計回りですと、上りが10km超えとは
タフさは変わらず、でも花が豊富で
楽しめますね。
今や孫太尾根の整備に関しては鈴鹿でもトップクラスではないでしょうか。
登りでも下りでも道迷いの可能性はぐっと減ったでしょうね。
10年ほど前の緊張するバリエーションルートの面影はもうありませんね。
単独で縦走する場合は疲れた脚で新町へ戻るより、朝一番に新町へ歩く方が
疲労は軽いと思い大貝戸からの電車移動にしています。
いづれにしてもこの時期の孫太尾根は、豊富な花を求めて人が殺到し、
駐車場の問題が心配です。
車の場合は、もっぱら青川峡キャンピングパークの無料駐車場を
利用させていただいています。
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